時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
10/12の体育の日。盟友高田スポ少さんのお口添えで田島スポ少さん主催の新人戦大会に参加させていただきました。両スポ少の関係者のみなさま、ありがとうございました。
会場は、下郷町の大川ふるさと公園の野球場。
ふかふかの土で、天気も寒くもなく暑くもない、風もない、ピンカンの青空、抜群のコンディションです。
人口規模からしても、こんなにいい運動施設をもっている下郷町はうらやましい。
この大会は開会式がありません。最近増えてきた形式ですが、これはこれでいいです。
時間の短縮と効率のよさ。とくに会場が離れている場合はなおさらいいです。
こういったやり方は、中通りの大会にも多い。
一同に会すことも交流や親善の意味では有効ですが、この方式も一理あるやり方だと思います。
さて、イーグルスの一回戦の相手はかえでスポ少さん(白河)です。
試合前の練習をみると、実力は同じか、あちらが少しうえ、ピッチャーは同じくらいか、少しあちらのほうが速い。打撃は向こうのほうが鋭い打球を飛ばしています。
この試合も先手を取って主導権をとったほうが勝つと読みました。
勝って後攻を選んだのかわかりませんが、とにかく表の攻撃を抑えないと話しになりません。
ここで崩れて負けることが多かった。
地に足をつけたプレーができる条件として、初回は抑えなくてはいけない。
その意味で、大きなミスもなくゼロに抑えたことは大きな進歩でした。
新エースのマナトもここを抑えたことで一安心だったことでしょう。
ややグランダーのボールが多くて、制球に苦しむことが多くなる前兆が見えました。
何気なく投げるのではなく、一連の動作をルーチン化していくことで、
「こうやればここでストライクが取れる。」という自信を積み重ねていって欲しいと思います。
なにもボールを投げようとして、投げているわけではないことはみんなわかっています。
全身全霊を掛けてストライクをいいコースに投げ込むもうとしているのに、それができない。
「ピッチャー、楽にいけー。」「打たせろー。」とか言われなくても、ピッチャーが一番それをわかっていると思います。
それでも、そうならない、そうできない、もどかしさ。
そのこころの葛藤に負けてはピッチャーなんぞできません。
味方からの応援、叱咤激励、敵からのヤジ、そんなものは馬耳東風。馬の耳に念仏です。
聞こえても聞こえない。
俺はあのミットに投げ込むだけ。マウンドではだれも助けてくれません。
バックの声が聞こえても、最後はたったひとりで何とかするしかない。
やばいな、やばいなと思って投げも1球。
おのれ!この球打ってみろ!と投げても1球。
どっちがいい結果になるかなんて、やってみないとわかりませんが、後悔しないのはどちらでしょう。
それと気合だけではどうにもならない問題もあります。
今回のマナトはキャッチャーの採りにくいグランダーのボールの連投が多かった。
監督も小島コーチも言っていましたが、キャッチャータカヤはよく捕っている。
いっきにリズムが崩れないのは、タカヤが捕ってくれているから。
きわどいコースも絶妙なキャッチングでストライクにみえるように捕っている。
このバッテリーの寿命を延ばしているのは間違いなくタカヤです。
いいリズムの投球テンポを崩さない。この辛抱している間に、マナトはなんとか立ち上がりました。
相手打線を抑えられた一つの要因はここにあったと思います。
しかし、同じコースに同じゴロの球が続いたことも事実。ここに修正しようとする工夫がみられません。
ストライクとボールがはっきりしすぎて、バッターは判断しやすかった。
マウンドがふかふかで投げにくいといっていましたが、であればかっぽじって自分の投げやすくなるようにするしかありません。
この調整する力、その日の環境や体の状態を見極めて、一番いいボールを投げることができるようにする力。
それが求められます。
いきなりはできません。少しずつの積み重ねの中で本当のエースになってほしいと思います。
後ろには、2人のピッチャーがいるのでいつ代わられるかわかないですから。
今日は、バッテリー編でした。
お次はまたの機会に。
会場は、下郷町の大川ふるさと公園の野球場。
ふかふかの土で、天気も寒くもなく暑くもない、風もない、ピンカンの青空、抜群のコンディションです。
人口規模からしても、こんなにいい運動施設をもっている下郷町はうらやましい。
この大会は開会式がありません。最近増えてきた形式ですが、これはこれでいいです。
時間の短縮と効率のよさ。とくに会場が離れている場合はなおさらいいです。
こういったやり方は、中通りの大会にも多い。
一同に会すことも交流や親善の意味では有効ですが、この方式も一理あるやり方だと思います。
さて、イーグルスの一回戦の相手はかえでスポ少さん(白河)です。
試合前の練習をみると、実力は同じか、あちらが少しうえ、ピッチャーは同じくらいか、少しあちらのほうが速い。打撃は向こうのほうが鋭い打球を飛ばしています。
この試合も先手を取って主導権をとったほうが勝つと読みました。
勝って後攻を選んだのかわかりませんが、とにかく表の攻撃を抑えないと話しになりません。
ここで崩れて負けることが多かった。
地に足をつけたプレーができる条件として、初回は抑えなくてはいけない。
その意味で、大きなミスもなくゼロに抑えたことは大きな進歩でした。
新エースのマナトもここを抑えたことで一安心だったことでしょう。
ややグランダーのボールが多くて、制球に苦しむことが多くなる前兆が見えました。
何気なく投げるのではなく、一連の動作をルーチン化していくことで、
「こうやればここでストライクが取れる。」という自信を積み重ねていって欲しいと思います。
なにもボールを投げようとして、投げているわけではないことはみんなわかっています。
全身全霊を掛けてストライクをいいコースに投げ込むもうとしているのに、それができない。
「ピッチャー、楽にいけー。」「打たせろー。」とか言われなくても、ピッチャーが一番それをわかっていると思います。
それでも、そうならない、そうできない、もどかしさ。
そのこころの葛藤に負けてはピッチャーなんぞできません。
味方からの応援、叱咤激励、敵からのヤジ、そんなものは馬耳東風。馬の耳に念仏です。
聞こえても聞こえない。
俺はあのミットに投げ込むだけ。マウンドではだれも助けてくれません。
バックの声が聞こえても、最後はたったひとりで何とかするしかない。
やばいな、やばいなと思って投げも1球。
おのれ!この球打ってみろ!と投げても1球。
どっちがいい結果になるかなんて、やってみないとわかりませんが、後悔しないのはどちらでしょう。
それと気合だけではどうにもならない問題もあります。
今回のマナトはキャッチャーの採りにくいグランダーのボールの連投が多かった。
監督も小島コーチも言っていましたが、キャッチャータカヤはよく捕っている。
いっきにリズムが崩れないのは、タカヤが捕ってくれているから。
きわどいコースも絶妙なキャッチングでストライクにみえるように捕っている。
このバッテリーの寿命を延ばしているのは間違いなくタカヤです。
いいリズムの投球テンポを崩さない。この辛抱している間に、マナトはなんとか立ち上がりました。
相手打線を抑えられた一つの要因はここにあったと思います。
しかし、同じコースに同じゴロの球が続いたことも事実。ここに修正しようとする工夫がみられません。
ストライクとボールがはっきりしすぎて、バッターは判断しやすかった。
マウンドがふかふかで投げにくいといっていましたが、であればかっぽじって自分の投げやすくなるようにするしかありません。
この調整する力、その日の環境や体の状態を見極めて、一番いいボールを投げることができるようにする力。
それが求められます。
いきなりはできません。少しずつの積み重ねの中で本当のエースになってほしいと思います。
後ろには、2人のピッチャーがいるのでいつ代わられるかわかないですから。
今日は、バッテリー編でした。
お次はまたの機会に。
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