時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
スポ少を離れて、息子の野球、娘のバレーボールを見てきました。
野球は昔からやってきたし、見てきたのでまだわかりますが、バレーボールは分からない。
かってがわからない。
学校にもよるのかもしれませんが、組織的な応援があるのか、保護者会はあるのかないのかよく分からない。
ここにきて右往左往しています。
それでも、運動部には入らないと言っていた娘がバレーボールを選んで、なんとか続けている。
そこをなんとか応援していきたい。
よく考えたんですが、わが子のスポーツを応援できるということは、それだけですごく幸せなことなんですよね。
いろんな高校スポーツを見ていますが、どれも人数が少ない。我々の時はもっと種類もあったし、人もいました。
今はベンチをみてもひかえがチラホラ、まったくいないのも珍しくありません。
ここにも少子化の波を感じます。
我らがソフトボールスポ少もどんどんチームが少なくなっています。
そんな中でなんとか回している。
チームが存続することで精一杯、プレーができることで御の字、そういうチームも増えてきているように感じます。
こういう状況の中で、強さ、プレーの質を求めることができるチームは贅沢でしょうね。
ソフトボールというよりも、スポーツをやる意味、基礎中の基礎を押さえた上で、2階建ての部分が実践できる。
ここに到達できてはじめて勝利を求めることができると思います。
同じくらいの実力の中で、勝負できることが望ましいんですよね。
圧倒的チカラの差があっては、面白いものも面白くなくなってしまいます。
どっちらけてしまう。
ココロもカラダも大きく育つときに、プレーできる幸せ、勝負することの幸せ、応援してもらうことの幸せ、応援することの幸せ、いろんな幸せを浴びることで、スポーツの素晴らしさが血となり肉となってくれることを願います。
そして、それが掛け替えのないふるさとを舞台にしたからこそできれことをかみしめて欲しい。
そこに生きる意味。
子どもたちの応援しながら、とんでもなく元気をもらっているのは、実は我々、親なんですよね~。
この子がいるから応援できる。
その幸せを噛みしめています!
野球は昔からやってきたし、見てきたのでまだわかりますが、バレーボールは分からない。
かってがわからない。
学校にもよるのかもしれませんが、組織的な応援があるのか、保護者会はあるのかないのかよく分からない。
ここにきて右往左往しています。
それでも、運動部には入らないと言っていた娘がバレーボールを選んで、なんとか続けている。
そこをなんとか応援していきたい。
よく考えたんですが、わが子のスポーツを応援できるということは、それだけですごく幸せなことなんですよね。
いろんな高校スポーツを見ていますが、どれも人数が少ない。我々の時はもっと種類もあったし、人もいました。
今はベンチをみてもひかえがチラホラ、まったくいないのも珍しくありません。
ここにも少子化の波を感じます。
我らがソフトボールスポ少もどんどんチームが少なくなっています。
そんな中でなんとか回している。
チームが存続することで精一杯、プレーができることで御の字、そういうチームも増えてきているように感じます。
こういう状況の中で、強さ、プレーの質を求めることができるチームは贅沢でしょうね。
ソフトボールというよりも、スポーツをやる意味、基礎中の基礎を押さえた上で、2階建ての部分が実践できる。
ここに到達できてはじめて勝利を求めることができると思います。
同じくらいの実力の中で、勝負できることが望ましいんですよね。
圧倒的チカラの差があっては、面白いものも面白くなくなってしまいます。
どっちらけてしまう。
ココロもカラダも大きく育つときに、プレーできる幸せ、勝負することの幸せ、応援してもらうことの幸せ、応援することの幸せ、いろんな幸せを浴びることで、スポーツの素晴らしさが血となり肉となってくれることを願います。
そして、それが掛け替えのないふるさとを舞台にしたからこそできれことをかみしめて欲しい。
そこに生きる意味。
子どもたちの応援しながら、とんでもなく元気をもらっているのは、実は我々、親なんですよね~。
この子がいるから応援できる。
その幸せを噛みしめています!
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2024の夏の高校野球を現地で見てきたことは既にいいました。
その早稲田実業対大社高校の1戦。私たちはセンターのほぼ後ろ、バックスクリーンのすぐレフト側で見ていました。
センターの後ろからバックホームを見下ろす感じ。
あたかもセンターを守っているような感覚にとらわれます。
早稲田と大社の息詰まる投手戦。
ロースコアで終盤にもつれこむのは、大社高校に有利に運ばせるための必須条件。
その戦略にまんまとはめ込もうかというところで、センター前ヒットが飛んでくる。
少し詰まっている。何の変哲もない強いゴロ。
センターの藤原君、名前を覚えてしまいましたが、そんなに強い当たりではなかったので、ランナーが二塁に来るかどうかを見極めるために目線を少し外したんだと思います、魔が差した、バウンドも少し変化した、グローブを出すタイミングがズレました。
後逸。
この広い甲子園での後逸は1点献上を意味します。懸命にカバーも入り、中継もしますが万事休す。
終盤に痛恨の勝ち越しの1点を与えてしまいます。
覆水盆に帰らず、時は戻りません。
天を仰ぐセンターの藤原君、泣いています。
やらかした事の重大さに、押しつぶされそうなりますが、なんとか踏みとどまって、自分のプレーをやろうとしています。
こういう時に、その人の強さ、本質が出ます。
まだ試合は終わっていない。
落ち込んでる暇があったら、とっとと立ち直って次のプレーに行くべき。
それを、藤原君も、そしてまた周りのチームメイトも分かっている様子。
大丈夫だ、藤原!大丈夫だ!
必要以上に声もかけません。
藤原君もなんとか平静を保とうとしています。
我々の外野席の応援も「大丈夫だぞ、藤原!」「ガンバレ藤原!」の声。
人って、励まされると尚更泣けてくるんですよねえ~。
ここでおおきく崩れる可能性がありました。
しかし、エースが踏ん張る!
こういう時こそ、踏ん張ることができるのが、やっぱりエースです。
後続を切る。
後で、ユーチューブで見ましたが、センターの藤原君がベンチに戻ったとき、ずっと隣にいて励ましてくれたチームメイトがいてくれました。
短い時間で心を回復させるには、苦楽を共にした仲間にしかできないこと。
8回の守備に行くときは、エース馬原君が藤原君の肩を叩く。
大丈夫だ!俺に任せろ!俺たちに任せろ!
こういうところです。
間違いなくベクトルが同じ方向を向いて、束になっている。いくつもの小さい矢印が、集結していく様を我々は見ている。
これに藤原君は奮起したはずです。
終わったことを悔やむより、前を向く。
この切り替えが大事!
藤原君がセンターの守備につくときは毎回一礼をしていた。
8回の守備の前の一礼は、いつもより長い一礼。
どんな意味が込められていたかは、わかりませんが、こういう時に頭を下げるという行為は日本人にしかわからないのかもしれません。
ありがとうとも、これからもよろしくとも、俺はやります!とも取れる。
誰に対してでもなく、この場面で一礼ができる彼はすごいと思います。
自分の息子たち、娘にもそういう子であって欲しいと願います。
我々センターの応援席からは、「ガンバレー藤原!」の大合唱。
飲んで酔っ払っている我々の声にならない叫びのような応援。
センターと応援席の奇妙な一体感。
こういうのも甲子園なんでしょうね。
ますます、大社高校に勝たせてやりたいと思ってしまいます。
その願いが通じたのか、大社高校は追いつき、2回のタイブレークを制して早稲田実業を倒します。
大社高校が勝ったことも嬉しいのですが、藤原君に課せられた大きな十字架が下ろされたことが何より良かったと、我々センター応援席は思った事でしょう。
この1戦で、このプレーで藤原君はチームメイトのありがたみが刻み込まれた事でしょう。
こういうのが野球であり、チームプレーの良いところ、ひとりではできないことも、仲間とチカラを併せることで、助け合って突破できる。
ここに、社会的動物である人の本性、サガがあると私は思う。
ひとりひとり、独立した回路が複雑に合わさって、大きな回路となり、敵を飲み込む。
ここに限りない可能性と面白さを感じずにはいられません。
規模の大小はあれど、スポ少もこれに同じです。
こういう感覚を小さいときに持たせてやりたい。
これを実体験としてもっている子は強くなるやり方が分かっています。
強いとは、結果のみではなく、過程の話です。
子供たちみんなが、藤原君のような経験をして欲しい。
失敗しても、周りに支えられ、立ち直って、またチームを支える。
生きるとはこのサイクル。
それを甲子園という大舞台で、見せてくれた藤原君、大社高校には感謝しかありません。
あんなにきれいな一礼はない。
こういう選手をひとりでも多く育てていきたいと思います。
その早稲田実業対大社高校の1戦。私たちはセンターのほぼ後ろ、バックスクリーンのすぐレフト側で見ていました。
センターの後ろからバックホームを見下ろす感じ。
あたかもセンターを守っているような感覚にとらわれます。
早稲田と大社の息詰まる投手戦。
ロースコアで終盤にもつれこむのは、大社高校に有利に運ばせるための必須条件。
その戦略にまんまとはめ込もうかというところで、センター前ヒットが飛んでくる。
少し詰まっている。何の変哲もない強いゴロ。
センターの藤原君、名前を覚えてしまいましたが、そんなに強い当たりではなかったので、ランナーが二塁に来るかどうかを見極めるために目線を少し外したんだと思います、魔が差した、バウンドも少し変化した、グローブを出すタイミングがズレました。
後逸。
この広い甲子園での後逸は1点献上を意味します。懸命にカバーも入り、中継もしますが万事休す。
終盤に痛恨の勝ち越しの1点を与えてしまいます。
覆水盆に帰らず、時は戻りません。
天を仰ぐセンターの藤原君、泣いています。
やらかした事の重大さに、押しつぶされそうなりますが、なんとか踏みとどまって、自分のプレーをやろうとしています。
こういう時に、その人の強さ、本質が出ます。
まだ試合は終わっていない。
落ち込んでる暇があったら、とっとと立ち直って次のプレーに行くべき。
それを、藤原君も、そしてまた周りのチームメイトも分かっている様子。
大丈夫だ、藤原!大丈夫だ!
必要以上に声もかけません。
藤原君もなんとか平静を保とうとしています。
我々の外野席の応援も「大丈夫だぞ、藤原!」「ガンバレ藤原!」の声。
人って、励まされると尚更泣けてくるんですよねえ~。
ここでおおきく崩れる可能性がありました。
しかし、エースが踏ん張る!
こういう時こそ、踏ん張ることができるのが、やっぱりエースです。
後続を切る。
後で、ユーチューブで見ましたが、センターの藤原君がベンチに戻ったとき、ずっと隣にいて励ましてくれたチームメイトがいてくれました。
短い時間で心を回復させるには、苦楽を共にした仲間にしかできないこと。
8回の守備に行くときは、エース馬原君が藤原君の肩を叩く。
大丈夫だ!俺に任せろ!俺たちに任せろ!
こういうところです。
間違いなくベクトルが同じ方向を向いて、束になっている。いくつもの小さい矢印が、集結していく様を我々は見ている。
これに藤原君は奮起したはずです。
終わったことを悔やむより、前を向く。
この切り替えが大事!
藤原君がセンターの守備につくときは毎回一礼をしていた。
8回の守備の前の一礼は、いつもより長い一礼。
どんな意味が込められていたかは、わかりませんが、こういう時に頭を下げるという行為は日本人にしかわからないのかもしれません。
ありがとうとも、これからもよろしくとも、俺はやります!とも取れる。
誰に対してでもなく、この場面で一礼ができる彼はすごいと思います。
自分の息子たち、娘にもそういう子であって欲しいと願います。
我々センターの応援席からは、「ガンバレー藤原!」の大合唱。
飲んで酔っ払っている我々の声にならない叫びのような応援。
センターと応援席の奇妙な一体感。
こういうのも甲子園なんでしょうね。
ますます、大社高校に勝たせてやりたいと思ってしまいます。
その願いが通じたのか、大社高校は追いつき、2回のタイブレークを制して早稲田実業を倒します。
大社高校が勝ったことも嬉しいのですが、藤原君に課せられた大きな十字架が下ろされたことが何より良かったと、我々センター応援席は思った事でしょう。
この1戦で、このプレーで藤原君はチームメイトのありがたみが刻み込まれた事でしょう。
こういうのが野球であり、チームプレーの良いところ、ひとりではできないことも、仲間とチカラを併せることで、助け合って突破できる。
ここに、社会的動物である人の本性、サガがあると私は思う。
ひとりひとり、独立した回路が複雑に合わさって、大きな回路となり、敵を飲み込む。
ここに限りない可能性と面白さを感じずにはいられません。
規模の大小はあれど、スポ少もこれに同じです。
こういう感覚を小さいときに持たせてやりたい。
これを実体験としてもっている子は強くなるやり方が分かっています。
強いとは、結果のみではなく、過程の話です。
子供たちみんなが、藤原君のような経験をして欲しい。
失敗しても、周りに支えられ、立ち直って、またチームを支える。
生きるとはこのサイクル。
それを甲子園という大舞台で、見せてくれた藤原君、大社高校には感謝しかありません。
あんなにきれいな一礼はない。
こういう選手をひとりでも多く育てていきたいと思います。
甲子園は震えていた。
私は、高校野球の可能性を見た。
夏の高校野球、早稲田実業対大社高校戦。
かたや甲子園常連の強豪私学、かたや第1回大会から出場皆勤の伝統の公立高校。
試合前の下馬評は、早稲田実業優勢。
しかし蓋を開けてみれば、大社は五分五分以上の戦いを展開している。
その大社高校の健闘を間違いなく後押ししているもの。
それは、アルプススタンドからの大声援。
早稲田実業の大応援団を上回っている。
人口16000の町を挙げての大応援団。
大社高校の選手たちが早稲田の大応援団に飲まれぬようにとの親心にも似た心境からくる、全島根県民の応援。
♪サウスポーから、スタンディングの掛け声は甲子園を圧倒していた。
この行け行けドンドンの風に乗った大社高校の選手たちは相手に呑み込まれることなく、自分の力をいかんなく発揮していく。
間違いなく、応援が選手たちのチカラになっている。
東京から見れば、だいたいどこでも田舎。
その田舎から、島根県民100%の県立高校、そんな彼らをひとりでは戦わせない、みんなで支えるという町の、県の、地域全体の気迫が見て取れる。
まさにオール島根、オール大社町。
これこそ、おらが町のチーム、推しのチーム
お互いに全力を尽くした好プレーの応酬に甲子園が酔いしれる。
一生懸命にプレーする選手たちに、甲子園が震える。
大社がんばれ、早稲田もガンバレ。
そこに会社の上下関係とか、お金持ちとか、男とか女とかの一切がなくなる。
みんなが観客であり、応援する同士。
コップの水の表面張力。
ほんの少しの差でいっきにこぼれ落ちる。
そのほんの少しがどちらに傾くか?
ここが勝負の分かれ目。
選手たちの実力、チームワーク、監督の采配、運などいろんな要因が働く
そして、まぎれもなく選手たちを応援する応援団のチカラもある。
その応援団のチカラ、それがこの甲子園で直に見ることができた。
何回か、甲子園には来てますがこんなにもすごい試合は見たことがなかった。
只見高校もすごかったが、大社高校のこんなにも、地域をあげた応援は見たことがない。
この試合を生で見れただけで、長駆800キロを運転した甲斐があった。
スポ少の当事者としては、死闘は何回も経験しています。しかし、これだけたくさんの観客を巻き込んでいる現場を一観客として巻き込まれる幸せは、はじめてだった。
その応援が、大社高校の選手たちを間違いなく推している。
終盤までロースコアの展開に持ち込んだ大社高校の戦略も見事。
終盤の試合の緊張感は実力差を埋めてくれます。
ぶれない、迷わないプレーが確率の低いところをバンバン引いてくる。おそらくわずか数パーセントのところを連続して引いてくる。脳内麻薬がドバドバ。
見てるだけで涙がでてしまうプレーの連続。
早稲田実業のあの内野5人シフト。
そして、そこに飛んでくる。
挙手によるバント。
金足農業のツーランスクイズを思い出しました。
あの場面でライン上にバントを決める覚悟。
お互いに全力と全力のぶつかり合いだからこその研ぎ澄まされたプレー。
魅せられずにはいられない。
応援せずにはいられない。
あの渦の中にいれたことは一生の宝ものになることでしょう。
選手たちに背中を押す大社高校の大応援団。
一気呵成のサウスポーはまさにビックウェーブ。
応援のチカラ、地域のチカラ、野球の可能性を改めてかみしめた。
スポーツにはチカラがある、野球にはみんなをまとめるチカラがある。
これを、我が町でも、会津でもやれるはず。
少しずつでも、その種を播いてきたつもりですが、まだまだたりない。
私の代でできなくても、次の世代がやってくれることでしょう。
そういう人材が育つ町、育つ地域にしていきたいと、考えを新たにして、甲子園を後に。
それにしても、野球はいい!
私は、高校野球の可能性を見た。
夏の高校野球、早稲田実業対大社高校戦。
かたや甲子園常連の強豪私学、かたや第1回大会から出場皆勤の伝統の公立高校。
試合前の下馬評は、早稲田実業優勢。
しかし蓋を開けてみれば、大社は五分五分以上の戦いを展開している。
その大社高校の健闘を間違いなく後押ししているもの。
それは、アルプススタンドからの大声援。
早稲田実業の大応援団を上回っている。
人口16000の町を挙げての大応援団。
大社高校の選手たちが早稲田の大応援団に飲まれぬようにとの親心にも似た心境からくる、全島根県民の応援。
♪サウスポーから、スタンディングの掛け声は甲子園を圧倒していた。
この行け行けドンドンの風に乗った大社高校の選手たちは相手に呑み込まれることなく、自分の力をいかんなく発揮していく。
間違いなく、応援が選手たちのチカラになっている。
東京から見れば、だいたいどこでも田舎。
その田舎から、島根県民100%の県立高校、そんな彼らをひとりでは戦わせない、みんなで支えるという町の、県の、地域全体の気迫が見て取れる。
まさにオール島根、オール大社町。
これこそ、おらが町のチーム、推しのチーム
お互いに全力を尽くした好プレーの応酬に甲子園が酔いしれる。
一生懸命にプレーする選手たちに、甲子園が震える。
大社がんばれ、早稲田もガンバレ。
そこに会社の上下関係とか、お金持ちとか、男とか女とかの一切がなくなる。
みんなが観客であり、応援する同士。
コップの水の表面張力。
ほんの少しの差でいっきにこぼれ落ちる。
そのほんの少しがどちらに傾くか?
ここが勝負の分かれ目。
選手たちの実力、チームワーク、監督の采配、運などいろんな要因が働く
そして、まぎれもなく選手たちを応援する応援団のチカラもある。
その応援団のチカラ、それがこの甲子園で直に見ることができた。
何回か、甲子園には来てますがこんなにもすごい試合は見たことがなかった。
只見高校もすごかったが、大社高校のこんなにも、地域をあげた応援は見たことがない。
この試合を生で見れただけで、長駆800キロを運転した甲斐があった。
スポ少の当事者としては、死闘は何回も経験しています。しかし、これだけたくさんの観客を巻き込んでいる現場を一観客として巻き込まれる幸せは、はじめてだった。
その応援が、大社高校の選手たちを間違いなく推している。
終盤までロースコアの展開に持ち込んだ大社高校の戦略も見事。
終盤の試合の緊張感は実力差を埋めてくれます。
ぶれない、迷わないプレーが確率の低いところをバンバン引いてくる。おそらくわずか数パーセントのところを連続して引いてくる。脳内麻薬がドバドバ。
見てるだけで涙がでてしまうプレーの連続。
早稲田実業のあの内野5人シフト。
そして、そこに飛んでくる。
挙手によるバント。
金足農業のツーランスクイズを思い出しました。
あの場面でライン上にバントを決める覚悟。
お互いに全力と全力のぶつかり合いだからこその研ぎ澄まされたプレー。
魅せられずにはいられない。
応援せずにはいられない。
あの渦の中にいれたことは一生の宝ものになることでしょう。
選手たちに背中を押す大社高校の大応援団。
一気呵成のサウスポーはまさにビックウェーブ。
応援のチカラ、地域のチカラ、野球の可能性を改めてかみしめた。
スポーツにはチカラがある、野球にはみんなをまとめるチカラがある。
これを、我が町でも、会津でもやれるはず。
少しずつでも、その種を播いてきたつもりですが、まだまだたりない。
私の代でできなくても、次の世代がやってくれることでしょう。
そういう人材が育つ町、育つ地域にしていきたいと、考えを新たにして、甲子園を後に。
それにしても、野球はいい!
次男の高校野球が終わるのと時を同じくして、高田イーグルスが白獅子会津大会を制しました。
すげぇ、すげぇよ、お前さんたち!
私の記憶が正しければ、ユウキ世代以来の優勝です。
とんでもなく、凄いことを成し遂げたと言うことです。
送られてきたスコアを見るに、苦しいギリギリの戦いを制してきたことがわかります。
先制するも、最後に崩れるドキドキの展開あり、
序盤にリードされる展開もあった。
我慢に我慢して終盤に追いついて、なんとか1点をもぎ取る。
手に汗、額に冷や汗をかきながら采配をとる指導陣の顔が思い浮かびます。
そして、全力を尽くしてチャレンジを続けた選手たち、それを支えた保護者と導いた指導陣。
まさにチーム一丸となって、勝ち取った優勝でしょう。
大いに喜んで、バカ騒ぎしてはしゃいでいい。
仲間を、そして自分を、自分自身を大いに認めてやって欲しい。
それが、この世に存在する意義です。
ソフトボールが面白いと思える理由、根拠となります。
俺はここにいる。
ここでこそ、光る。
ここが、俺の居場所。
認め合う仲間もいる。指導者がいてくれる。
人生でそう思えることは、なかなか少ない。
心と体ができていく過程、ゴールデンエイジでそういう経験ができる、スポーツ少年団、高田イーグルスはあらためて、すげえ。
しかし、彼らはもっともっと上を目指していることでしょう。
それがわかる。
本気が伝わってきます。
暑い最中に、熱い、熱いですね。
彼らがどこまでいくのか、最後まで応援していきます!
すげぇ、すげぇよ、お前さんたち!
私の記憶が正しければ、ユウキ世代以来の優勝です。
とんでもなく、凄いことを成し遂げたと言うことです。
送られてきたスコアを見るに、苦しいギリギリの戦いを制してきたことがわかります。
先制するも、最後に崩れるドキドキの展開あり、
序盤にリードされる展開もあった。
我慢に我慢して終盤に追いついて、なんとか1点をもぎ取る。
手に汗、額に冷や汗をかきながら采配をとる指導陣の顔が思い浮かびます。
そして、全力を尽くしてチャレンジを続けた選手たち、それを支えた保護者と導いた指導陣。
まさにチーム一丸となって、勝ち取った優勝でしょう。
大いに喜んで、バカ騒ぎしてはしゃいでいい。
仲間を、そして自分を、自分自身を大いに認めてやって欲しい。
それが、この世に存在する意義です。
ソフトボールが面白いと思える理由、根拠となります。
俺はここにいる。
ここでこそ、光る。
ここが、俺の居場所。
認め合う仲間もいる。指導者がいてくれる。
人生でそう思えることは、なかなか少ない。
心と体ができていく過程、ゴールデンエイジでそういう経験ができる、スポーツ少年団、高田イーグルスはあらためて、すげえ。
しかし、彼らはもっともっと上を目指していることでしょう。
それがわかる。
本気が伝わってきます。
暑い最中に、熱い、熱いですね。
彼らがどこまでいくのか、最後まで応援していきます!
次男の高校野球が終わりました。
106回の全国高校野球選手権大会、福島県予選、1回戦で敗退。
106回の全国高校野球選手権大会、福島県予選、1回戦で敗退。
私が76回だったので30年ぶりのわが家系の挑戦でした。
そして同じ会津球場で潰える。私たちもサード側だった・・・
選手ではなく、親の立場から見る高校野球。
ほんと、野球からはいろいろなことを教わっています。
次男もたくさんのことを学んできたことでしょう。
野球についても、野球以外のことについても。
それら、すべてをひっくるめての高校野球だと思います。
そして、それを3年間、正確には2年半継続してきた。
たいしたもんです。
親の目からみても、高校野球はたいへんだと思います。
生半可な気持ちではできない。続かないと思います。それを続けてきた。
経験者ならば、なおのことわかります。
野球やスポーツに関心のない人からみれば狂気の沙汰でしかないでしょう。
その道をあえて進む。
もっと楽で効率のいい道があるのに、あえて進む。
いいじゃありませんか!
中学から高校へ行くとき、ここで別の道を選ぶ子もたくさんいるのにあえて進む。
その覚悟は、最後を迎える今日まで続いてくれました。
彼の口から「辞めたい」とは聞いたことがありませんでした。
勝負事であるので、実力がある者が試合に出ます。
次男はギリギリのところ、少し足りないかというところ。
最後の夏は、レギュラーは勝ち取れませんでした。
春先にスタメンから外れることが多くなりました。
こころなしか、彼の目に悲しさがにじむ。
それを見ている私たちも正直落ち込みました。
嫁さんはグランドに行きたくないとも・・・
そんな時に、ある記事、コラムに出会いました。
グランドではなく、スタンドで応援する我が子を誇りに思えるか?という内容でした。
私たちにも葛藤がありました。
ないわけがない。
コラムを書いたのは強豪の指導者です。
スタメンを選ぶほうにも葛藤はある。
そして最善の方法を尽くす。
私も指導者の端くれですので、それはわかる。
そういう起用もしてきました。
その上で、試合に出ずともチームに貢献できることを彼は探して、行動に移している姿を何度も見ています。
なぜ、野球をするのか?
なんのために野球をするのか?
ここに、彼なりの答えがあります。
その意味が分かった時、心から応援できるようになりました。
人生を豊かにする。野球はその方法のひとつ。
たしかにプレーすることも大事ですが、プレー意外のところも大事。
それを野球が教えてくれます。
そうなると、一生懸命に挑戦した結果、スタメンから外れてもそれはひとつの結果にしか過ぎない。
その挑戦した過程を認める。
大いに結果に一喜一憂してもいい。だけどそのうえで、彼らの挑戦を称える。
挑戦したこと自体をほめたたえる。
そうすることで、彼はまた安心して、物事に挑んでいくことでしょう。失敗を恐れずに。
それでいいんです。
それに気づきました。
そうなると、どこにいようとかまわないんです。スタメンならそれでいいけど、そうでなくてもいい。チーム自体を、選手全員を応援します。
チームにために、サードコーチャーボックスでどうやって貢献するかを考えている。
チームのために守備位置の指示を飛ばす。
その考え方が手に取るようにわかります。
レギュラーでなくても、彼が生きる道はある。きちんと居場所はある。
それを一番わかってやる、認める、理解するのは私たち親の仕事でした。
これも野球が教えてくれたことです。
もう明日から真っ黒に汚れたユニフォームをごしごし洗う必要はありません。
休日の朝早くに弁当をつくり、送迎することもありません。
その代わりに、スタジアムに野球に応援をしにいくこともなくなる・・・
野球を選択したのは、次男ですが、私たち親のほうこそ、感謝することがあります。
たくさんの元気と勇気をもらいました。
お母さんとお父さんに高校野球を応援させてくれてありがとうな。
最後に熱く抱擁した息子の胸板が確かに厚くなっていたのを確認して、また涙が止まりませんでした。
仲間、先生などたくさんの人に支えられてきました・・・
夏が終わりました。
そして同じ会津球場で潰える。私たちもサード側だった・・・
選手ではなく、親の立場から見る高校野球。
ほんと、野球からはいろいろなことを教わっています。
次男もたくさんのことを学んできたことでしょう。
野球についても、野球以外のことについても。
それら、すべてをひっくるめての高校野球だと思います。
そして、それを3年間、正確には2年半継続してきた。
たいしたもんです。
親の目からみても、高校野球はたいへんだと思います。
生半可な気持ちではできない。続かないと思います。それを続けてきた。
経験者ならば、なおのことわかります。
野球やスポーツに関心のない人からみれば狂気の沙汰でしかないでしょう。
その道をあえて進む。
もっと楽で効率のいい道があるのに、あえて進む。
いいじゃありませんか!
中学から高校へ行くとき、ここで別の道を選ぶ子もたくさんいるのにあえて進む。
その覚悟は、最後を迎える今日まで続いてくれました。
彼の口から「辞めたい」とは聞いたことがありませんでした。
勝負事であるので、実力がある者が試合に出ます。
次男はギリギリのところ、少し足りないかというところ。
最後の夏は、レギュラーは勝ち取れませんでした。
春先にスタメンから外れることが多くなりました。
こころなしか、彼の目に悲しさがにじむ。
それを見ている私たちも正直落ち込みました。
嫁さんはグランドに行きたくないとも・・・
そんな時に、ある記事、コラムに出会いました。
グランドではなく、スタンドで応援する我が子を誇りに思えるか?という内容でした。
私たちにも葛藤がありました。
ないわけがない。
コラムを書いたのは強豪の指導者です。
スタメンを選ぶほうにも葛藤はある。
そして最善の方法を尽くす。
私も指導者の端くれですので、それはわかる。
そういう起用もしてきました。
その上で、試合に出ずともチームに貢献できることを彼は探して、行動に移している姿を何度も見ています。
なぜ、野球をするのか?
なんのために野球をするのか?
ここに、彼なりの答えがあります。
その意味が分かった時、心から応援できるようになりました。
人生を豊かにする。野球はその方法のひとつ。
たしかにプレーすることも大事ですが、プレー意外のところも大事。
それを野球が教えてくれます。
そうなると、一生懸命に挑戦した結果、スタメンから外れてもそれはひとつの結果にしか過ぎない。
その挑戦した過程を認める。
大いに結果に一喜一憂してもいい。だけどそのうえで、彼らの挑戦を称える。
挑戦したこと自体をほめたたえる。
そうすることで、彼はまた安心して、物事に挑んでいくことでしょう。失敗を恐れずに。
それでいいんです。
それに気づきました。
そうなると、どこにいようとかまわないんです。スタメンならそれでいいけど、そうでなくてもいい。チーム自体を、選手全員を応援します。
チームにために、サードコーチャーボックスでどうやって貢献するかを考えている。
チームのために守備位置の指示を飛ばす。
その考え方が手に取るようにわかります。
レギュラーでなくても、彼が生きる道はある。きちんと居場所はある。
それを一番わかってやる、認める、理解するのは私たち親の仕事でした。
これも野球が教えてくれたことです。
もう明日から真っ黒に汚れたユニフォームをごしごし洗う必要はありません。
休日の朝早くに弁当をつくり、送迎することもありません。
その代わりに、スタジアムに野球に応援をしにいくこともなくなる・・・
野球を選択したのは、次男ですが、私たち親のほうこそ、感謝することがあります。
たくさんの元気と勇気をもらいました。
お母さんとお父さんに高校野球を応援させてくれてありがとうな。
最後に熱く抱擁した息子の胸板が確かに厚くなっていたのを確認して、また涙が止まりませんでした。
仲間、先生などたくさんの人に支えられてきました・・・
夏が終わりました。
昨日のパリーグCS、ソフトバンクvsロッテ戦、すごかったですね。
22:00過ぎに家に帰って、テレビをつけるとまだやっている。
延長戦、しかも、表にソフトバンクが3点をとり、逃げ切りを図ります。
千葉ロッテファンで溢れかえったマリーンスタジアムですが、ソフトバンクファンは、この時点で、90%くらい勝ちを確信したと思います。
かくいう私も、あ~ソフトバンクの勝ちだな、くらいしか思いませんでした。
どうやって、リリーフが押さえるか?この配球に興味があって、晩酌をしながら見ていました。
ロッテの最後の攻撃は、代打角中。
ここで、ベテランを送り出す吉井監督も凄い。
この角中が、粘りに粘る。
この打席の大事さをしっかり理解しています。
なんとかして、塁に出よう、その気概が痛いほどわかるし、それを行動にしている。
2-2と追い込まれても、独特のノーステップのスタンスで、ポイントを後ろにする背水の陣。
ここから、角中の真価が発揮されます。
選球眼が上がったうえにファール、ファールで、ねばられる。
3点リードしているとは言え、ピッチャーからすれば、これほど嫌なバッターはいないでしょう。
こういうバッターは、ホームランをかっ飛ばすバッターよりも怖い場面、それが今です。
そして、圧倒的有利な状況の突破口をセンター前ヒット出切り開いていきます。
野球はチームプレーとはいえ、バッターに立った時はピッチャーと1対1の勝負、一騎打ちになります。
そこで、いかにして自分の良さ、強みを発揮するか?
みんなが半ば駄目だと思っている。
その逆境の中でこそ、光る角中という選手。
すごい。すごいです。
大きな流れも最初は、一滴なんです。
その一滴を作り出した。
90%の勝ちを、80%70%まで、戻しました。
続く荻野も、ボテボテながらもしぶとく内野安打。
振り切っているのがまたいい。変に合わせにいってない。そして、全力疾走。
みんなの思いをつないでいきます。
この時点で、まだ逆転を信じている人は半分もいないでしょう。
まだ1点もとっていない。
最終回の裏で3点を追う。
送りバントでは、2点しかとれません。
ここは、強打しかない。
守る方とすれば、長打を警戒し、1点よりもアウトひとつずつを積み重ねていけば良い。
選択肢が少ない。
精神的にはまだ楽な気持ちで臨めているはずです。
このままいけば、勝てるという余裕にくさびを入れる一打。
こういうところで、打てる角中がすごい。
そして、続く荻野もしぶとく内野安打。
ボテボテでした。
フルスイングしたからこそのボテボテ。
こういうところで、消極的な当てにいく姿勢はかえって徒になることを知っています。
そして、全力疾走。
ベテランであっても全力疾走。
勝負の神様が少しずつ、こちらを向き始めている。
こういう時の感覚が、たまらなく好きです。
まだわからない。
勝負の展開はまだどちらにころぶかわからない。
しかし、確実に押しはじめている。
折れ線グラフが水平から急上昇を描く前触れ、長くやってると、その前兆のようなもの、空気がわかるようになります。
その流れを、この二人が作った。
そして、打席に入る。藤岡選手。
その初球を振り抜く。思い切り振り抜く。
100年前からそのコースに、そのスピード、その球種で来ることが分かっていたかのようなスウイングから放たれた打球は、みんなの口をあんぐりとさせるに十分に美しい放物線となります。
歓喜。
同点スリーラン。
スタンドが揺れています。
観客が抱き合って喜んでいる。
これだから、野球は面白いし、辞められない。
ちなみに藤岡選手、ヒーローインタビューで狙ってましたと言っていましたが、彼の今シーズンのホームランは、1本。
確率的には、かなりの低さ。
それでもきちんと準備をして、集中力を研ぎ澄ましていた。
確かに少し甘い球でした。
投げたリリーフも失投には違いない。
延長戦の10回、表で3点のリードをもらって、7割方勝っている試合を引っくり返された。
この3人の打者の集中力が凄いんです。
確率は限りなく低くても、諦めない。やるべき事に集中する。
この時点で、結果の事など考えていないと思います。
目の前の事に全力を尽くすのみ。
そして、薄いところから結果を引っ張ってくる。
ここがプレーで人を魅せる、プロ野球選手という職業なんでしょうね。
こういうのを見ると野球の、チームプレーのすごさ、まとまったときの人間の可能性すごさがよく分かります。
そして、それは人を引きつける。
大なり小なり、スポ少にもそれがあります。
こういうゾクゾクするような場面にあと何回出会うことができるでしょうか?
高田イーグルスのシーズンもクライマックスです。
22:00過ぎに家に帰って、テレビをつけるとまだやっている。
延長戦、しかも、表にソフトバンクが3点をとり、逃げ切りを図ります。
千葉ロッテファンで溢れかえったマリーンスタジアムですが、ソフトバンクファンは、この時点で、90%くらい勝ちを確信したと思います。
かくいう私も、あ~ソフトバンクの勝ちだな、くらいしか思いませんでした。
どうやって、リリーフが押さえるか?この配球に興味があって、晩酌をしながら見ていました。
ロッテの最後の攻撃は、代打角中。
ここで、ベテランを送り出す吉井監督も凄い。
この角中が、粘りに粘る。
この打席の大事さをしっかり理解しています。
なんとかして、塁に出よう、その気概が痛いほどわかるし、それを行動にしている。
2-2と追い込まれても、独特のノーステップのスタンスで、ポイントを後ろにする背水の陣。
ここから、角中の真価が発揮されます。
選球眼が上がったうえにファール、ファールで、ねばられる。
3点リードしているとは言え、ピッチャーからすれば、これほど嫌なバッターはいないでしょう。
こういうバッターは、ホームランをかっ飛ばすバッターよりも怖い場面、それが今です。
そして、圧倒的有利な状況の突破口をセンター前ヒット出切り開いていきます。
野球はチームプレーとはいえ、バッターに立った時はピッチャーと1対1の勝負、一騎打ちになります。
そこで、いかにして自分の良さ、強みを発揮するか?
みんなが半ば駄目だと思っている。
その逆境の中でこそ、光る角中という選手。
すごい。すごいです。
大きな流れも最初は、一滴なんです。
その一滴を作り出した。
90%の勝ちを、80%70%まで、戻しました。
続く荻野も、ボテボテながらもしぶとく内野安打。
振り切っているのがまたいい。変に合わせにいってない。そして、全力疾走。
みんなの思いをつないでいきます。
この時点で、まだ逆転を信じている人は半分もいないでしょう。
まだ1点もとっていない。
最終回の裏で3点を追う。
送りバントでは、2点しかとれません。
ここは、強打しかない。
守る方とすれば、長打を警戒し、1点よりもアウトひとつずつを積み重ねていけば良い。
選択肢が少ない。
精神的にはまだ楽な気持ちで臨めているはずです。
このままいけば、勝てるという余裕にくさびを入れる一打。
こういうところで、打てる角中がすごい。
そして、続く荻野もしぶとく内野安打。
ボテボテでした。
フルスイングしたからこそのボテボテ。
こういうところで、消極的な当てにいく姿勢はかえって徒になることを知っています。
そして、全力疾走。
ベテランであっても全力疾走。
勝負の神様が少しずつ、こちらを向き始めている。
こういう時の感覚が、たまらなく好きです。
まだわからない。
勝負の展開はまだどちらにころぶかわからない。
しかし、確実に押しはじめている。
折れ線グラフが水平から急上昇を描く前触れ、長くやってると、その前兆のようなもの、空気がわかるようになります。
その流れを、この二人が作った。
そして、打席に入る。藤岡選手。
その初球を振り抜く。思い切り振り抜く。
100年前からそのコースに、そのスピード、その球種で来ることが分かっていたかのようなスウイングから放たれた打球は、みんなの口をあんぐりとさせるに十分に美しい放物線となります。
歓喜。
同点スリーラン。
スタンドが揺れています。
観客が抱き合って喜んでいる。
これだから、野球は面白いし、辞められない。
ちなみに藤岡選手、ヒーローインタビューで狙ってましたと言っていましたが、彼の今シーズンのホームランは、1本。
確率的には、かなりの低さ。
それでもきちんと準備をして、集中力を研ぎ澄ましていた。
確かに少し甘い球でした。
投げたリリーフも失投には違いない。
延長戦の10回、表で3点のリードをもらって、7割方勝っている試合を引っくり返された。
この3人の打者の集中力が凄いんです。
確率は限りなく低くても、諦めない。やるべき事に集中する。
この時点で、結果の事など考えていないと思います。
目の前の事に全力を尽くすのみ。
そして、薄いところから結果を引っ張ってくる。
ここがプレーで人を魅せる、プロ野球選手という職業なんでしょうね。
こういうのを見ると野球の、チームプレーのすごさ、まとまったときの人間の可能性すごさがよく分かります。
そして、それは人を引きつける。
大なり小なり、スポ少にもそれがあります。
こういうゾクゾクするような場面にあと何回出会うことができるでしょうか?
高田イーグルスのシーズンもクライマックスです。
新人チームとなったアオト世代。
会津予選を勝ち抜いて、猪苗代さんとの決勝戦。
またしても敗れましたが、準優勝。
県大会出場を決めました。
よーし!よくやった!
選手はもちろん、保護者、指導者一丸となった結束力の賜物だと思います。
私は仕事や我が息子の高校野球のため、新人チームには、なかなか携わることができませんでしたが、彼らはやってくれました。
次の世代は確実に育っている、そう思わせてくれました。
どのチームの人数不足に悩まされています。
そしてこれはソフトボールに限ったことではない。
こういう話になると、根本的な解決が望まれますが、それも考えていますが、少しおいておきましょう。
まずは、一生懸命にプレーして、結果を引っ張ってきた選手たち褒め称えましょう。
良くやった、本当に良くやった。
高田中駅伝もそうですが、いろんなことを我慢して、練習に対してもを自ら進んで取り組む。
ここ、ここなんだと思います。
やらされているのではなく、自分でやりたいから、やる。
ここが大事だと思います。
嬉々としてやる。
好きこそものの上手なれ。
この状態にすることこそ、指導者の役割だと思ってます。
技術もそうでしょうが、好きだという気持ちほど大事な基礎の基礎はないでしょう。
高田イーグルス、それが上手くいっている。彼らはそれを地でやっています。
六年生は終わりが見えている。
新人チームも育てなくてはならない。
チームはいやがおうにも二分されてしまう、難しい時期、秋風が吹いています。
先が見えている者と無限の未来をめざす者。
グランドには同じ秋風が吹いている。
この時期は、どうしてもノスタルジックになってしまいます。
選手たちの成長がまぶしすぎる。
「俺たちは、こんなにも上手くなったぜ!」と彼らの一生懸命なプレーが物語っています。
グランドで、こらえきれなくなりむます。
シーズンも終盤。
彼らの雄姿を脳内ハードディスクに納めることにしましょう。
会津予選を勝ち抜いて、猪苗代さんとの決勝戦。
またしても敗れましたが、準優勝。
県大会出場を決めました。
よーし!よくやった!
選手はもちろん、保護者、指導者一丸となった結束力の賜物だと思います。
私は仕事や我が息子の高校野球のため、新人チームには、なかなか携わることができませんでしたが、彼らはやってくれました。
次の世代は確実に育っている、そう思わせてくれました。
どのチームの人数不足に悩まされています。
そしてこれはソフトボールに限ったことではない。
こういう話になると、根本的な解決が望まれますが、それも考えていますが、少しおいておきましょう。
まずは、一生懸命にプレーして、結果を引っ張ってきた選手たち褒め称えましょう。
良くやった、本当に良くやった。
高田中駅伝もそうですが、いろんなことを我慢して、練習に対してもを自ら進んで取り組む。
ここ、ここなんだと思います。
やらされているのではなく、自分でやりたいから、やる。
ここが大事だと思います。
嬉々としてやる。
好きこそものの上手なれ。
この状態にすることこそ、指導者の役割だと思ってます。
技術もそうでしょうが、好きだという気持ちほど大事な基礎の基礎はないでしょう。
高田イーグルス、それが上手くいっている。彼らはそれを地でやっています。
六年生は終わりが見えている。
新人チームも育てなくてはならない。
チームはいやがおうにも二分されてしまう、難しい時期、秋風が吹いています。
先が見えている者と無限の未来をめざす者。
グランドには同じ秋風が吹いている。
この時期は、どうしてもノスタルジックになってしまいます。
選手たちの成長がまぶしすぎる。
「俺たちは、こんなにも上手くなったぜ!」と彼らの一生懸命なプレーが物語っています。
グランドで、こらえきれなくなりむます。
シーズンも終盤。
彼らの雄姿を脳内ハードディスクに納めることにしましょう。
その瞬間、我々は間違いなく奇跡を見ました。
スタジアムの大歓声のバックストレート、高田中のアンカーがゴールテープを切りました。
渾身のガッツポー%&%$$’”Q’GAガァー%&%$$’”Q’GAガぁー~
言葉にならない叫びと歓喜。
これまでの彼らにしかわからない苦労、ままならないレース展開。
その最後の最後に、勝負の神様は高田中に微笑んでくれました。
その笑みの光は、選手と指導者、保護者を温かく包み込んでくれていました。
外野の私はその御光が彼らに差しているのを見ています。ワイパーが必要でした。
よかった。ほんとうによかった。
結果がすべてではないということもわかっています。
しかし、よい結果のほうがいい。
一生懸命にやってきた人たちが、きちんと報われることが、きちんと証明される。
私はここに安心します。
安心して、一生懸命になることができます。
そういう背中を、後からつづく子供たちにも彼らは道を示しています。
そして、辛苦をと至高の歓喜を本当の意味でわかり合える一生の友を得る。
何にも代えがたい戦友。
師弟の絆、親子の絆を再確認したことでしょう。
そして彼らはまた次の高みを目指します。
全国という高み、日本一といういただき。
我々も応援せずにはいられません。
スポーツの力は、世の中を変える力があると思います。
ミクロにせよマクロにせよ、人の世に彩りを与えてくれます。
ソフトボールもそう。
プレーしてても、サポートしてても、応援してても、
俺は、私は、我々は、私たちは、ここで生きていることを実感してしまう。
それがスポーツ。
遺伝子に組み込まれた生存競争に類似している。
生存競争の疑似体験と言っていい。
本能なんでしょうね。
より多くの人に、子供たちに経験してほしいと切に思います。マジで。
間違いなく生きる力に直結します。マジで。
このスポーツの力を、いろんなところで活かしてみせます。
これも私のライフワーク。
スタジアムの大歓声のバックストレート、高田中のアンカーがゴールテープを切りました。
渾身のガッツポー%&%$$’”Q’GAガァー%&%$$’”Q’GAガぁー~
言葉にならない叫びと歓喜。
これまでの彼らにしかわからない苦労、ままならないレース展開。
その最後の最後に、勝負の神様は高田中に微笑んでくれました。
その笑みの光は、選手と指導者、保護者を温かく包み込んでくれていました。
外野の私はその御光が彼らに差しているのを見ています。ワイパーが必要でした。
よかった。ほんとうによかった。
結果がすべてではないということもわかっています。
しかし、よい結果のほうがいい。
一生懸命にやってきた人たちが、きちんと報われることが、きちんと証明される。
私はここに安心します。
安心して、一生懸命になることができます。
そういう背中を、後からつづく子供たちにも彼らは道を示しています。
そして、辛苦をと至高の歓喜を本当の意味でわかり合える一生の友を得る。
何にも代えがたい戦友。
師弟の絆、親子の絆を再確認したことでしょう。
そして彼らはまた次の高みを目指します。
全国という高み、日本一といういただき。
我々も応援せずにはいられません。
スポーツの力は、世の中を変える力があると思います。
ミクロにせよマクロにせよ、人の世に彩りを与えてくれます。
ソフトボールもそう。
プレーしてても、サポートしてても、応援してても、
俺は、私は、我々は、私たちは、ここで生きていることを実感してしまう。
それがスポーツ。
遺伝子に組み込まれた生存競争に類似している。
生存競争の疑似体験と言っていい。
本能なんでしょうね。
より多くの人に、子供たちに経験してほしいと切に思います。マジで。
間違いなく生きる力に直結します。マジで。
このスポーツの力を、いろんなところで活かしてみせます。
これも私のライフワーク。
連日の猛暑ですね
そして連日の甲子園での好ゲーム。
猛暑の中で戦うことに議論が沸いてますが、プレーしている選手たちは目の前のゲームに集中していると思います。
報道や熱闘甲子園でも、いろいろな人の思い、試合の裏側を見せてくれています。
大垣日大の坂口監督とお孫さんの話、鳥栖工業の兄弟バッテリーと鬼のマネージャーの話などなど人を惹きつけるストーリーが満載です。
そこに一生懸命なプレーが絡む。
そして、残酷なまでの勝負の厳しさ。
勝ちと負け、思いの強さに優劣はあるのだろうかと、考えさせられます。
なぜ、そちらが勝ったのかと言う理由を探してしまいます。
県大会を勝ち抜いてきたくらいですから、どのチームもまぎれもなく強い。
どちらも同じくらい、野球に真摯に取り組んでいる。
それでも、勝負という世界は白黒をつけます。
だからこそ、面白いのかもしれません。
プレーしている選手、指導者はもちろん、見ている我々も魅了してしまう、麻薬のような面白さ。
あの大歓声のスタジアム、甲子園が、その面白さを何倍にも倍増させてしまいます。
規模の大小はあれ、我々のソフトボールも、おっちゃんの草野球も根っこは同じです。
野球が好き、ソフトボールが好き、仲間と一緒にやるのが好き。
同じ時間を共有し、同じ目標に向かって一丸となって突き進む。
これ以上の生き甲斐があるでしょうか?
野球やソフトボールなんてやらなくても、なんら人生に関係はないのに、こんなにも一生懸命になってしまう。
そこに価値を見出し、意味を見つける。
価値観は人それぞれなんです。
なのでよそ様を否定したりはしません。
生きていく上で、一生懸命になれるものを見つけられた我々は、幸せなんでしょうね。
そういう想いを、この時期の熱闘甲子園はいつもリフレインで考えさせてくれます。
願わくば、スポ少の子供たち、息子たち、娘にもその価値が分かる人間なって欲しいと思います。
誰が何と言おうが、結果が良かろうが悪かろうが、一生懸命に取り組むことの大切さ、それを分かる人間になって欲しいと思います。
生きていくことを、輝かせるスパイス。
恋に仕事に、美食にお酒に、子育てに、趣味にいろいろありますが、スポーツもあっていい。
野球が、ソフトボールがあっていい。
さぁ、御盆休みも明けます!
またあのグランドが私たちを待っていてくれています。
さぁて、行きますか!
そして連日の甲子園での好ゲーム。
猛暑の中で戦うことに議論が沸いてますが、プレーしている選手たちは目の前のゲームに集中していると思います。
報道や熱闘甲子園でも、いろいろな人の思い、試合の裏側を見せてくれています。
大垣日大の坂口監督とお孫さんの話、鳥栖工業の兄弟バッテリーと鬼のマネージャーの話などなど人を惹きつけるストーリーが満載です。
そこに一生懸命なプレーが絡む。
そして、残酷なまでの勝負の厳しさ。
勝ちと負け、思いの強さに優劣はあるのだろうかと、考えさせられます。
なぜ、そちらが勝ったのかと言う理由を探してしまいます。
県大会を勝ち抜いてきたくらいですから、どのチームもまぎれもなく強い。
どちらも同じくらい、野球に真摯に取り組んでいる。
それでも、勝負という世界は白黒をつけます。
だからこそ、面白いのかもしれません。
プレーしている選手、指導者はもちろん、見ている我々も魅了してしまう、麻薬のような面白さ。
あの大歓声のスタジアム、甲子園が、その面白さを何倍にも倍増させてしまいます。
規模の大小はあれ、我々のソフトボールも、おっちゃんの草野球も根っこは同じです。
野球が好き、ソフトボールが好き、仲間と一緒にやるのが好き。
同じ時間を共有し、同じ目標に向かって一丸となって突き進む。
これ以上の生き甲斐があるでしょうか?
野球やソフトボールなんてやらなくても、なんら人生に関係はないのに、こんなにも一生懸命になってしまう。
そこに価値を見出し、意味を見つける。
価値観は人それぞれなんです。
なのでよそ様を否定したりはしません。
生きていく上で、一生懸命になれるものを見つけられた我々は、幸せなんでしょうね。
そういう想いを、この時期の熱闘甲子園はいつもリフレインで考えさせてくれます。
願わくば、スポ少の子供たち、息子たち、娘にもその価値が分かる人間なって欲しいと思います。
誰が何と言おうが、結果が良かろうが悪かろうが、一生懸命に取り組むことの大切さ、それを分かる人間になって欲しいと思います。
生きていくことを、輝かせるスパイス。
恋に仕事に、美食にお酒に、子育てに、趣味にいろいろありますが、スポーツもあっていい。
野球が、ソフトボールがあっていい。
さぁ、御盆休みも明けます!
またあのグランドが私たちを待っていてくれています。
さぁて、行きますか!
昨日、今日の猛暑の中、福島市十六沼運動公園で、小学生のソフトボール全国大会が行われています。
かつて美里イーグルスの時に、1回だけ踏んだ舞台、その場所は滋賀県でした。
奈良県代表の志都美旭が丘スポ少さんに、0:1で負けた試合。
今でも、私を支えてくれている試合です。
あの時こうしていれば、ああしていればと後悔と逡巡の苦い思い出とともに、生きています。
あれがあったから、今もこうして指導者たり得ている。
あの雨の中の関柴戦もそうですが、他にもそういう試合と共に今の私は存在しています。
それにしても、この猛暑の中、全国から48チームがこの福島市に会する。
小学生ソフトボーラーの甲子園。
本家と規模は違えど、選手や保護者、指導者の想いは同じです。
まじりっけなしの「白球夢追い人」。
その想いの集まった大きな渦がこの十六沼にあります。
猛暑と相まって、熱くならない訳がない。
こういう大きな舞台で、プレーができる選手たち、それを応援できる保護者、指導できる指導者、勝ち負けはどうあれ、そこはプライスレス、掛け値なしの幸せだと思います。
こういう目標もあっていい。
しかし、全国大会という大舞台に立てるのは選ばれし者、チャンスをきちんと捕まえた者たちです。
何チームか見てみると、各県の予選を勝ち抜いてきた理由がわかります。
各県の王者だけにそつが無い。
もちろんピッチャーはいいし、キャッチャーもいい。
いいショート、セカンドもいるし、チャージの速いサードもいる。
外野も足が速くて、ファーストもどんなボールも捕る。
そんなチームばかりですが、私よりも大きな大阪のエースやミソラよりも大きい広島県板城スポ少の女の子エース。
大阪のエースは、175cm、2.88の円は簡単にはみ出して、そこから90キロ以上の剛球を投げこむ。そして、同じフォームでのチェンジアップ。
これは、大人でも打てないんじゃないかと思わせてくれます。
実力もさることながら、見た目でも楽しませてくれます。
長崎の西海さんも細身で長身からなげる、ムチのような糸を引く、切れのあるボール。
初速と終速が変わらないので、レーザーのような球筋です。
海千山千の天下一武道会。
この中で、福島県代表として、油井さん、中島ジュニアさん、白河東さん、中山さんが出場し、順調に勝ち上がっています。
自分たちのチームがどこまでやれるかという期待、そして自信、チームとしての一体感。
勝つためというよりも、まとまるから勝つことができるということを知っているチームです。
そのために、自分たちが何をやるべきかを末端の背番号をつけていないちびっ子たちまで、わかっている。
どうりで、強いはずです。
それをみて、はたと私は立ち止まります。
そして考えます、我々はどこをめざすか?と。
48チームの気迫がこだまする十六沼。
そのまぶしすぎる気迫を前にして、高田イーグルスはどこをめざすかと自分たちに問いかけます。
会津に帰るまでの長いロングドライブ、ゆっくり考えることにしましょう。
かつて美里イーグルスの時に、1回だけ踏んだ舞台、その場所は滋賀県でした。
奈良県代表の志都美旭が丘スポ少さんに、0:1で負けた試合。
今でも、私を支えてくれている試合です。
あの時こうしていれば、ああしていればと後悔と逡巡の苦い思い出とともに、生きています。
あれがあったから、今もこうして指導者たり得ている。
あの雨の中の関柴戦もそうですが、他にもそういう試合と共に今の私は存在しています。
それにしても、この猛暑の中、全国から48チームがこの福島市に会する。
小学生ソフトボーラーの甲子園。
本家と規模は違えど、選手や保護者、指導者の想いは同じです。
まじりっけなしの「白球夢追い人」。
その想いの集まった大きな渦がこの十六沼にあります。
猛暑と相まって、熱くならない訳がない。
こういう大きな舞台で、プレーができる選手たち、それを応援できる保護者、指導できる指導者、勝ち負けはどうあれ、そこはプライスレス、掛け値なしの幸せだと思います。
こういう目標もあっていい。
しかし、全国大会という大舞台に立てるのは選ばれし者、チャンスをきちんと捕まえた者たちです。
何チームか見てみると、各県の予選を勝ち抜いてきた理由がわかります。
各県の王者だけにそつが無い。
もちろんピッチャーはいいし、キャッチャーもいい。
いいショート、セカンドもいるし、チャージの速いサードもいる。
外野も足が速くて、ファーストもどんなボールも捕る。
そんなチームばかりですが、私よりも大きな大阪のエースやミソラよりも大きい広島県板城スポ少の女の子エース。
大阪のエースは、175cm、2.88の円は簡単にはみ出して、そこから90キロ以上の剛球を投げこむ。そして、同じフォームでのチェンジアップ。
これは、大人でも打てないんじゃないかと思わせてくれます。
実力もさることながら、見た目でも楽しませてくれます。
長崎の西海さんも細身で長身からなげる、ムチのような糸を引く、切れのあるボール。
初速と終速が変わらないので、レーザーのような球筋です。
海千山千の天下一武道会。
この中で、福島県代表として、油井さん、中島ジュニアさん、白河東さん、中山さんが出場し、順調に勝ち上がっています。
自分たちのチームがどこまでやれるかという期待、そして自信、チームとしての一体感。
勝つためというよりも、まとまるから勝つことができるということを知っているチームです。
そのために、自分たちが何をやるべきかを末端の背番号をつけていないちびっ子たちまで、わかっている。
どうりで、強いはずです。
それをみて、はたと私は立ち止まります。
そして考えます、我々はどこをめざすか?と。
48チームの気迫がこだまする十六沼。
そのまぶしすぎる気迫を前にして、高田イーグルスはどこをめざすかと自分たちに問いかけます。
会津に帰るまでの長いロングドライブ、ゆっくり考えることにしましょう。
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