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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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新しい年が始まりました。もう2016シーズンはどうやって戦っていくか?そして、この年代が終わったあと、次の世代でどう戦っていくか?そのことばかり考えています。
まずはタカヤたちの世代。6年生だけで9人いますが、誰も彼もが小粒。中心選手は数人いますが、突出しているとはいえません。絶対的なエース、不動の4番がいまのところいません。全体的な総合力で戦っていくしかない。
ワラの戦いです。
一本一本は弱く、もろい。火に弱い、軽いなど弱点も多いし、三匹の子豚の話の中でもまっさきにふっとばされるワラの家。しかし、束ねれば、柔軟で粘り強い。
毛利元就の3本の弓矢とも考えましたが、昨日の練習をみていてもこのチームを形容するに「ワラ」のほうがふさわしい。
一昨年全国行った時も6年生が9人いました。比べるのは酷でしょうが、その時とは実力も意識の高さにもだいぶ差がある。
この頃の練習。このチームからは、「やってやろう!」という気概がまず見えません。指示を待っている感じ。自分から動くという危機感がない。集合の仕方、話の聞き方、このキャッチボールを見ているとがっかりします。あの秋口の新人戦の敗戦を忘れています。
みんながみんなバラバラの方向を向いている。動きや気持ちに一貫性、方向性がありません。だから効率も悪い。この冬期間の練習を見ているとなおさらその感じが強い。
なかにはちゃんとやっているやつもいます。ですが、俺は俺でちゃんとやっている、そこで終わっている。ちゃんとやらないことが恥ずかしくなるような雰囲気まではいっていない。そこを何とかすんのが指導者でしょといわれればそのとおりです。ここをなんとかしないと今より上は望めません。具体的にいうと県大会は望めません。
いいところどまりで、「ああ、惜しかったなぁ。」と中途半端なところで落ち着いて、そこに満足してしまう。苛烈さがない。
私はこのチームは化ける可能性を秘めていると思います。荒削りなだけに伸びしろが多い。
パワーをもてあましたユウヘイ、コウセイあたりに堅実なバッティングが宿れば・・・。
左右に振られたゴロによわいヤマト、フミヤに華麗なグラブ裁きが宿れば・・・
確実にランナーを送れる100%バント成功がヒカル、Wユウトに宿れば・・・
剛速球とはいかないまでも要所要所を締めれる投球がマナト、マナヤに宿れば・・・
こうすればもっともっと強くなるという修正箇所はいくつもあります。
そこを我々はもっと意識させないといけない。自分自身に言っています。
強いチームも倒せる可能性がある。そのために、ワラは束になれねばならない。
今年は具体的なスケジュール勝利目標を立てて、より身近に目標を肌で感じ取れるようにしていきます。
ワラの束で剣に勝つ方法を日々考えて、実践していきます。
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