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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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口では説明できない「間」のとり方っていうのがあると思うんです。
特に打撃のとき。
投手がボールを投げるときのバッターのトップをつくり、打ちだすまでのあの「間」。
ほぼ全員がこの「間」を持っていますが、有効活用している選手の場合、それが様になっています。
かっこいいんです。そのたたずまいが。
ボールが吸い込まれるように、そのスイングの中に入っていく。
ボールに対するアプローチのタイミングを自分で持っているということになります。
これって口で説明するのって、すごく難しいと思います。
時間にして1秒あるかないくらい。
この間に、ボールか、ストライクか?打てるか、打てないかを判断する。
打てるやつはほんと様になってるんですよねぇ。
足の上げ方、テイクバックのとり方。下半身から上半身にかけてのひねり方。それが水の流れのようにスムーズな動きになる。拳法の構えのようです。
いきなり始動するのではなく、それなりの助走がある。
その間の捕り方を見てると、「こいつ打てるな!」と思わせます。
相手チームにも、中軸はそういうバッターが多い。
我がチームも何人かそういうバッターはいます。
意図してやっているのかは不明ですが、技術向上を目指しているうちに勝手に身についたといったほうがいいでしょう。

上手いヤツにも下手なヤツも時間は平等です。
あの時間は、人生の時間の中でとんでもなく集中している時間だと思います。
宿題のことやゲームのこと、おこられたことやおいしい食べ物のこと。
全て忘れています。ボールを打つことだけに集中している。
あの時間は貴重です。
平等に与えられた時間だからこそ、有効に活用していかないと。
口では説明できないものを、どうやって教えていくか?
近道はないようです。
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