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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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人は、なぜ、応援するんでしょう。
自分のこどもでもないのに。
自分自身がやってないにも関わらず、イーグルスの選手みんなの一挙手一投足に、笑い、泣き、怒る。
ひいきにしてるプロ野球チームでないんです。
華麗なプレーや豪快なバッティングをみせつけるわけでもない。
こんな場末のスポ少の上手くもない選手を応援するために、朝こっぱやく起きて、何十キロ運転して駆けつける。

今に限ったことではなく、昔からそうなんです。
自分の子供がレギュラーではないのにも関わらず、試合にでる保証もないのにかけつけていただいている。

ここって、スポ少のすごいところだと思います。
これはおそらく、ソフトボールスポ少だけではない。
サッカーも、バスケットも、バレーもそう。
自分の子供に限らず、その友達、先輩、後輩のやってくるであろう成功を見たいがための興味。
その思惑とは、全くの逆にでるときもあります。
よってたかって、フルボッコにされるイーグルス。
ボコボコにやられて、グーのねもでないほど、落ち込んでいるイーグルスも見る。
毎日毎日、毎回毎回、少しずつ、少しずつ、変化していくイーグルスに巻き込まれてしまう。
その変化は、いい方向ばかりとは限りませんが、みんながいい方向にいくことを信じている。

そのエラーさえも、その下手くそぶりさえも、いとおしく、面白く感じる。
だってそれは、必ず上手くなることを誰しもが信じているからこそです。
そして、それを自分の目で見届けたい。
そして、同じ思いの保護者とその時間を共有したい。
イーグルスにとっての時代の証言者でありたいと思ってしまう。
思い入れの深さ、マリアナ海溝のごとく深し。
だからこそ、どんなひいきプロ野球チームよりも、メジャーリーグよりもおっかけてしまう。
見届けたくなる。全部は無理かもしれないけど、仕事の合間をぬって、暇を見つけては、イーグルスのあの小憎らしい面々に会いたくなる。

イーグルスは、
旭スポ少は、
藤川スポ少は、
永井野スポ少は、そんな保護者の皆さんに支えられてきました。

保護者と子供達が関わりあい「円」となり、その子の成功を祈る。
保護者の厳しくもあたたかい視線が、子どもたちをまちがいなく育てています。
その意味で保護者全員が指導者であると思います。

我が子以外に、あんなにも怒る時があるでしようか?
我が子以外に、あんなにも悪態をつかれる時があるでしょうか?
我が子以外に、あんなにも打ってくれと神様にお願いするときがあるでしょうか?

昔から言ってますが、どんなテレビより、映画より、どんなアトラクションより、面白い。
やはり、最後は人と人とのつながりなんでしょうね。

「お前らが、どうなるのか見てみたい。」

ひとりで、野球は、ソフトボールはできない。
そのひとりひとりの、キセキのチェーンを繋いでいく。

そのチェーンは、最後の最後に、間違いなく今年のイーグルス、選手全員、保護者全員を繋いでくれました。
今年もまとまりのあるチーム!

これはやった人にしか、わからない至福の時間です。その祭りのような「渦(うず)」にあえて、喜んで、のみこまれてみる。

いろんな苦労が浄化されていきます。
もうしばらくはこの余韻に、ひたって毎日の晩酌の友とします!
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