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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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ここ最近のイーグルス、走ってます。
練習前に校庭1周200m×10本のインターバル。
昔、中学の時、駅伝練習でやっていたきつい練習です。あん時は400m×20本を毎日。
とてもとてもきつい、本気でやりたくない練習でした。
風邪をひいたら喜び、オバーワークで医者に止められても喜ぶほどつらかった。
つらいけれど、着実に自分たちを速くしてくれた。タフにしてくれたあの練習。
それを今、スポ少の子供達に課しています。

みな口々につらいといいます。
「監督、インターバルやらないでください。」
「本数を減らしてください。」

あいつら本気で嫌がっています。それほどつらいんでしょう。
そう思うほど、身になっている練習ということです。
本気で体を鍛えている。だからつらい。

ここが勝負時です。

大人であれば、つらい⇒そんなにつらいのならやめようと選択できる。

安易とはいいませんが、その先にあるメリットを享受する前に離れてしまうことが多い。
スポ少の子供たちはそうはいかないでしょう。
やめるにやめられない。そこが本音。

口々に「つらい」だの言ってますが、この冬走って、その実力を開花させた選手もいます。
ユリアもその一人。
「インターバルはつらい、やりたくねぇな。」とは言っていますが、いざ始まると本気になって走る。
そして、つらいながらも着実に自分が速くなっていることを実感しています。
ついていけなかった6年生のほぼ全員についていくことができています。ルイは無理ですが・・・
そして、場合によっては抜き去ることができる。
その自信が、守備、打撃にいい方向に作用しています。
地獄のインターバルがユリアを着実に強くしています。
ユリアに限らず、みんながみんなインターバルを敵視していますが、いざはじまると本気でやってしまう。
走る速さはひとそれぞれです。
45秒以内、55秒以内と一応のレベルわけはしていますが、それぞれできる範囲で本気でやっています。
毎回、限界に挑戦しているやつ、ユウキ、ルイ、ユリアあたり。
毎回は無理だけど、この回は頑張ると、きめている選手。
毎回、こんぐらいでいいと思って走っている選手。

選手によって、チカラの入れ具合は違いますが、現時点ではそれでいいです。
全員が毎回限界に挑戦するようになるには、まだまだかかります。

インターバルはつらい。やりたくねぇ。と言いつつ、休まないでスポ少にきてがんばる選手たち。
私に対する悪態、罵詈雑言けっこうけっこう、大いに声にだしていっていいです。
そのうえで、走る。

選手たちを存分に追い込みますが、この場にきて、頑張っていることをほめるべきでしょう。
そして、さらにしごく。
そんな中で気づくことでしょう。
つらさのむこうにある満足感を。
やりきることの気持ちよさを。
そのくそったれの練習のなか、仲間と飲む水の美味さを。
「あーなんだか俺、がんばってんなぁ。みんな、がんばってんなぁ。気持ちいいなぁ。」と思ってほしい。
これを仲間と共有できる時間、これはプライスレス。

今のイーグルスは、わが身を研いでいるところです。
しかるべき時に、持てるチカラを全部差し切れるように、このつらさを乗り越えていってほしいです。






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このところ、みんな気合いが入っています。
こどもたちも保護者も。
練習に試合にいい雰囲気で入れていると思います。
ただここで気を付けるべきは、「おごり」です。
本当はまだまだ未熟なのに、できた気になること。
そこに油断が生まれます。
伸びてきていることを各自の自信に繋げつつ、天狗になってるやつの鼻っ柱をたたきおる。
ですが、天狗になってもいいと思います。
世界で俺が一番うまいんだと思える、その度胸に感嘆します。
一瞬でもそう思えたなら、気持ちいいでしょう。
上手くできたこと、自分で自分をほめていい。
周りにも誇っていい。
ですが、あんまり鼻につくようだと、野球の神様は罰を与えます。

プレーがうまいからといって、その他のこと、周りへの気遣い、道具のあつかいなどがおろそかになってほしくない。
プレー以外のことも気持ち良くできる選手になってほしいと思います。

このあたり、上部だけしかとりつくろっている選手、そうでなくこころからやっている選手、そこはやはり見抜けます。
そこの浅さが見てとれる。
小学生はなおさらわかります。
このあたりを気を付けてみるようにしています。
そして、できている選手をほめています。
みんながやらないようなことを誰彼見てるわけでもなくやっている選手。
その子をみています。
そして、「みんながやんねえようなことを、よくやってんな。サンキュー」と声をかけています。
グランドに落ちているちいさなゴミ、皆が気づいていても拾わないようなゴミをひろうとか、遠くに落ちて皆が拾いにいかないボールをひろうとか、損な役回りを気づいて、やる選手がいてくれます。
こういうのを見ると気持ちがよくなります。すがすがしい。
そこを誉めてほしい。
他の保護者のみなさんもそうであってほしいと思います。
自分の子供だけでなく、チームの子にも、他のチームの子にも。


プレーもそうですが、そういうところまで気持ちのいい選手。相手チームからも応援されるような選手になってほしいと思います。


それがスポ少をやる最大の目的です。
イーグルスはまだまだ足りないのでぴしびしやっていきますんで、そこんとこよろしく!










今日の練習で気づきました。

やはり人は、同じチャンスの中でこそ成長する。と、

何を言ってんだといいますと、イーグルスガールのお二人、ユナ&ミソラについてです。

いつもは、安全性の面から別メニューにしていましたが、今日は考えを改め、男子とほぼ同じメニュー。

ただし、男子どもには相手を見極めて、それなりの対処をすることを命じました。

ボール回し。
確かに効率は落ちますが、状況判断に一役買ってます。
相手が女子であれば加減して投げる。
このルールを徹底しています。
その中で最善を尽くす二人のイーグルスガールズ。

これはいいんじゃねぇと思って、打撃練習、ケース打撃、すべてにできる範囲で参加させました。
そうなると、たしかにボールは飛ばないなどありますが、そこをみんな理解している。

それはそれで「練習になる。」と思えるような風土になってきている。
そして何より、みんな同じメニューをこなしている。
ユナ&ミソラのイーグルスガールズも今日は出番がたくさんあってたいへんだったと思います。
ですが、いきいきしていました。
できないことも多いながら、キャッチャーのユウキあたりがカバーしてくれている。
チーム全体がそういう雰囲気になっている。
このあたりのさじかげん、むつかしいですが今は機能しています。
男子どもわかってると思わせてくれるます。
二人に対してやさしさが見れます。
そして、イーグルスガールズも、すこしずつ答えようとしている。
今日の練習ではそれが見えました。

いつもは危ないからといって、個別のメニューを組んでいた。
ですが、それではいつまでたっても全体練習にははいれず、お客様。
それって、あんまりよくない方法だと思いました。
基礎向上の別メニューも大事ですが、やはりチームスポーツ。
なるべく、同じメニューをこなすべきでしょう。
今日それに気づきました。
はじっこで、個別練習も大事ですが、全体練習でこそわかることもある。
指導者も、選手もそこをみんなでわかるチームであってほしいと思います。
その中での「やるときはやるモード」そのメリハリができると思います。
だからこそ、練習が楽しい、楽しいからこそ、上手くなる。
私は、そう信じています。



6月初旬、まだそんなに暑くもない、真っ青な空の絶好の野球日和。
遠く福島市では、全国大会への最終章の県大会をやっています。
会津代表の湯川男子さん、イーグルスを撃破した猪苗代さんの健闘を祈りつつ、新鶴スポ少さんと練習試合にのぞみました。

今日は2試合、6年生をいれたフルメンバーと、この秋からの新人戦を見通したアンダー5年生の試合でいきます。

今日の課題は、「失敗を恐れず、チャレンジしていくこと。」
その他、スライディングをしよう!とか細かい指示はしましたが、7月の白獅子へむけて個々のスキルアップ、チーム全体の底上げが目的です。

ただ無策でのぞむのではなく、試合の流れをみて、今この状況で自分に何がもとめられているか?
なぜそう思うか?
そしてその状況に対処するのは、今の自分の持てる限りの武器を総動員して、どう戦うか?
そのビジョンが必要です。

6年生をいれたフルメンバーでの結果は6:6の同点でした。
ミスを恐れず、積極果敢にいった結果としてはまずまずの出来でしょう。
新鶴スポ少さんの5年生エース、まだ一段と速くなっていました。
まだ粗削りながら、外角のやばいコースにバンバン入る時もあります。
あと10キロは早くなるし、もっと厳しいコースをつけるようになるでしょう。
まさしく今も将来もイーグルスの前に立ちふさがる強敵と書いてライバル。
ここで苦手意識を持つわけにはいきません。

今日の作戦は「ガンガン行こうぜ!」防御、MP消費を考えず、はなから持てる全力を出していきます。
今現在の自分たちの持てるすべてを最初から出し惜しみせずぶつけていく。
イニングが3球でおわろうとかまいません。
三球三振でも構いません。ボールに合わせることなく、とにかく、振って振って振りまくる。
三振しても、ごろアウトでも構いません。
迷いなく全力スイングを指示しました。
その意味を一番わかっているのが、思い切りのいいスイングの今日の4番に置いたヒロヤ。
今日の彼のスイングの迷いはありませんでした。
外角だろうと、高めだろうと、タイミングを合わせてフルスイング。
行先はボールに聞いとくれのスタンス。
それでいいんです。100のチカラを持つ人が、ストレートに60%、チェンジアップに40%とチカラを分けていたとして、ストレートが来た時の対処するチカラは60%。
兵力、集中力を分散させていては、自分の持てる力の60%しか出せない状況でしょう。
ヒロヤは違います。100%をフルスイングしている。
あてにいこうなどと思っていないでしょう。とにかく、タイミングを合わせて全力スイング。
その時ヒロヤの打撃力は100%になるでしょう。吹っ切れている分を出して120%。
そして、ホームランを打って結果をみせる。どや顔をしていい場面です。
自分のストライクゾーンに入ってきた球は、すべてうつ、ボールでさえも打ってやるという気迫が見えました。なにより、迷いなく、初球から全力スイングがいい。
そんなヒロヤの背中を野球の神様は、少し押してくれたようです。
左中間まっぷたつのホームラン。迷いのないスイングである分、当たった時の加速力、貫通力が違います。
ヒロヤにも手ごたえがあったでしょう。また彼のココロに分厚い自信という名の層が積み重なりました。
ヒロヤのいいところは、迷いがないところ。
迷いがない人などいないでしょうが、彼はわりきっています。
打てなかったらどうしよう?とか、打たないとやばいなとか、マイナスの思考があまりありません。
ただ自分は、フルスイングをするのみと心得ている。一孤のサムライ。
一球一球に全身全霊をかけています。
準備ができている状態でした。
そこからのホームラン。チームに3点をもたらすことができました。見事でした。
4番としての仕事をきっちりこなしました。

迷いをまったく消し去ることはできませんが、対処はできる。
今日一番、ヒロヤがそれを実感させてくれました。
チームために自分にできることは、なんだろうと考え、最善を尽くしてチャレンジしている。
それがいい結果に繋がってくれる。
これほど、ヒロヤを成長させるものはないでしょう。
その自信の積み重ねが、さらなる飛躍を生んでくれます。

そしてそれを見ているイーグルスの面々。
「ヒロヤには負けてらんねぇ。よーし、俺もやってやろう!」
いい意味で刺激になります。

エース、ハルヤの不在を埋めたタケル。
いつもはコントロールが安定しませんが、今日は安定しないながらもなんとかしようという気概が見えました。
3ボールまでもちこまれますが、どうにか打たせて打ち取る。
この試合で、きっかけをつかみかけていると思います。

そしてそのタケルを支えるキャッチャー、ヨウスケ。彼も要職のキャッチャーというポジションをなんとかしようとする意志が見えます。

凸凹ならぬ凸凸コンビですが、なんとか機能している。
バックもちゃんと守ってくれています。
二死でスコアリングのポジションまで攻め込まれますが、なんとかしのぎ切る。
このあたりにも成長のあかしが見えます。

ほかにも、2打数二安打のユウゴ。ピッチャーもやってどこでも守れるユーティリティぶりを発揮したケンタ。
いい材料はそろってきています。

あとは、それをどう活かしていくか?
子どもたちも自分の役割をわかってきています。

それは、自分で考えて行動している証拠だと思います。
よく練習中に、「監督、どこ守ればいいですか?」と聞いてきます。
それを最近よく聞いてくるのは、レン、ユウゴ。
いろんなポジションを守らせているのもありますが、自分のポジションを確認したいという意思が見えます。
「おい監督、俺はどこで活躍すればいいんだい?」
そういう風にもとれる積極的な質問。自己主張があって大いにいいと思います。
自分をだしていくということの練習になっています。

さて、ここまでのいい流れをどういい結果に結び付けていけばいいか?

さぁ毎週大会のシーズンに、お母さん、お父さんを泣かせるような試合をしてほしいと思います。









私は基本、なんくるないさの人ですが、それはそうでうまくいきすぎると一抹の不安を覚えます。

いまのイーグルス。
歯車が上手く回っているような気がします。

上手く回っているだけに、逆に不安になる時もある。
この感覚わかるでしょうか?


まず、保護者の連携がいい。そして一生懸命。
こちらから言わずとも動いていただいています。この感覚は全国大会、県大会にいったとき以来でしょうか・・・

練習の時から、人手不測の指導者をフォローしていただく場面が多々。
バッティングピッチャー、ノッカー、インターバルのタイム計測、女子の個別練習、練習試合の審判、トスバッティングのトサーなどなど、
私が見える場面はもちろん、見えない場面でもいろいろご協力をいただいています。
それがさりげない。
そのこころ遣いがありがたいです。
それを見てなのか、子供達にも少しずついい方向に変化があります。

6年生をはじめ、5年生、4年生、3年生、1年生。
それぞれが一皮むけています。
野球に対して、ソフトボールに対して、どん欲になってきています。
それが競争につながり、相乗効果を生んでいます。
それぞれが、春先の大会、練習試合で、手ごたえを感じつつあります。
そして、「まだまだ、もっとできる!」と思っている。
であれば、伸びしろは多くあります。
毎試合ごとに成長しています。

昨日の試合で一番びっくりした場面。
それが、ソウゴが三塁コーチャーに入った時です。
私の指示の前に彼は入っていました。それが一番の驚き。

いままでは、「コーチャーいけよ!」と言わない限り、誰もいかなかった。
そんな中で。ソウゴは私が言う前に出ていた。
ソウゴの中でどんな思考はあったかはわかりませんが、彼はいつも私がいう言葉を予想して、自分の判断で動いて、コーチャーに入った。
この一連の流れ。
私が入る余地がありません。
私は言う前に、ソウゴは考えて、そして実際に動いた。
この動きが、できるようになった。
感動しました。

いつも「誰だーコーチャーは?」と悪態をついていたのにも関わらず、先に動かれてコーチャーに入った選手はあることなど、いままでない。

しかし、それが今回あった。

そこに成長を感じます。あの泣き虫ソウゴが、チームのために周りを見て、自分で考えて動いている。
それは上手くなるはずです。人の指示ではなく自分で考えての行動。
野球の神様も味方してくれますって!
まさに機を見て敏。ソウゴが大きく見えました。そして頼もしく見えました。
彼はまだまだうまくなります。
そして人としても成長していくだろうと思わせてくれます。
だって、誰にいわれずとも状況を判断して動ける人間。
欲しい人材でしょう。

それを見て、周りの選手もソウゴに負けじと、自分で考えて動く。
これがチームスポーツ。1×1が2にも100にもなる。この相乗効果。
強くなっていくって、ここじゃないでしょうか?
自分で考えるから、自分のこころも強くなっていく。

そんな選手が多くいるチームであってほしい。それを願います。


















ティーボールの話をしましょう。
先週、イーグルスと高田スポ少さんの4年生以下で連合をくんで参加した矢吹町のティーボール大会。
4年生以下の選手にとっての甲子園といっていいでしょう。
ここ最近の参加で、十分の浸透してきています。
不参ならば、ベンチを温めているほうが多い4年生以下。
ところが、この大会に限っては勝手が違います。全員が4年生以下なので、すぐさまスタメン、主役に躍り出れます。
相手も同じ4年生以下なので、それなりの戦いができます。
そして、今回。
過去数年、それなりの経験を積んできた4年生。
しかも今回は頼れる高田さんと同盟を組んでいます。
もしかしたら・・・全国・・・

そんな野望を完膚なきまでに叩き壊してもらったチームがいます。

これは聞いた話で確認していないので、さだかではありませんが、矢吹町のティーボールチーム。
昨年の全国大会優勝、全国制覇しているそうです。

えっ!?福島県のティーボールのレベル、そんなに高かったの?
用具もそろえず、当日かりた用具でほぼいきあたりばったりの作戦。
それでは、万全に準備しているチームには勝てる道理がない。
保護者、選手、そして矢吹町の本気。
それに圧倒されるわれわれ高田&イーグルス。
それでも、5チーム変則リーグ戦の全四試合を3勝1敗できりぬけたそうです。
決勝トーナメントへもう少しでしたが、壁は厚かった。

私は、会津に残って5,6年生とソフトボール講習会と練習試合にでていたのでその内容、結果の詳細は知りませんでした。
ですが、子供たちに「どうだった?」と聞くと、でるわでるわの自慢話。
やれホームランをだれがうっただの、いい守備をしただのいろいろ出てきます。
そしていい顔をしている。
自分たちが主役を張って、みんながそれなりに活躍している。
楽しそうにうきうきして話します。
それがソフトボールにも活きています。

たとえば、はんなりしてたユウゴもホームランをうったそうです。
しかも、前の打席のレンがホームランをうったその次の順番で、だいぶ緊張していた中で打ったホームランだったと本人は言っていました。
こういうハードルが男をあげます。
困難に打ち勝っている。それが自信になる。

昨日の練習試合で、ライトにフライが飛びました。守っているのはユウゴ。
その前にお父さんの的確な守備位置のアドバイスもあったからでしょう。
ライトフライが飛んだその瞬間。
やばいと思いましたが、なんとか取りました。アウトにしました。不格好な捕球姿勢ながらユウゴは落とさなかった。
恰好なんてどうでもいいんです。ただ、フライをとってアウトにしたという事実。これで十分。
それのみで、ユウゴにとって大きな自信になるでしょう。

「俺はやれる!ここでやれる!」

そう思ってもらうだけで、ソフトボールをやる価値があります。
また、いい顔するんです。はずかしそうにはにかむようでいて、自信に満ちた顔。
そこに成長のあかしがあります。
こいつ、だんだん野球の、ソフトボールの面白さがわかってきたな!認めてしまいます。

人が成長していく瞬間を見ている、そういう実感があります。
あのグランドではお父さんもお母さんも助けてくれません。
その中で、自分で考えて行動してチームのために貢献する。
これほど社会に出た時の練習があるでしょうか?
そしていいプレーをした時に、褒めてくれる仲間がいる。自慢できる仲間がいる。
これがチームスポーツの一番いいところ。
勝てばなお良しでしょう。負けても何センチか、何ミリかは前に進んでいます。

華麗なプレーであることはない。
一生懸命チャレンジしたプレー。そのプレーに賞賛を全力で送りたい。
失敗しても、成功しても、またいい顔をするんです。
技巧に走って、上手い下手を気にするよりも、
いつになってもそのひたむきさ、賢明さを忘れないでプレーする選手になってほしいと思います。

やはり出場機会、成否はどうあれチャレンジするする機会をこれからもなるべく多く選手全員で享受しつつ、全力でやった結果、勝てるチーム。
ある意味矛盾。
そんなチームをめざしていきます。




今年の最大の目標、全国大会はおわってしまったので、次は県大会のある白獅子。
7/14.15が当面の目標です。
次に狙うは県大会出場。
今年のイーグルス、現段階で決して強いとは言えないが、なにかこう化ける要素をもっていると思います。
このままくすぶるか、一皮むけるか?
一皮むけるようにしむけていくのが我々の役目。
そのためにはどうしていくか?

今一番必要なのは、実戦経験です。
こういう場面ではどううごくか?それを実戦で経験する。
失敗しても、次へのステップにしたらいいし、成功すればそれが蓄積されていきます。
こういう場面では、こうやればいいんだと自信がつく。
いくら練習でやっていても実戦での成功経験にはかないません。
そのためには、いろいろなパターンを覚えておく必要がある。
それは毎日の練習で、英単語を覚えるように身につけていくしかありません。

ただ小学生に教えるにしても、なぜそうするかという理由を腑に落とさないといけない。
ただこうやれといっても、なぜそうするかがわからないと応用が利きません。
一死2,3塁の場面で緩いセカンドごろ。
ランナーは突っ込む。
さてどうする?いろんな選択肢がある。どれを選ぶか?また、その選択肢にほかのチームメイトが対応できるようにうごいているか?
チームとしての脳の思考回路をつないでいく。
これがピンチを救っていくれるでしょう。

それと剛速球に対応した、バットの振りと心構え。
いまだ自分の気持ちいいように振っているのが大半です。
最初はそれでいいでしょう。
ですが、県大会クラスのピッチャーが相手ではそれも考えていくしかありません。
まともに振っていては三振と内野ゴロの山でしょう。
そうでなくても、なかなか打てない相手。
県大のエース級は、待っていても四球は望めません。だったらこちらから仕掛けるしかありません。
三球まつよりも、三回全力で振る。
成功するにしろ、失敗するにしてろ、全力でいく。基本は、全力三振でいいんです。
そんで当たればもうけん。
そこにもう一つ、イーグルスの牙を今追加しています。
昨日の練習でも、それを実践しようと皆が試みている。
まだまだ完成形には程遠いですが、打球の飛び方が変わってきています。
4年生も意識してそれをやっている。
その心がけだけでも、いいピッチャーと対戦するときに活きてくるはずです。我々のような非力な弱小バッターが唯一勝てるスイング。
これがイーグルスの選択です。
あと二か月でどこまでできるか?
あいつらの頑張りに期待します。




今日は真っ青な空だった。
絶好の野球日よりだった。
そして、おめえが好きなバレーボール日和だった。
なのに、もういないんだな…



じぁあな。
今シーズン、ここまでのイーグルスを顧みてみる。
昨シーズンよりは成長しています。
正直、私の予想を少し超えています。
その要因をおもいつくまま上げてみます。

1.ピッチャー、ハルヤ、レントのコントロールが安定。それを活かすキャッチャーユウキ。バッテリーの向上。
  
  まず、ここが一番大きい。ふたりとも試合を作れます。四球でくずれなくなってきた。そして、ピッチャーの特性を活かし、強打者をかわすことを覚えてきたキャッチャーユウキ。打者との一騎打ちの最前線で、一方的にやられるだけの展開から脱却できました。

2、守備の安定。キャッチャーユウキ、ショートタイセイ、センターレント、センターラインの充実。

 強い打球の処理、打ち取っているが難しいところに飛んでくる打球、そういったギリギリのところでアウトを取れるようになったきた。こういうプレーはチームを救います。それが、ギリギリのところ、もう少しでアウトにできなかったところができるようになってきた。ショート、追いついて好捕するも悪送球・・・だったところが、悪送球しなくなる。センター、ダイビングキャッチで一時は捕球するも、最後に落とす・・・落とさない。キャッチャーもフリーで走られていましたが、刺せるようになってきた。やはりセンターラインが安定するとチームが締まります。

3、ある程度計算できる上位打線、そこそこの下位打線。

 この冬は徹底して走ったために打撃練習はしませんでした。ですが、打撃は向上しています。
自分の打撃スタイルがわかってきたルイ、タイセイ、ヒロヤ、ヨウスケ、レント、ユウキこのあたりが核になるでしょう。ただ、この前の大会でも思いましたが、ただ打たせるだけでは得点はむつかしい。微力な打撃を最大限に活かすためには、意図をもったチーム打撃を展開していくしかないと思いました。


4、選手全員が底上げされている

 それなりの人数がいるイーグルス。ポジション争いが発生し、そこの競争を生んでいます。
全員がやはり試合に出たい。そのためにはうまくならなくはならない。控えの選手もぐんぐんうまくなっています。ですが、いつもまもっているところを守るわけにもいかない。チーム事情から、複数のポジションをこなせる選手が求められます。いきなりの病気、けがで代理を立てる必要がある時にも備えなくてはならない。よって、いろんな守備のバリエーションを用意していこうと思ってます。


外にも細かいところはありますが、今のイーグルス、それぞれ最大5点として
【昨年秋の新人戦】
投手力 2
打撃力 2
守備力 2
走力  2
声礼儀力 1

総合力 2

【現在】
投手力 3
打撃力 3
守備力 3
走力  2
声礼儀力 1

総合力 2.8くらいでしょうか?

どこに伸びしろがあるか?今後どこをどうのばしていけばいいか?
その答えは、白河市でのTKC鈴木会計杯での泉崎スポ少さんとの試合の中にあると思います。
自分たちよりも強者と戦う場合、どうすればいいか?
ああいうやり方を実践していけば、そうそう負けないはずです。

そのために、
1、ピッチャーは、一層の下半身、スタミナ強化⇒走り込みと投げ込み
2、守備は、ケースを想定しての状況判断からの無駄のない動きをパターンで覚えつつ、アドリブにも対応できるように。なぜ、その動きをするか理由を理解しないと応用にはつながりません。
3、打撃は、剛速球への対応。世の中に打てない球などありません。貧弱なものでも外野にはじき返す方法、ランナーを活かす方法はあります。イーグルスはただではアウトはやらない。なにかやるぞと思わせる打撃を練習していきましょう。
4、そのほか、細かいところ。タッチプレー、走塁などいきなり筋力や足は早くなりませんが、意表をつく作戦は実行できます。高田さんとの練習試合などで実践していこうと思います。

反省点、そして今後やるべきことはわかりました。あとはやるだけです。




大会二日目の5月5日の子供の日、準決勝みてきました。
残った4チームは、しきみさん、湯川男子さん、猪苗代メッツさん、そして猪苗代さん。
昨日と同じような寒さ、天気の中での代表決定戦。
どのチームもピッチャー、バッテリーがいい。そして、よく打つ。
今のイーグルスがもし、残ったとしても厳しい戦いになっていたことでしょう。
そんだけ、今のイーグルスには足りないものが多い。

その中でも大方の前評判は、絶対的エースをようするしきみさん。
秋の新人戦の覇者です。
そのしきみさんと戦うのがイーグルスに勝った猪苗代さん。
遠目から見てましたが、絶対エースを前に一歩も引かない展開。
上位から下位打線までコンスタントに当ててきます。
そしてとらえている。
振り切っているので、当たった時に外野まで鋭い当たりになります。
それが下位まで続きます。
そして、下位打線もただではアウトにならないぞという強い意志が見えます。
少しでも上位打線に回すという工夫も見えます。
そして要所を締めて、好機を逃がさない。
投打の歯車がぴったしはまった感がありました。
終わってみれば、しきみさんの絶対エースを2-1で攻略し、県大会の切符をつかみます。
そしてもう一方のブロックからは猪苗代メッツさんをやぶっての湯川男子さん。
決勝は湯川さんの優勝で会津予選は幕を閉じました。
強力なバッテリーと強打。それをいかんなく発揮しての優勝でした。おめでとうございます!

これで各チームの趨勢がわかりました。
わがイーグルスの立ち位置は決して高くはありません。
ですが、やれなくはないという手ごたえもありました。
あそこでああならなければ、あそこで打てば・・・
次なる大きな目標は白獅子大会。

ありんこ軍団のジャイアントキリングがみたい。
そのために各自の小さな牙をといでいくとしましょう。




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