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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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試合の勝敗を別けるであろうギリギリのプレー。
その重要性については、何回もいってきたし、何回もミスって逃してきたところ。

しかし、この前の練習試合のやつらは違っていました。


細かいミスはあるんですけど、
ここをミスってはいけないプレッシャーのかかる場面で、自分のやるべきプレーができていた。
結果的にそれが試合の要所を締めることになる。
勝利につながる。
狙って点数を取りに行って、狙って相手を封じ込める。
それができていました。

大きく崩れることが無くなったエースマナト。
抜けたらヤバイ大飛球を落とさずキャッチしたユウヘイ。
2死からここぞの場面でダメ押しのタイムリーを打ったヤマト。
それこそ全員がチームとして機能している状態。
この状態になると強いことを証明しました。
相手が強くてもこれができれば、勝機はあります。

本郷さん、坂下南さんに勝利しましたが、高田さんには負け。
いつも対戦している相手ですが、気合の入り方で既に負けていました。
特に高田さんの下位打線に勢いがある。
4年生が中心ですが、こちらの6年生よりも勢いがあります。
何が何でも打ってやろう、塁に出てやろう、ランナーを進めてやろうという気迫が声や態度に表れている。
その気迫に押されてしまうイーグルス。
不用意に甘く入った球を見逃さず、フルスイング。
下位から上位につないで、その上位がきっちり返す。
これができている高田さんは強かった。
まさに一丸。
イーグルスがまさにやろうとしてることを先にやられてしまった。
その口火を切ったのは7.8.9番。
すばらしい働きでした。

反対にイーグルスには、それがなかった。
気迫だけは勝てませんが、気迫なしにも勝てません。


高田さんは、本当に好敵手です。
イーグルスが勝つこともあれば、高田さんが勝つこともある。
そうはいっても勝った回数で言えば高田さんのほうがうえでしょう。
決定的に負けているものがあります。
高田さんの声のだしかた、取り組む姿勢。
これにはイーグルスは敵わない。
指導者の取り組む姿勢の問題でしょうね。
私もまだまだ甘いということ。
声は出したほうがいいとは思いますが、人にだせと言われて出す声ではダメだと思います。
その意味で今のイーグルスはどのチームにも負けているでしょう。
その点高田さんは、そこを振り切っている。
気持ちいいくらいに清々しい全力の声。
チーム全体を鼓舞しています。
見てる人のだいたいは「いいチームだなぁ。」と思うでしょう。
声を出すことに迷いや恐れ、抵抗、恥ずかしさがない。
中心選手が率先してかれるまで声を出している。
ひるがえってイーグルスは…。
勝っているとき、調子のいいときに出るのは当たり前。
しかし、ピンチの時、自分がミスったときにこそ、声を出す。
それを強要されて出る声では、本当に深いところで高田さんのようなチームには勝ちきれないでしょう。
私はこの先も特別、声をだせと強要することはないでしょう。
しかし、自発的な声や行動の大切さをとくとくと説いていくでしょう。
小学生の今、気づくことは難しいかもしれない。
だけど、本気で勝ちにいくとき、本気で野球をやるときにその大切さに気づくはずです。
それに気づいて行動に移すときに、はじめて勝ち負けだけでなく、ほんとの意味でいいチームになって高田スポ少さんに追い付くことができるでしょう。

さあ、明日は白獅子杯最後の練習。
いよいよ決戦間近です。
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