時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
しばらくぶりで、書き進めたくなりました。
なかなか書けなかったところから、またはじめます!
中島みゆきさんの「ファイト!」を竹原ピストルさんのカバーで聞いています。
諦めという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく
ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
雪も終わりかけたかと思っていれば、今日は大雪でした。
しかし、その雪もあたたかさが感じられる雪。
振りながらも、融けることがわかっているような雪。
確実に春は近づいている、そう思わせてくれる雪でした。
今日はレン世代の卒団式でした。
この世代もコロナの災いから、まだ抜け出せないでいた世代。
思うようにソフトボールができませんでした。
試合数は激減、自分たちの居場所さえも確認できない。努力してきたことを確かめる機会さえ、与えてもらえない。
そんな中で迎えた総体。
関柴さんを相手に4点も先制するも、その裏にすぐさま逆転される有様。流れを維持できず、自らが崩れていくことを止められない脆弱さ、未熟さ。
ここが今年のスタートでしたね。
挽回する機会はまたもやコロナで打ち消される。
コロナ明けでやっと練習が許されたのは、5月だったか6月だったか?
さぞかし、身体的にも精神的も落ちていることだろうと予測していましたが、いい意味で期待は裏切ってくれました。
こんなどん底みたいな状態であっても、ちゃんと前を向いていたんですね。
コロナ明け、ユナとシュンペイのバッテリーのピッチング練習を見ていた時、見ていたというか、ピッチングの音、キャッチングの音が、私を振り向かせました。
ん!なんだこの音は!
ずいぶん、長い間、休んでいた音ではありませんでした。
躍動感のあるフォームから放たれる白い一筋の線。ぱちーんと気持ちよく、ミットに収まるボールが笑っているようでした。
収まるべきところに収まることが楽しそう。
音がそう言っています。
ここまで、この二人にいろんなことがあったんだろうなぁとなんとなく思っていました。
バッテリーになっていなかった。
わかっていながらも、この二人で、乗り越えるしかない壁。
どうやって乗り越えてきたかは、二人とその家族にしかわからないでしょう。
しかし、それを乗り越えてきた。
歯車がカチッとはまる音。
なんか、乗り越えたな?そう思えた瞬間でした。
ここからなんじゃないでしょうか?
ここからいろんなことが上手くいき始めてきたと思います。
それは、ここまで記してきたとおりです。
そして、今日を迎えます。
別れの時。
またしても、コロナで全員が集まらない。
目を見て、サヨナラを言えないんです。
そして、目を見て、がんばれよ!と言えないんです。
この流れは何回やってきても複雑な気持ちになります。
いままでよくやってきたなという感慨と、
もう、この選手たちと一緒にプレーできないことを分からされる時。
うれしさよりも、寂しい気持ちでいっぱいになります。
このこどもたちの一挙手一投足によろこんだり、ないたりできなくなること、
いままでとなりにいた子供たちが、
そのおとうさん、おかあさんたちがいなくなること、
こえがきこえなくなること、それがたまらなくさびしい。いつも思います。
ソフトボールという世界を通して、いっしょに見てきた景色、世界をもういっししょにみることはないんだとおもうと、またまた、たまらなくさびしさが襲ってきます。
長年の友がいなくなってしまうような感覚。
レンなんて、六年間も一緒にやってきました。
彼とその家族にとっては、激動の六年間だったことでしょう。
レンをはじめ、彼等のプレーのひとつひとつがよみがえってきます。
そして、うろこが剥がれるようにひらりひらりと、私から離れていきます。
言わなくても、目をみれば、くやしさも、よろこびも、わかりあえてきた。
そういうのが、もうできなくなる。
さびしい。
それを酒の席で、みんなで飲んで発散させることさえもコロナは許してくれませんでした。
それでも、時は過ぎゆきます。
これも、やはり試合と同じなんですね。
過ぎたことは、もうもどらない。
ここから先をどうするか?が大事。
そう言ってきた私がそれを実行しないわけにはいけきません。
レン、
タイチ、その不器用さ、まっすぐさに何回も助けられたぞ。
ユウキ、秘めたる闘志、俺は見たぞ。
マナト、型にこだわるな、豪快な一発、何回もイメージで見たぞ。
コタロー、いつもチームを救うようないいところにいたな、埋まっていこうは面白かった。
レオ、不器用ながらの豪快なホームラン、打球は速かったなぁ。
ユナ、よく泣いた、よく投げた、そしてよく笑った。
シュンペイ、メンタル激弱からの成長、ソフトボールを楽しんだな。
お別れです。
彼等の成長を、またここから見守ることにしましょう。
最後に、これまで手厚くサポートをして下さいました、六年生の保護者の皆様、
万感の思いで、ありがとうございました。
なかなか書けなかったところから、またはじめます!
中島みゆきさんの「ファイト!」を竹原ピストルさんのカバーで聞いています。
諦めという名の鎖を 身をよじってほどいてゆく
ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
雪も終わりかけたかと思っていれば、今日は大雪でした。
しかし、その雪もあたたかさが感じられる雪。
振りながらも、融けることがわかっているような雪。
確実に春は近づいている、そう思わせてくれる雪でした。
今日はレン世代の卒団式でした。
この世代もコロナの災いから、まだ抜け出せないでいた世代。
思うようにソフトボールができませんでした。
試合数は激減、自分たちの居場所さえも確認できない。努力してきたことを確かめる機会さえ、与えてもらえない。
そんな中で迎えた総体。
関柴さんを相手に4点も先制するも、その裏にすぐさま逆転される有様。流れを維持できず、自らが崩れていくことを止められない脆弱さ、未熟さ。
ここが今年のスタートでしたね。
挽回する機会はまたもやコロナで打ち消される。
コロナ明けでやっと練習が許されたのは、5月だったか6月だったか?
さぞかし、身体的にも精神的も落ちていることだろうと予測していましたが、いい意味で期待は裏切ってくれました。
こんなどん底みたいな状態であっても、ちゃんと前を向いていたんですね。
コロナ明け、ユナとシュンペイのバッテリーのピッチング練習を見ていた時、見ていたというか、ピッチングの音、キャッチングの音が、私を振り向かせました。
ん!なんだこの音は!
ずいぶん、長い間、休んでいた音ではありませんでした。
躍動感のあるフォームから放たれる白い一筋の線。ぱちーんと気持ちよく、ミットに収まるボールが笑っているようでした。
収まるべきところに収まることが楽しそう。
音がそう言っています。
ここまで、この二人にいろんなことがあったんだろうなぁとなんとなく思っていました。
バッテリーになっていなかった。
わかっていながらも、この二人で、乗り越えるしかない壁。
どうやって乗り越えてきたかは、二人とその家族にしかわからないでしょう。
しかし、それを乗り越えてきた。
歯車がカチッとはまる音。
なんか、乗り越えたな?そう思えた瞬間でした。
ここからなんじゃないでしょうか?
ここからいろんなことが上手くいき始めてきたと思います。
それは、ここまで記してきたとおりです。
そして、今日を迎えます。
別れの時。
またしても、コロナで全員が集まらない。
目を見て、サヨナラを言えないんです。
そして、目を見て、がんばれよ!と言えないんです。
この流れは何回やってきても複雑な気持ちになります。
いままでよくやってきたなという感慨と、
もう、この選手たちと一緒にプレーできないことを分からされる時。
うれしさよりも、寂しい気持ちでいっぱいになります。
このこどもたちの一挙手一投足によろこんだり、ないたりできなくなること、
いままでとなりにいた子供たちが、
そのおとうさん、おかあさんたちがいなくなること、
こえがきこえなくなること、それがたまらなくさびしい。いつも思います。
ソフトボールという世界を通して、いっしょに見てきた景色、世界をもういっししょにみることはないんだとおもうと、またまた、たまらなくさびしさが襲ってきます。
長年の友がいなくなってしまうような感覚。
レンなんて、六年間も一緒にやってきました。
彼とその家族にとっては、激動の六年間だったことでしょう。
レンをはじめ、彼等のプレーのひとつひとつがよみがえってきます。
そして、うろこが剥がれるようにひらりひらりと、私から離れていきます。
言わなくても、目をみれば、くやしさも、よろこびも、わかりあえてきた。
そういうのが、もうできなくなる。
さびしい。
それを酒の席で、みんなで飲んで発散させることさえもコロナは許してくれませんでした。
それでも、時は過ぎゆきます。
これも、やはり試合と同じなんですね。
過ぎたことは、もうもどらない。
ここから先をどうするか?が大事。
そう言ってきた私がそれを実行しないわけにはいけきません。
レン、
タイチ、その不器用さ、まっすぐさに何回も助けられたぞ。
ユウキ、秘めたる闘志、俺は見たぞ。
マナト、型にこだわるな、豪快な一発、何回もイメージで見たぞ。
コタロー、いつもチームを救うようないいところにいたな、埋まっていこうは面白かった。
レオ、不器用ながらの豪快なホームラン、打球は速かったなぁ。
ユナ、よく泣いた、よく投げた、そしてよく笑った。
シュンペイ、メンタル激弱からの成長、ソフトボールを楽しんだな。
お別れです。
彼等の成長を、またここから見守ることにしましょう。
最後に、これまで手厚くサポートをして下さいました、六年生の保護者の皆様、
万感の思いで、ありがとうございました。
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