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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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昨日カミナリが落ちました。
最近というかいつも調子をこいているやつに対しての監督のいましめ。
詳しい経過はわかりませんが、どうやら試合や大会にこれからみんなにがんばっていこうと檄をとばしたのに、
「どうせ、やったって無理だから・・・」と最初からあきらめの言葉を口にしたからだそうです。
本心からじゃないとは思いますが、いつもの本人の調子をこいた軽口が災いしました。
こいつも試合にだすと、負けん気が強く、いいプレーをするんです。
そこに、無理だといって最初からあきらめる姿勢は見えませんが、いかんせん、普段の行いが悪い。
普段の素行がプレーに影響すると監督は常々いっています。
私も何年もやっていて、本当にそうだなぁとつくづく思います。
何気ない日常生活、服や靴下の脱ぎ方、ゴミの捨て方、履物の揃え方。
学校生活、ノートの字のきれいさ、きたなさ、わかりやすい書き方、鉛筆などの道具の扱い方。
話し方、友達との接し方、目上の人への接し方、話し方。
こといろんなことが、その人をあらわしています。
これは私自身にも言えることです。書いていて、「俺も人のこと言えないな。」と反省します。
それは当然ですよね。
その人を形作っているもの。性格、筋肉量、骨格、視力、考え方、体の動き方、クセ、メンタルのうたれづよさ、ユーモアのセンス、いろんな要素があります。それはどんな場面であろうと変わりはありません。
部屋がきたない人は、野球のバックの中身も整頓されていません。
そういうのってやっぱり、ソフトボールのプレーにも出てくるのは必然なんです。
聖光学院の斎藤監督をはじめ、多くの指導者が野球は人間教育の場だとおっしゃっている意味がだんだんわかってきました。
ほんとうにそのとおりです。
普段の素行から良くしていかないといいプレーには結びつかない。

ん、まてよ。その逆もあるんじゃないでしょうか?
最近ちょっとかじった認知行動療法っていうのがあります。
うつ病などの精神系の治療に有効だとされている治療法の一種です。
気分が落ち込んでいるときに、自分にとって気分が晴れるような行動を起こす。
その行動をすることで、落ち込んでいた気分もプラスの方向にいくという仕組みです。

これを野球に当てはめる。
いいプレーをしていけば、もっと上手くなろうとして、普段の行いもちゃんとしていこうと思う。
そうはうまくはいかないでしょうが、野球と普段の行いは双方向で影響しあうはずです。
いい方向にも悪い方向にも。
ここに野球の可能性がありますね。
冒頭に監督に強く戒められた子にもチャンスも可能性もある。それがわかってほしくて、監督は厳しい態度に出たんだと思います。
私たち指導者は、野球のそういった力を信じています。

ノックの時。
1、前の人が終わりそうになったら自分の準備をする。
2、自分の順番になるまで突っ立ってて、体勢が整わないまま捕球する。

どちらが、この先上手くなっていくか?
もう聞かなくてもわかりますね。
人間ですから100%は無理でしょう。たまに挫折や失敗もあります。楽な方に逃げたい時も。
しかし、普段の何気ない行動を良くして行く事が上達への道だとわかってくれたらなぁ・・・いうことないんだけどなぁ。
と言いつつ、これも自分自身にも言い聞かせます。

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