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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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今度の土日はひさびさに試合がありません。各地区の運動会。
ここは思い切り遊んでもらっていいです。ただし、怪我をしないように。
こういう地域の行事に参加することって大事です。
大人になった時に、その思い出が地域のコミュニティーに参加しようとする動機になるでしょう。
ですが、こういうのってできる人に役回りって集まってくるんですよねぇ。
ここはやるけど、ここはやりませんっていう線引きをしないと何でもかんでも来てしまう。
そのあたりの立ち回りを上手くやりたいなぁと思っています。

やはり確認って大事ですよね。
声に出して、頭に思い浮かべて、実際やってみるとなおいいんでしょうが、シミュレーションしておくだけでも違う。
この前の試合でも、1、3塁の時のランナーの動き。
普段から考えて動いてるタカヤだからこそできた場面かもしれませんが、ああいう場面は実際にやってみないとわからない。
ファミスタやると一番わかるんですよねぇ。
一塁はおとりなんです。あわよくば三塁ランナーが本塁を狙う。
ヒットを打たずに1点をとる。
守備に不安があるチームなら、なおさら狙えます。
キャッチャーが2塁に投げる。
ショートが捕る。そして三塁ランナー走る。バックホーム送球。タッチ。
アウトにするまでに多くの過程はさむ。エラーの可能性が高まりますが、守備力や肩のいいチームには通用しません。県大会レベルでは通じないでしょうね。
そのぐらいで点はやらない。
そうだから県大会にいけるレベルなんです。
ヒット無しで点数が取れる場面。そこを活かさない手はありませんが、動き方がわからないと二人のランナーが死んでしまう。
野球ってこういうケースバイケースの動きが多いです。
しかもセオリーってものがあるけど、それが通用するとも限らない。
その場の判断は最終的には個人、当事者にゆだねられる。
結果よければ、とりあえずはOKなんですが、それが次に通用するとも限らない。
そうなると、ある程度の予想をつけて、この場合はこう動くと決めておいたほうがいい。
それがここでいう「確認」です。

中畑清杯で、一死1、3塁のヤマト。ここでも失敗しています。
私は「わかってるよな?」と声をかけましたが、全然わかっていなかった。
こういう時は、こうしろ!といってお互いに確認できなければ、わかったことにはならないということです。
まして、試合で焦る場面、3ボールかた打つなよといったのに、打った人もいました。
確認していてもできない。
そうであっても、確認しないよりは全然いいです。
やるだけのことはやっておいたんですから。
具体的なアドバイスができるように今後も心がけていきます。

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日曜のほおのき杯の敗戦。
負け方としては、いい負け方だと思います。
次につながる負け方。
下降線で終わるのではなく、上昇傾向で終わること。
まぁ、負けは負けなんですけどね。
心が負けたら、終わりですから。
さぁ、次いくぞ、と思えることが大事だと思うんです。
その思うことにも、具体策がないと現実味がない。
その意味で投手陣の建て直しは必要です。
ところがこれが難しい、いいピッチャーなんてすぐにできませんよ。
5年のピッチャーもいますが、その下4年、3年、2年、1年の育成も大事です。
そう思って、ちびっこたちを育成しています。

昨日は、ティーボールの実戦形式の練習をやっているときに、ちょっと気に食わないことがあったんで、試合形式を中断しました。
気に食わないことは、自分のやったことに対してちゃんと誤れないことです。
ことの経緯はこうです。

いつも調子こいている人がバット(ティーボール用のやわらかいやつ)を振り回しながら、周囲を気にせず歩く。
誰かにぶつかる。当たり所が悪く、顔にあたってしまった。
泣く。
俺じゃない、俺のせいじゃないと騒ぐ。
私は見ていました。そして、どんな反応をするかを?
気に食わない反応でした。人として。

はい、中断。今日は試合はやりません。

ことの大きさに気づいたのか、今度はまじめに謝ります。
最初からそうしとけよ!
やったことはもどらない。その責任を誰かのせいにしたりするな。
いさぎよく、謝れ。
いつもはちゃかしてばかりのお調子ものですが、話を聞く態勢になったときはそれなりにいい子なんです。
まぁなかなかそうならないから、小憎らしいんですけど。
少年のいいところは、あんまりひきづらないところ。
そうそうに明るい声で練習にもどりました。

これって当たり前のことです。
スポ少の大勢の仲間のなかで、失敗したとき、間違ったとき、悪いことをしてしまったとき。
その時どうするか?
そのまま、大人になったときの対応にでると思います。
その練習。

ソフトの技術だけでなく、曲がって欲しくないところは曲がって欲しくない。
そういうところも共感していってほしいと思います。

本当に暗くなるのが早くなってきました。18:30までできるかどうか?
その短い時間で密度の濃い練習ができるかどうか?
そのためには、目的意識をもってやることです。
ただ、やっていては天才には勝てません。
早いボールに対する反応ができていない選手が多い。
トップのタイミングを早くとる事、これができないとまず振り遅れる。
ここだけでも徹底して試して欲しいとおもいます。


さて、つづきです。
5-2、3点ビハインドのイーグルス最後の攻撃。
点差は少ないほうがいいですが、まだ3点ならば「いけるぞ!」と思えるモチベーションを維持できます。
そのためには先頭バッターが出塁すること。
この場面でヒカリです。チームを勢いづけるには、もってこいのバッター。
みんなの期待にこたえてヒットを打ちます。
いろいろ迷うこともあったでしょうが、よくやっている。
考えることが自分自身の成長につながる。
ただ植物に水が必要なように、人にもアドバイスが必要です。
「お前は大丈夫だ。」と背中を少し押してやるだけで十分です。
よく打ちました。


さぁランナーはでました。
次はヤマト、先ほどは三振、進塁打も打てず仕事ができませんでした。
ランナーをためることが相手へのプレッシャーになります。
ここでの使命は、塁にでること。
一番だめなのは三振です。
ヒカリを走らせて仕掛けてもいいと思いましたが、ここは安全策。
相手ピッチャーも制球に苦しんでいるので、ここはヤマトに任せたようでした。
アウトコース中心の攻めに対して、どうするか?
セカンド、ファースト方向への簡単なゴロ。
あー討ち取られたと誰もが思ったところで、エラー。.
ボールデッドになってランナーは進みます。
転がせば何かが起きる。
「これ、いけんじゃねぇ?」とみんなが思い始める。
試合の流れが、音を立ててこちらに傾きかけています。


ノーアウト2、3塁。
ここでチーム最強バッターのダイト。全部きれいにしてくれていい場面です。
相手ピッチャーも気合が入ります。
ここは真っ向勝負!エース対決です。
こっちは悪くてもヒットで1点は入るなと、皮算用をしています。
ですが、三振。
悪いほうに、計算外。
打って当たり前だと自分でも思っていたのでしょう。アウトコースのボール球を振らされました。
今日もいいところがありません。
投球内容が打撃も反映する悪循環。
どっかで、何かをきっかけにふっきるしかないでしょう。


最強バッターを討ち取られたことで、またメモリは相手チームへ動きます。
ここで、4番のタカヤ。
雨で試合開始が遅れる中、ただ一人バットを振って試合の準備を怠らなかった。
心底野球の好きな男です。
集中していました。
その研ぎ澄まされた集中力で、インコースの難しい球をレフトへはじき返します。
ここでも打ってくれた。
見事、見事としかいいようがありません。
みんなの気持ちを、思いをボールにのせて運んでくれた。
5-3になり、なおも1、3塁。これで勢いづかないはずありません。


この1、3塁の形。2回の攻撃で、フミヤが失敗しています。
失敗というよりは、この場合の攻め方がわからなかった。ベンチに帰ってきたときに話しておいて良かったです。
まぁ、1塁がタカヤなのでその心配はありませんが、確認しておいてよかった。
三塁コーチャーも小島コーチなので、ヤマトでも大丈夫でしょう。
仕掛けます。
1塁ランナー盗塁。
相手は、点数をくれてもアウトカウントを優先します。
二塁へ送球。それをみたヤマト、本塁へスタート。タカヤはわざわざアウトになるべくもなく、1塁へもどります。
ヤマトの足が遅く、本塁クロスプレーになるもなんとかセーフ。
これで5-4。
俄然、みんなが「いける、いけるぞ!」と確信しました。
こういう雰囲気が面白いんですよね、一体感があって。
ここぞの場面で全員で畳み掛ける。
ベンチの応援もここは声が出しやすいところ。いっそうはっぱをかけます。
マナト、三振で二死。少し意気消沈。
マナヤ、エラー出塁。二死2、3塁。
ここでフミヤ。
まだ場慣れしていない感覚がある。
ここは思い切り打つしかないんですが、どうするか、どうしたいかという戦略、方針、気合が見て取れない。
最後は、セカンドゴロでゲームセット。5-4で負けました。
高瀬・御館さんを追い詰めながら攻略しきれませんでした。
なんといってもノーヒットで献上した5点が痛かった。
それがなかったら・・・
ですが、最後の攻撃の集中力はすごかった。
特筆すべきは、タカヤのインコース打ち。
あれは気持ちよかった。
みんなに「いけるぞ!」と思わせた。
負けはしましたが、そう思うことが次につながります。
試合には負けたけど、気持ちは負けてない。
次は、どうやろうかと前向きになれる。
ピッチャー陣の建て直しは必須です。
少ない時間の中でやっていきたいと思います。


 

昨日の続きです。
高瀬・御舘スポ少さん、郡山だったんですね。

1回の攻防は、どうみてもイーグルスの流れ。
2回の表は下位打線からの攻撃なので、打たせてとるピッチングで3者凡退に抑えて追加点といきますか・・・と、簡単にはいってくれません。
ここから、また悪夢が始まりましたよ。
エース、ダイトの乱調。
ファーボール連発で押し出し。パスボール。
ノーヒットで5点を献上。打たれてないのに、火だるまです。炎上です。
途中でこれ以上の失点は致命傷になるとの判断で、ピッチャー交代。マナトです。
ノーアウト、満塁。いきなりランナーを背負っての登板です。
まだまだ場数を踏んでおらず、百戦錬磨とはいえません。
ドキドキ、バクバクの心境でしょう。
それを見てか、野球の神様は少しほほえんでくれます。
パスボールでそれたボール、突っ込むランナー、タッチアウト。
運も味方しての2アウトゲット。
ここでも「よし、なんとかいけるぞ!」と思いました。


しかし喜びもつかの間、ここからサンドバック状態。
ボール、ボール、ボール、ストライク、ボール。
相手も完全に見てきます。
ボールが先行するときほど、守備にスキが生まれる状況はありません。
集中力が切れる。
なにもピッチャーもそうなろうとして、ボールを投げているわけではない。
一切手を抜いてないのに、ストライクが入らない。
まわりがいらだっていくのがわかる。過度の緊張ものしかかってくる。
ますます入ってくれない、このアリ地獄。
ここで、代わってくれる控えのピッチャーがいればいいんですが、それもいない。
ここでも孤立無援。


打たせてアウトにしようとしても、ストライクが入らないことには守備も援護できない。
この試合に限っては、守備陣はノーエラーです。
まわりからも「楽にいけー。」とか、「打たせろー。」とか声をかけられますが、ピッチャーもそんなことは百も承知です。
それでも入らない。
自分の無力さを思い知ったでしょう。
あのマウンドに誰も助けてくれない。自分でなんとかするしかない。
心が折れそうになります。
投げることが怖くなってしまう。


しかしここはまだピッチャーとしての第1の試練です。
ストライクが入るようになると、今度は「打たれる恐怖」が出てきます。そこでも投げるのが怖くなります。
その試練は自分で乗り越えるしかない。
その時自分を支えてくれるのは、それまで積み重ねてきた練習です。
量だけではなく、質も、そしてメンタルも必要になってきます。
この悔しい思い、ふがいなさ、無力さを知ったならば、今度はそれを味わいたくないと思うでしょう。
逃げるのも一つの手ですが、野球が好きならば、立ち向かおうとするはず。
ダイト、マナト、あの涙を忘れてはいけない。


「あんな思いはしたくない!」


それが、自分を強くします。


試合は、5-1で一方的な展開になりました。この点差はやばい。
時間もない。3回の裏イーグルスの攻撃が最後の攻撃になります。
ここで逆転しなければ勝利はありません。
この円陣で声が小さいようならば、逆転なんぞできるわけがない。
絶対逆転できる、やってやる、そうなるようにでかい声をだせ!と喝を入れます。
いつもは気合のはいらない円陣でしたが、このかけ声は良かった。
私もやべぇなぁという思いはありましたが、自分で自分を鼓舞する。
「いけるぞ!」と自分に思わせる。
そういう空気をみんなで作ることが奇跡への第一歩なんです。


さぁイーグルス最後の攻撃が始まります。 


つづく。

雨の土日でしたね。
大会関係者にとっては、災難だったと思います。
想定外。
やまない雨、悪くなっていくグランドコンディション。
それでも大会を限られた人材で運営していかなければならない。
やるか、やらないかの難しい判断。
頭のいたいところです。
晴れであれば、こんなことはおきない。
後片付けも、ぬれている分遅くなる。
大変なご苦労だったと思います。
そんな苦労に対して我々は感謝の言葉しかありません。
ありがとうございました。


さて、土曜日は高田スポ少さんの仲介で、荒海さんの英友杯に参加させていただきました。
あいにくの雨で長縄跳び大会になりました。
我がイーグルスは、そこで準優勝。
キャプテン、ダイトがことごとくじゃんけんで勝って後攻を選びます。
先攻のほうがプレッシャーがあります。
後攻は先攻の結果をみて、何回飛べば勝ちかがわかる。
先攻はいけるところまで飛び続ける必要がある。
断然、後攻有利です。
決勝戦。先攻の田島女子さんに負けてしまいました。
おしかった。


しかし、田島のスポーツ施設の整備はすごい。
人工芝の全天候型。砂を貼ってあるのがいいです。
より自然な地面に近い感覚。うらやましい。
豪雪の南会津であってもこんだけの広さがあればいろんなメニューがこなせます。
田島スポ少の全国大会の躍進を支えたのもこういった町をあげた応援があったのだなぁと感心しました。
なにも箱もの整備をすることが躍進にはつながるとはいいませんが、その姿勢がすばらしい。
南会津はスポーツが盛んなイメージ。
子どもたちのスポーツを町民全体で支える。
単純にうらやましいと思えました。


そして、日曜日。ほおのきスポ少さんのほおのき杯。
この日も雨です。
ダイトが引いた抽選は、会場移動ありの第3試合。
雨の影響で、待機になったり、会場の移動があったりで試合をすることの大変さがわかりました。
大会運営側も大変なご苦労だったと思います。
なんとか試合ができる運びとなったのが、13時前。
相手は、ロイヤルブルーのユニホームがかっこいい高瀬御舘スポ少さん。おそらく初対戦です。
今回も後攻です。
この前の涙の大敗の影響もあるので、ノーエラーで得点させない立ち上がりが大事だととくとくと説きました。
しかし、いきなりのエラー。しかも一番信頼できるショートタカヤ。
こりゃやべぇなあと思いました。
確かに腰の高さのグラブさばきが難しいゴロ、でもあれは簡単に裁いて欲しかった。
やべぇぞという空気が漂い始めます。
ですが、ストライクがなかなか入らずボールが先行するもなんとか討ち取って、2死三塁までこぎつけました。
序盤の大事なところ。
打たれる可能性、エラーの可能性、パスボール、ワイルドピッチの危険性もあります。
ここをゼロで抑えれば、なんとかたちあがりに合格点を挙げられます。
そこでひとつ安心を得られる。おさえたことが自信になってくれます。
頼むぞというチーム全体の思いが通じたのが、なんとか内野ゴロに押さえます。サードランナー残塁でこの回ゼロ。
あぶない場面、失点したらいっきに崩れる場面。
ここをよく乗り切りました。ゼロに抑えたことでタカヤもほっとしたでしょう。
してしまったミスは仕方がない。そのミスをみんなでカバーすることで自分たちのリズムを取り戻しました。
いい流れで裏の攻撃に回れます。


今日の1番はヒカリ。
雨なのでじっくり見ていくように監督は指示をだしました。
このコンディションの中、相手もコントロールに苦しむのは同じです。
3ボール。
野球を知っている人は、もうお分かりですよね。
1番であればここは100%待てです。
なのに、ヒカリは打ちやがった。右中間にヒットです。
結果がいいから、「いい。」ではだめなんです。
あの場面で、あの状況では持球です。出塁を義務付けられた1番。
3ボールであれば、2球待つことができます。
そうすることで出塁する確率は高くなるはずです。
それを理解していなかったことがだめなんです。チームの一員として戦っていない。
3ボールだから、待てよと声をかけて本人もうなずいていました。
それでも打つ。
目の前を歩く虫をたべるカメレオンでしょうか?
試合後に、説教してやりましたよ。とどいたかどうか?


ともかく、チャンスをつくりました。
ここは波に乗るためにも先制点が欲しい。絶対欲しいです。
2番ヤマト。一番欲しいのはヒットですが、最低限の仕事として進塁打。
バントでもいい場面。
本来下位打線にいてもいい非力なヤマトが2番にいる理由は、ボールの見極めはそこそこできるし、三振も少なく、ゴロも打てる。
チャンスを広げて、後続のタカヤ、ダイトにつなげる。
それがヤマトの役割です。
もっと打つやつ、マナヤ、マナトがもっとちゃんと出てくればいつ変わってもいいと思います。
この場面、エンドランで仕掛けますが、アウトコースに届かず三振。仕事ができません。
ランナーは進めますが、一番期待できるダイトも倒れ2死3塁となって、先ほどエラーをしたタカヤ。
どっしりとした構え。
相手も気づくでしょう。いいバッターだと。
守備にしろ、打撃にしろ、その状況に応じた動きができる選手。
練習でもある程度はいきますが、センスのあるやつにはかないません。
その可能性をもっている。
アウトコースを狙えといって反応できるような考えてやっているのは、他にマナヤくらいか?
ですが、確実性ではタカヤのほうが上です。
最近右打ちがいいヒカリは反応しているに過ぎません。

野球を考えてやっている。
それがいかんなく、この場面で発揮されました。
みんなが望んだこの状況できっちり結果を残す。
右中間を破る先制タイムリー三塁打。晴れていればホームランだったでしょう。
勝利に飢えている我々に渇望の水のごとき1点。
打った本人も、チーム全員も快心の一撃。
タカヤには、大きな自信になったはずです。
ここでも「いけるぞ!」と思いました。


続きは、また明日。

ハイキュー  23話

悔しさと己の無力さを知ることが、絶対にあいつを強くする。

大事な場面で失敗しても、仲間に「次、いけるぞ!」と、肯定してもらうだけでもう一歩進む勇気と気力をもらえる。
「次」って、言葉にどんだけ励まされるかか。

バレーもぞくぞくする世界がある。
ソフトも同じ。

明日、どんな敵が来ても、やるぞと思える!
さあ、寝るぞ!
すっかり秋です。プロ野球のペナントレースも佳境に入ってきました。
そのなかでもセリーグは面白い。
少ないゲーム差にひしめきあっている。
その中でもジャイアンツは、打率、得点も低いのにAクラスにいる。
あの戦力でよく戦っているなと思います。
反対にヤクルト、4冠を狙える山田、高打率の川端、HRを量産する畠山。
このメンバーでなぜ首位ではないのか?
野球ってのは打つだけではないということを教えてくれますが、ここ最近のジャイアンツはいただけない。
大事なところでの凡ミス。
これほど士気を、勢いをそぐものはないでしょう。
反対に、いままではそこ場面でいい結果を残してきたからこそ、上位に残れた。
終盤戦でこういったミスがたて続くと・・・

さて、イーグルスも明日、あさって連戦で大会にのぞみます。
宿泊研修帰りの五年生が気になるところですが、まぁやるしかない。
エースがどこまで復調しているか?
打線と守備がバッテリーをどこまで援護できるかがカギになってきます。
はっきりいって、この前みたいなエースを見殺しにするのは胸クソ悪いです。
それとベンチワークを見直して、負けているときこそ声がでるチームになってほしい。
少しずつ石を積み重ねていきたいと思います。

いつも他のチームと戦っていて思います。
特に強いチームに多いんですが、ベンチにいる学年の低い選手、1塁や3塁コーチャーに立つ選手、みんな声がでている。
我がチームより人数の少ないチームであってもその声に圧倒される。
チームの強い弱いはどうあれ、腹のそこから声を出しているチームってのはやっぱいいですよね。見ていて気持ちがいい。
我がイーグルスは・・・
そういうチームとはいえません。
どこかに、恥ずかしさやめんどくささ、ふっきれていないものがあるし、なにより試合に対する集中力がない
応援は試合を的確に集中してみていないとできません。
「どうせ俺は試合にでないから、関係ねぇや。」の精神が蔓延している。
それは、われわれ指導陣の責任でもあります。
どうしてもプレーや技術を優先してしまう。
そういったところまで、徹底して教えてこなかった。
でもこれってわれわれが教えるものなんですかね?
そういうものってやはり、先輩から後輩に引き継がれていくものだと思うんです。
それができない以上、やはり教えていくしかないんでしょうね。
どうしていいかわからない。何もしない。暇になる。飽きる。遊ぶ。このパターンです。
そうならないように、応援の責任者を決めて具体的な指示を出しながら、自分たちだけでできるような方法を考えたいと思います。

この前読んだコラムで、聖光学院のことが書いてありました。
聖光学院では、ベンチに座る人は誰一人いないそうです。齋藤監督は座れといっているそうですが誰一人座らない。
全員で仁王立ちになり、少しでも前にでて全力で応援する。打席に入った仲間へ「念」を送る。
非科学的で、現実的でないかもしれませんが、いてもたってもいられない気持ちがそうさせる。
「野球の考え方が、人生論がベースになってるから、みんなそういうふうになってくれる。」と齋藤監督はいいます。
たとえ座っていても、いい結果はでるだろう。しかし、迷信かもしれないし、なんの根拠もないかもしれないが、立って仲間の応援を全力でする人間性。
それが、野球をするベースになってくれているということだと思います。
この部分に関しては人情論や根性論ですが、そうであってもいいと、言い切っています。
実践するかしないかは別として、そういう気持ちが大事なんだということだと思います。
それが結果として出たが、昨年の県大会決勝戦、対日大東北戦、9回4点のビハインドで2死から逆転劇で甲子園への切符をもぎ取ったあの一戦。
ベンチに座っていてもそうなったかもしれない。だけど、全力で仲間のために応援する、そういう気持ちが積み重なった結果があの試合だったとコラムではいいたかったのだと思います。


私も何も座るなとはいいません。
夏のクソ暑い中にベンチに帰ってきたときくらいは休めといいます。
だけど、損得勘定なしで、仲間のために全力で応援するという気持ちは大切だと思います。
その形が、試合の動静を見守り、大声で応援するということ。
そういう伝統をもう一回ちゃんとできるようにして、受け継いでいって欲しい。
人を応援することは、自分も応援されるということです。
個人が線でつながり、面となって、円になる。
それがチームワークなり、チーム全体の底上げにつながる。
そんなチームになってくれたとしたら、どんなにいいでしょう。
大事なのは負けている状況でもそれができるか?
勝っているときに調子よく声をだすことは容易です。
しかし負けている時は意気消沈になりやすい。
だけど、負けているときこそ最後までやりきって欲しい。
全員が勝利を疑わずに一心不乱に、仲間を応援できるようなチームになってほしい。
たとえそれで負けたとしても、いいんです。
そういう思いでいる人間が成長しないはずないじゃないですか?
それが我々の願いです。

昨日から学校が始まりました。
いつもの生活にもどったわけです。
夏休みの怠惰な生活よりも生活のリズムをつくれていいと思います。
いい生活のリズムは、いい体調をつくる。
いい結果をのこすには、体調よく望むことが大事だと思います。
5年生は、明日から宿泊学習にいきます。
環境の違ったところで、はしゃぐ人。
あいつとあいつとあいつ・・・目に浮かぶようです。
怪我とかしてこないとこを祈ります。

この前の試合でのひとすじの光明。
それはマナトのバッティングでした。
県大会クラスの本郷スポ少のエースから2ストライクと追い込まれてのバッティング。
グイグイ速球でおしてくる相手に、やや押されぎみでしたがきっちり振りぬいた。
あれは快心のあたりでした。
以前にも触れましたがマナトの振りは、軸を中心にくるっと回ります。
理にかなった回転。でんでん太鼓のように回ります。前が大きい。
フォロースルーがきれいです。
最近、力もついてきたので振り負けなくなってきました。
以前はインパクトのときに負けていて、フライが多かった。
それが減ってきました。
打順も少しずつ上がってきましたが、少し確実性にかけます。
ですがこのままいけば、いいリードオフマンになれると思います。
そんなマナトが打ったセンター前ヒット。
あのクラスのピッチャーから打ったということは自信になります。
打てるんだ、できるんだと思うことは自分を大きく成長させます。
マナトにできたんだから俺もやってやる。あいつには負けないと競争心が生まれる。
そしてそれはチームも成長させます。
打つのもマナトだけでは勝てません。点が線になってこその打線です。
今週末は2連戦。
打線というものを見せてもらいたいです。

本当に日が短くなってきました。
H27年の日の入のデータ見てみると、9月30日にいたっては、17:24。
これでは、平日まともに練習はできません。
ナイター練習、室内練習も考えていかないといけないでしょう。
なんか暗くなってくるとやる気なくなるんですよねぇ。
早く帰んなきゃみないな雰囲気になってしまう。
そしてだんだん寒くなってくる。これもやる気を奪います。
こうなってきたということは、シーズンも後半に入ってきたことを意味します。
結果も大事ですが、今後に経験をいかすという意味で、すこしでも面白かった、精一杯やったという試合をして欲しいものです。


後半に入ってくると、どうしても気になるのが他のチームの次世代の動き。
来年6年生が主力、今の5年生ですが、どのチームもたくさんいるようです。
我がイーグルスも9人。人数はそろっています。
そして、5年生の段階でエースをはっている子も何人もいる。
これは脅威です。ピッチャーができている、バッテリーができているチームはかなり有利です。
ソフトは、8割9割バッテリーです。
守備がへたなりゃ打たせなければいい。これは去年われわれも経験したことですが、そうそういいピッチャーは出てきてくれない。
どのチームも今いるメンバーで戦わなくてはいけない。
うちのチームは、その中でも群を抜いて「こつぶ」です。
それでも、これだけのメンバーがよくぞそろってくれたと思います。
3年の時は、タカヤ、マヤナ、ヤマトの3人。
そこから9人まで増えてくれた。人数がそろうだけでもいいと思わないと。
小兵の戦い方。
普通にやっても、勝てないと思います。
今以上に意識を高くもって、共同でたたかう。
過去にもそういうチームを何度も見てきました。
大きな声で自分たちを鼓舞し、守備は耐えに耐え抜いて、ここぞの場面で1点をとりにくる。
チームとして各自が有機的に動いて、しかも機能する。
ひとりひとりが別々な方向を向いていてはだめです。
ヒカルのカバーリングの精神がみんなに必要です。
それを一個に結集する。
一点突破。
そういう試合をこの秋に見てみたい。

この前の痛い敗戦でも、最後にはいい声が出ていました。
負けても負けても自分で自分たちを鼓舞し続ける。から元気でいいんです。
たとえ負けても、まだ負けてないと思い続ける。
心が折れた仲間がいても、近くにいって、肩を貸してやる。
時折止まっても、道草をくってもいいんで、前に前に進む続けようとする勇気。
それは必ず他でも役にたってくれるはずです。
そんなチームになるべく練習をしていきます。

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