時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
長かったソフトボールの今シーズンも選抜の大会をもって終わりました。
会津選抜は、2回戦いましたが、1点も取れず…。
徹底したアウトコース攻めに、対策をとることもできず、空を切りまくるバット。
1番から六連続三振やノーヒットノーランを喰らうなどいいところがありませんでした。
いいところといえばピッチャーの好投や時折の好守くらいでしょう?
連打は1回。
その時、私はサードコーチャーに入っていましたが、あまりの打球の速さにセカンドランナーを止めました。
ライトはライトゴロを狙って、ファーストに投げたので、バックは間に合ったかもしれない。
会津選抜の組織だった攻撃の頂点。
ここからの打撃か、4番、5番、6番という打順も考慮してのストップでしたが、最強のクリーンナップも沈黙。
あそこは打って欲しかった。
あそこが1番の盛り上がりをみせたところだったのではないでしょうか?
あー、回しておけばよかったかなあと今でも思います。
そんな会津選抜の大会も終わりました。
郡山ダルメシアンさんに0:4
田村選抜さんに0:6で敗れて、二日目に残れなかった。
盟友の会津東部選抜さんは、二日目に勝ち上がり準決勝までコマを進めるも、最後は抽選でやぶれたようです。
優勝は安達太良二本松選抜さんでした。
どの試合も、エースに4番の各チームの主力の選手ばかり。
当然ハイレベルの戦いになります。
ひとつのミスも許されない緊迫した展開。
そうなると、先制したほうが断然有利です。
田村選抜さんなんか、4番に3回のスクイズを決行。
スリーバントになるも、最後はきっちり決められてしまいました。
一段落ち着けてから、自分たちのペースにもってくる。
スリーバントを決める。決めきる執念。
そこに会津選抜は圧倒された感がありました。
ツーストライクでもびびらない精神的な強さ。
その強さはまぎれもなく、チームの出れない6年生たちの分までがんばろうとする気概さえ感じました。
打てない会津選抜は、ピッチャー、キャッチャーのバッテリーに相当なプレッシャーがかかっていたと思います。
「俺が抑えないといけない。甘いコースは絶対に投げれない。」
ハルキにしろ、ルイにしろ、ユウセイにしろ、こんな遠いところまで応援にきている保護者やみんなの見えないプレッシャーが体にまとわりついてのびのび投げれなかったのか、追い込んでから甘く入ったところで、痛打されます。
楽しむというよりは、孤立無援の仁王立ち、悲愴感さえ漂います。
この先、こんな場面で投げることがなくなります。
ずっと守ってきたマウンドを下りるとき、彼らは何を思うのでしょうか?
そんな中でもイーグルスのレギュラー、ルイ、ハルヤも活躍の場はほとんどなかった。
他の打席に立ったメンバーも打たせてもらえなかった。
大型扇風機と化してしまう。
ただ、他の選抜メンバーと、違うところは全てが全力スイング。
ボールにあわせに行くスイングはひとつもありません。
最後のルイのデットボールも打ちに行ってからこそのデットボール。
その後、すかさず盗塁するところなどは、あの痛みは演技だったのかと思わせるくらいです。
気持ちいいくらいのスイング。
ソフトボールのバットで打つことはなくなります。
彼らのソフトボール人生は一段落しました。
長い間、いろんな人に支えられながらよく頑張りました。
今年の6年生は、勝負を楽しむというよりは、仲間達とやるソフトボール、スポ少自体を楽しんでいる気がしました。
プレーの善し悪し、勝負うんぬんよりも、選手なり、その保護者なり、相手チーム選手、保護者とも仲良くなってしまう。
これもスポーツの、スポ少のいいところでしょう。
よく最後まで誰もやめないでがんばりました。
静かにバットを置いた6年生。
あー、あいつらが静かに置くわけありませんね。
バットをぶん投げるという表現のほうが、あいつらにはしっくりきます。
バットをぶん投げて、また誰かに怒られてる。
怒られながらも、下を向いて舌を出しているあいつら。
彼らがどのステージにいくのか?
どこに行っても今後も応援しています。
お疲れ様、6年生諸君!
会津選抜は、2回戦いましたが、1点も取れず…。
徹底したアウトコース攻めに、対策をとることもできず、空を切りまくるバット。
1番から六連続三振やノーヒットノーランを喰らうなどいいところがありませんでした。
いいところといえばピッチャーの好投や時折の好守くらいでしょう?
連打は1回。
その時、私はサードコーチャーに入っていましたが、あまりの打球の速さにセカンドランナーを止めました。
ライトはライトゴロを狙って、ファーストに投げたので、バックは間に合ったかもしれない。
会津選抜の組織だった攻撃の頂点。
ここからの打撃か、4番、5番、6番という打順も考慮してのストップでしたが、最強のクリーンナップも沈黙。
あそこは打って欲しかった。
あそこが1番の盛り上がりをみせたところだったのではないでしょうか?
あー、回しておけばよかったかなあと今でも思います。
そんな会津選抜の大会も終わりました。
郡山ダルメシアンさんに0:4
田村選抜さんに0:6で敗れて、二日目に残れなかった。
盟友の会津東部選抜さんは、二日目に勝ち上がり準決勝までコマを進めるも、最後は抽選でやぶれたようです。
優勝は安達太良二本松選抜さんでした。
どの試合も、エースに4番の各チームの主力の選手ばかり。
当然ハイレベルの戦いになります。
ひとつのミスも許されない緊迫した展開。
そうなると、先制したほうが断然有利です。
田村選抜さんなんか、4番に3回のスクイズを決行。
スリーバントになるも、最後はきっちり決められてしまいました。
一段落ち着けてから、自分たちのペースにもってくる。
スリーバントを決める。決めきる執念。
そこに会津選抜は圧倒された感がありました。
ツーストライクでもびびらない精神的な強さ。
その強さはまぎれもなく、チームの出れない6年生たちの分までがんばろうとする気概さえ感じました。
打てない会津選抜は、ピッチャー、キャッチャーのバッテリーに相当なプレッシャーがかかっていたと思います。
「俺が抑えないといけない。甘いコースは絶対に投げれない。」
ハルキにしろ、ルイにしろ、ユウセイにしろ、こんな遠いところまで応援にきている保護者やみんなの見えないプレッシャーが体にまとわりついてのびのび投げれなかったのか、追い込んでから甘く入ったところで、痛打されます。
楽しむというよりは、孤立無援の仁王立ち、悲愴感さえ漂います。
この先、こんな場面で投げることがなくなります。
ずっと守ってきたマウンドを下りるとき、彼らは何を思うのでしょうか?
そんな中でもイーグルスのレギュラー、ルイ、ハルヤも活躍の場はほとんどなかった。
他の打席に立ったメンバーも打たせてもらえなかった。
大型扇風機と化してしまう。
ただ、他の選抜メンバーと、違うところは全てが全力スイング。
ボールにあわせに行くスイングはひとつもありません。
最後のルイのデットボールも打ちに行ってからこそのデットボール。
その後、すかさず盗塁するところなどは、あの痛みは演技だったのかと思わせるくらいです。
気持ちいいくらいのスイング。
ソフトボールのバットで打つことはなくなります。
彼らのソフトボール人生は一段落しました。
長い間、いろんな人に支えられながらよく頑張りました。
今年の6年生は、勝負を楽しむというよりは、仲間達とやるソフトボール、スポ少自体を楽しんでいる気がしました。
プレーの善し悪し、勝負うんぬんよりも、選手なり、その保護者なり、相手チーム選手、保護者とも仲良くなってしまう。
これもスポーツの、スポ少のいいところでしょう。
よく最後まで誰もやめないでがんばりました。
静かにバットを置いた6年生。
あー、あいつらが静かに置くわけありませんね。
バットをぶん投げるという表現のほうが、あいつらにはしっくりきます。
バットをぶん投げて、また誰かに怒られてる。
怒られながらも、下を向いて舌を出しているあいつら。
彼らがどのステージにいくのか?
どこに行っても今後も応援しています。
お疲れ様、6年生諸君!
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