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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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ずいぶん前のような気がしますが、10/12のつづきです。
マナト=タカヤバッテリーの伸び白のあることは確認ができました。
今のところ3人の投手の中で一番球威をもっているのは、マナトでしょう。
強力打線と戦う場合、この球威が大事になってくる。
いろんな方法が考えられます。それをこの冬に身に着けてほしいと思います。
ダイト=ヒカリバッテリーのときもそうでしたが、バッテリーにかかる負担は大きいと思います。

さて、かえでスポ少は結果的に流れを呼び込んで離さなかった。
五分の実力でも、先に崩れたほうがいっきにやられる。これが逆になっていた可能性もあります。しかし、そうならなかったのは、この子たちの成長の証でもあると思います。

次の相手は、地元下郷スポ少さん。
昨年度、対戦したときはダイト=ヒカリのバッテリーで善戦しました。
今年のチームは・・・投手力を中心としたチーム。
この会場では、一番できのいいピッチャーだったと私は思いました。
5年生にしてダイトレベル。
正直、これ打てるのかなぁと尻込みしてしまいました。
ところが、この後で思わぬ展開になり、このチームにしては実力を出し切った「しびれる試合」になりました。
ああ、このチームも結構やるんだなぁとわからせてくれた。
ばらばらな方向を向いている小さな矢印が、全員同じ方向を向いて大きなベクトルになる。
そうなった時、選手たちの底力を見せてくれたような気がします。

今回も後攻でした。
いいピッチャーの時は、絶対先制されてはいけない。鉄則です。
立ち上がりにマナトも細心の注意を払っての投球だったと思います。
ファーボールはだめ、かといって打たれるのもだめ。
どのチームも上位打線は、いいバッターを配置してくる。
それをもっていっきに畳み掛けることをどのチームも狙っています。初回に大量得点が多いのはこのためです。
ここをしっかりおさえなくちゃいけないのに、盗塁のランナーをタッチミスでセーフにしてしまう。
あそこで、落としちゃだめでしょう。プレーが雑すぎます。
ピッチャーを調子づかせ、打線に勢いをつける意味で、守備でリズムをつけたい初回にこのミスは大きかった。ここで得点されれば、コールドで負けていたかもしれません。
しかし、スコアリングポジションに進められながらも、チームでそれをカバーできた。
耐え忍ぶ野球が始まりました。

今度はこっちの番です。
チームに勢いをつける役目として1番バッターの役割はとても大きいです。
私個人の意見ですが、その意味でヤマトには責任が大きすぎる。
しかし、監督は追い込まれての選球眼、ミート力、運などをかって置いてるといってました。
簡単に追い込まれますが、ここからその信頼に答えるべくしぶとさを発揮します。
相手エースのウィニングショットをことごとくファールにする。
最後は、甘く入ったところを芯で捉えましたが、セカンドゴロ。
ここでヒットにできないところが、まだまだ実力がたりませんが、「俺たちは簡単には終わらない!」という意思を示しました。
つづくマヤナも粘り強いバッティングで簡単に倒れません。
2死になりましたが、3番タカヤがここで打ってくれます。あざやかなセンター返し。
こういう大事な場面で、打てるというのがすごい。
「あれ、俺たち、打てるんじゃねぇ?これいけるんじゃねぇ?」という自覚?錯覚?を植えつけました。
続くマナトも詰まりながらも右中間にポテンヒット。
2死ながらいけいけどんどんです。
この勢いにのせなれたか、パスボールで1点、先制点をもぎとります。
この泥臭い点数の取り方が、いまのイーグルスには合っている。
とにかく先制するという大きな目標を達しました。

その後再三のピンチを迎えますが、ヒカル、ユウヘイのファインプレーがチームを救いますが、逆転をゆるし敗戦となりました。
間違いなく次に繋がる一戦だったと思います。
やればできるんだという新生イーグルスの可能性をしめした。
明日の飯塚病院杯も楽しみです。
期待するとこけるでしょうから、過剰な期待は禁物ですが、乗せるところはとことん乗せていきたいと思います。


下は、この大会の気づいた点です。まとまってないので箇条書きです。


この大会からの反省点、改善点


複雑な指示はださない。


バント処理、全てファースト送球。


1、3塁の時の方針、カットか、投げない、投げる


満塁のときの外野の送球、コウセイ、バックホームではなく、サード。コーチの指示も間違っていてコウセイが混乱する原因になった。ゴメン。あの場合のバックは間に合わない。サードに投げれば次の攻撃の芽を摘むことに。

パスボールで点数が入ることを防げた。


余計なファーボールを防ぐ。特に下位打線と大事なところでのファーボール。
プロでも押し出しがある。満塁になったときは、強い意志と冷静さ。ひらきなおり。
そうなる前にカウントを整えるだけの自信と度胸。


ファーストがいい送球をとれるのは当たり前。いい送球がこなかったときの練習。


ケースを想定しての練習、盗塁、セカンド送球 タッチ。


TK戦、キャッチャー前バント。あれはエンドランを掛けていた。あのバンドだとサードでいいが、走っていたことをだれかが気づいて声をだしていれば、サードが間に合わず、ファーストに送球できていたかもしれない。


あたりまえのことを徹底して全力でやること。
ヤマト、打ってボールをみる。0.何秒かの差でアウト。あれがボールを見なかったら、セーフだったかもしれない。
打った瞬間全力疾走。特にライト打ちの打者、マナヤ、ヤマト。


思い切りのいい走塁が目立った。3塁コーチャーに新コーチがいることで選手に的確な指示が出て、迷いがなくなったことも得点に繋がっている。


【守備編】


・ライト ヒカルの右中間のファインプレー、間違いなくチームを救ったプレーだった。バックへの下がり方、グローブをだすタイミング、理にかなった捕球の仕方。いままでは追いついていても落球することもあったが、しっかり捕って落とさない。ここが何よりいい。

・センター ユウヘイのタッチアップ阻止、これもチームを救ったプレー。決して華麗な守備とはいえないが、ガッツあふれる、絶対に点はやらないという気迫あふれるプレー。落下点が前だったために、ユウヘイのつっこむ勢いがいい結果になった。通常でも、あまして半身で捕るなどの工夫をいれれば、もっと正確で速い送球ができて、さらにチームを救うことができる。

・ファースト ヤマトのショート送球の捕球。体勢を崩しながらも、とらなくてはいけないというやる気が見られた。実際あそこで出していたらやばかった。今回はよく捕ったが、たまたまの面が強い。悪い送球対策がもっと必要か?

・サード フミヤ 全般に動きがよかった。ライナーや速いゴロへの反応はチームでもトップクラス。グローブの土手でとっても、握りなおす余裕があったのは成長した証拠。いつもだったら、そのまま投げて指にひっかからず悪送球の場面だった。捕球にリズムをつけるともっと上手くなる。

・ショート マナヤ 安定の守備。安心してみていられる場面が多くなってきた。左右の振りにも強い。本人が考えてポジショニングをしているので、隠れたファインプレーが多い。もっと研鑽すべし。

・セカンド ユウト 球際の強さはぴか一。横っ飛びをやらせたら一番かっこいいんじゃないかと思うが、ぎりぎりの状況判断がまだ苦手。うっかりミスもある。そのミスがチームをどん底におとす怖さを知ったら、軽率なプレーはできなくなる。

・レフト コウセイ まだ安定しているとは言えない。この場面で、ごろできたらこう、フライはこうとシミュレーションをして、実際できることが大事。しかし、プレー以外でもチームに貢献したいと思う素直な気持ちが行動(率先したならし、道具かたし)にも出ている。ようすけ、ゆうへい、ゆうとあたりに煎じてのましてやりたい。

・キャッチャー タカヤ 一番安定している。とくにワイルドピッチを何回もとめるキャッチング技術は秀逸で、コースの配球も考えられている。チームとしてさらに機能するために、守備のサインプレーなどを決めてスキのないチームをつくっていって欲しい。

・ピッチャー マナト バント処理やバックのカバーなどフィールディングでたりないこともまだまだ多い。

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