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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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来ましたね。冬将軍が。昨年につづいて、雪が降るのが早くなっているような気がします。
スキー場だけあってくれればいいと思うのは私だけではないでしょう。

さて、年内の練習も今週いっぱい。
小学校も22日には終業式で冬休みへ。
スポ少の練習も23日に藤川公民館の大掃除にて、練習収めとなります。
用具や施設の掃除、大事だと思います。
なんだそんなことまじめにやってられっかと思うより、いつも役にたってくれてありがとうと感謝の気持ちをこめて、施設を掃除する。
気持ちの中でその整理がつけられるということは、人として大事なことではないでしょうか?

練習の話を。
野球の中で一番面白いことは打つことだと私は思っています。
原始時代にもどって、棒切れとボールみたいな塊があったら、それをかっ飛ばしたら気持ちいい。
棒があったらたたくし、ボールがあったらぶったたく。もはやこれは本能なのではないでしょうか?
それがどんだけ飛ぶか。より速く、遠くに飛ばそうとするのが心情じゃないでしょうか?

いつも、素人で入ってくる新人にはまず何も教えないで練習をやらせます。
その人のクセや体の柔らかさ、性格などを見るためです。
だいたいはそこで、フォームなど気にせず思い切り振ってきます。
さまになっている人もいれば、どうやって打てるような振りにもっていくか思案する人もいる。
ただ、そこで大事にしていることは、そいつがもっているものを上手く活かすということです。
その振りは、そいつがいままで生きてきた中で培った運動神経や反射神経などをフル動員してくりだした振りです。
曲がりなりにも今の段階のその人最強の振り。
たとえ、セオリーに反していても、その人にとってはそれがセオリーになっている。
それを活かさない手はないし、まったく別な振りにする必要はないと私は思います。
いいところをいかに活かすか。そこが思案のしどころでもあるんですが、相手は小学生。
すぐに忘れます。
私なりのチェックポイントをもっていて、そのこに当てはめ、直したほうがいいか、そのまま伸ばすかをアドバイスする。
最初は違和感がありますが、こうやると、こうなる。そうなると、こうなる。いい結果をイメージさせながら、直すポイントを意識させる。
これがなかなか上手くいかないんですよねぇ。
だから、面白いのかもしれない。
できるようになるというのは、意識せずともでるようになること。
何回も何回も繰り返しやって、自分のものにしていく。これを修行と感じるか作業と感じるか。
体か勝手に反応するようになる。
そうなって初めてできるといえるのだと思います。
試合でそれを実践しているのを確認できたとき、うれしくなると同時にそいつを頼もしく感じます。
「やるじゃねぇか。」とひとりつぶやく瞬間がコーチ冥利に尽きるときです。
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