忍者ブログ
MASTER →  ADMIN / NEW ENTRY / COMMENT
時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

正式に夏の高校野球が中止になりました。
こころに空いた虚無感。
どうやって、自分の中に落とし込んでいくんだろう?
周りがどう言おうが、最後は自分で自分に片をつけるしかないと思います。
この世代は、かつてイーグルス初の県制覇を成し遂げ、滋賀県での全国大会にいった年代です。
あの年代、ひとりひとりの顔が思い浮かびます。

絶対エース、コウダイ
頼れるキャッチャー、タイキ
巨砲スラッガー、フミヤ
好球好打のルキ
どこでも守れるユーティリティ、マナト
飄々メガネのフウタ
女傑ショートストップ、ノゾミ
俊足センター、タクマ
ムードメーカー、ショウタロウ(私はあえてカツタロウと呼んでました。)

6年生が9人もいました。
そこに、5年のダイト、ヒカル
4年のタカヤが入る。

思えば、タカヤ、
いろんな場面で上級生の中に入ってくる。
この子は大丈夫!と思わせてしまう。
タカヤは、駅伝でもなんでもこのパターンが多いような気がします。


豪華なメンバーでしょう。
打力、守備力もさることながら、なんと言っても投手力、バッテリーのチカラが絶対的に強力でした。
県大会でとられた点数はわずか1失点。
それもパスボールの1点のみです。
サウスポー、強靱な下半身からの恐ろしく低いリリースポイント。
うなりをあげる剛速球。
コウダイの防御率は、0.0なにがしかだと思います。
あれは打てない。
見ていて、安心できるバッテリーでした。
そんな彼らのが高校三年生の時に、まさかこんな事態になろうとは…

スポーツは、スポーツ以外の状況においても、とんでもない困難や理不尽に対抗するひとつの有効な方法だと思います。
私はそう信じています。


野球からは離れても、コウダイは今も陸上という世界で、それを積み上げてきている。

コウダイとはよく会うんですが、清清しいくらいに
「もう引退です。」
と、言い残して颯爽とクロスバイクを駆る。
彼の心底は見えません。
おそらくいろんな葛藤があるはずです。
ですが、彼を見ていると、うん大丈夫だなと思えてきます。
彼らなら乗り切れる。
そう信じて、クロスバイクを見送ります。
PR
≪  953  951  950  949  948  947  946  945  944  943  942  ≫
HOME
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
プロフィール
HN:
高田イーグルスコーチ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]