それをみて、「俺もやってみたい!」そう思う子がいてくれたらいいのですが・・・
昔は、4年になったらスポ少に入るのが半ば当たり前になっていました。
だって、先輩もその上の先輩も全員入ってましたから。
そう思うと、苦手な子にとってはいやでいやで仕方なかったかもしれません。
今は選択性、やってもやんなくてもいい。自主性が重んじられますが、多くは親の意向が強いでしょう。
そんな中、ソフトボールスポ少を選んでくれて、どうもありがとうといいたいです。
サッカー、バスケ、バレー、剣道、空手、数あるスポーツの中から野球を選んでくれた。
そこだけで十分共感できます。
楽しいことばかりではありません。
苦しいこと、つらいこともいっぱいあります。
途中でやめたくなることもあるでしょう。
でも野球の本当の楽しさがわかれば、そんなことは思わないはずです。
その楽しさを少しでもわかってほしい。応援する家族を巻き込みながら。
また、そういうふうにもっていくのが我々の役目だと思っています。
今年入ったこどもたちも個性的な面々。ガが強いタイプ。ふざけているようで一生懸命なタイプ。
いろな子がいて面白いです。
共通していえることは、みんな褒めてもらいたい。自分のプレーでチームに貢献したい。
そして、みんなから認めてもらいたい。
その気持ちはみんなが持っているものだと思います。
学校の勉強だけでなく、他でも輝ける場所があるということに気づいただけでもその子にとって居場所が見つかったことになります。
どんな野球小僧に会えるのか?
楽しみです。
このメンバーで練習するものあと何回なんだろうと感慨深くなってしまいます。
しめっぽくなるのは、いやなので考えないようにしています。
さて、こいつらの次のステップが楽しみでもあります。
何をやるか?進路は自分たちで決めていいと思います。
我々外野がなんと言おう最後に決めるのは自分。
自分の進む道がわかっているやつはいいですが、そうでなく迷っている人もいるでしょう。
でも、最後にそこを選んだのは自分なんです。やるからには、そこでベストを尽くしましょう。
夏場に中学にいって何をやるかを聞きました。
野球が多かったですが、別な道に進むやつらも。
自分なりの考えての判断でしょう。そこは応援します。
高校まで野球しかやってこなかった私からすれば、チームスポーツは心底いいと思います。
特に人間関係が希薄化しているこの世の中。
本気でひとつのことに打ち込んで、苦しいときに一緒にがんばってきた仲間っていうのはなかなか作れないと思います。
まさに戦友。卒業して20年くらいたちますが、未だにあのときの話題で盛り上がれる。
そんだけ鮮明にあの体験が残っていて、それを共有できる仲間がいる。しかも酒を飲みながら馬鹿話をもできる。
そういう仲間ができやすい環境が野球に限らず。チームスポーツはあると思います。
だからといって、個人のスポーツを否定しているわけではありません。
偏見ですが、ストイックな気がするんです。個人は。
自分に弱い私はだめでした。苦しいこともみんなといればがんばれる。
弱い私は、そういう環境に自分をおかないとがんばれなかったんです。
上下関係とかめんどくさかったですが、あとで結構役に立ちます。
そんな意味で私は、チームスポーツをやることをおススメします。
親父がよくつれていってくれたので、私もつれていってやりたいと思ってです。
スキーに関しては、やった回数の多いほうが断然有利。
雪国会津に生まれたからには、雪と遊ばない手はありません。
東京にいって、大学の友達とスキーやスノボにいったときにおおいにかっこつけれます。
スポーティーな女の子とデートするときもスノボは大いに役にたちます。
息子どもにも、その修行をさせておかねば。
そんなことはさておき、スキーも野球の同じように純粋に楽しいもんです。
だから、あんな寒い山にお金をかけてまでわざわざいくんです。
子どものころは、スキーをくっつけて曲がることがすげぇかっこよくみえました。
ボーゲンから脱皮するとき。
ここが一番難しかったような気がします。
理論で考えないで、体で覚える。
スキーのしなりを感じれたときは、曲がるのはこんなにも簡単だったのかと感動しました。
スノボもしかり。
板のしなりがあんなにも気持ちよかったとは。
がむしゃらにチカラで曲がっている時はものすごい疲れましたが、板のしなりを感じれるようになると余計な力が必要なく、他のところにも配慮がまわります。
そういうのってふとしたときに、感じれるものだと思います。
むちゃくちゃがんばってもつかめるものではないが、がんばらないとその先にあるものが見えてこない。
見つけてしまえば、なんだこんなものかと思ってしまうものですが。
懸命にやってるときの、あのふとした瞬間。
歯を食いしばってる仲間たちの必死の形相。音のない世界。スローモーション。
エアーポケットのようなあの瞬間に気づくこと。
時には、チカラを貫くことも大切だと思います。
私が見て、きれいなスイングをしている選手は、きっちり軸があります。
デンデン太鼓のように頭のてっぺんからおしり、かかとにかけてまっすぐな軸。
まがってないからスムーズに回転し、下半身から上半身、腕へとチカラの伝達に無駄がない。
結果スイングスピードが増し、脳の命令に遅れることなくボールを打つことができる。
この軸がまがっていると、うまくチカラを伝えられない。
「く」の字よりも「/」。
その他いろんな要素が複雑に絡み合ってのバッティングという技術。
理想はあるんですが、それが上手く伝えられるかが問題。
伝えたとしても、その子が理解し、モノにできるか?
そして、合う合わないもあるでしょう。
合ったとしても100%はない。
世界最高打率のタイカップでさえ、4割くらい。
ですが、その子にとって一番いい方法=体の使い方を何回も繰り返して、脳に覚えてもらわないといけない。
そういえば、小学校のころに技術はあまり教えてもらったことはありませんが、腕の使い方、バットのインサイドアウトなど後で、「このことか!」と気づく場面があります。
今わからなくても将来のためにやはり種はまいておくべき。
新人に軸のことをいっても理解は難しいでしょうから、自然と軸の動きができるような練習を考えないと。
うまくいくかどうかわかりませんが、こういうのを考えてるときも楽しいんですがね。
それが試合の大事なところで出てくれると最高なんです。
我々だけがわかる成果。いっぱい種をまいとかないと。節分の今日も練習です。
面白い記事がありました。
選球眼のいいバッターは好打者。
どっかの大学で、打率のいい選手と普通の選手に分けて、マシンかなんかでなげたまを打つ。
ただ打つんじゃなくて、特殊なゴーグルをかけて。
そのゴーグル。ボールが放たれた途中で視界を遮断する。
ピッチャーがボールを投げる、ボールが中をつたってくる、その途中からまっくらになるんです。見えなくなる。
当然、その後のボールの軌跡を予想してバットを振るしかない。
それで、その2チームの打撃結果を科学的に比較して見ると・・・
そんなような実験だったと記憶しています。
大方予想はできますが、当然打率のいい選手のほうが球筋を的確に予想できて、普通の選手よりも好成績。
特に打ちにくい外角でその傾向は顕著に現れています。
球筋を予測できる能力。
普段からコースを予見してスイングしている。
その軌道とバットの軌道を的確にヒットゾーンで当てる練習をしているということでしょう。
スイングする体でも覚えて、脳でもスイングしている。
それを実験で証明したことになります。
さて、これをどういかすか。
投げてる途中で目をつむって打つのがいいでしょうが、小学生にそんな芸当はできない。
そのゴーグル欲しいですねぇ。
そうじゃなくて、ボールのコースを普段から予想するようにすればいいだけなんですがね。
普通であればみんなそうしているはずですが、意識してやることに意味があると思うんです。
ゆくゆくは変化球の打ち方の練習にもなると思います。
当たってもいたくない室内練習用のタマ、シャトルなんかだといい練習になりそうですね。
あしたから試してみたいと思います。
例年そうですが、6年生がほんとよく来てくれます。
原則自主参加で、メインは新人なのでサポート役が多いんですがよく来てくれてます。
ありがたい話です。
6年生もそうですが、新人でもパートナーが固定化する現象があります。
いつもの相手とキャッチボールなりをする安心感を求めてでしょうか?
同じ相手ばかりとやっても上達しないと私は思うので、常々シャッフルします。
いろんな相手とキャッチボールなり、ダッシュをすることを全員の実力やクセが見えてくる。
それって大事な時に役に立つと思うんです。
それに相手に合わせるという練習にもなる。
固定化を自らやぶるようになってくれれば、なおいいんですが。
もっと言えば、別なチームと合同練習も面白いと思います。
いつもはライバルの選手同士のキャッチボール。
ボールのつなぐ縁ですね。
ぜひやってみたいところです。
あんなに大きくのせていただけるとは。大会で優勝してもあんなに大きくはのったことがありません。ありがとうございます。
優勝チームの「真打」全員はもちろん、ストラックアウトで投げてるのも「真打」じゃありませんか?
ラッキーナンバーセブンのウキウキルキルキがでかでかと載っています。
新鶴SBS戦での同点スローもすごかったですが、ここでもあやつは、ラッキーを発揮してくれたようです。
おそらく、過去の大会の歴史の中で、ストラックアウトも優勝して、本戦でも優勝し、ダブルで優勝したのは「真打」だけじゃないかと思います。
文字通り、まさに真打。
来年からこの大会がなくなるのはさみしいですね。
なにか、違う遊びをみつけないと。
天栄村で行われている本格的な雪合戦もあるんですが、敷居が高そう。
坂下での水風船の水合戦も面白そうです。
ソフトボール以外でも熱くなれるものを探し続けます。
ひとつのものを追い続けることも大事だと思いますが、ひとつのものにこだわりすぎてもどうかと私は思っています。
いろんな角度からみたほうがいいこともある。そう思うんです。
俵引きレース、スキー合宿、スノーバトル、冬の行事も大方終わってしまいました。
いわきでは、2月から試合ができるそうだとか。
6年生の多くが練習に参加してくれるので、本当に助かっています。
春にむかってコツコツと積み上げていく。ただそれだけです。
開会式で、実行委員長がこれで最後といっていたので、本当に最後です。
なんとかここは優勝したいと思っていましたが、
結果、優勝しました。やりました。真打チーム。
わがイーグルスは3チーム選出。大将が大貴の「本家」、航大の「元祖」、拓馬の「真打」の3チーム。いうまでもなく、妖怪ウオッチからのインスパイアです。
実力はだいたい拮抗するようにわけましたが、タケルが入る真打がややきついかと思っていました。
実際、あとで聞く「ああ終わった。」と思った選手もいたようですが、勝負はやってみなくちゃわからない。
実際、予選で1位にならなくて予選敗退したと思って、昼飯のカレーを食いすぎました。
1位通過したチームはひとつもなく、最強と思われた航大の元祖が予選敗退。
かろうじて2位通過の本家、真打は予選の負けっぷりに、「今回は優勝は無理かも」と正直思ってしまいました。
そのぐらい、他のチームが強かった。
ソフトでもライバルの本郷さん、新鶴さん。一撃で全てのパネルを落とされたり、いいところはありませんでした。
しかし、逆にそれがよかったのかも、気負いもなく、昼飯も食いすぎてちょうどよく、相手もこちらに一回勝っているので慢心している。そこにスキが生じたともいうべきでしょうか。
昨年までは、相手チームに「何年生?」ときいて実力を測っていましたが、今年はやめました。聞いたところでなんともしようがないし、学年が上だからといって、勝てるわけでもない。
もっと言えば、肩が強いから、球が速いから勝てる競技ではないということに気づいたからです。
大人のキーパーはメンバーを信じて、パネルを守るだけです。
といっても、あんなの、小学生とは言え、5人の一斉攻撃で同時に投げられたら防ぎようがありません。中心的な選手のたまに集中し、一枚のパネルを守ることに専念するしかないんです。
破られる前に、相手を破る。これしかないんです。
その意味で、真打のメンバーは皆が一本のヤリになったといえるでしょう。見事打ち破った。
危なかった場面も多々ありました。
特に準決勝、新鶴SBS戦。残り時間はわずか、残りパネルが2-1でこっちが負けている状況。
相手は、全弾打ち切って防御に徹してます。
こちらもあと一回の投擲で終わりという絶体絶命のピンチ。
ここで瑠貴があたい千金の投擲。見事的をやぶって同点にします。
そこからサドンデスのPKならぬ、ストラックアウトで4-3で勝利!
このストラックアウトを含め、場所きめでも全てパーで勝ち抜いた貴哉、貴哉を起用した拓馬。
幸運の女神もこちらに微笑んでくれたことも勝因でした。
準決勝で監督、大貴チームの本家が押しながらも最後の一投でしとめきれずに逆にしとめられてしまったのを目の前にしています。
本当に最後まで何が起きるかわからない。
最後は本郷さんとの戦い。
本家を倒しています。ここでも貴哉がじゃんけんで勝利し、太陽を背にして有利なポジションを先にとります。最初の一撃もこっちが早い。拓馬、瑠貴、貴哉、輝、恒成、郁弥、丈志(うすらかすら)みんな、勝つために自分が何をやればいいかをわかっている。
それをまとめあげた拓馬。瑠貴、貴哉のサポートも効いていました。まさに一個のヤリ。
2セット連取パーフェクトで、見事最後の大会で初めて優勝をかざることができました。
2位あがりのワイルドカードで優勝できたこと、並居る強豪を倒して勝てたこと、最後の最後に勝てたことがほんとうにうれしかったです。
メンバーもこのチーム(やばいメンバー)で勝てたことがうれしかったといってました。
最後の大会なので優勝杯もお返しすることなく、拓馬の家に献上されました。
こうやってソフト以外でも、みんなが盛り上がれるイベントがあったことに感謝です。
スノーバトルに携わってきた関係者の皆さんに感謝です。ありがとうございました。
まぁでも、直さないでそのままいきます。
Kっていうのも、漱石みたいでかっこいいと思うんで。
さて、今週の日曜はスノーバトルです。毎年でています。
きくところによれば、最後の大会とはどこにも書いてありませんが今年が最後の大会だとか。
いつから出てるんだっけと思って昔の記録を見てみたら・・・
2002から出ています。平成14年から。世代でいえば旭小学校、光の世代。
10年以上出ています。優勝したことあったっけ?ちょっと思い出せません。
いつも旗はもっていかないので、フラッグの表彰はありません。
昔のあのちびっこがいい大人になって、子どももいたりしています。
それだけ長くこのスノーバトルにはお世話になっている。
今年うちのチームのキーパーとして出場予定のりゅうやもスポ少の時出場し、中学校でもでているそうです。
カレーや豚汁がうまいんですよねぇ。寒いから余計に。
前日のとんでもない大雪で、除雪が間に合わないときもありました。反対に雪がまったくない年も。
いろいろな人にとって思い出深いイベント。
多くの人の協力とたいへんな労力のもとに成り立っています。それを継続してきたことがすごい。
誰のおかげというわけではないと思います。かかわってこられた全員にありがとうございましたといいたいです。
昨年は、まったくノーマークのチームが決勝まで勝ちあがりました。
勝負事っていうのは何があるかわからないということを思い知りました。
今年は、同じくらい実力のチームに分けました。
有終の美を狙いにいきます。
イーグルスには異色の存在がいます。
万能の天才がダヴィンチだとするならば、彼もその部類に入るのかもしれません。
スキー、水泳、マラソン、ソフトボール、いろんなスポーツをこなす男。
特にスキーは、トップクラス。
新聞でも優勝の欄にKの名前はありました。
南会津、猪苗代の子どもたちを抑えて優勝するということはものすごいことだと思います。
私はメジャーリーグにいって、4番とか打つレベルだと思っています。
そのぐらいすごいこと。
ややとっつきにくいところはありますが、根は善人だと思います。
感情がストレートで、すぐに調子に乗ります。
まわりに担がれやすく、損をする面もあります。
案外ナイーブですが、プラス思考なので窮地も大丈夫でしょう。
彼がすごいところは、目指す目標があって、そこにいくんだときっぱり言い切れること。
小学校6年で、明確に自分をどうしたいかという目標をもっている人が何人いるでしょうか?
見るからにエネルギーをもっているヤツだということがわかります。
使い方をまだわかっていないところがあって、発揮する方向が違う場面もありますが、スポ少の4年間を見る限り、成長したと思います。
これは選手みんなに言えることですが、よくやめないで、ソフトをやり抜いてくれた。
それってある意味、選手も保護者も私たちを信じてくれたということだと思います。
それがありがたいし、うれしい。いろんな苦労も楽しさも共有したあの時間。プライスレスです。
目標をもっている人は、強いと思います。強くなる必要なんてないといわれればそれまでですか、結果が良くても悪くても、懸命に何かに打ち込むことは何がいいって、自分がいいと思います。
周りの評価がよければなおいいでしょうが、最終的には自分が納得すればそれでいい。
私はそう思います。
その意味で、彼は輝いている。そしてこれからも輝くでしょう。
また、家族のバックアップがすごい。頭がさがります。
自分の思い、家族の思いをのせて、がんばっているK。
オリンピックの表彰台の上にいる彼を見てみたいです。