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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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課題をもって練習をやっているといろんなタイプがいることに気づきます。
その課題に近づこうといろいろ試行錯誤してためしてみるタイプ。
小手先だけで対応しようとするタイプ。
自分のやり方を曲げないで対応しようとするタイプ。
どれがいいとは言いません。
勝負の世界では、結果がよければそれがよかったんだということになります。
しかし、その結果があらかじめ見える人はいません。
だから、精度を上げて、成功する確率を上げていくしかない。
日々の練習はそれの繰り返しです。
ただ、どうすれば効率よくその確率を上げられるか?
この部分に多くの指導者が頭を悩ますところだと思います。

さて、昨日の練習。
外角打ちもだんだん板についてきました。ただメンタル的に、そこに徹することができるかが勝負の分かれ目です。
100%アウトコース待ちでは、インコースに来たときに対応できなくなります。
それでも、小学生ソフトボールの80%はアウトコース。
追いこんだらさらに確率はあがります。
いいピッチャーのアウトローはわかっていても打てないでしょう。
それを打たなくていけない。最低でもファールにしなくてはいけない。
アウトコースに90%おいて、インコースに10%。
インコースは打てないまでも、きっちり腰を回してインサイドアウトで振り切ればファールにできる目に掛けましょう。
振りに行っての三振は仕方ない、そのぐらいの気持ちでいいと思います。
この思考を小学生に求めてはだめでしょうか?
アウトはドーンでインはシュパンみたいに、簡略したほうが伝わるか?
理論で理解できる子は少ないので、記憶にのこる動作や音でいったほうがいい気がします。
頭に思い浮かべたことを実践できる、実践しようとすることを思考の上でも気持ちの上でも習得してほしい。
この方法は野球に限らずどこでも使えるはずです。
状況をみて、予測をたてて、いまの自分にできることと求められていることを考えて効率よく行動する。
無為無策は天才のみに許される作戦だと思います。
われら凡人は、少しでも有利に戦うために考えて戦うしかない。
その方法を少しずつ実践しています。
その子にあったフォームで、なるべくやりやすいように伝えてるつもりですがどこまで浸透するか・・・
しかし、いいバッティングをするとその余韻が残ります。
そのいい感覚をやったときに運動神経の回路を覚えさせるしかない。
そうなると自然と、いいフォームで、いいタイミングでボールをとらえることができるようになってきています。
頭でわかって、体で反応することが理想ですが、体が先でもいいでしょう。

低学年も驚くほど上達しています。
あんなに離れた場所のフライをとれるようになってきている。
最初はあんなにびびっていたのに、積極果敢に捕りにいきます。
遠投能力も5-10mは伸びたと思います。
この進歩は大きい。
小さい学年ほど、伸び幅がでかい。
飽きやすいんで、取り扱いは注意が必要ですが、プライドをくすぐりながら、競争心をあおりながらなだめてすかして上手くなっていってもらうほかにありません。
あーこいつら上手くなったなぁと思える瞬間が、我々へのご褒美。
昨日も夕日に映えるこいつらの笑顔からそのご褒美をもらいました。
って感傷にひたっている暇はないので今週もビシビシいきたいと思います。
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