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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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白獅子旗争奪大会、準優勝しました。県大会決定です。
いろんなことが思い浮かんできて、何から書いていけばわからなくなってしばらく放置していました。
少しずつ整理できるようになったので、これから小出しにしていきます。

なんといっても一番の山場は、準決勝の関柴スポ少戦。
これは私の球史にのこるベストゲーム。震えました。
まさにミラクル。
ここに至った経緯は、いくつもの要素が複雑に絡み合っています。
もう一回やれといわれてもあんなゲームはできません。
よくぞ勝ちきった。
今思い出してもあのタカヤの満塁ホームランとヒカルの同点タイムリーが胸を熱くします。
この二つの場面が白眉ですが、この二人をその場面に送り込んだ他のメンバーも賞賛するに値する。
そして、対戦相手の関柴スポ少のメンバーも。
イーグルスが勝ちましたが、がっぷり四つに組んで最高の試合を作っていただきました。

この試合、なんでこうなったの?と思われる場面が多々ある。
その多くの状況で、今思うとイーグルスに有利に働いていました。
天候しかり、先攻後攻しかり。
われわれイーグルスサイドでは、どうしようもないことまで有利に働いていたと思わせる場面があった。

勝ちに不思議の勝ちあり。

その勝ちを呼び込むことを信じて、最後までやりきった彼らと我々指導陣、そして全力応援の保護者を今は誉めていい。


磐梯さんとの1回戦の前。
「誰もイーグルスが優勝するなんて思っていない。だが、俺たちはやる。いけるところまでいく。お前らの力の120%をだせ!」的な檄を飛ばしました。
その後、柳津さん、湯川男子さんを倒して2日目にいく。
頭の中では思い描いていましたが、本当に生き残るとは・・・

そして2日目。
決勝が終わるまで泣くことを必死にこらえていましたが、メッツさんに負けた後のミーティングで、泥だらけのユニフォームのみんなを見回したとき、こられきれなくなりました。
ひとりひとりがたくましくなっている。
失敗もエラーもいっぱいありました。
完璧なチームではない。
だけど、それを上回るチャレンジと成功があった。
絶対に失敗できない場面で120%を出し切った、あいつらの顔。
それぞれの小さい弓矢が、ひとつの目標にむかって、全員が一丸となってまとまり、強敵を打ち破る大きな槍になった。
彼らのまとまった真摯なまなざしが私たちの心を心地よく突き刺します。
ひとりひとりの顔が
「やったよ!監督!コーチ!」と叫んでいる。これは受け切れません。涙腺が崩壊。

「よくぞ、ここまで俺たちを連れてきてくれた。ありが・・・と・・・う。」
最後は言葉になりません。
こういう涙を流す日がくるとは・・・
まさに指導者冥利に尽きます。
誰にも言わなかったですが、この日は、私の誕生日だったんです。
そんなこともすっかり忘れて、戦っていました。
最高の贈り物をくれた選手全員に、そして私たちを信頼して子供たちを託していただいた保護者に、最高の試合をしてくれた対戦チーム、大会運営のみなさn、天気の神様、野球の神様に感謝します。
ありがとうございました。
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