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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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日曜日に熱いニュースが駆け巡りました。
同じ会津地区の関柴スポ少さんが福島県総体を優勝し、全国大会への切符を勝ち取りました。
このメールを見たとき、鳥肌が立ちました。
強い強いと思っていましたが、ここまで強いとは・・・

ともあれ、その強さを県内のスポ少に知らしめました。
選手はもちろん、監督コーチ、保護者の熱い思いが野球の神様に届いてよかったです。
監督さん、絶対泣いたと思います。歓喜の涙、何回流してもいいんです。

関柴さんは、いつも強いですが、今年は群を抜いて強い。
絶対的エース、鉄壁の守り、豪打と小技の精度、剛柔使い分ける采配。
付け入るスキがありません。
総体会津予選も初戦であたりましたが、完膚なきまでに叩きのめされた。フルボッコです。
選手ひとりひとりもすごいですが、それを一枚岩にまとめあげる指導陣、保護者がすごい。
まさに一丸。
チーム全体が同じ方向を向いています。
その勢いに圧倒されてしまいます。

県大会の様子は、県のソフトボール協会のHPのトーナメント表からしか読み取れません。
初戦の善郷さんを7-3で破ると破竹の勢い。
次々と強敵を撃破していく様子、それとともにさらにチーム全体がまとまっていく様子が思い浮かびます。
ソフトボールをやる楽しさ。
そして、強敵と戦う楽しさ。
そのぎりぎりを制する厳しさの奥にある楽しさ。
誰しもが味わえるものではない、選ばれたものだけが享受できる、一段上の楽しさ。
これを味わってしまうと、なかなかそのうれしい深みから抜け出せなくなります。

同じ地区の会津から、全国大会へ。
イーグルスと激戦を繰り広げてきた、ほかならぬ関柴さんがいく。
試合のほかにもいろんな苦労がぐっと増えます。ですが、乗り越えられないことはない。
全国大会は、三重県熊野市。また遠いなぁ。
イーグルスは、全国の場では勝てなかった・・・。
関柴さんには勝って勝って勝ちまくってほしい。
全国制覇も夢ではないチームの完成度だと思います。

イーグルスも応援します!






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私の打撃論です。
トップをはやくつくる。インサイドアウトの振り。ファーストストライクから打ちにいく。
この3点です。
まずトップについて。
トップというのは、すぐにスイングに入る直前の段階を指します。
バックスイングをとって、腰にひねりをくわえるあの一瞬の間。
その間は、ボールかストライクか?打てる球か、打てない球かを判断する一瞬でもあります。
この瞬間を早くつくること。ここが意識できるかどうかで、打てるか打てないかが決まります。
速い球に対して、スイングスピードが速いにこしたことはないでしょうが、スイングを速くすることには限界があります。
小学生レベルでスイングスピードはたいしてかわらない。
どんなにいいスイングでも、タイミングが遅ければ打てません。
スイングが速くできないのなら、始動を速くするしかありません。
タイミングをはやくとるといわれていることです。
ただ、ピッチャーによってフォームはマチマチ、どこでスイングを始めればいいのか?

シンクロ打法という打ち方があります。
ピッチャーのフォーム、体重移動に合わせる=シンクロさせる。

じゃんけんでいうと、
「せーの。」で手を上下させると思います。
そこで、みんなタイミングが合う。
これを打席でやるんです。

ピッチャーとのじゃんけん。出すのが遅れては空振り、ファール確定です。
同時に出すことができれば、タイミングがあっているということ。

これを意識してか、無意識でやっているのがユウト、ケンタ。
はやいボールに打ち負けません。
速いピッチャーに対して、自分の間の取り方を知っている。
スイングはどうあれ、トップだけ速くつくっていれば対処できます。
これを皆に浸透させていかなくてはならない。
打撃練習のとき、なにをおいてもこれだけは教えていきます。

今日のナイター練習試合。私は所用でいくことができませんでした。
そして、6年生が修学旅行でいません。
五年生以下の布陣でのぞみました。

投げたのは、レント、タケル、タイセイ。
この前のナイターで安定した投球を見せたレント。しかし、今日は制球が定まらなかったようです。涙の降板。
その後をついだのは、病み上がりのタケル。
スピードはありませんが、そこそこの投球。ランナーを出しながらも、なんとか試合をつくります。
そして、タイセイ。スピードはありません。コントロールで打ち取るタイプなんですが、制球が定まらない。
今日は三者三様で、全員が安定してなかった。
今後の課題でしょう。


キャッチャーはユウキ。キャッチングの外にすばやい送球が課題。

ファースト、ルイ。自分の守備範囲を確立してほしい。

セカンド、テンカイ、レン、ユリア。まずは確実に捕って投げること。

サード タイセイ。捕るリズム、耳元でのボールのもちかえはできている。あとは、可動範囲、むつかしい球を数をこなすこと。

ショート、タケル、ハルヤ?、レント?内野のかなめ。攻撃的な守備ができるか、チームの成長はここにかかっているといっていい。

外野手
ユリア、セイ、ヨウスケ、ソウゴ、ユウゴ。
まだ、ボールに対する反応が遅い。見てる時間が長い。
早い打球に直線で追いかけてしまう。回り込むような捕球を心がけましょう。
捕れないまでも、自分の体に当ててボールの勢いをそいだユウゴ。
「よく体に当てたな!」と声をかけると。
「向こうが当たってきたんです!いたかった。」と返しながらも、満足そうでした。
こういうところが人を成長させていくんだと思います。

子どもはいつか親から離れていくもの。
親の力を借りないで、自立しなくてはなりません。
それを子供も、親もわかっている。
ソフトボールはその練習になります。
あのバッターボックスでは、誰も助けてくれない。
自分でなんとかするしかない。
緊張するぎりぎりの場面で今の自分のベストを尽くす。
そして、成功する。自信になる。俺はできる。自己肯定。
できなくても、またチャレンジする。ちょっとやそっとのことにへこたれない強い心を育てます。
バッターボックスの緊張感は独特のものです。
私もいつもバッターボックスでは緊張していました。
緊張しなくなったのはおっさんになった最近です。
そして、ヒットを打つと気持ちいい。
今日もユリアが初ヒットを見せてくれました。
あの感覚はクセになります。
あの感覚を今後も追い求めるようになるでしょう。いい傾向です。



今回は、ナガミネ代表にお任せしました。
6年生が抜けた後のことも考えてやっています。
次世代を考えながら、ポジショニングしている。

攻撃にも守備には核となる選手がほしいところです。
こいつに任せておけば大丈夫。

まさかタケルたちが一番年長になるとは・・・
感慨深いというよりも、不安でしかたがありません。
大丈夫か?お前ら?

まぁでも、こいつらはこいつらで面白い戦いをしています。
自分たちのチームを楽しんでいる。
楽しい、面白い。
これがソフトボールの原点です。



むかしやったドラクエで、いろんなたねがありました。
ちからのたね、かしこさのたね。
私は、すばやさのたねが一番好きでした。
そして、今、ひやくのたね。

飛躍の種
それはイーグルスが強くなるためのいくつかの修正点です。
この前の試合でもそれは見えてきました。

ボールが先行して試合をつくれないピッチャー

守備範囲のわからないファースト

打ち取ってるのにアウトにできない内野

トップがわからず、タイミングがとれない打撃


その他にもいろいろありますが、どれもこれも全部はできません。
練習時間は限られています。
その中でどれを優先させていくか?
それが指導者の裁量です。


練習でやってきてないことを要求することはできません。
むしろ、彼らは今の段階でよくやっていると言えます。
試合でのミス。
なんで、あの時あんなミスをしたんだろう。
その原因を探る。
思えば、学校の勉強もスポ少もこの【問題解決力】を育てる場だと思います。
机上で、紙面でその力を発揮する子、グランドやソフトボールで発揮する子。
いろんな子がいていい。
その中で、自分のできること、得意なことを探す。
私は、そんな彼らが輝けるポジション、打順をいつも考えています。
やっかいなことに、それはよく変わるんですよね。
見ないうちメキメキ上手くなっている。

みんなが打てない中、セオリーを無視した打ち方でヒットをうつヨウスケ。


豪快なバッティングフォームで、強打者の可能性を感じさせるケンタ。

少しずつ守備範囲が広くなり、捕ってから投げるスピードが速くなってきたテンカイ。

外にもみんな上手くなってきています。

問題解決力。
どうやったら、上手くなるかを考えている証拠です。


これは、いい傾向です。
この前の大会も最終回で、3点差をひっくり返した粘り強さ。
正直、無理だなと思っていました。
しかし、泥臭くも全員必死に流れをもってくるあたり。
新鶴さんからの助っ人ふたりも、あの時は、もうイーグルスとか関係なく、ひとつのチームになっていた。
助っ人に来てくれたふたりを気持ちよくプレーさせるように声かけや気づかいをする。
成長してるなと実感させてくれます。
そしてイーグルスの試合は見てて面白い。

このまえのほおのきさんには、完敗でした。
しかし、次につながるいい負け方だと思います。
ピッチャーが先頭バッターに打たれない。
ファーストがしっかり守る。
トップをつくる。
これだけやったら、互角以上の戦いができます。
まあ、できればの話ですがね。
しかし、その可能性を感じさせてくれます。
やるべきことはわかった。
高田さんとの練習試合など実戦で、自信をつけさせていきます!




イーグルス二方面作戦が、それなりに成功をおさめたこの週末あけ。
その勝利の余韻にひたるまもなく、私はあいつらに言うべきことをいいました。
金曜日、学校である事件があったようです。
私は、当事者ではないので、正確な情報を集めようとしましたが、そこは伏魔殿の小学校。
よくわかりませんでしたが、言うべきことはわかっています。
あいつらの心底に届くかどうかわかりませんが、こういうことをいうのは大人の役目です。
ブレーキの存在。
ことのおこりは、こうです。
よくある小学生の男女のあらそい。その一幕で、言ってはいけない言葉を吐いた。
そのうえで紙にそれをのこした。
「コロシニイキマス。」的な言葉を文面に残した。
それが学校という教育の場で問題となりました。
当然です。学校は道徳と理性を教える場でもあります。
白と黒でいえば白、正義か悪かでいえば正義。それは当然です。
それが学校というところでしょう。
しかし、私は少し立場の違う集団にいます。スポ少という集団に。
学校と同じアプローチでは、あいつらの心に響かない。
違った角度から、私は私のやり方、言い方でせまります。
野球という共通言語、ソフトボールという同じ目標をもった集団であれば、違ったアプローチができます。
だから、ソフトボールなんてやめちまえとはいいません。
もったいない。
ソフトという唯一、通じる言語でつながっているのに、切断することはない。
むしろ、そのパイプを活かしましょう。

だから、私はなんでも野球にあてはめます。
今回もしかり。

この週末、5.6年生も4年生以下も3位入賞でよくやった。
勝と楽しいべ?みんなでひとつの目標にむかって成功を収める。
自分も活躍して、みんなも活躍する。それが勝利につながる。
面白かったべ?
でもな、野球は一人じゃできない。
いろんな仲間がいるから、できるんだ。そんな仲間にたいして
「死ね、殺すよ。」とか言えるか?
人としてはいっちゃいけない言葉がある。許されない言葉がある。
言葉はいつか自分に戻ってくる。悪い言葉もいい言葉もいつかもどってくる。
お前の吐いたその「コロスヨ」、そして「アリガトウ」。
自分に戻ってくるならどっちがいい?

そして、それはプレーにも影響する。
人を攻める悪い言葉は、いいプレーにはつながらない。
とすれば、どっちを選ぶかは明白だ。
いい言葉をいって、自分にいいながれを呼び込もう。

野球にこじつけます。
ここが共通言語。

座らせてきいたていたあいつらに届いたかどうかはわかりません。
良くも悪くも、スポ少という立場上、言わざる得ない私と、聞かざる得ないあいつら。
ぜんぜんしらない大人がいうよりは、響いてると信じます。

ソフトボールをやる以前に、ひとりの人間。
人としてやってはいけないこと、いってはいけないこと。
そのルールを守りましょう。
そのルールを守れないなら、野球なんて無理です。

野球の、ソフトボールの楽しさを知った彼らに、私の言葉は届くはずです。
大人になっても、そういや、あんとき監督はこういってたな、と思い出す。

野球をやる人は、いい人であってほしい。
いい兄であり、いい弟であり、いいお父さんである。
そして、いい友だちであり、いい伴侶であってほしい。

野球は人を治める方法になります。

スポ少で、それを実践していきます。
今日は、喜多方ボーイズさんの10周年記念大会で熱塩加納にいってきました

そして、もうひとつ。
昨日の雨で順延になった矢吹町のティーボール大会も参加してきました。


五六年は喜多方、四年以下は矢吹町とふたてにわかれての遠征です。


私は、喜多方に。
小島コーチは矢吹に。
結果は、両方3位。今季初入賞を果たしました。
とくに、矢吹遠征組の奮闘は著しい。
あと二勝で全国に手が届くところまでいきついた。
あのメンバーでどんな戦いをしてきたのかは、小島コーチにあとで聞くとして、なん試合も実戦で、しかも主力として出つづけたこと。
あいつらも、ますます野球が大好きになったことでしょう。
嬉々として、グランドを駆け回るあいつらの顔が思い浮かびます。
野球が楽しくて仕方ないでしょうね。


うまくヒットをうったやつ。
エラーしたやつ。
まだまだ課題は山積。

自分に何ができて、何ができないか?
それを指導者や大人に言われずとも、自分で考えるようになったとき、大きな進歩の扉が開きます。

鉄は熱いうちにうて!

明日も練習やります。


2日にわたる遠征に協力いただきました保護者の皆様に感謝です。


熱塩加納で行われた喜多方ボーズ10周年記念大会。
開会式で、ボーイズの中学生の面々が横一線に並びました。
なんと屈強な男たちなんだろう。
これでも中学生かい!
でかい。横にも縦にも。均整のとれたバランスのいい筋肉の付き方。
イーグルスの卒業生の多くが在籍する高田中学校の野球部を10cmは超えています。
スピードもパワーもあるんだろうなと思わせる体躯。
このメンバーが県大会準優勝で、全国大会にいくということもうなずけます。
野球を本気で突き詰めていくと、こうなるんだろうなということが予想できます。
果たして、球児にとってどの道を選ぶのがいいのか?
選ぶのは、その子、そしてその親。親としても考えさせられます。

さて、その喜多方ボーイズさんの大会でわがイーグルスは3位、今季初入賞!を果たしました。
ベスト8から始めるトーナメントなので、一回勝てば三位が確定します。
その初戦の相手は、千里スポ少さん。
朱色のユニフォームで、いつもメンバーがたくさんいる。
そして、用具が統一されていて、まとまりのあるチームだという印象があります。

かたやイーグルスは、4年生以下10人が矢吹に遠征して、二方面作戦。
5.6年で7人しかいません。
盟友の新鶴スポ少さんに頼み込んで、助っ人を2名お借りしました。
元気のいい4年生。
セカンドとレフトにはいってもらいます。
これで、9人ぴったりのイーグルスが完成です。
さて、どこまでいけるか?正直見当もつきませんが、課題をもって思い切りいくことをみんなで確認します。


千里 2 3 1 0  計 6
美里 3 0 0 3  計 6(抽選勝ち) 5:4


辛くも抽選で勝利し、ベスト4確定です。
点数の入り方はよく覚えていませんが、たしかこんな感じでした。
ルイのホームランでリードするも、レツがいまいち試合を作れない。
ボール先行し、ツーストライクと追い込みますが結局ファーボール、もしくが打ち取ってるのにエラー。
ピッチャーも守備もいいリズムにのれない。
いつもランナーを背負っているので、緊張からくるエラー率も高い。
これは守っていて疲れます。
そのほころびを千里さんに見事に突かれる。中盤3点差くらいまでリードを許します。
こちらも制球の定まらない千里さんエースを満塁などチャンスを作ります。バッターも二死ながらキャプテンユウトですが、正面のあたりで攻略できない。
悪い空気のまま最終回裏の攻撃になります。
3点ビハインド。これは厳しいなとおもいつつ、ランナーをためて相手にプレッシャーをかける作戦に切り替えます。
これがあたりました。大量リードに守られつつも、だんだんと余裕がなくなっていく千里ナイン。
大量に負けているのに、ガンガンいくぜ!のイーグルス。
ここが面白いところです。こっちも二死なのに負ける気がしない。
二死満塁で、こっちの最強バッターリョウです。しかし、これもショートのファインプレーに阻まれる。
千里の監督さんのタイムが効いたと思います。
あの場面は90%イーグルスの流れ。よくぞ、そこを食い止めたと思います。







さて、今週末も大会が目白押しです。
5/27 4年生以下のティーボール大会で矢吹遠征。
5/28 喜多方ボーイズ10周年記念大会で熱塩加納
どちらも天気がいいことを願うのみです。

矢吹町のティーボールは昨年から単独で参加しています。
去年は残念ながら予選敗退。
ですが、じゃんけん大会にのこったり、ヨウスケがホームランをうったり収穫のある大会でした。
たしか、ユウキも骨折したんでしたっけ。
4年以下の大会っていうのがいいでね。
いつもはベンチにいることが多いのに、今回は主戦です。
そして相手も4年以下と条件は同じ。
実力も拮抗してるので、面白くなります。
ただ、ティーボールのルールや試合経験のなさがどう響くか?
その点を心配しています。
それと長い移動距離で、車酔いしないかも心配です。
いずれにしろ、思い切りやるだけです。
そして、結果良ければそれでいいと思います。

昨日のティーボールの紅白戦。5.6年生を相手に4年以下が挑みます。
ゴム製のバットがうまく振れていません。
そして飛ばない。ちょうどいい内野フライを連発。
これでは勝てません。ゴロを打てと指示しますが、相手は小学生。
そういっても、フライを打ち上げます。
中にはいいあたりをするやつもいます。

ソウゴ、ケンタ、テンカイ、このあたりは強いライナーを打ち分けることができています。
そこにユウキ、レント、タイセイがまだあたりのコツがつかめていない。
その他は当てるのに精いっぱいです。

気持ちよく打ちたい気持ちはよくわかります。それでもいいんですが、それでは勝てない。
個人個人がそれぞれに打っている。つながっていく作戦もなにもなければ、この小粒の集団に勝機はないでしょう。
個々の点を線で結んで円にする。
円は最強の防御の形です。
それぞれはそこそこやると思うんです。あとは、少しの気遣いと状況判断。
これはティーボール、ソフトボールだけではなく、いろんなところで役に立ちます。
その状況で、自分ができる一番得意なことを選ぶ。
そこをわかってほしい。

さて、どこまでできるやらお手並み拝見です。
昨日も恒例となっている高田さんとの水曜ナイター練習試合。
試合の多くは、土日に行われますが、平日のナイターで経験値をあげることができるのは貴重です。
身内の紅白戦では、どうしても緊張感がなくなってしまう。
ユニフォームを着て、ライバルチームと戦う。
あくまで「試合」というカタチにこだわる。
このお膳立てが大事なんです。
子どもたちのソフトボール魂にスイッチが入ります。
これは、イーグルス、高田スポ少どっちにとってもWINWINです。
シーズンを通して、このやり方ができればと思っています。


さて、そのナイターについて。
「ただ」やるプレーをなくすこと。目標をもって、プレーすることを試合前に意識づけました。
今日の課題は、

1、ランナーにでたら走る。スチールでもディレードでもいい。
2、ファーストストライクから打ちに行く。
3、打撃のトップをはやくつくる。

これがチームとしての目標です。
そこに個人個人の目標をもつ。
キャッチャーリョウであればキャッチング。
捕る瞬間、押し込みながら握るようなキャッチング。
それと、ゴロでそれた場合、体をダムの壁のようにひざをついて止める。
ピッチャー、レツ。シュート回転=右にそれるボールの修正。
個人個人が、「今日はこれに気を付けてやろう!」と意識することを課しました。

試合に入ると、いろんな失敗した場面が出てきます。
昨日目立ったのは、ファーストルイの守備。
まだ自分の守備範囲がわかっていません。そもそも守備範囲は、その状況によって変わるもの。
自分が捕れると思った場合は、捕りに行っていいです。
準備はできていたんでしょうね。反応はしていました。
もう少しで捕れるところで、ファーストに戻ってしまう。
あきらめたわけではなく、自分のボールだと思わなかったんでしょう。1、2塁間を破られます。それが何度かあった。
打った瞬間に、「俺のボールだ!」と判断し、セカンドユウキの動きを見ながらどう動くか判断する必要がある。
野球は選択と判断のスポーツです。
状況に応じて、どれだけ的確な判断を、個人でして、チームに落とし込むか。
これがスムーズにできるチームが強いと思います。
今は、失敗してもいいんです。むしろどんどんミスっていい。
そのミスをしないように次に備える。
今回は、こうだったからミスった。だから、次は「こう」やってみよう!
指導者の私たちもいいますが、それを自分で考えるようになると面白くなってきます。

高田さんのエースは変則モーション。普段のタイミングの取り方では合いません。
いつものタイミングの取り方をしていた、タケル、ハルヤ。
最初の打席は三振ながら、次の打席、その次の打席で早めにタイミングをとろうとしている姿勢は見えました。
打席に入る前から戦いは始まってるんです。打席に入ってから、「やべ、遅いな」と気づくようでは負け決定です。
ですが、おそまきながらも状況を打開しようという努力が見られました。
結果がでなくても、そこは評価すべきところでしょう。

そして、収穫もありました。
レントがピッチャーとして計算できること。
ピッチャーレツが少しずつ安定する方法がわかってきたこと。

普段の練習の中ではなかなか気づかないことを気づかせてくれるこの水曜ナイター。
今後も選手全員のチャレンジの場としたいと思います。









昨日、高田スポ少さんの練習をみる機会がありました。
普通その時間は、自分たちも練習をやってます。
だから、なかなか他のスポ少さんの普段の練習をみる機会はありません。
おそらく終盤のシートノック。ランナーを想定しての外野、内野の動きの確認。
まだ、全体的に動きはぎこちないですが、キーマンとなるセカンド、ショートが積極的に動いていました。
ランナーを想定する=透明ランナー。
小学生ではなかなかむつかしいです。
ですが、普段からやってるのでしょうね。見えないランナーをいると想定して、みんなが動いている。
監督の的確な指導が飛ぶ。
イーグルスに置き換えてみました。
んー、今のイーグルスにそこまでできるかなぁと疑問に思いました。
しかし、こういったケースを想定しての練習は、実戦向きです。
1回でもやってるか、やってないかで、緊張の度合いが変わってきます。
「ああ、練習でやったあの場面か。やれるな!」と思うか、
「やべー、この場合どう動くんだろう?」と不安に思うかで、エラーの確率は全然変わってきます。
このケースの場合は、こういう動きをする。
この引き出しをたくさん持っているとこころの安心につながります。
余裕ができれば、ビックプレーも生まれます。
今のイーグルスにはどんなケースでもボールファーストの一辺倒しかない。
今後、引き出しを多く作っていく必要があります。

それと最後のベーラン。
私が小学生の時も最後はベーランでした。リレー方式の。
実に楽しくやっていました。
最後の挨拶も元気よく明るくていい。
並び方や声の大きさでいつもがっ飛ばされているイーグルスとは大違い。
自分でやろうとするか、やらされているかの違いだと思います。
少しではありますが、イーグルスも自分たちでやろうという意識が芽生えています。
その芽を大事に、「ほめる」という水を与えていこうと思います。
私が言わなくても、自分たちで動けるようになったとき、本当の強さが生まれると思います。



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