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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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ぎりぎりのボールを横っ飛びでファインプレー。
まぁ確かにこれもかっこいい。
だが、本当にかっこいいのは、ちょっと玄人好みだが
あっ、危ない打たれたと思っても、楽にとってしまう選手。

かと思えば、ああ大丈夫だなと思っても、やっとやっといっぱい、いっぱいで捕る選手もいる。

どちらも結果は同じアウトだが、まかりに与える安心感、信頼感ではぜんぜん違う。

ボールに追いつくことは、足の速さなど先天的なものが作用する場合もある。
だがそれだけではない。
風、コース、打者の力、右左などいろんな状況から判断、つまりポジショニングが上手いことも大きな要件だ。その判断は、後天的なもので、経験や努力でカバーできる。
足に自信がなくても、先読み的な判断とスタートの早さでカバーできるのだ。

慣れてくればコースによって、飛ぶ方向は大体判断できるようになる。
しっかりとらえた打球こそ、それはいえる。なぜなら、その方向に打たなければ、しっかり捉えられないから。
外人並みの馬鹿力で、強引にひっぱったりすることは例外として。

センターをやっているとそれはよくわかる。
大まかにいえば、右打者の場合、インコースは引っ張って、アウトコースはライトに流す。

あとは応用だ。
打者の筋力や振りのくせ、ランナーの位置、アウトカウント、風などいろんな要素から判断する。
逆をつかれたり上手くいかない場合もあるだろうが、そんなときは、傷を最小限にとどめるための回り込みを駆使する。
ただ打たれるのを待つよりは、積極的な「攻める守備」。

これがわかってくるようになると、さらに外野のおもしろさは増す。

ノックのとき、フリーバッティングのとき、この状況ならば、どこにいったか?
左、中距離打者、風はアゲインスト、コースはインハイなど、1回1回自分で数多く検証すること。
これが打球の方向、距離を予測する経験値になる。
それを意識して実際に試していくことで、血となり肉となる。
ただボーっとして無策で練習をやらないこと。
何も考えずにやっていいのは、本当の天才だけ。
もっともその天才も99%は努力でつくられているという。

分度器の1度。たった1度でも、その延長線を長くしていけばいくほど差が広がる。
われわれはもう後戻りはできない。
未来ある君たちに、託すだけだ。

高い意識をもって、毎日少しずつ積み重ねていくこと。
早く気づくか、遅く気づくかで、その差は天と地ほどになる。

後悔のない未来を!


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