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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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高田中野球部、3年生の夏が終わろうとしています。
この3年生は、コロナの影響で公式戦がゼロ。
会津大会、県大会、上を目指して戦う試合が1回もありませんでした。
そして、この練習試合で彼らの3年間は終わりを告げます。
どうしようもないといえば、どうしようもない事態。誰が悪い、彼が悪いとかではないからたちが悪い。
その中でも、何ができるかを考えて実行する。
先生方、関係者の方々のご尽力に感謝します。
ありがとうございました。

さて、かつてのイーグルスOBのユウトの世代の中学3年の最初で最後の夏がはじまりました。
小学校でもキャプテンをやりましたが、中学でも、再びキャプテンをつとめあげた。
そこにユウトの集大成がありました。
小学校の時のような、切羽詰まった感じがなく、「俺は、俺たちの野球を楽しむ!」
という感覚にあふれていました。

誰かがミスをしても、小学校の時のようにぶすくれて態度にだすような稚拙さがなくなっていました。
ユウトはどちらかというと先輩に可愛いがわられるタイプ。
よき先輩たちの中に違和感なく溶け込むことに長けている。そんな中で、自分たちの世代のチームの在り方を彼なりに模索してきたと思います。
自分たちの世代だけではチームもくめない状況から、後輩たちをうまく機能させることを選んだ。
となると、怒ってばかりでもだめ。
かといって、なめられてもだめ。
両者のバランスをとりながら、リーダーシップを発揮していくことを選んだんだなと、私なりに勝手に解釈しています。
あの泣き虫きかんぼうユウトが、一歩ひいて見ている。
つくづく、大人になったな、と思わせてくれます。

一緒に、ソフトをやってきた仲間が、いろんな事情で野球をやめていく中、よくぞ3年間がんばった。
私は、そのがんばりにぐっと来ていました。それを支え続けた家族のサポートも立派です。

久しぶりに野球の審判をやりましたが、いやーきもちいい。
天然芝の上で野球をやれる幸せを感じました。

世の中、いろんなことがある。
しかし、そんな中でも仲間と野球ができるということの幸せさを感じました。

ただのゴロを誰かが捕って、きちんと投げて、誰が捕ってアウトになる。アウトをとるということは、チームメイトとの連携が不可欠です。
ひとりではなにもできない。
相手もいなくてはならない。
審判もいる。
野球は、スポーツはいろんな人がいてこそ成り立っています。
いまさらながら、それに気づく。
 
野球は、ちいさな成功体験を仲間と一緒に積み重ねていくスポーツです。
いろんな場面で、仲間たちといかに段取りよくそれを繰り返していくか?
チームワークという絆をいかにみんなで作っていくかというスポーツなんですね。
自分がエラーしたときに誰かがファインプレーで救ってくれる。
ピンチで逆転のタイムリーを打つ。
仲間のありがたさ、人の大切さを教えてくれるスポーツだと思います。
当たり前のことなんですが、改めて野球ってすげえなと思いました。

そして、グランドで生きていることを実感します。
心地よい風、仲間たちの声、緊張のプレー。
あのグランドにいるだけで、気持ちいいし、心地よい。
来週に引退する3年生にその面白さを知って欲しいと思います。

そして、勝っても負けても、俺たちはやれる!
という自信に昇華していく。
今後の将来に何ほど役に立つはずです。

来週こそ、最後の聖戦です。
がんばれ、ユウト!
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