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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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表郷スポ少さん主催のビャッコイ杯。

5年生以下のチーム、人数もぎりぎりで出場してきました。

1回戦は、泉崎スポ少さん。
長身で長いリーチをいかしたリリースおそいねばりつくような投球。
野手陣も長身の選手が多く、鍛え上げられてる感がありました。

手も足もでないかなぁと覚悟しました。

初回に打者2順。3順するのかとあせりましたが、12点で抑えました。

久々に1イニングに二桁得点を食らいました。

ある程度の覚悟はしていましたが、ピッチャーの出来が悪すぎる。
リズムにのれるのれない以前の問題です。
数ヶ月の投球練習で何をしてたんでしょうか?

投手が試合をつくれないので、主導権はにぎられっぱなし。
ノーガードの殴り合いではなく、一方的にやられまくりです。

急にピッチャーができないのはわかっています。
がしかし、この数ヶ月はただの投げ込みに過ぎず、フォームの修正、リリースポイントの調整などやることはいっぱいあったはず。

野手も同じ。
場面場面でなにをしていいのかわからない。きたボールにのみ反応し、チームプレーのかけらもない。
ただでさえ実力のない個人が、組織としてうごく相手チームに勝てるはずもありません。

目的のない練習は、ただのくりかえし。1たす1の繰り返して、利幅はすくない。
大事な試合で魂をこめるならば、なぜ練習でもそうしない?
1球1球に微妙な調整、修正を加えていくのが本当の練習じゃあないでしょうか?
小学生にそれをいったって仕方ない?
現にそれをやっている連中が上のチームとして君臨することができるんです。
大人がいようがいまいが、どうやったらうまくできるか、効率がいいかを考えての練習。
密度が濃くなるのはあたりまえです。
目的のある練習は、1たす1ではなく、2かける8であったり、10かける10であったり、伸びる幅が格段に違う。
練習時間の少なさは、そこでカバーするしかないんです。

わけのわからないまま、一歩的にやられる。一部は試合直後に反省するでもなく、他のチームを参考にするでもなく、遊びに没頭する。
5年生は、それを注意するでもなく、自分たちの練習だけはおこない、俺は関係ないを決め込む。
ちがうでしょう!
チーム全体の底上げなしに、このチームが浮上することはできない。
5年とその一部がまじめに練習するんじゃなくて、遊んでる連中を注意し、巻き込んでいかなきゃならない。

意識の低さ、こころざしのだじゃくさ、はびこってます。

そんな負け試合に悔しさなどないでしょう。
あたりまです、一生懸命やってないのですから。

まだ、彼らは一生懸命のやりかたがわからない。
自分の失敗、成功がチームの勝利を左右する。
そんなぞくぞくする感覚さえもない。
野球のおもしろさの半分もまだわかっていません。

今後の課題としては、彼らに対する意識付け。
勝つためには、うまくやるには、そしてなぜそうするか?
この状況で自分はなにをすればいいか?仲間をどうフォローすればいいか?

自分とまわりの仲間、チームメイトを意識させてとりくませようと思います。
自分の失敗が、成功がチーム全体の影響することを。
自分の怠慢がやる気のある仲間の足をひっぱっていることを。

そして失敗を繰り返す。
たくさん見てきた仲間のがっかりした顔から信頼の笑顔を自分にむけられる気持ちよさを知ってほしい。
それがわかったときに、本当の悔しさ、涙が流れるでしょう。

最後には、うれし涙に変える日を信じて。





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