時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
落ち込んでいる人たちを勇気づけるホームランを見ました。
劣勢のイーグルスの選手、保護者を奮い立たせる一発。
一撃で世界を変える。
白黒だったイーグルスの世界に、虹を架けるがごとく、鮮やかな色彩をあたえてくれた。
そのチカラを持つことを許された、迷えるスラッガー、ルイ。
最後の最後で、会津トップのピッチャーから、かっ飛ばしました。
あのルイが、かっ飛ばしたホームランの放物線が描いた時間。
誰彼かまわず、みんな絶叫!
まわりを気にせず、みんなが両手をあげてガッツポーズ!
誰もがルイの名前を何回も何回も絶叫しました。
数秒間のフィーバーですが、ルイが、イーグルスが世界を歓喜で支配していた。
自分たちよりも強いものに対して、簡単に負けてやらねえぞ!という強烈な意思表示。
それをルイが体現してくれました。
まさに世界を変えたルイの一発。
本人の苦労と辛酸を見てきただけに、ぐっときました。
「ああ、最後の大会でこんなにも見事なホームランを打っちまうんだなあ。」
もうこいつは大丈夫だなと思いました。
振り返ってみると、メンタルの浮き沈みの激しいめんどくせえ奴でした。
ひとりで落ち込むのは構わないんですが、まわりを巻き込んでしまって、マイナスオーラを出しまくる。
コーチが厳しく言っているのはそこだと思います。
チーム全体が、腫れ物に触るように気をつかう。
そうはいってもまだ小学生ですから、感情のコントロールがつかないこともあるでしょう。
それも含めてのスポ少なんです。
いままでそんなやりとりを何回もしてきて、ルイも少しずつ感情のコントロールができるようになってきました。
ここが、野球という、ソフトボールというチームスポーツのいいところ。
ルイの心が折れていれば、誰かがフォローに回ります。
私なんか空気を読めずに、チャンスに三振したルイに向かって
「どうした?三振大魔王!」
と軽口をたたいて、
「うっせぇぼけ!死ね!」と本気で切れられた事がありました。あれは怖かった。
扱いが難しい落ち込んだルイ。
イーグルスの仲間は、わかっていました。
あざとく声をかえるのではなく、ただとなりにいて一緒に歩く。
そんな姿をみてきました。
これだけで、ルイは救われたことでしょう。
多少のミスやエラーで落ち込むことはなくなりました。打たれ強くなった。
そんなメンタルの成長もルイをしてホームランを打たせた。
チームのみんながびびるくらいのお父さんも満面の笑みでした。ちょっと泣いてたかも。
「ルイ、よくやったぞ!」
交わす言葉は少ないけれど、お互いにわかっています。
ふたりのあんな笑顔は見たことがありません。
父子の努力が描いた、世界をかえるアーチ。
父子の夢はまだまだ続きますが、ここまでの苦労はすべてが報われたでしょう。
イーグルスにとっても優勝の呼び水となる貴重な一発でした。
次の日の優勝の立役者である最優秀選手賞。
私が選ぶのではなく、6年生に選ばせました。
「ルイだな。」
「ルイでいいべ!」
「ルイしかいねえべ!」
誰もがルイの名前をあげたことも納得できます。
心も体も、技術も大きく成長しました。
みんなもそれを認めたMVPでした。
あんだけひねくれて流した涙は、無駄ではなかった。
こういう瞬間をみるのが指導者冥利に尽きます。
おめでとうルイ!
ありがとうルイ!そしてお父さん!
劣勢のイーグルスの選手、保護者を奮い立たせる一発。
一撃で世界を変える。
白黒だったイーグルスの世界に、虹を架けるがごとく、鮮やかな色彩をあたえてくれた。
そのチカラを持つことを許された、迷えるスラッガー、ルイ。
最後の最後で、会津トップのピッチャーから、かっ飛ばしました。
あのルイが、かっ飛ばしたホームランの放物線が描いた時間。
誰彼かまわず、みんな絶叫!
まわりを気にせず、みんなが両手をあげてガッツポーズ!
誰もがルイの名前を何回も何回も絶叫しました。
数秒間のフィーバーですが、ルイが、イーグルスが世界を歓喜で支配していた。
自分たちよりも強いものに対して、簡単に負けてやらねえぞ!という強烈な意思表示。
それをルイが体現してくれました。
まさに世界を変えたルイの一発。
本人の苦労と辛酸を見てきただけに、ぐっときました。
「ああ、最後の大会でこんなにも見事なホームランを打っちまうんだなあ。」
もうこいつは大丈夫だなと思いました。
振り返ってみると、メンタルの浮き沈みの激しいめんどくせえ奴でした。
ひとりで落ち込むのは構わないんですが、まわりを巻き込んでしまって、マイナスオーラを出しまくる。
コーチが厳しく言っているのはそこだと思います。
チーム全体が、腫れ物に触るように気をつかう。
そうはいってもまだ小学生ですから、感情のコントロールがつかないこともあるでしょう。
それも含めてのスポ少なんです。
いままでそんなやりとりを何回もしてきて、ルイも少しずつ感情のコントロールができるようになってきました。
ここが、野球という、ソフトボールというチームスポーツのいいところ。
ルイの心が折れていれば、誰かがフォローに回ります。
私なんか空気を読めずに、チャンスに三振したルイに向かって
「どうした?三振大魔王!」
と軽口をたたいて、
「うっせぇぼけ!死ね!」と本気で切れられた事がありました。あれは怖かった。
扱いが難しい落ち込んだルイ。
イーグルスの仲間は、わかっていました。
あざとく声をかえるのではなく、ただとなりにいて一緒に歩く。
そんな姿をみてきました。
これだけで、ルイは救われたことでしょう。
多少のミスやエラーで落ち込むことはなくなりました。打たれ強くなった。
そんなメンタルの成長もルイをしてホームランを打たせた。
チームのみんながびびるくらいのお父さんも満面の笑みでした。ちょっと泣いてたかも。
「ルイ、よくやったぞ!」
交わす言葉は少ないけれど、お互いにわかっています。
ふたりのあんな笑顔は見たことがありません。
父子の努力が描いた、世界をかえるアーチ。
父子の夢はまだまだ続きますが、ここまでの苦労はすべてが報われたでしょう。
イーグルスにとっても優勝の呼び水となる貴重な一発でした。
次の日の優勝の立役者である最優秀選手賞。
私が選ぶのではなく、6年生に選ばせました。
「ルイだな。」
「ルイでいいべ!」
「ルイしかいねえべ!」
誰もがルイの名前をあげたことも納得できます。
心も体も、技術も大きく成長しました。
みんなもそれを認めたMVPでした。
あんだけひねくれて流した涙は、無駄ではなかった。
こういう瞬間をみるのが指導者冥利に尽きます。
おめでとうルイ!
ありがとうルイ!そしてお父さん!
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