時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
私が「グランド整備ちゃんとやれ!」
「用具片し、ちゃんとやれ!」というのは、なぜか?
それは、「やるのが当たり前だから。」です。
小学校、中学校、高校とソフトボール、野球をやってきて、グランド整備、用具片しはやって当たり前でした。
しかし改めて子どもたちに聞く手前、私自身も考えました。
なぜ、ちゃんとやるのか?
なぜ、きちんとやる必要があるのか?
その裏には、グランドへの感謝や用具のありがたさ、その用具を準備してくれた親、学校、先輩方講演会などいろんな人への感謝を行動で示す……とかいうのが、優等生の答えでしょう。
それもある、それはわかる、正論。
でも、それだけではないと思います。
グランドをならしたり、用具を片したりする本当の理由。
私が思うに、つまるところ、人に良く思われるためです。人に悪く思われないためとも言えます。
練習が終われば、率先してトンボをとりにいき、グランド整備をせっせと行う。見る人が見れば、「あぁ、あいつはよくやってるなあ!」と感心されます。
私もそういうところに目がいくタイプです。
自分もそういう裏方をやってきたのでその苦労がわかります。
そういう時、必ずと言っていいほどちゃんとやらない奴がいます。
片付けの時に限って、先輩と談笑したり、なんか違うことをして、整備に加わらない。
そういう奴が嫌いでした。
しかし、そういう奴ほどプレーは上手い。
世の中は皮肉に満ちている。
そのうち、片付けや整備に加わらないことが当たり前のようになっていきます。
自分のうまさにあぐらをかいている。
たけど、奴の方が上手いから試合に出るのは奴。
そして活躍する。
そいつの上手さは認めますが、プレー以外のところは認めない。
ですが、そいつもチームメイト、今でも麻雀をする仲間です。
大人になってからもそういうことがありました。
草野球の試合。
その試合、私のチームは負けました。
負けて両チームあいさつの後、ふつうは両チームでグランド整備をするのが基本です。
しかし、相手チームは、タバコを吸ったり、談笑したりでいっこうにグランド整備に出てくる気配がない。
結局誰も出て来ませんでした。
あぁ、こういうクソみてぇなチームもあるんだなと思いました。
みんないい大人です。
確かに野球のプレーは上手い。
しかし、それだけていいのか?
野球から何を学んできたんだい?と思いました。
こんなチームとは金輪際、試合をやりたくない。
私が指導する子どもたちには、こんな大人にはなって欲しくありません。
そして試合後にグランドもならさないような野球人には絶対にしないと誓いました。
この人たちは、野球をやっていく中で、グランド整備や用具片しなどプレー以外のところもちゃんとやることが当たり前にならなかった。
そこまで到達しなかったということでしょう。
残念です。
残念。
どんなにプレーが上手くても、残念。
それでも試合に出るのはプレーが上手い選手です。
私は思うんです。
プレーが上手い選手は、プレー以外のこともちゃんとできる奴であってほしいと。
守備や打撃、走塁がすごい奴は、グランド整備や用具片しを率先してやる奴であってほしい。
そうでなければ、その選手の背に隠れて試合に出れない選手たちが浮かばれません。
当たり前に試合にでること、それは普通ではないんです。
そういう思いを汲んで動く選手になって欲しい。
プレーもすごいが、プレー以外でもすごいと圧倒して欲しい。くやしいけど、負けたと心から思わせて欲しい。
そうすれば、控えの選手は喜んで試合に出ている選手をサポートできると思います。
私がケンタやユキノブにいいたいのは、そういうことです。
上手けりゃいい、強けりゃいい。
そうではない。
ただの上手いだけのやつで終わって欲しくありません。
プレーもプレー以外のことも、きちんとやる。
そうすることで、いろんな効率も上がってくるでしょう。
グランド整備をきちんとやれば、ケガもへります。見た見も気持ちいい。
用具片しを速く丁寧にやれば、練習時間もより長く確保できるでしょう。
練習中も片付けのことを考えて効率よく動くようになるでしょう。
きちんとやろうとすることが、ゆくゆくは技術の向上にも繫がっていくんですね。
だから、有名な高校野球常連校は、学校周辺のゴミ拾いや草むしりをやるんですね。
最初はただの人気取りのアピールだと思っていました、それもあるでしょうが、それだけではない。
ひとりひとりに「取り組む姿勢」を植え付けるためなんだと理解しました。
その姿勢がもっともっとソフトボールを、野球を上手くなるように押し上げてくれると思います。
そうすることで、みんなが本当に認めることでしょう。
プレーもすごいけど、人間としてもすごい。
結果的にでいいんです。
最初はいい格好しぃでいい。その内中味が入ってくる。「やるのが当たり前」。
行動が変われば……運命が変わる。
あの星稜高校の山下監督の言葉を地でいきますね。
そこも野球が目指す人格形成になり得る。
野球をやめた後は、プレー以外のところの方が断然多くなります。その時に野球で学んだ「当たり前のこと」が役に立ってくれるでしょう。
だから、私はこれからもグランド整備と用具片し、ここを見ていきます。
「用具片し、ちゃんとやれ!」というのは、なぜか?
それは、「やるのが当たり前だから。」です。
小学校、中学校、高校とソフトボール、野球をやってきて、グランド整備、用具片しはやって当たり前でした。
しかし改めて子どもたちに聞く手前、私自身も考えました。
なぜ、ちゃんとやるのか?
なぜ、きちんとやる必要があるのか?
その裏には、グランドへの感謝や用具のありがたさ、その用具を準備してくれた親、学校、先輩方講演会などいろんな人への感謝を行動で示す……とかいうのが、優等生の答えでしょう。
それもある、それはわかる、正論。
でも、それだけではないと思います。
グランドをならしたり、用具を片したりする本当の理由。
私が思うに、つまるところ、人に良く思われるためです。人に悪く思われないためとも言えます。
練習が終われば、率先してトンボをとりにいき、グランド整備をせっせと行う。見る人が見れば、「あぁ、あいつはよくやってるなあ!」と感心されます。
私もそういうところに目がいくタイプです。
自分もそういう裏方をやってきたのでその苦労がわかります。
そういう時、必ずと言っていいほどちゃんとやらない奴がいます。
片付けの時に限って、先輩と談笑したり、なんか違うことをして、整備に加わらない。
そういう奴が嫌いでした。
しかし、そういう奴ほどプレーは上手い。
世の中は皮肉に満ちている。
そのうち、片付けや整備に加わらないことが当たり前のようになっていきます。
自分のうまさにあぐらをかいている。
たけど、奴の方が上手いから試合に出るのは奴。
そして活躍する。
そいつの上手さは認めますが、プレー以外のところは認めない。
ですが、そいつもチームメイト、今でも麻雀をする仲間です。
大人になってからもそういうことがありました。
草野球の試合。
その試合、私のチームは負けました。
負けて両チームあいさつの後、ふつうは両チームでグランド整備をするのが基本です。
しかし、相手チームは、タバコを吸ったり、談笑したりでいっこうにグランド整備に出てくる気配がない。
結局誰も出て来ませんでした。
あぁ、こういうクソみてぇなチームもあるんだなと思いました。
みんないい大人です。
確かに野球のプレーは上手い。
しかし、それだけていいのか?
野球から何を学んできたんだい?と思いました。
こんなチームとは金輪際、試合をやりたくない。
私が指導する子どもたちには、こんな大人にはなって欲しくありません。
そして試合後にグランドもならさないような野球人には絶対にしないと誓いました。
この人たちは、野球をやっていく中で、グランド整備や用具片しなどプレー以外のところもちゃんとやることが当たり前にならなかった。
そこまで到達しなかったということでしょう。
残念です。
残念。
どんなにプレーが上手くても、残念。
それでも試合に出るのはプレーが上手い選手です。
私は思うんです。
プレーが上手い選手は、プレー以外のこともちゃんとできる奴であってほしいと。
守備や打撃、走塁がすごい奴は、グランド整備や用具片しを率先してやる奴であってほしい。
そうでなければ、その選手の背に隠れて試合に出れない選手たちが浮かばれません。
当たり前に試合にでること、それは普通ではないんです。
そういう思いを汲んで動く選手になって欲しい。
プレーもすごいが、プレー以外でもすごいと圧倒して欲しい。くやしいけど、負けたと心から思わせて欲しい。
そうすれば、控えの選手は喜んで試合に出ている選手をサポートできると思います。
私がケンタやユキノブにいいたいのは、そういうことです。
上手けりゃいい、強けりゃいい。
そうではない。
ただの上手いだけのやつで終わって欲しくありません。
プレーもプレー以外のことも、きちんとやる。
そうすることで、いろんな効率も上がってくるでしょう。
グランド整備をきちんとやれば、ケガもへります。見た見も気持ちいい。
用具片しを速く丁寧にやれば、練習時間もより長く確保できるでしょう。
練習中も片付けのことを考えて効率よく動くようになるでしょう。
きちんとやろうとすることが、ゆくゆくは技術の向上にも繫がっていくんですね。
だから、有名な高校野球常連校は、学校周辺のゴミ拾いや草むしりをやるんですね。
最初はただの人気取りのアピールだと思っていました、それもあるでしょうが、それだけではない。
ひとりひとりに「取り組む姿勢」を植え付けるためなんだと理解しました。
その姿勢がもっともっとソフトボールを、野球を上手くなるように押し上げてくれると思います。
そうすることで、みんなが本当に認めることでしょう。
プレーもすごいけど、人間としてもすごい。
結果的にでいいんです。
最初はいい格好しぃでいい。その内中味が入ってくる。「やるのが当たり前」。
行動が変われば……運命が変わる。
あの星稜高校の山下監督の言葉を地でいきますね。
そこも野球が目指す人格形成になり得る。
野球をやめた後は、プレー以外のところの方が断然多くなります。その時に野球で学んだ「当たり前のこと」が役に立ってくれるでしょう。
だから、私はこれからもグランド整備と用具片し、ここを見ていきます。
PR
カレンダー
フリーエリア
最新記事
プロフィール
HN:
高田イーグルスコーチ
性別:
非公開
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析