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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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サンタさん、みなさんの家には来たでしょうか?
いうことをきかない子どもには、貞子さんがくるっていってたのに、サンタさんは我が家にもやってきてくれようです。
よかったよかった。
私は、絶対ホームランを打てるバットとエラーしないグローブを野球専門のサンタさんに頼んでおいたのですがそれは無理だったようです。
やはり、自分で努力しろということですな。

この冬にしっかりやらせたいことがあります。
それは道具の手入れ。
自分が子どものころもそんなに熱心やった記憶がありませんが、それを自分からできるようにしてもらいたい。
最初は、大人が動機付けをしないとだめでしょうね。
絶対でてくるのが、「なんで?なんでやんなくちゃいけないの?」この答えをきっちり用意しておかないと子どもは納得しません。
納得すると不思議と自分でやるようになります。
なんで、やるか?
野球の神様がいるから。
お世話になった道具に恩返しをするから。
これでわからなければ、鉄拳でわからせる。
無神論者ですが、野球の神様だけは信じています。
野球に限らず、いろんなスポーツ、いろんな分野で理不尽なことや理解不能なことがいっぱいある。
非科学手的、馬鹿らしい理由かもしれませんが、それを全力でやると自分に言い聞かせながらグローブやスパイクを磨く。
そのうち自然と、誰にいわれるでもなく、どこのグランドにいっても入る前に礼をするようになります。
染み付いてしまう。一種の信仰でしょうか?
私はそういうのっていいと思うんですがどうでしょう?
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来年の1月第2週の土曜におこなわれる奇祭、大俵ひき。
その前哨戦となるイベント。毎年恒例ですね。
俵引きレース、小学生の部。
これに3チーム、エントリーしました。
チームの分け方は、私の独断と偏見によって同じぐらいの力のやつ3人でじゃんけんして、それで分けていく。
だいたい同じぐらいのチームになったんじゃないでしょうか。
それぞれの大将は、
1、大貴チーム
2、航大チーム
3、郁弥チーム
各チーム7名の総勢21名。誰かが休んだときのスーパーサブにタケル(←使えんのか?)


強いやつだけ集めても良かったんですが、それでは面白くない。
そんなこといって、女子だけのバレーボールスポ少に負けたこともありました。
下級生のみのへっぽこチームで時間内にゴールできないなんてことがないように分けたつもりです。

それと1/25 日曜の北会津のスノーバトルにも出場予定です。
地元のこういったスポ少以外のイベントに参加することも、いい思い出になってくれます。
かえってこういうことのほうが大人になって覚えていたりするものなんですよね。
さぁみんなソフトボール以外でもいいところ見せてくれよ。

口では説明できない「間」のとり方っていうのがあると思うんです。
特に打撃のとき。
投手がボールを投げるときのバッターのトップをつくり、打ちだすまでのあの「間」。
ほぼ全員がこの「間」を持っていますが、有効活用している選手の場合、それが様になっています。
かっこいいんです。そのたたずまいが。
ボールが吸い込まれるように、そのスイングの中に入っていく。
ボールに対するアプローチのタイミングを自分で持っているということになります。
これって口で説明するのって、すごく難しいと思います。
時間にして1秒あるかないくらい。
この間に、ボールか、ストライクか?打てるか、打てないかを判断する。
打てるやつはほんと様になってるんですよねぇ。
足の上げ方、テイクバックのとり方。下半身から上半身にかけてのひねり方。それが水の流れのようにスムーズな動きになる。拳法の構えのようです。
いきなり始動するのではなく、それなりの助走がある。
その間の捕り方を見てると、「こいつ打てるな!」と思わせます。
相手チームにも、中軸はそういうバッターが多い。
我がチームも何人かそういうバッターはいます。
意図してやっているのかは不明ですが、技術向上を目指しているうちに勝手に身についたといったほうがいいでしょう。

上手いヤツにも下手なヤツも時間は平等です。
あの時間は、人生の時間の中でとんでもなく集中している時間だと思います。
宿題のことやゲームのこと、おこられたことやおいしい食べ物のこと。
全て忘れています。ボールを打つことだけに集中している。
あの時間は貴重です。
平等に与えられた時間だからこそ、有効に活用していかないと。
口では説明できないものを、どうやって教えていくか?
近道はないようです。
なんですか、この雪は。
12月にこんなに降ったのって何年ぶりでしょう。
ホワイトクリスマスにもならずに、正月にも雪がなかった時もあった。
平均的に降ってくれればいいものを、思惑どおりにはいかないみたいですね。

この雪で、今日12/18の室内練習も中止になりました。
できないことはないんですが、警報でてるのにやってることもないという判断です。
となると年内最後の練習は今度の土曜日になります。

さて、ここで次のチームの年代構成を見てみたいと思います。

6年生が9人抜けると

新6年が2人
新5年が7人
新4年が2人
新3年が1人

いまのところ12人体制。新六年の層の薄さが気になりますが、
全国大会で戦った奈良県代表の志都美旭ヶ丘スポ少さんは、2年生がセカンドを守り、人数も12、3人でした。
人数ではなく、その質の問題なんでしょうね。

いまの新5年生までは、単独でチーム編成ができますが、その次の世代はやばい。
まぁ4年生、5年生あたりで入ってくる子もいるのでいちがいにはいえません。
4年生もせめて5,6人いて欲しいところ。
どのスポ少さんも人数集めに四苦八苦しているところでしょう。
座しているだけの時代は終わったのかもしれません。それに少子化の追い討ち。
これは本格的に、なにかを考えなくてはいけない時期にきているのかもしれません。
思い保護者の腰を上げさせるだけのメリットをスポ少にあるということをアピールしていかなくては。
そのためにはどうすればいいか・・・
角度を変えた見方が必要ですね。
来ましたね。冬将軍が。昨年につづいて、雪が降るのが早くなっているような気がします。
スキー場だけあってくれればいいと思うのは私だけではないでしょう。

さて、年内の練習も今週いっぱい。
小学校も22日には終業式で冬休みへ。
スポ少の練習も23日に藤川公民館の大掃除にて、練習収めとなります。
用具や施設の掃除、大事だと思います。
なんだそんなことまじめにやってられっかと思うより、いつも役にたってくれてありがとうと感謝の気持ちをこめて、施設を掃除する。
気持ちの中でその整理がつけられるということは、人として大事なことではないでしょうか?

練習の話を。
野球の中で一番面白いことは打つことだと私は思っています。
原始時代にもどって、棒切れとボールみたいな塊があったら、それをかっ飛ばしたら気持ちいい。
棒があったらたたくし、ボールがあったらぶったたく。もはやこれは本能なのではないでしょうか?
それがどんだけ飛ぶか。より速く、遠くに飛ばそうとするのが心情じゃないでしょうか?

いつも、素人で入ってくる新人にはまず何も教えないで練習をやらせます。
その人のクセや体の柔らかさ、性格などを見るためです。
だいたいはそこで、フォームなど気にせず思い切り振ってきます。
さまになっている人もいれば、どうやって打てるような振りにもっていくか思案する人もいる。
ただ、そこで大事にしていることは、そいつがもっているものを上手く活かすということです。
その振りは、そいつがいままで生きてきた中で培った運動神経や反射神経などをフル動員してくりだした振りです。
曲がりなりにも今の段階のその人最強の振り。
たとえ、セオリーに反していても、その人にとってはそれがセオリーになっている。
それを活かさない手はないし、まったく別な振りにする必要はないと私は思います。
いいところをいかに活かすか。そこが思案のしどころでもあるんですが、相手は小学生。
すぐに忘れます。
私なりのチェックポイントをもっていて、そのこに当てはめ、直したほうがいいか、そのまま伸ばすかをアドバイスする。
最初は違和感がありますが、こうやると、こうなる。そうなると、こうなる。いい結果をイメージさせながら、直すポイントを意識させる。
これがなかなか上手くいかないんですよねぇ。
だから、面白いのかもしれない。
できるようになるというのは、意識せずともでるようになること。
何回も何回も繰り返しやって、自分のものにしていく。これを修行と感じるか作業と感じるか。
体か勝手に反応するようになる。
そうなって初めてできるといえるのだと思います。
試合でそれを実践しているのを確認できたとき、うれしくなると同時にそいつを頼もしく感じます。
「やるじゃねぇか。」とひとりつぶやく瞬間がコーチ冥利に尽きるときです。
室内練習の一環として、バトミントンの羽根を打つという練習を取り入れています。
この練習のいいところは

1、思い切り振るだけでは飛ばない。芯でとらえないと遠くに飛ばない。
2、ボールのように広範囲に打ったシャトルが散乱しない。
3、守備側が当たってもいたくない。
4、シャトルが安くて、長持ちする。(100円ショップに3個入りで売っている)

そのほかにもいい効果があるようです。
ただ、シャトル自体が軽いので芯で当たってもそんなに気持ちよくはありません。
この練習をしているんですが、いまいち効果がでない。

バットではなく、バドミントンのラケットに変えて、広い面で打つ練習をさせてるんですが、効果のほどはいまいち。
なんであんなにへたくそなんでしょうか?
手首の使い方がいまいち。
バットで打つよりもはるかに簡単だと思うんですが、カスカスのあたりばかり。
6年生は別格として、比較的よくあたるのは一番貧弱なタケルくらいでしょうか。
力がないから全身をつかって効率よくとばそうとすることで、最小限のスイングができていると考えていいでしょう。
狙ってやってるとは思えませんが、体がそう動こうとする。
それはそれでいいので、それを実際のバッティングにいかして欲しいところです。
その他のやつらは、パワー全快でブンブンふるもまともにあたらない。あたったとしても、ポップフライばかり。パワーをうまくバットやラケットに伝えられていません。
あれをライナーでセンター方向に打ち返す意識をもたせないと練習の意味が半減してしまうと思います。
この意識付けは、どんな練習にも必要ですが、それをわかってるやつとそうでないやつがいる。
考えて練習している子は、伸び幅が大きいです。
ただ単にやってるだけの子とは違う。
そこをわからせるのがコーチ陣の役目だろといわれればそれまでですが、なかなか難しい。
どの指導陣も悩みどころだと思います。
意識の高い子が数人いるだけで、チーム全体を底上げしてくれる。
多くの選手のやる気スイッチをさがしてつつ練習に取り組んでいます。
あんのかな?ほんとに。
私が小学生のころは、スポ少で室内練習などありませんでした。
今は冬季練習を体育館などの室内で行っています。
その意味で、今の小学生はすごいし、恵まれていると思います。
冬にも成長することができるんです。
これは、あれですよ、寝ないでドラクエのレベル上げをやっているにも等しい。
そうなると、スライムばかりを倒すよりは、もっと経験値の高いモンスターを狙うべきでしょう。
鍛える部位を決めて、そこを徹底的に鍛える。

そこで、新鶴スポ少さんのことを思い出しました。
あまりにも走るメニューが多くて、長距離の成績がメキメキよくなったと。
そしてそれは、ソフトボールのほうにもいい影響があったそうです。
走ることは全てのスポーツの基本。

どうせ寒い中練習に来ているなら、達成感が欲しいものです。
そしてこの狭い室内。
そこでできることはといえば・・・ダッシュ系。インターバル系。
だらだらとやっていても仕方ないので、短い時間に効率よく、しかもモチベーションを上げながら走る。
相手は小学生。
となれば、ゲーム性をもたせたメニュー。2人組になって、個人同士を競わせ、チームとなってチーム同士を競わせる。
6年生は、下級生にとっていいカンフル剤です。
基本スペックが上なので、まともにやれば勝てないが、ハンデをつけてやる。
そこで、実力が拮抗します。上の学年に勝とうとするモチベーション。
下の学年に負けないようにするというモチベーション。
いい方向に働いてくれると思います。
ただ、これをやると「おふざけ」が入ってくる。
調子こくやつを取り締まりながら、自らが勝とうとする力=上手くなろうとする力を引き出す。
室内練習が単調にならないように、結構工夫しているんです。
高杉晋作がいいました。
「おもしろく こともなき世を おもしろく」
野球、ソフトボールは面白くなくてははじまりませんものね。
友人の結婚式で東京いってました。
東京は、あったかい。そして、やたら人が多い。
でも、なにかさみしさも感じます。
猪苗代のトンネルを抜けて磐梯山をみたら安心しました。
雪の白さがあたたかく感じました。

さて、世の中には「〇〇の極意」とかいろんなHOWTOものが売られています。
中には非常にためになるものがありますが、いろんな指導書を読んで思ったこと。

読んだからといって、身につくものではないということ。

特にバッティング技術。
いろんな打ち方があって、どれも打てそうな気がします。
ですが、実際やってみるとそううまくはいかない。
会得するには並大抵の努力ではだめだということに気づきました。
頭でわかっていても、体が反応していかないと。

しかし、何もわからずに実践するよりははるかに効率はいい。

地図をもたずに航海するよりは、方向がわかって、とおる航路がわかっていればこれほど効率のいいものはない。
その手助けの「地図」となるのが「指導書」なのです。

われわれ指導者が使用する場合は、さらにもう一段階があります。
自分がしっていても、子どもたちに伝わらないとはじまらない。
こどもにわかる言葉、言い回しで伝えなくてはいけない。
これも難しいです。
小学生、理論を理解して実践している人は少ないでしょう。
どちらかというと自分なりの体の反応で打っている。
自分の体を効率よく動かすのは自分が一番しっているでしょうから、それはそれでいいんですが、ちょっと直すだけでもっと良くなりそうだという時があります。
そういうところをアドバイスします。
ですが、小学生。すぐに忘れます。また教えます。また忘れます。教えます。
この繰り返しを延々続ける。
そしていつしか、その人のモノになっていく。
すごいやつはそしてそれを自分なりにアレンジしてさらに伸ばしていく。
すげぇなと思わせてくれる。
そうなると、手の届かないところにいってしまったなぁと思います。

砂漠に水をまいてみどりを植えるように。
いつか林になり、森になってくれることを、いつも想像しています。
シニアにいくこどもから、ききましたが、月謝7,000円かかるそうです。
高っ!って思いましたが、スイミングも週2回で8,000円弱。
そう考えると、スポ少は安いんだなぁと思います。
去年までは年間1万円。今年は2万円。
月にすれば、1,700円。月10日練習として、1回170円。
ペットボトル1本を我慢すればいいくらい。
費用的には、安い部類に入るのではないでしょうか?
といっても、安かろう悪かろうではありませんよ。
まぁ、子どもが成長するためには費用はおしまない。
お金の問題ではないというかもしれませんが、結構お金の問題はシビアなところ。
それが高いと思うか、安いと思うかによって入ろうというモチベーションに変わりがあるかもしれません。
安いにこしたことはありません。

しかし、子どもたちにとって2万円は大金です。
スポ少にいってることがあたりまえだとは思わないでほしい。
送迎する家族。
早起きして弁当をつくってくれる家族。
泥だらけになったユニホームを洗ってくれる家族。
一緒に涙をながしながら応援してくれる家族。
そういった苦労をすすんでやっている家族。
それは子どもたちのためであると同時に自分たちのためでもあります。
そういった家族に、言葉にしなくてもありがとうの気持ちを伝えて欲しいと思います。
なんかこそばがゆい気もお互いにするでしょうが、そういうのができる関係っていうのはいいじゃないですか?
だからこそ、次からも応援していこうと思える。
面と向かっては、芝居がかっているので、酒をつぐとか、洗濯物をとりこむとか、ちょっとしたことでいいんです。
シーズンが終わった今だからこそ、軽めでいいので伝えてほしいと思います。

夜中に酒を飲みながら写真のデータ整理をしていました。
そしたら、でるわでるわ昔の写真。
全部ハードディスクにまとめる作業。
こんなのあったかいなと思わせる写真。
懐かしい旭スポ少、永井野スポ少のユニホーム。
そのユニホームを着ていた子どもたち。
今はどうしているのでしょうか?みんな20を過ぎたころでしょう。
すでに子どもが生まれてお父さんになってるやつもいる。
まったく会ってないやつ。たまに、高田のセブンで会うやつ。
練習を手伝いに来てくれるやつ。
みんなそれぞれの道を歩いている。
時代の流れを感じます。
私たちが一緒に歩いたのはほんの数年にすぎませんが、その時代、確かに同じ目標を目指していた。

って、昔を懐かしむにはまだ早いし、すぐに忘れてしまうたちなので感傷に浸るのはやめました。そんなのは、おじいさんになってからでいいんです。
これから先のことを考えましょう。

来年のあのチーム。監督、コーチと協力してどうやって、いいチームにしていくか。
春先の布陣。そのためにどんな練習をして、どこを鍛えるか?
やることはいっぱいあります。
ただ、それを選手にも自覚させないと。
自分で上手くなろうとする気持ち。それに勝るものはないと信じています。
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