忍者ブログ
MASTER →  ADMIN / NEW ENTRY / COMMENT
時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

どんなに練習しても、大事なところで結果をのこせないようじゃ仕方ない。

逆にえいえば、大事なところで結果を出せるように練習しているといってもいい。

その一瞬で報われるか、悔し涙を流すかが決まる。

その二つの差はどれほどか?

たいして違わないと私は思う。一生懸命さに大きな違いはない。

いっぱいに水の入ったコップ。表面張力で水はこぼれない。

たった一枚のコインでその状態が崩れる。

ほんのすこしの努力を惜しまないものが報われるのだと思う。

さてこの時期、われわれがグランドについたころにはもう太陽は隠れている。
できることは少ない。
そして、これから劇的な向上はほとんど望めない。
だとすればどうするか?

試合でおこるであろう出来事、場面を想定してシュミレーションを繰り返すのがいちばんいいと思う。

無死一塁。攻撃側の予想される作戦。盗塁、バント、エンドランなど。
それに呼応する守備側の動き。投手の心理。
どうすれば、最大の効果が得られるか?
守備側は、どうすれば最小の被害で食いとめられるか?
そのためには、どうするか?

状況を経験しているか、していないかでは天と地ほどの対応力が違う。
まったく同じ状況はつくれないとして、それに近い状況をシュミレートする。
どうすればいいかわからない不安な状況を回避するためには有効だ。

ただ、この練習はおそろしく効率が悪い。
試合形式で打者1人1人で消化していくために、全員が日暮れまでに経験できない。
だが、それをしてでも実戦形式だからこそ身につくものを優先したい。

同点の最終回、ノーアウト2,3塁とか、そういったぞくぞくする場面で自分たちの力をだしきって勝つために必要な練習。

勝負強さ。

うまれつき度胸のあるやつはいるかもしれないが、そこはこういったシュミレーションを経験させることである程度カバーできる。
見るならやっぱりうれし涙。

秋風、五丈原。
クライマックスは近い。
PR
≪  139  138  137  136  135  134  133  132  131  130  129  ≫
HOME
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
プロフィール
HN:
高田イーグルスコーチ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]