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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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美里親善大会、1回戦、難敵の下郷さんを5:1でくだし、勢いに乗ったかに見えたイーグルス。
2回戦は、またまた南会津の江川スポ少さんです。
この前の関柴大仏杯、準決勝で対戦し、その時は下しています。
1回勝っている相手、なのでチーム力もある程度把握している。
そう思っていました。

先攻で始まった初回、タイセイとユウキ、ファーボールと足を絡めてノーヒットの二人で先制の1点をもぎ取ります。
あぁこの試合もいけるな!誰しもがそう思ったはずです。私もそう思いました。
これが油断といわれれば、油断なのかもしれませんが、チームがいい状態で得点した以上、いけるなと思って何が悪いのでしょう。
そんなのいつも思っています。
ただ、先制のしましたが、後続が続かない。
1点ではだめだったんです。
ここは、もっと突き放しておくべきだった。
江川さんのピッチャーをとらえることができませんでした。
前と違う?一抹の不安。
ケンタが三振するのは珍しい。
この時点で何かの対策を打つべきだったと今考えると思います。

この試合は、ユウゴに任せます。
病み上がりのレントをひっぱっていくには不安がある。
勝つことを想定してのリスク配分です。
ここ最近のユウゴの仕上がりはいい。
特に立ち上がりの不安がなくなりつつあります。
これは大エースになる予感?
ただ、それにはいろんな経験を積まないといけない。後ろにはユリアも、ケンタもいてくれます。
ある意味投手王国のイーグルス。
昔から育てておいてよかったぁ。
江川さんの打線をきっちり抑えたユウゴ。
初回の攻防を見る限り、イーグルスペース。
よし、大丈夫だな、追加点をとって突き放しにかかるかな、と思っていると逆にきっちり抑えられる。
ソウゴのとらえた打球はセカンド正面、ユリア、ファーストゴロ、レント三振。
とらえきれません。

逆にその裏、先頭バッターにレフト前に運ばれます。
ん?なぜ捕まった?
違和感を感じている最中、次のバッターに左中間をぬけるホームランで逆転されます。
どちらもツーストライクスリーボールから、打ち取りに行ったストライクを痛打されます。
追い込んでから、最後の球が甘く入る。
その怖さを身をもって体験したでしょう。
ユウゴ、これも経験です。この経験を次にいかさないといけない。

さて、打たれた。
となれば、逆転するしかない。
といいつつも江川さんのエースをなかなかとらえられません。
ファーボール、振り逃げなどで、それでもなんとかチャンスはつくります。 
ただ、あと1本が出ない。
江川さんの、おそらくライズボール?に対応できていない。
タイセイ、ケンタでさえも高めのライズボールに押し負けて大事なところで凡フライ。得点できません。
このチャンスを作った3回で追いついておかなければならなかった。
その裏、先頭バッターにホームランを食らいます。これはほぼ完璧にとらえられた。
甘く入ったところ、タイミングを上手く合わせてきます。
さらに突き放された。
江川さんから見れば理想的な点のとり方。
イーグルスは、そこにはまってしまった。
マウンド上のユウゴのメンタルがヤバイ。
打たれたことが悔しいんでしょう。
目には涙が……。
ですが、ここは味方の逆転を信じて、一人で立ち直らないといけない。
総崩れになるところでしたが、ユウゴなんとか踏みとどまります。後続をきる。
この時点で1:3。残る回は少ない。
ベンチに漂う明らかな負けムード。
江川さんのライズボールになすすべがない。
とらえた打球は正面、もしくは好捕に阻まれる。
そこにきて下位打線、もはや打つ以外の選択肢はありません。江川さんのエースも完全に乗ってきた。制球ももはや乱れません。
4回、5回を三人で抑えられてゲームセット。
押し切られてしまいました。
結果的にイーグルスは無安打。

1回大差で勝っているので、油断がありました。
ただ、油断してたとしても江川さんは強かった。
あのライズボールはなんらかの対策が必要です。
それとユウゴの投球内容も見直しが必要です。
直すべき点は見えました。これは後につながっていきます。

油断したなと言われました。
たしかに油断していました。
ただ、私は油断したとしても、現時点でやるべきことはやったと思います。
油断しても、しなくても同じことをしたでしょう。
ただ油断の対策ってなに?どうやるの?
気を引き締める?
気を引き締めるってどうやるの?
油断なんか、したっていいと思うんです。
絶対に負けないという、相手を喰うぐらいの勢い。
勝てば、気持ちに余裕があると言われ、負ければ油断と言われる。
イーグルスは確かに油断していました。
それは悪いことだと私は思いません。
勝てるという、気持ちの余裕は持っていた。
しかし、だからといっていっさい手を抜いてなどいません。
全力を出した上で江川さんのほうが上だったということです。

1回戦を勝って、初回に先制しても負ける展開になる、そういうことが経験できました。
江川さんはこの後、ほおのきさんを倒し、新鶴さんを倒して、優勝します。
たしかに強いチーム。
前にやった江川さんとは明らかに違う。
まさに男子三日会わざれば……。
あのライズの対策。どうするか?
今度やるときは、しっかり対策をとって勝てる展開に持ち込みます。

かくしてイーグルスの美里親善大会は終わりました。
地元なので最後まで自分たちがいない試合をぼーっと見手ました。
やはり、試合をしたかった。そして、勝ちたかった。
このチームで少しでも長く試合をやりたかった。

それもだんだん終わりが近づいています。
シーズンが終わってしまう。
この時期は、大会のたびにその寂しさを感じるようになります。
いい結果で、みんな笑顔のイーグルス、残りの大会、そうあって欲しいものです。
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