子供のころもやってたし、大人になってからも、保護者になってからもスポ少に携わっていると、自分で当たり前に思っていることが、実はそうじゃないという事実に気づきます。
なんでこんなに楽しく、すばらしい財産にになるのに、スポ少をやらないんだろう?
そう思ってましたが、いろんな事情があるんでしょうね。
まず、保護者に関心がないと何事も始まらない。
そしてその子のやる気。友達の誘い。
お金も、送迎や役員なので労力も相当なものです。
ネットで見てみると、いろんな功罪が書かれています。
いいことだけではない現実。
スポ少の不透明さも、入る前の保護者からすれば二の足を踏む原因のようです。
事前にこんなことをやるよ、こんな役目があるよとかの説明がない。
入ってから、できることとできないことが判明する。
そうでない人から見れば、野球やソフトで親子ともども熱くなっている異様な集団。
そんなところにはかかわりたくないというのが正直なところでしょうか?
この層を取り込むのは難しいと思います。
スポ少は良いかなぁと思うけど、なんか大変そうと思っている層。
この層を取り込めないか?
いままでのようにでーんと構えているだけでは、人は集まってこないと思います。
スポ少をやることのメリット、デメリット。保護者の役割。費用の負担などを公開して、透明化して敷居を低くする。
そこまでしても、全員が全員100%いいと思うことはないでしょう。
今のスポ少に入っている人だって多かれ少なかれ不満はあると思います。
しかし、それを補ってあまりあるほどの感動や一体感、達成感があるからこそやっていけるのだと思います。
そこをわかっていただける保護者のみなさんは本当にありがたい。
少子化の中、スポーツ人口や各種競技の裾野が広がっていかないこの状況。
これからのスポ少のあり方も変わってはいけない部分と、
変わっていかなくてはいけない部分があると思います。
その中にあって、この地域で、野球の、ソフトの火が消えて欲しくない。
そのためには、どうすればいいかを考えて、実践していきたいと思います。
現在団員20名。内6年生が9人。彼らが抜けると11名。チームは存続できますが、ぎりぎりです。
今の段階での5年生2名、4年生6名、3年生2名、2年1名。一気に層が薄くなる。
新戦力の入団が待ち望まれます。
待望します。
切望します。
恋焦がれます。
まぁ過去にもぎりぎりの人数で乗り越えた時代もありました。
今年が予想外に良すぎたというべきでしょうか。
7年連続全国大会の小阪ジュニアって、どんだけすごいのか?
団員の確保、将来を見据えての育成、組織力。脱帽ですね。
5年生が2名なので、下級生の出場機会は増えます。
いちおう適材適所でポジション、打順は考えますが、
いまのところ、帯に短し襷に長しではなく、帯に短したすきに短しであいつがいれば大丈夫というポジションはありません。
常に安心できない守備。
不安定なピッチャー。
惨劇が始まりそうですね。
今年以上に別の意味でドキドキの展開が待っていそうで楽しみです。
情緒的にも不安定です。中には理解している選手もいますが、いまだ幼い。
ミスをした仲間の選手を非難し、そうならないような布石も打たない。
状況を判断し、自分に何が求められいるかもわからない。
当然です、上のチームがやっていたことを見ていたらわかるべじゃなくて、
自分たちの代になって、自分が経験してからじゃないとわからないものってあると思います。
今の6年生もそうでした。がむしゃらにやって、気づいていたら周りに誰もいなく、頂点にいたというほうが正しいのではないでしょうか?
その中から勝ち取る勝利。その勝利の味をを味合わせたい。
いいチームとは目で会話できると思うんです。やばい状況で、仲間の目をみてうなずく。
目を見ただけで相手の気持ちを察し、がんばれと鼓舞することができる仲間。
現代においてそんなのができるはスポーツくらいじゃないでしょうか。
そして、その緊張感には、野球が、ソフトボールが似合う。
ピッチャーが投げるまでのあの間。大歓声の中でも、ごくりとのみこみつばの音まで聞こえてきそうな場面。
最終回1点リードで、一死三塁、守りきれば勝ちの場面とか、
最終回二死三塁一打同点とかの場面。
あんなに緊張する場面は、日常ではまずないでしょうね。
おそろしくのどが渇く場面。ちびりそうで、逃げ出したいけどそうできない。
万難千苦を乗り越えて仲間とも保護者とも共有する勝利。
子供も大人もひとまわり大きく成長させるはずです。
酒も上手くなりますし、あの時こうだったとは風呂場で会話することも楽しい。
多くの人が、この世界のいいところを経験してほしいと思います。
今現在の試合予定です。
①9/13-14(出発は9/12)東北大会 青森 むつ
②9/15 フェスタ新人戦 会津予選 みなと?
③9/20 美里連盟親善大会 新鶴吹上?
④9/27 宇津木妙子杯(Aチーム) あつしお
④9/27 下郷杯(Bチーム) 下郷
分けていく予定です
9/28 みさとふれあいウォーク 12km(まだみんなには言っていません。)
⑤10/4 岩江スポ少さんの大会 三春
⑤10/4 田島スポ少さんの大会 新人戦 分けていく予定です
⑥10/5 ほおのき杯
⑦10/11 防犯協会? 高田
⑧10/19 飯塚病院杯? あつしお
10/25 宮川小学校 みやかわまつり
⑨10/26 民友杯 ばんだい?
⑪11/2 誠友杯 福島
11/2 ロボコンINあいづ 大沼高校
やばいぶつかってしまいました。なんとかしなくては!
⑩11/15 釜子スポ少さんの大会 白河
こうやって並べてみると、のこりあと10 11試合。
7試合が6年、3試合が新人戦。
さぁいよいよ佳境に入ってきました。
思えば、今年のチームの躍動の始まりはフェスタ県大会から。
子供たちのこころの導火線にはいつ火がつくかは大人にはわかりません。
いつも点ける気でやってるんですが、しけってる時のほうが多い。
やる気スイッチはどこにあるかわからないか、押してもプスンッ・・・。
エース航大がいつ戻ってくるかもわからない。
美里イーグルスの再浮上はあるのか?
新人もなんとか形にはなってきましたが、まだまだ幼稚園児レベル。
日もすぐの暗くなる展開で練習時間はどんどん少なくなっていく。
次年度へむけて新入団員の確保もせにゃいかん。
全国大会の精算、お礼状、東北大会の参加計画・・・
試合の外にもやることいっぱいあります・・・が保護者みんなでがんばって乗り越えていきます。
好きこそものの上手なれです。
やることが楽しければ自然とそれを極めようとします。
後は勝手にうまくなっていく。
たちがわるいことに、反対にどんどん嫌いになっていくこともあります。
言うなれば、「嫌いこそものの下手くそなれ」でしょうか。
どちらかというと、こっちのほうが陥りやすい。
嫌いになる誘惑のほうが、いたるところにたくさん落ちている。
これによって、いかに多くの人がその道を歩むのをやめてしまうか。
これは野球、スポーツだけでなくいろんな物事に共通します。
ソフトの例でいきましょう。
入った当初、まだまだハードルが低いのである程度まではどんどん上手くなります。
ボールを捕れるようになる。
きちんとは別にして、投げられるようになる。
動くボールをバットで打って前に飛ばすなど。
このあたりはちょっと練習するとできるようになるので自分が上手くなったような錯覚になり、楽しくて仕方ありません。
しかし、だんだん求めらるレベルが上がってくると最初の壁にぶち当たります。
この壁を壊せるか?あっさりクリアしていく人もいれば、ここで時間がかかる人もいる。
指導の方から見れば、本当はこの段階を大事にして、面白くもない基本の繰り返しを根気よく続けさせてしっかり基礎をかためるべきなんでしょうが、レギュラークラスを見なくてはいけないのでこのあたりがおろそかになりつつあります。
不完全なまま次の段階に行かせてしまう。投げ方、打ち方を固めるべきときにしっかりした指導ができていない状況。
少数の指導の限界がここにあります。
これも、その道を離れさせてしまう原因のひとつでしょう。
最近、みんなが盛り上がっている中、つまんなそうにてもちぶさたにしている選手が何人かいます。
その選手のプレーをみると覇気がなく、注意力散漫で、うまくいかないことのほうが多い。
ボールが飛んでもうまく取れない。後逸してしまう。
仲間からも非難される。コーチからも怒られる。面白くない。つまんない。上手くならない。
この負の連鎖。
以前は、その選手自身の発奮によって、自己解決させることを期待して手を差し伸べることはしませんでした。
そうなってしまった選手は、最後には何をやってもつまらなくなってしまって、スポ少にくること自体が苦痛になり、その競技そのものを嫌いになってしまう。
そうやってスポ少を去っていった選手も何人かいました。
そうなると一抹の寂しさ、野球の、ソフトの面白さを伝え切れなかったことに自己嫌悪を感じることもありました。
そうなる前に、手を打ちたい。嫌いこそもののの路線ではなく、好きこそもののの路線に戻してあげたい。
小さな成功体験の積み重ね。仲間に、監督、コーチに認められるように、プレー前の注意喚起(守備位置、グランドの状況など)をして、少しでもその選手に有利になるようにアドバイスを送る。
「あ、ソフトって面白いな。」と本当の笑顔になるところまでもって行きたい。
そのためには、「バカヤロー、何やってんだ!」の一言を飲みこもうと思いましたが、昨日はまたがっとばしてしまいました。北風と太陽の北風になってしましました。
私もまだまだ未熟。
注意深く選手をみて、メンタルのケアに努めたいと思います。
なぜか?バントを一番練習したからです。
自己犠牲の精神が美しいからとかじゃなく、ここ一番できちんとランナーを送れること。
スコアリングポジションにおいて、相手にプレッシャーをあたえる。
とどめをさす一歩前の形をつくるお膳立て。
お世辞にも打てる選手ではなかったので、自分の役割はここだと思ったからバントを磨きました。
だから、バントのサインが出たときの選手心理はよくわかります。
速いピッチャーならば、「やべー速いなぁ。(バットが)ふっとばされないようにしっかりにぎらなきゃ。」
守備をみて、「サード前進守備だな。ファーストの守備がへぼそうだから、1塁方向ねらいで」
バントをファールになってツーストライクにおいこまれたとき、「ああーやっちまった。スリーバントのサインでるかなぁ。打つのかなぁ。打つにしても、転がさないと。」とか。
一番楽なのは、初球で一発で決めること。セーフティー気味にやって、自分も生きれれば最高。
しかし、頭のいいバッテリーは、初球は盗塁を警戒したり、バントをやるのかやらないのかを警戒して、はずしてきます。
バントをやるほうも、そうとうのプレッシャーを抱えます。その重圧に勝つには、やはり「俺ならできる。」という覚悟とそう思わせるだけの練習の量と質。
いま我がチームでバントが一番うまいのは4年生の貴哉です。セーフティーじゃなく送りバントです。
構えで80%以上わかります。こいつはバントうまいな、と。
それとボールの見極め。恐怖心に打ち勝っているので、バットに当たる最後まで見ている。
よって確実にボールを捕らえることができる。
貴哉は野球に対する貪欲な知識欲もあり、それを支えているのは野球が好きだという気持ちです。好きこそもの上手なれを実践している一人です。
バントができない要因の大半は、ボールに対する恐怖心です。
びびってよけてしまう。それはだれだって怖いし、人間の危険回避のための防御本能です。
それに打ち勝つには、慣れるしかない。きちんとやれば体には当たらないという確信を身をもって経験すること。その回数を増やすこと。
キャッチャーのマスクや防具、手を守る厚手の手袋をかけて、正面からくるボールをバントするなどの練習が効果的だとものの本にありました。
まずは低いハードルから初めて徐々に高くしていく。
おそろしく手間のかかる仕事ですが、近道はないとここ10年で思いました。
山のいただきは見えても、まだまだとおい。かといって足をとめるわけにもいかない。
いただきの風景は少し見たのでいいとします。
その行程のほうが、面白いと思えてきました。
ある戦力でどう戦うか。来年も楽しませてくれそうです。
エースの離脱で、つくづく思います。
航大の存在の大きさを。
なにがすごいって、あいつは打たせません。
あのボールを打つバッターもいますが、極力打たせません。
そうなると守備機会が減り、結果エラーがなくなる。
我がチームの守備陣。守備力があるほうだとはいえません。
そんなチームが勝ち上がることができた要因に「打たせない。」という航大の決意がありました。
野球にエラーはつきもの。どんな名手もエラーをするときがあります。
そのとき投手心理でどう思うか。
「あいつのせいで・・・」と思うのが普通。それをグッと飲み込む。
あそこに打たせた、俺が悪い。今度は打たせないようにしようと思って、それを実行するんだからすごい。
たまにしかとんでこないから、エラーの確率も増えるんですけどね。
外野にボールが飛ばない試合がいくつもありました。
はっきりいって、守備力は要所に配置だけですんだんです。
この穴はでかい。
航大不在のこの時期、今度はそうはいかないでしょう。
2番手の航大の弟、大斗もだんだんスピードが上がってきましたがいまだ航大には及ばず。
今度は打ってくる機会が増えるでしょうから、守備陣にも奮起してもらわにゃ。
今後はいままでのようにはいきません。
「マネーボール」という映画にありました。中心選手の穴を複数の選手でうめるという考え。
あんなに上手くいくとは思いませんが、補強できない以上一人一人が上手くなるしかない。
来年のことも考えてのチーム構想が求められます。
打てないからです。
スコアリングポジションで、ここで一本というときに打てない。
打てないというか、バットが空を切る。もしくは、見逃す。
ボールさえ前に飛ばない。
三振では、ランナーも進めないし、相手のエラーを呼び込みこともできない。
手も足もでないとはこのことです。
打撃陣についていえば、他チームに比べ恵まれているほうだと思います。
スウィングスピード、パワーについてはいい選手はそろっています。
ミート、タイミングの取り方、選球眼などは一線級からみれば劣るでしょうか。
総じて攻撃陣も悪くはない。
ではなぜ、スコアリングポジションに置きながら打てないか?
消極的だからです。不安と迷いがあるからです。
ここは前にも触れました。
不安と迷いが自分の力のブレーキになると。
いまのチームで迷いなく振れているのは、勝太郎のみ。やや遅れて楓太。
そのほかは、結果を不安視するあまり、ツーストライクに追い込まれても振ろうとするんじゃなく当てようとする。
スウィングスピードは落ちる。当たっても内野を超えない。
自信をなくす、さらに消極的になるという悪循環。
まず、追い込まれることがだめです。追い込んだ時は投手有利。ウイニングショットは気持ちを込めてくるのでなかなか打ちづらい。となれば、その前に仕掛ける必要がある。
勝太郎の最近にヒットは初球が多いです。
しかも、ボール、ストライクの見極めもできてきている。スウィングスピードもはやく、ヘッドも下がらないのでライナー性の打球が飛ぶ。
なにより彼がいいのは失敗を恐れないことです。
その精神面のタフさ。
なかなかまねできません。いいか悪いは別として、立ち直りも早い。かといって、いわれたことを修正してくる器用さもいまいちなく、同じことを繰り返すけど、少しずつ蓄積されていく経験。なんでもかんでも振っていましたが、四球を選ぶことも覚えました。
失敗を恐れないで行動できる人なんて実際はいないと思います。だれだって怖い。
勝太郎だってそうでしょう。
でも、追い込まれる前に打ちにいく覚悟をもっています。初球からいく覚悟。
彼を打たせているのはその覚悟。失敗したら、その責めはあまんじて受ける。
でも、その次に、いつになるかわからないけど、その次に必ず取り返すぞという覚悟。
その覚悟がスウィングスピードを上げ、みんなが打てない相手エースからヒットを打たせる。
おそらく、彼は打席では配球などは考えてはいないでしょう。打席では頭は真っ白。
失敗したときのことなど考えていない。
何人かそういう覚悟で望んでいる選手もいます。大貴、郁弥追い込まれても自分のスウィングをするようになってきています。ただ結果がでないので、かわいそうですが。
勝太郎のように考えなしに初球からブンブン振れとはいっていません。
考えて、準備して打席に立つことも大事です。
ただ、半端なスイングでは悔いが残るでしょう。見逃しても1ストライク、迷った空振りでも1ストライク、思い切り振っても1ストライク。どちらが次につながるでしょう。
失敗するにしても、おもいきりやった失敗を望みます。
エース航大、左手首亀裂?骨折。全治1~2ヶ月か?。
練習試合の盗塁のスライディングの際に、左手首を着いたときにやったようです。
投球過多による疲労骨折ではありません。そんなに投げていませんし。
しかし、この時期に・・・
まぁヤツはサイヤ人なみの回復力なので、復帰は早まるでしょう。
臥薪嘗胆。
この時期にしっかりと下半身の強化に取り組む。
160kmピッチャー大谷選手も、高校時代投げれない時期があったと聞きます。
いい投手にはこういった下半身を鍛えることしかできない時期がある。
時計の針は戻らないので、いい方に考えたほうがいい。
野球やソフトに対する自分の取り組み方を考えるいい時期だとも思います。
そのバイブルとして、「キャプテン」「やったろうじゃん」「おはようケイジロー」「ドカベン」などのマンガの差し入れをしてやろうと思います。
さてこうなると残ったメンバーでこの難局を乗り切るしかない。
チームが求心力を失ってバラバラになるか、結束するか。できれば後者になるようにメンタルのケアを含めてやっていきたいと思います。
大会関係者の皆さまには感謝しかありません。ありがとうございます。
まずは、結果から・・・1回戦敗北です・・・
1回戦。大東スポ少さん。
均整のとれた筋肉のつき方をして、見るからに上手そうなエース。
リリースポイントが恐ろしく低く、打ちづらそうです。ナチュラルにライズ気味になる。
打者からみれば手元で伸び上がってくる感覚でしょうか。
航大も低いですが、さらに低い。強靭な下半身があるからこそなせる業でしょう。
また体格もいい。走攻守のバランスがよさそうな体。まさに野球向きです。
スピードもあり、これをコーナーに散らされるとうちのバッターは・・・
これは打てないな、1点の勝負になることを覚悟しました。
序段から制球に苦しむ相手エースからファーボールで出塁し、スコアリングにランナーをおくも後一本が出ない。全国大会も悪夢が頭をよぎります。いなや雰囲気。
攻めているのに点がとれないのはいやな流れを生みます。
最終回、1番からの好打順も、1、2が倒れ、二死で3番勝太郎。
初球、高めのボール球を強振します。ライト前ヒット。よくやった勝太郎。
これが自チームの初ヒット。
勝太郎の足と打球判断では心もとないので、足のある代走真那斗へ。
真那斗、サインもでていないのにいきなり走ります。しかもベースから離れそうになり、タッチされそうになる。なんとかセーフでしたが、ヒヤヒヤです。重要な場面で二死、次のバッターは航大の場面、場慣れしていない真那斗に盗塁はありませんが、結果スコアリングポジションに。
真那斗の勇気?むこうみずさと足の速さをたたえましょう。結果オーライです。
監督がサードコーチャーに入るくらい大事な場面になりました。
ここで千両役者の航大です。
勝負してくれるようですが、3ボール1ストライクになったところで故意四球。
普通はそうでしょう。もっとはやく来るのかと思っていました。
好打者のうえに、塁を埋めておきフォースプレーにするのが定石。
ここで大砲郁弥。
スウィングスピード、パワーはチーム随一です。当たれば外野にいくはず。
こんな場面でピッチャーはバクバクのはず。打てるコースに来てくれれば・・・来ませんでした。当たれば飛ぶコースには。
やはり、高さとコースには細心の注意を払う、いいピッチャー、いいバッテリーです。
ボールを三球振らされ、三振。スコアレス。その後抽選で負けました。運にも見放される。
かくしてイーグルスは負けました。
こうも負けがこむと、考え込まざるを得ないです。
原因のトップは打てないこと。具体的にどうしていくか?考えていきます。
暗くなるのが早くなりました。18:30ごろにはもうボールが見えにくい。
暗くなってくると練習終わりの合図のようで、「ああもう終わりだー。」と子供たちの集中力も落ちてきます。
どうしたら危険ではなく、効率のいい練習ができるか?
二人組のペッパーっていうのがあるんですが、それが小学生にできるとは思えない。
120%ふざけて終わります。
近距離からのゴロ。捕りにくそうなぎりぎりのゴロを打つことに決めて、グローブの裁き方、左右のすばやい動きの訓練としてはじめました。
まずは勝太郎から。
この男はチームのムードメーカーで、こいつが打ったり、きっちり守ったりするとチームは勢いづきます。なにより体も精神もタフ、うたれ強いです。
前へ、前へ向かってくる。場の空気を読めないところも多々あり、誤解を生むことが多いですが、素直でいいやつだと私は思います。
そんな彼を左右にふって、檄を飛ばしていると、みんな食いつき始めました。
捕れそうで捕れないボールって、捕ると気持ちいいんですよねぇー。
抜かせないという意地、とったぞ!という達成感。
試合ではそんなボールはめったに来ません。
討ち取ったあたりを安全に取って投げて当たり前にアウトにすることが求められる。
それができないとエラーになり、チームをピンチに陥れる。
ファインプレーのボールなんてほぼきません。
だからこそその時のために準備をする。
チームを救うプレーだから、みんなに認められるし、なによりかっこいい。
大きな自信になります。その残像が心に残り、打った瞬間にこのボールは取れるぞというシグナルにかわるでしょう。
その達成感にみな飢えている。自分自身で、まわりからもやったぞ、できたぞと思うこと、思われることうに飢えている。心から達成感を渇望しています。チャレンジしたくてうずうずしている。どんどん挑戦してもらいましょう。練習ですから失敗してもいいんです。
この練習のいいところは自然と盛り上がること。
捕球の技術うんぬんより、追いついて捕ること。止めること。
逆シングル等、足のさばきなど技術をさりげなくフォローを入れることも忘れません。
声も自然と出てきます。「あーくやしい」「あー今の取れたー」「やった、捕ったぞ!」。
自分から動こうと努力します。
昨日もいいましたが、上達することに近道はありませんが、楽しいと思えることが自分自身を動かすエンジンになる。やらされているようでは上手くなりません。
自分で工夫し、自分で考え、自分の意志で動く。そうなれば勝手に上手くなっていきます。
その方向を間違えないように微調整する役目。それが我々の役目です。