忍者ブログ
MASTER →  ADMIN / NEW ENTRY / COMMENT
時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

この9月の連休、黄金色になった会津平野。
ああ稲刈り手伝いしないとなあと思いつつ、早朝から出撃します。

日曜日は、けやきさんの宇津木妙子杯。
1回戦は関柴さん。
昨年全国大会のチーム。
いつも接戦になる強敵です。
春先の1回目の喜多方での大会、喜多方タクシー杯で対戦しています。
なんとか勝ちました。

そして、2回戦はなぜか今年初対戦?の河東さん。
赤いユニフォームが特徴的なチームです。
足を絡めてくる攻撃で素早く先制されます。
しかし、こちらも足を絡める。
ユウキの思い切った走塁が光りました。
すかさず同点。

競っていく展開に持ち込みたかった。
ですが、ここ最近なかったようなミス。
そして、そのミスをズルズルと引きずる。
そしてまたミスを呼ぶ連鎖。

三盗されるとかは、事前の確認で防げるミスです。
最近のタイセイからは考えられませんが、やはり確認は大事だと思いました。
自分でも、普段しないようなミスをしたために、がっくり落ち込む。
打線も湿る。
得意の1.3塁でも初球、走ってくるのにストライクを取りに行って打たれる。
これはキャッチャーの配球ミス。
ショートとセンターは、足トラップ、胸トラップでサッカー選手になる。
ピーゴロからファースト、バックのリターンで焦って落球。
あれよあれよで、引き離されていく。
ここ最近の我慢強いイーグルスは、そこにいませんでした。
クソみたいな試合とは、まさにこのこと。
人のミスをあげつらうくせに、自分がミスをするとシュンとしてしまう。
悪い雰囲気が漂う中で、救世主は現れるはずもなく、敗戦。
こういうイーグルスは弱い。
残り少ない中で、急激に上手くなるはずもない。
その中で、どうしていくか?

おごってはいけない。
過信していたと思います。
たしかに少し調子にのっていた。
それに対する鉄槌。

状況を把握していてこその、いいプレー。
行き当たりばったりができるのは、天才のみ。

地味であっても、アウト、ストライクカウント、ランナーの位置、風、太陽などを確認する。
そからまたはじめます。
PR
この試合、私が1番にチームとしての成長を感じた瞬間があります。

それは、何回かは忘れましたが、
おそらく1:1の同点で緊迫した場面。
ツーアウトからショートゴロ、タイセイ裁いてファースト、テンカイに送球。

ん!?
少し高い。

テンカイ、懸命に伸びますがポロリ。
あーと残念の声。

ここから、ズルズルいかないといいなあと思いましたが、いかなった。

その次のバッター。
またしてもショートゴロ、タイセイ慎重になりながら今度はいい送球、そしてテンカイもガッチリキャッチ。
それを見て
「あー、こいつら分かってきてるなあ。」と思いました。
それが成長のあかし。
ずっと試合にで出た主力組も、この秋から主力になる新参組も自分の役割を分かっている。
いったんちぐはぐになって、ミスをしても自分たちで修正する自己修復能力を備えている。

あの時も、まえと同じようなショートゴロですが、ファーストに送球するタイセイには優しさがありました。
「テンちゃん、頼むよ!」
テンカイも
「さっきはごめん、今度はきっちりとるよ!」
あのショートゴロ、たかがショートゴロですが、そんな会話が聞こえてきそうでした。
ただ、今度からはテンカイにファーストミットになれてもらわないと。
あと三センチ五センチくらいは落とさないで捕れるはずです。

それと、6番ユリアからの下位打線の連打。
アウトを計算できる下位打線にファーボールではなく、打って塁に出た。
これは、相手に大ダメージを与えました。
まさに、胸のすく展開。
その中でも、ソウゴ、レンのセンター前は見事でした。
打ち方は、スピードピッチャーに合っていることは分かっていました。
小さいながらもきっちりとらえていた。
あのピッチャーから、あの捉え方ができているならば、怖いものはありません。
上位も怖いが下位もこわい。
相手は脅威でしょう。

これで、県大会を戦いたかったなあ。
来年までとっておきます。
確かに負けました。
だがしかし、俺たちはやれる!という自信が持てた戦いでした。
この敗戦は大きな糧となります。

負けたり、失敗したことを反省することも大事ですが、今回、成功したこと、いい結果をもたらしたことを取りあげましょう!

子ども達にとって、1番の原動力は成功した結果です。
「俺はやった!やったんだ!」と自他共に認められること、それが自己の存在を大いに肯定してくれます。
いろんな意味でした自信になる。
このソフトボール、スポ少で得た自信が他の分野にも波及していくから不思議なものです。
このスポ少の場での、成功体験が今後のいろんな場面にいきてくる。
そういう課程をいくどとなく見てきました。
たかがスポ少ですが、されどスポ少。
端から見れば、なんだそんなことと思われるかもしれませんが、その子にとってはとてつもなく大きいこと。

私はその小さな成功の証言者になります。
その一歩となる成功体験が、このほおのきさんとの試合でもたくさんありました。

ワタシ「ナイスセーフティバント!」
レント「監督!オレ初めて決めたよ!」

ユウキ&テンカイ「ナイス牽制アウト!」

レン「ナイス守備範囲!ナイスヒット!」
ソウゴ「ナイスライトゴロ&ナイスヒット!」

ユウゴ「左バッターの守備位置の取り方、ナイス!」

シュンペイ「ナイス、全力スイング」

いままで、控えであった彼らにもスポットがあたる。
それをみんなが自覚しています。
俺らも頑張んないといけない。
確かな覚悟を感じました。

そんな彼らを声に出して、頭をなでて誉める。
照れくさそうにしてますが、内心はうれしくて仕方がない。
こういうところで、「俺はやれる!」と、存在意義を見いだしていく。
脳内にはアドレナリン出まくりです。
これが脳内麻薬。
こういう成功体験は癖になります。

失敗したらどしよう→から→失敗するかもしれないけれど、やってやる!成功させてやる!に変わる瞬間です。

これが、人を育てるきっかけとなり、しいては、チーム全員を強くするきっかけとなります。

今回は、それが上手くいかなかった。
それが負けにつながった。
だとしても、あいつらはわかっています。
それでも、前にいくことを。
次にいくことを。

見せましょう、新星イーグルスのチカラを!
まだまだですか、彼らのこれからの一歩一歩を見守っていきます。
昨日のスコアブックを見返してみます。
最後のホームラン、ひし形に囲うんですけどその記入がない。
記入する気もなく、してやられたと、ただぼう然と右中間を抜けていったボールと追っていくユリアとレントを見ていたことを思い出しました。

最終回、連続ヒットとエラーで2点を献上した後、タイムを取りました。
チームにやべぇやべぇ感が漂い、ずんずんと敗北の歌が遠くで聞こえてきました。
この空気を変えたい。
一瞬とはいえ、物理的に流れを断ち切れるのがタイムです。これが監督の権限。
回数が限られているタイムをどこでとるか?
ここが名監督の見せどころ。
この夏の金足農業中泉監督、大阪桐蔭の西谷監督は実にいいタイミングでタイムをとります。

昔は、タイムをとるのが嫌いでしたが、その効果に気づいてからとるようになりました。

マウンドに皆が集まってくる。
ランナーがいなくなった方が守りやすいこと、点差があるのでアウトはすべてファーストでとること、打順は7番からの下位打線にであることの確認でした。
あたふたしているやつらにひと息いれてやる意図がありました。
言っている最中も、みんな目が泳いでいました。
どうしようもない不安が見てとれますが、まだ闘志の炎は消えていない。
この時点では、いける!のりきれる!と思ってました。

このタイムで、一息ついた。
タイムは、魔法です。


ケンタ、7番を三振にとり、ワンアウトで2点差。よし、いける!
あとアウト2つで、8.9番。
普通ならば、計算してアウトをとれる打線。
ところが、この8番にストレートのファーボール。
誰もが、よしいける!大丈夫だ!と安心したところで、真逆の悪い結果。
なにがあるかわかりませんね。
あのケンタでさえも動揺の色が見える。

この試合の流れを大きく変えたファーボールでした。

心理的に、体力的に大きなダメージとなります。
ヤバイぞ、ヤバイぞという空気。
天秤が、ほおのきさんに傾いた瞬間でした。
息を吹き返えした。活気づくベンチ、応援団。

明らかに球は走っていなかった。
抑えのケンタに疲労が見えましたが、故障しているレントをマウンドに戻すことはできない。
かといってユリアはこの場面では、プレッシャーがかかりすぎる。

どうする?俺。

私の計算がはじき出したのは、ケンタでいく。
この場面を乗り切ったら、自信がついてもっとタフなクローザーになって欲しいという願いからでした。

勝負師でない、気心をおこしてしまった。
この場面は、希望や祈りではなく、冷静な分析官、アナライザーでなくてはならない。
それを忘れていました。
こうあって欲しいなどどいう希望は、まず通らない。他力本願になっていた。
なんども経験していることなのに、希望、願望を優先させた。

終わった結果から、たらればの話になります。
もうひとつの選択肢。8番にファーボールを与えた時点でユリアにチェンジしていたらどうなっていたか?

クローザーとしてのケンタの異変を見抜けなかった。見抜けなかったというより、気づいていて、大丈夫だとたかをくくっていた。
ケンタが抑えて欲しいという願い。
大丈夫であって欲しいと楽観していました。
ここはマイナス思考であるべきだったか?
臆病者であるべきだったか?
答えはありません。
いい結果が出たほうが、正解なんです。
今回はいい結果にならなかった。
ということは、どこかに間違いが合った。
その全ての責任は監督にあります。

だとしてもあの場面、ケンタに託す選択肢をとったとしても、もうひとつ道がありました。
もう一回、あの打たれる前でタイムを取ること。

今年の甲子園、大阪桐蔭対高岡商業戦。
昨年、仙台育英に9回二死から逆転負けを喫して春夏連覇を逃している。
それと同じシチュエーション。
勝ってはいますが、9回二死、この場面で、キャプテンの中川クンが自主的にタイムをとる。
これは西谷監督の指示ではありません。
あの悪夢のデジャヴをチーム全員で、共有し、乗り越えるためのタイム。
西谷監督も、「選手をたのもしく思えた。」と言っています。
いったん、間を取って、冷静になるためのタイム。


ケンタからユリアに代えないで、打たれなかったかもしれない方法。
ファールフライをとれなかったあの後に、タイムだった。
ツーアウトであること。
ツーストライクに追い込んでいること。
バッターは、ほおきさんの最強バッターであること。
かなりの打ち気であること。
この後は、ストライクはいらないこと、ボールをふってくれるであろうこと。
2点のリードがあるので大丈夫であること。

こちらにプラスの要素はたくさんあった。
あの場面でタイムを取るべきでした。
魔法を使うべきだった。

ただ、あの場面、みんなもそうでしょうが、私も早く楽になりたかった。早く勝ちたかった。
その、一瞬の油断、焦り。
ソフトボールの神様は見逃してくれませんでしたね。

あそこで、タイムをかけていたら、勝っていたかもしれない。

ここは、やはり監督のミスということになります。

あと一球で終わるという場面。
あと一球で終わったのはイーグルスでした。

ここが悔やまれる。

この身を焼かれるような教訓を、必ず次に活かします。
まずは、こんなピンチを事前につくらない努力を、つくってしまったら、それに対する対応策を考えていきます。
こんなにも残酷な結末が待っていようとは…。
チカラが抜けるとはこのこと。

なんのことか?
それは、今日9月16日(日)に行われた、新人戦会津予選、準決勝。
5-1、4点リード出迎えた最終回裏のほおのきさんの攻撃。
そこから、連打とファーボールでツーアウト満塁。
そして、ここで来てしまいますカワカミ君。
小さいときから、アームガードを付けて存在感を出していたあの子がイーグルスに、立ちはだかる。
追い込んでからの、外の直球を右中間に持って行かれました。
ツーアウトから、逆転サヨナラ満塁ホームラン。

唖然、呆然。
無力感。
むくわれず、いたたまれない。

神様っ!これが、これが、ソフトボールか!
こんなドラマを用意しておいてくれたのか!
とんでもなく少ない可能性を引かれてしまった。
しかも、やられる方で。
わずか数ミリで逃げていった勝利、県大会、その先の全国大会。

20年ちかく、スポ少の試合を見てきてますが、まれに見る負けっぷり。
悔しいは悔しいながら、最後に右中間を抜けていって転々と転がるボールを見ながら、
あー負けたなぁ、と思う傍ら、この場面で打ったほおのきさんのカワカミ君を誉めていました。
あの苦しい場面で、気合いの入った球を投げ込み、折れそうになるこころを奮い立たせる。
何度も何度も、雄叫びを上げていました。
その彼に打たれた。

そして、最終回という場面で、下位打線にいく場面にもかかわらず、大事なところで打つ、ファーボールを選ぶ。
ここしかないというところにきっちり、カワカミ君をもってくる流れ。
これはまぎれもなく、ほおのきさんのチームプレー。
一糸乱れない一体感。
その向こうで、「もしかしたら、やられるかもしれない。」というプレッシャーに押しつぶされるイーグルス。
普段できていることができない。
逃げ出したくなるほどの心理的圧迫。
8.9番に連続四球、フィルダースチョイス、捕れるファールフライをポロリ。
信じられないくらいのミス。
やることなすことが、勝利から遠ざかっていきます。
そして、導かれるようにサヨナラの場面へ。

あれ、これはどっかで見た流れ。
そうです、二年前のイーグルス対関柴さんの時の流れにそっくり。
あの時もツーアウト満塁。
ここで、お前しかいないという場面でタカヤでした。
今回も、あの時のタカヤを思い出していました。ひょっとしたらやられるやもしれない予感。
でも、大丈夫だ。抑えられる。
アウトコースをファール2本で追い込んでいる。
気合いは入っているが、打ち気にはやっている。
ボールを振らせれば討ち取れる。
ユウキならば、分かっているはず。

しかし、欲がでたようです。
ストライクゾーンで勝負した。
アウトコースに目が慣れたところに、もっとも飛距離のでる高め。
右中間をまっぷたつ。
あの時の関柴さんのヤマダ監督の気持ちがわかりました。

4点リードを守り切れなかった。

試合後の整列、かたや歓喜の涙、かたや絶望の涙。

どうしてか、この時、私は涙が出なかった。
悔しさ、口惜しさ、なさけなさ、無様さ、後悔、いろんな感情が交ざって、まっしろになった感じ。
泣き崩れるユウキ達を見ながら、野球の神様を呪いました。
「こんなにもがんばってきたのに、勝たせてくれないなんて!ちくしょう!」
敗北を神様のせいにするなんて、愚の骨頂ですね。
負けたのは、監督のせいです。
そう、私のせいです。
私のチカラが及ばなかった。
またしても、こいつらを勝たせてやれなかった。
ちくしょうと言う言葉は、自分に吐いた言葉です。

覆水盆に返らず。
どんなに悔やんでも、過去を呪っても、終わった結果は変わりません。
では、どうするか?
そんなのは決まっています。
次やらないようにする。
そのためにはどうするか?
そして、今から動く。

前にも言いましたが、スポ少は、まさにこの繰り返し。
上手くいったり、勝ち続けることはとてつもなく難しい。
むしろ、失敗したり、負けたりする方が圧倒的に多い。
そこで、どう心と自分に整理を付けるか?
周りにあたりちらすのか?
負けを人のせいにするのか?
逃げたり、避けたりするのもひとつの方法でしょう。
子供の時分は、幼くてそれもいいでしょう。
でも、それでいいのか?
気づくはずです。
今回のテニスの全米オープン、セリーナ選手の行動。ラケットをたたきつけたり、審判にたてついたり、あれはいいのか?
強くて、結果を残していれば許される行動なのか?
なにより、人としてかっこいいのか?

何度も何度も失敗して、負けていい。
そして、何度も何度も立ち上がって、また立ち向かう。前の反省をいかして、今度は違うやり方を試していく。
手段を選ばずではなく、正々堂々と自分にも周りにも胸をはったやり方で。
ここにその人の生き方がでると思うんです。

社会とは、そういうもんでしょう。
まぎれもなくスポ少は、その練習になっています。
心が折れてもいい。
砕けたかけらをかき集めて、ボンドでくっつける。
ここでいう「ボンド」とは、家族や友人の支えであったり、自分の培ってきた信念だったりします。
骨折したところは強くなるといいます。
負けたとしても、前より強い自分がいるでしよう。
失敗の練習をしているのが、スポ少です。

タイセイしかり、二年前のマナヤしかり。
ちょっと失敗すると、感情をコントロールできなくて、心のダムが決壊して泣き出す。
あんなに泣き虫だったやつらが最後には頼もしく見えます。
本気で泣いた分だけ強くなる。
失敗して、エラーして、負ける。
しかし、ただじゃ起き上がらない、負けて悔しい思いをした分、心も体を強くなる。
この、悔しさを心に刻みましょう。
強くなるためのきっかけにしなくてはいけない。
追い込む理由ができました。
奴らにも追い込まれる理由ができました。
やつらは耐えるでしょう。この悔しさを胸に。

リメンバー2018.9.16新人戦会津予選ほおのき戦、そしてカワカミ君。

そして、イーグルスは不死鳥のごとく羽ばたく。
次戦、民友杯で必ずリベンジをします!
美里イーグルスは、常にチャレンジのチームです。

毎週水曜日のナイターの練習試合は、まさにそのチャレンジの場所。

勝ち負けにこだわらず、その状況、その状況でどうするべきかをチャレンジしていく。
そういう場所を、一緒につくっていただいている高田スポ少さん、そしてグランドをつくっていただいたり、早く来て準備をしてくださるその保護者のみなさんには感謝の言葉しかありません。
ありがとうございます。

春からこのナイターをやってきて、このチャレンジが、みなに浸透してきました。

考えてやってるなあ、と思わせる場面が今日のナイターでありました。


ワンアウト?、ツーアウト?でランナー2塁。
バッターに対して、ピッチャーが投げる。
セカンドランナー、ややとびだす。

キラッン✴
キャッチャーユウキの目が光ります。
セカンド、送球。
高い。


えっ!?

みんなの反応。

この回から、セカンドに入ったシュンペイ。
訳が分かりません。
そして、私もイーグルスベンチも訳が分からない。

替わったばかり、しかもノー打ち合わせ、シュンペイ、捕れない。
えっ?
センター、レント、カバー入っていない。
悪送球になりました。

ランナーは、悠々ホームに帰塁で1点。

ん?何だ?このプレーは?

スリーアウトとってもどってきたユウキに言いました。
何?あのプレーは?

ユウキ、のたまう
「あれは、アイコンタクトのノーサイン。」

へぇー、そうきたか!
確かに、タイミングはアウトでした。
とびでてるランナーに対して、センターのレントが入る牽制球をやる予定だったということです。
しかもノーサインで。
事前打ち合わせなしで、レントとのアイコンタクトでやった上でのミス。

「仕掛けた上でのミスはオーケー。」
これがイーグルスを強くしてきた原動力。

怒るどころか、誉めるべき。

こういうことやるようになってきたか!
レント、ユウキ、ソフトボールを楽しんでますね。
なんかやってやろうと飢えている。
この場合の飢えはいい飢えです。
難しい、ひとつ上のプレーを常にめざしている。
そのハングリーさ。
どおりで強く、上手くなっていくはずです。
今回ミスしたこのプレーは、いつか実を結ぶ、チームを救う、ビックプレーになるはずです。

どんどんチャレンジしていっていい。
ただ、今回ふたりはわかっているようだったけと、替わったばかりシュンペイは分かっていなかった。

プレーの成功率や精度を高める上で、サインプレーにするとか、もうひと工夫です。

新チームになっていくとここの差が落とし穴になりそうです。
今までも主力として経験を積んできた選手と、この秋から主力になる選手の意識の差。
これはいかんともし難いが、その差を埋めていく努力、工夫はできる。

大事なのが、声かけ。
わかってるだろうではだめなんです。
それでも確認すること。
これにはセンスも何もない。
何回も何百回も確認してきましたが、それを怠らないこと。
私もベンチから声で援護していきます。
六年生、残す大会も数えるほどしかありません。

来週の美里連盟親善大会、宇津木妙子杯、そして、大東さんの大会。この3つ。


先週は、雨で2つにソフトボールの大会が出来なかった。

優勝することだけが目標ではありませんが、みんなでチカラを合わせた結果の優勝ならば、こんなにいいことはないでしょう。

春先から考えたら、だいぶ高度なソフトボールをやることができています。
自分たちがベストの状態で、どこまでやれるか試したくてしょうがない。
いまなら、やれるとみんな思っています。

今週末は、全国大会への道の第1歩。
新人戦会津予選です。
当日抽選なので、どことやるのかわからず、対策もくそもない。
いきあたりばったり。
やるしかない。

でも、あいつらならやってくれるでしょう。
いくつか、ポイントはあると思います。
レント、ユウキ、タイセイ、ケンタなどの主力がポテンシャルをいかんなく発揮すること。
6年の抜けた穴を埋める、テンカイ、ユリア、ユウゴ、ソウゴ、レン、シュンペイがどれだけ落ち着いたプレーが出来るか?
ここにかかっています。
まあ、ともあれミスを恐れず、思い切りやること。
失敗したら、監督のせいだくらいの勢いでいいんです。

今週、新人戦、初陣です!


人間、生きてる限り何があるか分かりませんね。
どう転ぶか分からない。

優勝しました!

何がって今日の玉川ライオンズクラブ杯。

といっても、雨で室内競技にかわり、手押し相撲。

矢吹さん、あやめさん、長沼さん、古殿さんを破っての優勝。
手押し相撲であっても、優勝は優勝です。

良きかな!

今日の手押し相撲を見るに。イーグルスは、余裕があった

相手をわらわしたり、欺いたり、そしてやるときゃやる!


はっきりいって、1番たのしんでいた。

良きかな!

楽しんだもの勝ちですね。

いわなくても、相手や状況をみて、はんだんできるようになってきた。

この雰囲気がいい感じで、上がってきてます。
大会はあと、3つです。

秋です。日が短い。
平日の練習時間の確保が難しくなってきました。
さて、光を求めて遊牧民。
ナイター練習しかありません。
小学生なんで、週2回くらいが妥当でしょう。
そして、秋は走る。

私が今考えてるパターンは、こうです。
月曜、本郷さんでナイター練習。
火曜、藤川公民館で、ストレッチやラン中心のメニュー
水曜、高田さんとの恒例のナイター練習試合
木曜、金曜、休んで回復につとめ、
土日の大会にのぞむ。

きちんと回復をもうけるあたり、私の優しさがにじみ出てますね。
いまのチームを作ったのは、走り込み。
昔のように、外で遊ばなくなった子供たちの筋肉に訴えかけるのはやはり、ラン!
基本的に、地味で面白くない練習ですがじわじわ効果が出てきます。
この後、冬にスキーをやったりするのにもいい。
中学校にいっても役に立つはずです。
体の成長にも作用する。
筋肉、関節、骨、腱にいい影響を与えているはずです。
今日の中学駅伝で活躍している選手もこのスポ少で長距離に目覚めたはずです。


さあ、まずは週1回から走り出しましょう!



ここ最近のイーグルスを振り返ります。
ここ最近のイーグルスの強さの原因、
第1にあげられるのは、バッテリーの安定性です。
ハルヤが安定してきた。
そのハルヤをうまく使いこなしているキャッチャーユウキ。猛獣使いのごとき働きです。
やはり、私のアドバイスが効いているのでしょうね。ふむふむ。
痛打を食らわなくなってきた。
ということは、甘いコースに入ることが少なくなってきているということです。
まだまだ精度、威力、コントロールはトップクラスには及びませんが、今の段階ではよくやっている。
最近のピッチングを見てると、風格さえ感じます。
春先に、相手の名声、評判にびびって自分を見失って、逃げ出してしまったことがうそのようです。
ただ、時折そのびびりの虫が顔を出すときがある。
必死に負けまいとふんばるハルヤ、そこにはびびり逃げのハルヤはいません。
練習試合や大会の中で、少しずつ自信をつけてきています。
それに比例して、チームも強くなっていく。
やはり、ピッチャー、バッテリーの占める割合というのは大きいと思いました。

さらに、ハルヤが倒れてもレント、ケンタ、そして、ユウゴ、ユリアもいてくれる。
いずれも、自主練を欠かさずやっているメンバー。
お父さんお母さんもよく付き合ってくれていると思います。ありがたい。
みんな、投げたくて投げたくて仕方がない。
あのピッチャーをやって、ピンチに三振にとったときの快感は、ドーパミン全開脳内麻薬、わすれえない気持ちよさ。
育つのに時間がかかるピッチャーは何人いてもいい。
投げることが、楽しいと思うこと、それが上手くなるためのガソリンです。
乗り越えるべき壁は最初小さく、そしてどんどん大きくなっていく。
失敗して、打たれて、ファーボールを出しまくって、いいピッチャーになっていくんです。

この秋は、そのピッチャー陣の継投も勝利の鍵になると思います。
この前の川俣ジュニアフレンズさんの最終回。
本当は、あの回からレントに変えようかと思案しました。三巡目で、ハルヤも疲れが見えた。
まよった。
あの迷い、後悔しています。
ピッチャーの交換は、回の途中からではなく、先頭からが定石。
そう考えると、本当は前の回、二死満塁で9番ハルヤの場面で代打ユリアの策もあった。
そして、打っても打たなくても最終回はレント。
そういう選択肢も考えましたが、ここはハルヤでいくと決めた。
むしろ、ハルヤが抑えて欲しい!
ここを、ハルヤが抑えれば、ハルヤにとって大いに自信になる。
そうなるとこの後の試合でも大きな成長が望める。
希望的観測が働いたことは確かです。
いきおいでいくことが多い。

またまたたらればの話ですが、あの時こうしていたら、どうなっていたか?
もっと負けたかもしれません。
たが、抑えられた可能性もあった。
この選択を間違えないのが名将と呼ばれる人なんでしょうね。
状況と選手を信じても、希望的な観測で動かない。
毎日の練習から選手をみているからこそ、冷静に分析して、開ける道を探す目。
私にもそれがまだまだ足りません。

選手全員のチカラをふりしぼって、戦い、そして勝つ!
またあんな全力の試合をやりたいと思います。







≪  38  39  40  41  42  43  44  45  46  47  48  ≫
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
プロフィール
HN:
高田イーグルスコーチ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]