子供のころもやってたし、大人になってからも、保護者になってからもスポ少に携わっていると、自分で当たり前に思っていることが、実はそうじゃないという事実に気づきます。
なんでこんなに楽しく、すばらしい財産にになるのに、スポ少をやらないんだろう?
そう思ってましたが、いろんな事情があるんでしょうね。
まず、保護者に関心がないと何事も始まらない。
そしてその子のやる気。友達の誘い。
お金も、送迎や役員なので労力も相当なものです。
ネットで見てみると、いろんな功罪が書かれています。
いいことだけではない現実。
スポ少の不透明さも、入る前の保護者からすれば二の足を踏む原因のようです。
事前にこんなことをやるよ、こんな役目があるよとかの説明がない。
入ってから、できることとできないことが判明する。
そうでない人から見れば、野球やソフトで親子ともども熱くなっている異様な集団。
そんなところにはかかわりたくないというのが正直なところでしょうか?
この層を取り込むのは難しいと思います。
スポ少は良いかなぁと思うけど、なんか大変そうと思っている層。
この層を取り込めないか?
いままでのようにでーんと構えているだけでは、人は集まってこないと思います。
スポ少をやることのメリット、デメリット。保護者の役割。費用の負担などを公開して、透明化して敷居を低くする。
そこまでしても、全員が全員100%いいと思うことはないでしょう。
今のスポ少に入っている人だって多かれ少なかれ不満はあると思います。
しかし、それを補ってあまりあるほどの感動や一体感、達成感があるからこそやっていけるのだと思います。
そこをわかっていただける保護者のみなさんは本当にありがたい。
少子化の中、スポーツ人口や各種競技の裾野が広がっていかないこの状況。
これからのスポ少のあり方も変わってはいけない部分と、
変わっていかなくてはいけない部分があると思います。
その中にあって、この地域で、野球の、ソフトの火が消えて欲しくない。
そのためには、どうすればいいかを考えて、実践していきたいと思います。