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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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全国大会の結果をホームページで見ました。
福島県代表の三神さんと中山さん。
初優勝ならず。
中山さんは2回戦で敗れ、
三神さんは、3回戦を突破し、全国ベスト4をかけて戦いましたが、優勝した福岡県の黒崎中央クラブスポーツ少年団の前に屈してしまいました。
このトーナメントを見るに壮絶な戦いだったのでしょう。
全国制覇のチームと五分の展開。
本当の頂点が見えたんじゃないでしょうか?
高き神々の座。
もう少しで届いたかもしれない。
あの三神さんでも勝てなかったチームってどんだけ強いんでしょう?
ぱっと見る限り、3回戦、4回戦あたりからは僅差の展開。
勝負を分けたのは、ほんの数ミリの何かでしょう。
そこができたか、できなかったか。
後から考えるとその対処方法に気づくんです。
あの時こうしていればなあ、と。
タイムをかければ良かった。
守備位置を確認すればよかった。
コースに入れるなと指示をすれば良かった。
万全でのぞんだはずなのに、指と指の間からこぼれる砂のように。
勝つときはその砂がこぼれない。
何がその分水嶺になるのか、いまだにつかみきれません。
そんなゾクゾクする中で戦った福島県代表をたたえましょう!
そして、この秋口に全チームで包囲網。
どうやったら、倒せるか?
その大きな胸ををどこかの大会で貸していただきたい。

長崎の空はどんな空だったんでしょうね。
まずは、ゆっくりと遠征の疲れをふるさとでいやしていただきたいと思います。

中山さん、三神さん、お疲れさまでした!
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いわきに、来た!
ライバルたちを、見た!
そしてイーグルスは、勝った!(1回だけだったけど)
ローマのカエサルの心境は、こんな感じだったんでしょうか?

大きな舞台、整然と整えられたソフトボール専用球場。
かすかな潮風。
なみいる強敵。
県内のベスト16チーム。
相手にとって不足はあろうはずがありません。
県大会でお会いした、東和さん、薫橘さん、桜さん。
練習試合でお世話になっている中畑さん、下郷さん。
同じ会津代表のほおのきさん。
まさに強敵と書いてライバル。
監督会議は、8:20から。
私は余裕をもって8:12ごろ行きましたが、1番最後でした。
歴戦の監督方、はやい。
それだけ、気持ちに余裕をもって来ているということでしょうか。
「あぁ、やべぇな。」と思って、座る椅子を探していたら、油井さんの監督さんが手招きしてくれました。
あぁ椅子あってよかったぁ。ありがとうございます。
今度はもっと早く来ようと思いました。
とんでもない暑さへの対策、選手の確認などで手早く監督会議が終了。
練習試合を組みながら雨でできなかった、東和の監督さんにいじられながら、お互いの健闘を約束し合いました。
会津とはちがう暑さをほおのきの監督さんと確認し合う。
旧知の監督さんに探りを入れながら、腹では「うちのチームが絶対に強い!」という自負が見え隠れします。
しかし、どの監督さんも日に焼けている。
それだけ、選手たちと一緒にお天道様の下、いろんな練習、試合をやって鍛え上げてきてここにいる。
皆さん素晴らしい指導者。
それが黒い顔に出ています。
黒さなら私も負けません。
ライバルですが、まぎれもない同志です。
同じような辛苦を経験しています。
こんな監督さんたちとこの舞台で戦える。
こんな幸せなことはありません。
徐々に私のボルテージも上がってきます。

さぁて、どう戦うか?
緒戦の天栄阿武隈さんは全く情報がない。
よって、相手を見てからオーダーを決めようと思っていました。
予選を9人ぴったしで、勝ち上がってきた。
少数精鋭。
ひとりだけ3年生、それ以外は6年生。
体型や動きを見るに、全体的なバランスがとれています。
バッテリー、ショートを中心としたどちらかというと守備のチーム。
少ない得点を守り切るタイプのチームだと見ました。
相手エースは、いいピッチャー。
セットからリリースまで、ゆったりとしたフォーム。
きちんとチカラをためる自分の動作をものにしているフォームです。
それをクイックと併用して、バッターのタイミングをずらしてくる。
打ちづらそうです。
県大会レベル。
そうなるとイーグルスは、打力のバランスよりも集中運用。
いいバッターを固めるオーダーにします。
キャプテンのユウキは、言わなくても後攻をとってくる。べつに先攻後攻どっちできても、戦う準備はできています。
ここは、ユウキに任せています。
ユウキなりに判断して、後攻有利との判断。
グランドがどうのこうのと言ってましたが、彼も彼なりのジンクスをもっている。
たとえ後攻を相手にとられたとしても、ユウキなりの対処方法はもってるはずです。
それを楽しむあたり、余裕があります。
こんなにも会津から離れて、かつてないほどの保護者、おのおばあさん、おじいさんたちの応援を受けながら、戦艦イーグルスの出港です。


鼎(かなえ)。
それは古代中国の器のひとつです。
足が三つ。
ここがみそです。
足がひとつ、もしくはふたつでは成り立たない。
みっつあってこそ、世界のバランスが成り立つ。
ここが、人がひきつけられるところでしょう。
「3」という数字の意味。
3大なんとか、三国志、三銃士、三原則。
人は「3」という数字のバランスにとても安心する。
そして、この器のシルエット。
私はすごく美しいと思います。

スポ少をしていてよく思うことがあります。
スポ少はこの「鼎(かなえ)」であると。
選手、保護者、指導者のこの3点。
3点を直線で結んだ形。
三角形。
辺の大きさ、交わる角度、形。
それがスポ少の形になる。
もっといえは、ここに地域とか他にも入ってくると思いますが、私はこの3点に注目したい。
この三角形、大きければ大きいほど有利となります。
ですが、ただ単に、大きさが上回ればいいというものではない。
鋭い角度で、自分より大きな三角形を
切り裂く。
貫く。
砕き折る。
小さい三角にもチャンスはある。
このイーグルスの三角。
どんな三角形なんでしょうね。
私のココロには、しっかりとその形があります。
イーグルストライアングル。
それは炎をまとっています。


選手の戦う炎。

指導者のチームを思う炎。

保護者の支える炎。


これまでもそうですが、
今年のイーグルスは、本当によく、保護者の皆さんに支えられています。

保護者の皆さんも熱い。
灼熱の親子鷹。
まだまだ動けるその親鷹が、時に厳しく、時にあたたかく、常に見守ってくれている。
グランドに入って、選手とともに自らプレーして、楽しんでいました。
お母さん鷹もまた、そのグランドを見守る。
最近では、お母さん鷹もグランドに入って一緒に練習をみていただいている。
まさに挙国一致の体制。バランスがとれている。
ここが、イーグルスの鼎。
それがイーグルストライアングル。

このトライアングルが、いわき新舞子の夏空にどんなドラマを描いてくれるか?

今日は白獅子県大会。
相手は天栄阿武隈さん。
絶好のソフトボール日和。

さぁて行きますか!
昨日がいわき県大会前の最後の練習になりました。
高田さんとのナイター練習試合。
ピンチを想定しての、無死、2,3塁からの想定。
攻める方はなんでもできます。
反対に守る方は、絶体絶命のピンチ。
そのピンチをどう切り抜けるか?
バッテリーは、どういうプランを立てて、どういうふうに実行していくか?
それを確認しました。
とてもいい練習になったと思います。

ただ、実戦と練習ではそのプレッシャーはぜんぜん違います。
うだる暑さの中、汗が止まらない緊張感。
ひとつとミスも許されない、誰もが逃げたくなる状況。
どうきりぬけるか?
練習であっても、1回やっておくのと、いきなりその場面に遭遇するのではぜんぜん違うでしょう。
あー、この場面、練習でやったなあ。
こういう場合は、こうするんだっけなあ。
とうっすらながらも道しるべがあるのと、ないのでは心の余裕の持ち方がちがう。
県大会はピンチの連続でしょう。
1回のミスを取り返すチャンスがあるかどうか?
ピンチを最小で切り抜け、少ないチャンスを確実にものにする。
これが出来るチームが強いんです。
守るべき時にしっかり守り、打つべき時にきっちり打つ。
自分たちがこうしたいと思う展開に持っていくとき、実力以上のものが宿ります。
強豪チームに打ち勝つ、ジャイアントキリングは、そういう中から生まれます。
あたりまえの確実な守備を集中して続ける。
バッテリー、特にピッチャーの体力、精神力はかなり削られるでしょう。
それでもマウンドからは簡単に下りられない。
あの2.44のサークルは、エースの不可侵の聖地。
彼が投げ抜けば、チームを勝利に導く。
イーグルスでいえば、レント。
昨日のナイターでもいい球を投げ込んでいました。
「あれ、こんなにいい球だったっけ?」
と思うくらい、彼も成長しています。
県大会の主審と合うといいなあ、なんてかってな想像を膨らませる。
レントだけでなく、全員が上向きの調子だと思います。バイオリズムは右肩上がり。
頭の中では、毎日毎日、いろんなシミュレーションが浮かんできます。
夢にまで見る。
ぶっちぎりで勝つところ、フルぼっこにされるところ、がっぷり四つのところ。
その夢をみた朝は、首のまわりが汗だくです。
ただこれだけは言えます。
どんな状況がきても、やるだけ!
全力を尽くしてやるだけ!
県大会の緊張しつつも、幸せなカウントダウン。
のこり2つとなりました。



さらに遠く長崎の地では、全国大会が開催されます。
福島県からは、三神さんと中山さんが代表として戦います。
規模こそ違え、あっちでもカウントダウンが始まっていることでしょう。
両チームともに福島県下最強、スポ少全員が胸を張って応援できるチームです。

彼らは伊達じゃない!

我々イーグルスも全力を尽くします。
いわきの地から、応援します!

あーなんか緊張してきたなあ。
早く戦いたいなあ。
明日、会津を出ます!
中学軟式野球を見てきて、いくつか気づいたことがありました。
中学生になっても、アウトカウントは忘れる。
ランナーの確認を忘れる。
守備位置の確認を忘れる。
サインを見落とす。
チームとして、事前に確認しておけば防げるミスが何個かありました。
むしろ、その手の確認は小学校の時の方がやってたぞ、というくらい。
できるが故に、言わなくてもわかるべというおごりとしかみえませんでした。
確認という結束のチャンスを逃している。

この教訓は、持ち帰ってイーグルスにも活かさないといけない。
「そんなのわかってる!」と言われるくらいに、確認をしようと思いました。
こういう事前の準備には、センスは関係ない。
普段からやってるか、やってないか、ちゃんと頭に入っているか?
それをチーム全体で共有しているか?
この一連の作業をチームとしてすすめる、それこそがチーム一丸となるきっかけだと思います。
これをやることで、救われる奴がいるはずです。
「あれ!いま何アウトだっけ?」
俺んとこきたら、どこに投げればいいんだっけ?
その迷い、不安がエラーを呼びます。
そして、そのエラーは伝染する。
最後にはみんなで築いてきた魂のダムが決壊する。
その怖さ。何回も経験してきた。
それにどう抗うか?
その対策が、確認の声かけ。
聞くに聞けない、ビビっている奴に対して、
「ツーアウト、内野はボール、ファースト!」
この一言で、全員が明確なビジョンを持つことができる。
自分たちがやるべき未来が見える。
不安がなくなり、プレーに集中できる。
自然とエラーの確率は下がってくれます。
どれだけ、焦りや迷いをなくせるか?
これにかかってくる。
アウトカウント、ランナーの位置などは意識さえすれば、事前にインプットできる情報。
イーグルスOBたちの試合を見ていて、それをなおさら大事にしていこうと思いました。
あれもこれもやらせず、シンプルいく。
兵力の集中運用です。
元々少ない兵力を分散させる手はありません。
自分たちのできるところに最大でベットする。
全てにオールマイティではなく、1点集中。
強者に勝つにはこれしかない。
この潔さが強者をビビらせる。
一点の曇りもなく立ち向かうイーグルスは脅威となるでしょう。

そして心も簡単にしておく。
不思議なことにやることがわかれば、実力以上を発揮する可能性が高い。
これが、私が行き着いた答えです。
今週末は、いよいよ県大会です。
いわきの天気はいいみたい。
戦いの潮風がイーグルスを迎えてくれることでしょう。
なんともいえないこの高揚感。
毎日毎日少しずつ高まっていく緊張感。
これは、福島県内のベスト16チームしか味わえない。
この緊張感にのみこまれることなく、粛々と準備を進めます!



この週末は、息子たちの中学軟式野球部、最後の試合、遠征に同行してきました。
泉崎村でのジャイアンツカップ。
これが、息子の中学での最後の野球になりました。
体の成長が遅くて、どんどん大きくなる同級生の中にあって、よく最後まで投げ出さずにやり遂げたと思います。
自分から野球をやりたかったかどうかは、わかりませんが、息子が中学に上がるとき、
「野球以外は応援しない!」
と公言。
あきらめたのか、息子はそのまま野球部に入りました。
当初、野球部は人数不足でしたが、かつてのイーグルスの仲間が野球に戻ってきてくれました。
なんとか形になった。
生徒の自主性を尊重してくれる先生にも恵まれ、彼らは強くなりました。
小学生の時とポジションが入れかわったり、その才能を開花させてピッチャーになった選手もいました。
多くの仲間が、体も心も成長していく中、体が小さい息子はとりのこされた気分にならなかったか心配でした。
やるきがあんのかねえのかわからない性格。
前面に気持ちをだすこともなく、やらされてる感が強く、自主性が伝わってこない表情。
本人はどうおもっているかわかりませんが、私たち親にはそう映ってしまいます。
それでも、投げ出さずに最後までやりとげたことは、手放しで誉めましょう。
野球で会津大会を突破して、県大会で強豪と戦う。
そんなにまでなった。
私たち親たちを県大会の場所に連れてきてくれた。しかも、泊まりで。
私たちの親は、みんなで泊まりで応援できて、美味しいお酒がのめることが楽しみで仕方なかった。
選手もそうですが、その親もいい仲間に恵まれました。
みんなと一緒だからここまでこれた。
そう思えます。
そして、それがこれで終わってしまうと思うことのさみしさ。
いつかは必ずくるんですよね。
この野球部のメンバーも、別々の道を進むことになる。
それはわかっていたとしても、一抹の寂しさを感じます。
それは、スポ少でも同じことです。
いつまでも一緒にやってはいられない。
だからこそ、この一瞬を輝かせようとがんばる。

息子の先の長い人生のこの瞬間、確かに輝いたと思います。
親父にやらされて始めたソフトボール、からの野球部。
はじめはやらされていたけども…
なんて展開になってくれればと思いますが、そうは簡単にいかないでしょう。
この先、野球はやらないかもしれない。
野球は、高校の硬式までやってこその野球だと思いますが、それは私の個人的な見解。

あとは、彼がここから何を感じて、それをどういかすか?
ここが人として生きていくうえで、大切なところだと思います。
いろんなことを経験して、それを今後にどういかすか?
ここは、親が立ち入れないところ。
ただ、三年間がんばった息子をしばらくは誉めたいと思います。
しばらくは、ダラダラしても見逃してやる。

おつかれさん。息子よ。
今日の柳津御霊まつり大会、わが美里イーグルス、念願の初優勝!しました。

あの全国大会にいった年も、緒戦敗退。 
白獅子県大会の時も関柴さんにリベンジされました。
いつも、いつも良い結果が出なかった。
それが、今年、念願の初優勝をすることができました。


これまでの、選手、保護者の悲願。
今日、ここに2019イーグルスがその神々の座に初登頂!
360°のてっぺんの大パノラマ。
その雄大な景色を、選手、保護者全員でみたことでしょう!

…、うらやましい。
…私は、高田中野球部の県大会でそっちにはいけませんでしたが。

長峰代表、小島コーチの指揮の下、白獅子会津予選の勢いそのままに快進撃!
自分たちのできることを、思い切り、存分に発揮してくれたことと思います。

遠く泉﨑に離れていても、選手全員の笑顔が思い浮かびます。
エースとして、試合をつくり、リードオフマンとしてイーグルスの矢じりになるレント。
そのレントを支えつつ、相手を的確に分析し、かつ、自陣の選手全員の調子を把握してイーグルスを率いるユウキ。
レフトに鎮座し、クリーンアップの最後にもらさずランナーを返すチームバッティングのテンカイ。
県大会を見据えて、打撃フォームを、改造してのぞむ、守備の要のショートストップのタイセイ。
その6年生の4人を中心にしてまわるイーグルス、プラネット。
この御霊まつり大会は、狙い通り上手くいったようです。
「オレたちは、こうしたい!」
だから、こう動く、そしてこうする。
そういうビジョンをみんなで共有して具現化していく。
数多くのライバルチームがイーグルスを研ぎ上げてくれている。
そして今のイーグルスは、そういうチームになってきている。
その手応えを感じます。
それは、私だけではなく、選手も、保護者もそう思っているはずです。
チームは良い状態。
それを、どういわき新舞子で昇華させるか!
どじょうがウナギに、うなぎが龍に!
たったかみたか、会津美里の昇り龍!

いくところまで、いってみましょう!

おごれる者はひさしからず。
そう、ココロに決めていたのに、どっかでゆるんでいたようです。

どっかで、相手チームをかろんじるような言動が私にあったようです。
もちろんそんな気はサラサラありません。
ですが、そんな気はなくとも、とらえる人の状況、気持ちで、よくも悪くもなる。
「言葉」というのは恐ろしいものです。 

1回発した言葉は、もう元に戻せません。
なにげに言った言葉。
言われた側は、一生忘れない言葉になることもある。 


どんな人も勝ち続ければ、おごってきます。
そこを、おごらず、誇らず、たいした気にならないようにするのが、難しい。
おごって失敗した人の歴史を見てきている。
その轍は踏まない、って思ってたのになぁ。

まだまだ、アマチャンでした。 
勝つということは、相手チームの「思い」まで引き受けるということ。
一生懸命さがゆえに感情的にもなる。
使う言葉には、ものすごく注意を払わなければいけないということがわかりました。

自分が言われたら、どう思うか?
自分たちのチームが、言われたらどう思うか?
発する前に、よーく考えて言葉にしたいと思います。

そう考えると、県大会、優勝の三神さんの監督さんは物腰の柔らかい方でした。
会津の片田舎のチームにも、優しく声をかけて下さった。
相手チームへのリスペクトにあふれていました。
どんなチームに対しても、勝っても負けても同じ姿勢なんだろうなぁと思います。
強いというのは、ココロまでも強い。
そんな風にありたいと思わせてくれます。

同様に会津代表のほおのきの監督さん。
あの方も、私よりも長いキャリアのうえに人生でも大先輩なのにかかわらず、いつも先にあいさつをしてくださいます。
こういうのがとても大事なんだと思います。
勝負をするにあたって、お互いに認め合う。
それを考えると、私は反省すべき点が多々あります。
態度に気持ちが出る。
気持ちが出るから、態度になる。
長年やっていても、なかなかできていませんね。

ただ、すでにやってしまったこと、これは時間はもどせない。
それは、それでごめんなさい。
言葉を選びすぎて、四角四面の優等生のようになるのも面白くない。
イーグルスという味を出しながら、物腰の柔らかい、勝っても負けても気持ちのいいチームになる。
そうなれるように今後十分に気をつけたいと思います。
白獅子県大会の組み合わせが今日の民報に掲載されていました。
イーグルスの初戦は、県南の天栄阿武隈スポ少さん。
そういや、2年前に戦ったことがあるなぁと思って検索してみたら・・・ありました。
雨の中、だいぶ待たされた、あの山の上のグランド。
大多鬼丸杯でぶつかりました。
ユウト世代、レツ、リョウの年代です。あの時は2回で13-6で負けています。
あの時から、今のユウキたちは選手として出ていました。
あの雨の死闘を経験している。
リベンジの機会が訪れました。
天栄阿武隈さんもあれからますます強くなっていることでしょう。
試合が楽しみです。
以下は、あの時のアーカイブスです。
これを読んで、思い出す。リベンジの闘志に火をつけましょう!




雨の死闘
悪天候の大多鬼丸杯、相手は天栄阿武隈スポ少さん。
雨天順延の打ち合わせでも話しましたが、どこか気のいい監督さんのチーム。
体格は五分とみました。
さて、悪天候の場合は先攻がセオリー。
キャプテンユウトに先攻をとるように命じますが・・・後攻です。
まぁ、初回を抑えて守備でリズムをとれれば、勝機ありと切り替えます。
それにしても、天栄さんも先攻をとるあたり考えることは同じです。

結果は13-6で負け。
序盤から、まったくいいところのない胸糞わるい展開。
最近、こういった立ち上がりが多い。
そこをカバーできていないイーグルスは進化がない。
またもやこの負けムードの展開。

試合をつくれないピッチャー。
濡れたグランドを想定してきたのにも関わらず、送球に気を使わない野手。
大事なところでサインミスを連発する打撃陣。
守備範囲がわからず、お見合いの三遊間。
1回2回で13-1のワンサイドゲーム。
雨で待ってたり、苦労したのにすべてが台無しの試合になることを覚悟しました。

ですが、がっとばして、意気消沈させるよりは少しでも前を向かせたほうがいい。
あいつらの底力を信じてみましょう。
そのほうが次につながる展開になるだろうことを期待して、ぐっと抑えました。
試合中にきれていいことはない。選手も指導者も保護者も。
過ぎたるは猶及ばざるが如し。
覆水盆に返らず。
過ぎた過ちは治せませんが、いまからそうしないように取り返すことはできます。
その奮起に賭けるしかない。

最終回つっても一方的にやられていたんで、2回裏です。50分なんで短い。
守ってる時間が長すぎて、反撃するのを忘れたいたようでしたが、やっと思い出したようです。
その口火はユウキから。先頭打者としてクリーンヒットで出塁。
最近当たってるといっていた小島コーチの眼力は伊達じゃありません。
そして、その次のタケル。追い込まれて三振を覚悟しましたが、コンパクトなスイングに切り替えてライト前ヒット。
インサイドアウトの振りでなければあの打撃はできません。
あとで聞いたことですが、さらにバットをいつもよりななめにしてよりコンパクトを心掛けたそうです。それが功を奏した。

さぁいけいけどんどんでしたが、ここで痛恨のサインミス。
点差が広がっていることもあり、前進守備はしいていません。そこにつけいる隙があった。
バントのサインをだしますが、ハルヤ、やる気配がない。
三塁にいるユウキも首をかしげています。ちぐはぐな感じ。
カウントの早い段階でバントをきめたかった。ですが作戦が共有できていない。
2ストライクに追い込まれます。こうなると無策。うたせるしかありません。
ですが、気持ちを切り替えるどころかパニックと不安に押しつぶされて、三振です。
ここはタイムをかけてでも確認するべきだったか?
ですが、タイムをかけてしまえば作戦は読まれてしまう。
その大事さは何回もいってきたはず・・・
一回二回のミスではない。数回やって、確認の方法を教えていましたが浸透してきてないようです。
そうなると、サインが悪いのか?考えさせられます。
このワンアウトいたかった。普段のこころがけ一つでクリアできる状況です。
なにが悪くて伝わらないか?
今のやりかたで何回もミスっているようならばわかるようなサインをだすのが最善策。
タイムをかけるも一つの策。
そして複雑すぎて伝わらないのではいサインの意味がない。
いかにサインが伝わるか?その方法を探る必要はあるなと思いました。

ハルヤが倒れて8番レント。
打順を間違えるハプニングがあり、こころの準備はまったくしていなかった。
ですが、後で聞いてみると「ひきつけて打ちました!」とのコメント。
レントもいろいろ自分で研究して、ためしています。
その成果がでてセンター前ヒット。
打線がつながり始めます。
下位打線でつくったチャンス。

9番においたタイセイ。最終バッターで、一番につなぐ大事な役割。
ここはヒットがほしいところですが、まずは点が欲しい。
三振とフライがだめです。
タイセイの中でどんな意識があったか?
とらえましたがセカンドゴロ。100点ではありませんが、転がして得点したことで80点。また点が入ります。

そして1番キャプテンのユウト。ここ最近いい当たりは正面で結果がでていません。
技術と攻め込む気持ちはチームで一番。
2死なので任せるしかありません。
ここ最近はひっぱってセカンドゴロが多い。俊足もいかせない。
センターからレフト方向の意識がありました。
レフトオーバーのタイムリー。結果を出しました。

つながる打線の2番レツ。
ここ最近は大振りが裏目に出ている。コンパクトなスイングを意識させます。
センターに運びチャンスをつなぎます。

そして悩める大砲3番リョウ。
先の打席でもなんのサインもだしていないのに、自分で勝手にエンドランだと判断して軽くあてにいく打撃。
私が、チームがリョウに期待しているのはそんなちいさいことでない。
この圧倒的劣勢を跳ね返す、豪快なホームラン。
思い切りのいい打撃のみです。
チームで長打を期待できるのはお前しかいない。お前に小細工はない。思い切りいけ!
「あてにいくな、スタンドにぶちこんでこい!」
そう言って送り出します。
ですがその打ち気を悟ってのチェンジアップで追い込まれます。
最後もチェンジアップ、ですが体勢を崩されながらも重心はかろうじて残っていた。
そして振りぬき一閃。レフトオーバーですが雨で転がりません。
乾いたグランドであればホームランだったでしょう。

2死で追い込まれていますが、いけいけドンドン。ベンチも保護者も盛り上がっています。
そうこれです。これがやりたいんです。このチーム一丸の一体感。
甲子園まではいきませんが、小さな魔物がいるかもしれない。
選手の一生懸命さが報われる瞬間が見たい!!この一心です。

さぁそして次世代を担う4番ルイ。
もう打つしかない。踏み出すステップがレフト方向にでるのと膝にやわらかさがない。
そこを指摘して、あとは思い切りいくのみ。ルイに任せます。

とらえましたがセカンドゴロ。アウトでゲームセットです。

序盤に一方的にやられたというか自滅して崩れるクソ面白くない展開。
そこからよくぞ、ここまで盛り上げた。
やればできるんだなこいつらと思わせてくれた。
序盤の失点を抑えることができれば十分勝機はある。
その抑えることが一番むつかしいんですが、一縷の望みはある。
いろんなミスはある。できないこともある。
だけど、やってできないことはないとあいつらも思ったはずです。
その意味で、この遠く滝根まできて、3時間も中断して、どろんこになって、負けたけど、次につながる雨の死闘だったと思います。

車も汚れた、道具も汚れた、負けたけどよくやった!

さぁまた明日から練習だ!
今、BSで横浜対阪神戦を見ています。
9回表、二死二塁で、5:6で1点ビハインド。
阪神は、抑えの守護神ドリス。
阪神も抑えにかかります。
どちらも勝負の場面。横浜は大和倒れて、バッターは筒香嘉智。
ここ一番の場面。

こういう場面が回ってくる。
それもすごいです。
そして、打つ!これが、すごい。
センターオーバーの同点タイムリー。
たいしたもんです。
打つべき人が打つ。
チームを勢いづける一打となりました。

ここぞの場面で、打つ。
みんなの想いをバットに乗せて打つ。
これぞ頼れる漢(おとこ)。
だれしもが、ヒーローになりたい。
俺のバットで試合を決める。
ピッチャーも相手のチャンスをぶっ潰してヒーローになりたい。
根本にあるものは、勝ちたい。

チームのために勝ちたい。

だから、この一騎討ちは勝たなきゃいけない。
バッターは、打つ!
ピッチャーは抑える。
どちらにとっても、打つべき人、抑えるべき人。
勝負を左右する場面。

そこを制したチームに勝利がやってくる。
それは、常にシーソーゲーム。
わずか数ミリ、数グラムで勝負を左右する。
天国と地獄を分ける分水嶺。

これぞベースボール。
これぞ野球。
ここまで、今年は不思議なことにそこを制している。
何故?なぜ?なんで?
去年はここぞで、やられてた。
サヨナラ負けとかいろいろありました。
ここ一番を制して来れなかった。
でも、今年はここ一番を制してきている。

なぜ?

思うに、そこはきちんとあきらめずに積み重ねてきているから。
勝っても負けても、上手くいってもいかなくても、イーグルスのひとりひとりが、いまの自分にできることを積み重ねてきました。
それこそ、砂に水を撒くような時もありました。
それでも水を撒き続ける。
やがて、その水が砂を湿らせ、根を張る足場をつくる。
何度も何度も失敗して、つくった大事な足場。
その自信という足場が活きています。
そこから、全力で攻め込む。
それが、今、ここ一番で、結果として出てきてくれている。
しかも、ここはこうして欲しいというものすごく薄いところを引いてくる。
大人が期待している以上のところを引いてくる。
これはすごい。
錯覚でもいい。
むしろ錯覚でいい。
これって、いけるんじゃないでしょうか?
白獅子県大会は、どのチームも強いところばかり。
しかし、どのチームが来ても、全力をつくせばいい。
普段通り、やればチャンスは十分にあります。

ところで、横浜と阪神は、どっちが勝ったでしょうか?
あんだけのいい試合。
あのゾクゾク感、これからのイーグルスもいい試合をしたいものです。
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高田イーグルスコーチ
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