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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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ずいぶん前のような気がしますが、10/12のつづきです。
マナト=タカヤバッテリーの伸び白のあることは確認ができました。
今のところ3人の投手の中で一番球威をもっているのは、マナトでしょう。
強力打線と戦う場合、この球威が大事になってくる。
いろんな方法が考えられます。それをこの冬に身に着けてほしいと思います。
ダイト=ヒカリバッテリーのときもそうでしたが、バッテリーにかかる負担は大きいと思います。

さて、かえでスポ少は結果的に流れを呼び込んで離さなかった。
五分の実力でも、先に崩れたほうがいっきにやられる。これが逆になっていた可能性もあります。しかし、そうならなかったのは、この子たちの成長の証でもあると思います。

次の相手は、地元下郷スポ少さん。
昨年度、対戦したときはダイト=ヒカリのバッテリーで善戦しました。
今年のチームは・・・投手力を中心としたチーム。
この会場では、一番できのいいピッチャーだったと私は思いました。
5年生にしてダイトレベル。
正直、これ打てるのかなぁと尻込みしてしまいました。
ところが、この後で思わぬ展開になり、このチームにしては実力を出し切った「しびれる試合」になりました。
ああ、このチームも結構やるんだなぁとわからせてくれた。
ばらばらな方向を向いている小さな矢印が、全員同じ方向を向いて大きなベクトルになる。
そうなった時、選手たちの底力を見せてくれたような気がします。

今回も後攻でした。
いいピッチャーの時は、絶対先制されてはいけない。鉄則です。
立ち上がりにマナトも細心の注意を払っての投球だったと思います。
ファーボールはだめ、かといって打たれるのもだめ。
どのチームも上位打線は、いいバッターを配置してくる。
それをもっていっきに畳み掛けることをどのチームも狙っています。初回に大量得点が多いのはこのためです。
ここをしっかりおさえなくちゃいけないのに、盗塁のランナーをタッチミスでセーフにしてしまう。
あそこで、落としちゃだめでしょう。プレーが雑すぎます。
ピッチャーを調子づかせ、打線に勢いをつける意味で、守備でリズムをつけたい初回にこのミスは大きかった。ここで得点されれば、コールドで負けていたかもしれません。
しかし、スコアリングポジションに進められながらも、チームでそれをカバーできた。
耐え忍ぶ野球が始まりました。

今度はこっちの番です。
チームに勢いをつける役目として1番バッターの役割はとても大きいです。
私個人の意見ですが、その意味でヤマトには責任が大きすぎる。
しかし、監督は追い込まれての選球眼、ミート力、運などをかって置いてるといってました。
簡単に追い込まれますが、ここからその信頼に答えるべくしぶとさを発揮します。
相手エースのウィニングショットをことごとくファールにする。
最後は、甘く入ったところを芯で捉えましたが、セカンドゴロ。
ここでヒットにできないところが、まだまだ実力がたりませんが、「俺たちは簡単には終わらない!」という意思を示しました。
つづくマヤナも粘り強いバッティングで簡単に倒れません。
2死になりましたが、3番タカヤがここで打ってくれます。あざやかなセンター返し。
こういう大事な場面で、打てるというのがすごい。
「あれ、俺たち、打てるんじゃねぇ?これいけるんじゃねぇ?」という自覚?錯覚?を植えつけました。
続くマナトも詰まりながらも右中間にポテンヒット。
2死ながらいけいけどんどんです。
この勢いにのせなれたか、パスボールで1点、先制点をもぎとります。
この泥臭い点数の取り方が、いまのイーグルスには合っている。
とにかく先制するという大きな目標を達しました。

その後再三のピンチを迎えますが、ヒカル、ユウヘイのファインプレーがチームを救いますが、逆転をゆるし敗戦となりました。
間違いなく次に繋がる一戦だったと思います。
やればできるんだという新生イーグルスの可能性をしめした。
明日の飯塚病院杯も楽しみです。
期待するとこけるでしょうから、過剰な期待は禁物ですが、乗せるところはとことん乗せていきたいと思います。


下は、この大会の気づいた点です。まとまってないので箇条書きです。


この大会からの反省点、改善点


複雑な指示はださない。


バント処理、全てファースト送球。


1、3塁の時の方針、カットか、投げない、投げる


満塁のときの外野の送球、コウセイ、バックホームではなく、サード。コーチの指示も間違っていてコウセイが混乱する原因になった。ゴメン。あの場合のバックは間に合わない。サードに投げれば次の攻撃の芽を摘むことに。

パスボールで点数が入ることを防げた。


余計なファーボールを防ぐ。特に下位打線と大事なところでのファーボール。
プロでも押し出しがある。満塁になったときは、強い意志と冷静さ。ひらきなおり。
そうなる前にカウントを整えるだけの自信と度胸。


ファーストがいい送球をとれるのは当たり前。いい送球がこなかったときの練習。


ケースを想定しての練習、盗塁、セカンド送球 タッチ。


TK戦、キャッチャー前バント。あれはエンドランを掛けていた。あのバンドだとサードでいいが、走っていたことをだれかが気づいて声をだしていれば、サードが間に合わず、ファーストに送球できていたかもしれない。


あたりまえのことを徹底して全力でやること。
ヤマト、打ってボールをみる。0.何秒かの差でアウト。あれがボールを見なかったら、セーフだったかもしれない。
打った瞬間全力疾走。特にライト打ちの打者、マナヤ、ヤマト。


思い切りのいい走塁が目立った。3塁コーチャーに新コーチがいることで選手に的確な指示が出て、迷いがなくなったことも得点に繋がっている。


【守備編】


・ライト ヒカルの右中間のファインプレー、間違いなくチームを救ったプレーだった。バックへの下がり方、グローブをだすタイミング、理にかなった捕球の仕方。いままでは追いついていても落球することもあったが、しっかり捕って落とさない。ここが何よりいい。

・センター ユウヘイのタッチアップ阻止、これもチームを救ったプレー。決して華麗な守備とはいえないが、ガッツあふれる、絶対に点はやらないという気迫あふれるプレー。落下点が前だったために、ユウヘイのつっこむ勢いがいい結果になった。通常でも、あまして半身で捕るなどの工夫をいれれば、もっと正確で速い送球ができて、さらにチームを救うことができる。

・ファースト ヤマトのショート送球の捕球。体勢を崩しながらも、とらなくてはいけないというやる気が見られた。実際あそこで出していたらやばかった。今回はよく捕ったが、たまたまの面が強い。悪い送球対策がもっと必要か?

・サード フミヤ 全般に動きがよかった。ライナーや速いゴロへの反応はチームでもトップクラス。グローブの土手でとっても、握りなおす余裕があったのは成長した証拠。いつもだったら、そのまま投げて指にひっかからず悪送球の場面だった。捕球にリズムをつけるともっと上手くなる。

・ショート マナヤ 安定の守備。安心してみていられる場面が多くなってきた。左右の振りにも強い。本人が考えてポジショニングをしているので、隠れたファインプレーが多い。もっと研鑽すべし。

・セカンド ユウト 球際の強さはぴか一。横っ飛びをやらせたら一番かっこいいんじゃないかと思うが、ぎりぎりの状況判断がまだ苦手。うっかりミスもある。そのミスがチームをどん底におとす怖さを知ったら、軽率なプレーはできなくなる。

・レフト コウセイ まだ安定しているとは言えない。この場面で、ごろできたらこう、フライはこうとシミュレーションをして、実際できることが大事。しかし、プレー以外でもチームに貢献したいと思う素直な気持ちが行動(率先したならし、道具かたし)にも出ている。ようすけ、ゆうへい、ゆうとあたりに煎じてのましてやりたい。

・キャッチャー タカヤ 一番安定している。とくにワイルドピッチを何回もとめるキャッチング技術は秀逸で、コースの配球も考えられている。チームとしてさらに機能するために、守備のサインプレーなどを決めてスキのないチームをつくっていって欲しい。

・ピッチャー マナト バント処理やバックのカバーなどフィールディングでたりないこともまだまだ多い。

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10/12の体育の日。盟友高田スポ少さんのお口添えで田島スポ少さん主催の新人戦大会に参加させていただきました。両スポ少の関係者のみなさま、ありがとうございました。
会場は、下郷町の大川ふるさと公園の野球場。
ふかふかの土で、天気も寒くもなく暑くもない、風もない、ピンカンの青空、抜群のコンディションです。
人口規模からしても、こんなにいい運動施設をもっている下郷町はうらやましい。
この大会は開会式がありません。最近増えてきた形式ですが、これはこれでいいです。
時間の短縮と効率のよさ。とくに会場が離れている場合はなおさらいいです。
こういったやり方は、中通りの大会にも多い。
一同に会すことも交流や親善の意味では有効ですが、この方式も一理あるやり方だと思います。

さて、イーグルスの一回戦の相手はかえでスポ少さん(白河)です。
試合前の練習をみると、実力は同じか、あちらが少しうえ、ピッチャーは同じくらいか、少しあちらのほうが速い。打撃は向こうのほうが鋭い打球を飛ばしています。
この試合も先手を取って主導権をとったほうが勝つと読みました。
勝って後攻を選んだのかわかりませんが、とにかく表の攻撃を抑えないと話しになりません。
ここで崩れて負けることが多かった。
地に足をつけたプレーができる条件として、初回は抑えなくてはいけない。
その意味で、大きなミスもなくゼロに抑えたことは大きな進歩でした。
新エースのマナトもここを抑えたことで一安心だったことでしょう。
ややグランダーのボールが多くて、制球に苦しむことが多くなる前兆が見えました。
何気なく投げるのではなく、一連の動作をルーチン化していくことで、
「こうやればここでストライクが取れる。」という自信を積み重ねていって欲しいと思います。
なにもボールを投げようとして、投げているわけではないことはみんなわかっています。
全身全霊を掛けてストライクをいいコースに投げ込むもうとしているのに、それができない。
「ピッチャー、楽にいけー。」「打たせろー。」とか言われなくても、ピッチャーが一番それをわかっていると思います。
それでも、そうならない、そうできない、もどかしさ。
そのこころの葛藤に負けてはピッチャーなんぞできません。
味方からの応援、叱咤激励、敵からのヤジ、そんなものは馬耳東風。馬の耳に念仏です。
聞こえても聞こえない。
俺はあのミットに投げ込むだけ。マウンドではだれも助けてくれません。
バックの声が聞こえても、最後はたったひとりで何とかするしかない。
やばいな、やばいなと思って投げも1球。
おのれ!この球打ってみろ!と投げても1球。
どっちがいい結果になるかなんて、やってみないとわかりませんが、後悔しないのはどちらでしょう。
それと気合だけではどうにもならない問題もあります。
今回のマナトはキャッチャーの採りにくいグランダーのボールの連投が多かった。
監督も小島コーチも言っていましたが、キャッチャータカヤはよく捕っている。
いっきにリズムが崩れないのは、タカヤが捕ってくれているから。
きわどいコースも絶妙なキャッチングでストライクにみえるように捕っている。
このバッテリーの寿命を延ばしているのは間違いなくタカヤです。
いいリズムの投球テンポを崩さない。この辛抱している間に、マナトはなんとか立ち上がりました。
相手打線を抑えられた一つの要因はここにあったと思います。
しかし、同じコースに同じゴロの球が続いたことも事実。ここに修正しようとする工夫がみられません。
ストライクとボールがはっきりしすぎて、バッターは判断しやすかった。
マウンドがふかふかで投げにくいといっていましたが、であればかっぽじって自分の投げやすくなるようにするしかありません。
この調整する力、その日の環境や体の状態を見極めて、一番いいボールを投げることができるようにする力。
それが求められます。
いきなりはできません。少しずつの積み重ねの中で本当のエースになってほしいと思います。
後ろには、2人のピッチャーがいるのでいつ代わられるかわかないですから。

今日は、バッテリー編でした。
お次はまたの機会に。

体育の日を絡めたこの3連休。やっとうちでも稲刈りが終わったと親父がいっていました。
その連休の初日の10/10は、クラブ衆主催の「おもしろ運動会」に参加してきました。
あんまり人がいないのかなぁと思っていたら、結構参加者がいてびっくり。
高田スポ少さんや本郷スポ少さんのメンバーも参加していましたが、全員ユニフォームを着て参加したイーグルスが一番めだっていたでしょう。
ユニフォームを着ていると、一発でどこのチームかわかってしまう。
馬鹿なことをやっても、礼儀正しいことをやっても、「イーグルスは・・・」と言われる。
どちらかというと、礼儀ただしく、落ち着いている、すごいなイーグルスはと言われたいのですが・・・
馬鹿騒ぎ、落ち着きはなく、元気だけは一番。そんな評価だったと思います。
これも、引率の私の不徳のいたすところ、不況をかったみなさま、申し訳ありません。
それでも、ソフト以外で本郷スポ少さんのメンバーと仲良くなれたのはよかった。
今後もいろんな場所で、「よう!」とか声を掛けられる間柄になってほしいと思います。
今はライバルでも高校に行ったときに、仲間になるかもしれない。
野球のつながりっていうのは、結構大事なもので、生涯の親友もそういったスポーツを通してできることが多いと思います。
こういう機会に、いろんな人と話したり、ちょっかいを出しておくことを進めます。
主催のクラブ衆のみなさま。お世話になりました。
機会があれば、いろなイベントに参加したいと思います。


その後、町民体育館から徒歩で約3キロを移動し、紅白戦。
常に1塁にランナーを置いた状況。
打席は、樹幹短縮と積極性を養うためにカウント1ストライクからの設定て行いました。
基本練習も大事ですが、こういう試合形式は効率は悪いですが、面白い。
一人一人に活躍の場が与えられるんですから、うまいへたは別にして。
下手にこうやれと、支持は出さずに、分けたメンバーの中で自由にやらせました。
意思統一がどういうふうにされるのかに興味があったからです。
みんなの意見をきくか?オラオラで通すか?
それらを誰がどうやってまとめるか?
ある程度予想はできますが、ああでもない、こうでもないと話し合ったり、ぶつかり合ったりすることもまた勉強だと思います。
ひとつ思ったのは、6年であれ、2年であれ、年齢の差はあんまり関係なくなってきているということ。
年上だから、いうことをきかなかきゃいけないという意識はそんなにないようです。
2、3年と一緒になって馬鹿をやっている、5、6年。
そこに威厳はありません。
これはこれでいいんでしょう。いいんでしょうか?いいんでしょうね。
リーダーシップを発揮するやつ、正義感のつよいやつ。空気のよめないやつ。みんなの顔色をうかがうやつ、唯我独尊のやつ。ぼーっとしているやつ。いつも腹減ったーといっているやつ。
こいつらのばらばらなベクトルを、一本の大きなベクトルにして同じ方向を向かせないといけない。
壮大な事業です。
ですが、10/12の新人戦では大きなベクトルのはしっこを垣間見せてくれました。
ちょっとですが、やればできるんだと思わせてくれた。
さて、今日も練習です。

昨日やってみました。ファミスタ。
一つのソフトだけだと、ダウンロードプレイで3回までしかできません。
それでも、やっぱりファミスタ。
シンプルプレイで、野球の奥深さを具現化してくれています。
息子とやってみましたが、ソフトバンクが異様に強い。
そこは「腕」でカバーして見せます。
得意な攻撃は常にエンドラン。これは基本ですよね。
あー、懐かしい。
しかも、選手は現在の選手。ジャイアンツの足のスペシャリスト、鈴木選手とか使ってみたいですねぇ。走力A+だったような。
上手く打つコツは、ひきつけて右方向に打つこと。
これは実践でもそうですよね。この微妙な按配が再現されている。
ボールのよこっつらを打つ感覚。
いろんな場面を想定させて、実際の練習に活かしたいと思います。

さて、昨日の練習は、監督、コーチが4人揃いました。
それぞれ実力にあった指導法が、より細かく濃密にできる。
最初は戸惑うこともあるでしょうが、子どもたちの人となり、野球に対する姿勢などいろいろわかってくるとさらに面白くなってくる。
やはり、人が面白く思えるのは人なんですね。
そこに野球が絡む。
がんばっている子どもの(その家族も含め)奥にある背景をしってしまうと、必要以上に一喜一憂してしまいます。
そうして、いつも間にかどっぷり漬かってしまう。
教えているつもりが、教えられることも多い。
あの子らは、人の可能性を見せてくれます。
そうじゃない場合も多々あるんですが、損得なしの素でぶつかっている分、理屈なしに面白い。
大人になるとそういう世界はめったに出会えないでしょう。

さて、このチームにどんな化学変化がおこるか?乞うご期待
10/8今日は、3DSソフト、ファミスタリターンズの発売日です。
発売日当日にソフトを買ったのは、中学の時に深夜からならんで買ったドラクエ4以来です。
ゲームを目の敵にしていますが、野球ゲームだけは奨励しています。
ルールを覚える、選手を覚える、戦術を試す。
いろんな意味で実戦に役に立ちます。
私が小学校の時は、ほかにも燃えろプロ野球、ハリキリスタジアムとかいろんな野球ゲームがあったんですが、最近はパワプロとプロ野球スピリッツくらい。
野球人気の陰りも影響しているのでしょう。
そのうち値段も落ち着いてくると思います。
やりすぎには注意ですが、これはお勧めします。


さて、室内練習ですが、この冬期間をどうすごすかで来年の春どうなっているかが決まります。
体格的に見て、かなりの小兵軍団。
機動力がそこそこ使えそうです。
投手力は中レベルくらいにはなってくれるか?
全体的な体力などのベースアップはもちろんやっていきますが、だれがどういう役割を果たすか?そこを明確にして、それにあった練習法をしていく必要があると思います。
そのあたりを監督や他のコーチと話し合ってメニューを決めていきたいと思います。
単調になりやすいこの冬期間の練習を面白く、有意義なものにできれば、面白いチームになるはずです。
さて、今日も積み重ねますか。

信夫第一スポ少さんの交流大会。1回戦で抽選で負けはしましたが、いい試合だったと思います。
ミスでの失点を追いついて、ここで打たなければという場面できっちり打って、そしてまた追いつかれる。
全然両チームに関係なく、見てるほうは面白いでしょう。
やってる当人はドキドキです。
ここで、ヒットが欲しいという場面できっちり打つバッターはやはり頼りになります。
昨日の文章にはもれましたが、3点を取った回はヒカリの進塁打もあったんですね。
アウトを取られながらも、スキなく進塁し、プレッシャーをかけた上で、得点する。
この構図ができたときは、してやったりです。
選手を信じてはいますが、そううまくはいかない場面が多い。
その上手くいく可能性が打線として繋がる。
この面白さは、他のスポーツにはないと思います。

そして、この試合には故意四球が2つありました。
いずれも得点のチャンス場面で、ダイトとタカヤ。
それを宣告されるのは、強打者の証。
元NYの松井選手は、5打席連続敬遠でした。
高野スポ少の監督さんもバッターの雰囲気で、「こいつは、やばいな。」というのを感じたと思います。
そこは、故意四球で正解だったと思います。
敬遠だって立派な戦法です。
勝つことが至上目的であるのなら、あぶない危険性がある以上、私もその戦法を取ります。

そうされた時に、次のバッターがどうするかが問題でしょう。
そのバッターが打てば、それ以上のリスクになる。
このバッターが撃てるように準備をさせるべきでしょう。
その意味で、最終回の2死、サヨナラのチャンスで1番タカヤ敬遠で、2番ヒカリで勝負。
向こうもこれで打たれるならしょうがないという布陣できました。
どちらも背水の陣。
結果は三振に倒れるのですが、ここ一番のヒカリは集中していました。
研ぎ澄まされた一振りの日本刀のように集中していた。
ここは打たせてやりたかった。右中間を破りたかった。
苦労してきたヒカリに達成感を与えたかった。
全て過去形で、そうはならなかったですが、最後の渾身のスウィング。
当たったらホームランだったと思います。
それだけ、高野さんのエース、ヒカリともに気持ちが入っていた。
いい勝負でした。
試合後、みんながまとまって次の本郷さんの試合を見てる中でも、一人離れたところにいました。打てなくて、みんなにごめんという想いからか、その輪の中に加わらなかった。
やはり悔しさもあったんでしょう。
しかし、全てを出し切ったからでしょうか、負けたとしても、ヒカリはさばさばしていたように見えます。
そういう全力の勝負もあと1試合。
これまた昨年激闘を繰り広げた釜子スポ少さんのご招待です。
そこまでは、まだこのチームで戦うことができます。
昨年のように、最後は本当の笑顔で終わって欲しいと思います。

最近、試合の記憶がすっとびます。昔から、あんまり記憶には残らないほうなので、それが顕著になってきている。
どうやって点数をとったか?その過程が思い出せないことがおおい。
この大会もそうです。現実と違うところもあると思いますがあしからず。
だいたいの方向性はあっています。


さて、つづきです。
初回の手痛いミスから1点を献上したイーグルス。
高野スポ少のエースの前に打線も湿っています。トップを早めにつくって、始動を早くするようにいっていますが、なかなか合わない。
2回裏に先頭の6番ヤマトがエラーで出塁するも、7番マナヤがエンドランのサインにまさかのサインミス。バントがフライになってあわやダブられるそうになりますが、ヤマトがなんとかもどる場面がありました。
エンドランなので、ヒッティングですが、バントでもゴロにすればいい場面。
ここまで一番チームバッティングに徹してきたのはマナヤです。
ここで痛恨のミス。反撃ムードも下降線になります。バントの際にヘッドが下がった。
アウトコースのやや低めなので、いつもどおりに打ちにいっていたら右方向ゴロになった可能性が高かった。
私の勝手な想像ですが、マナヤがサインミスをするはずがありません。
ここは自分で考えて、ヒッティングよりもバントの確実性をマナヤは選んだのかもしれません。
それが上手くいかず、残念な結果になりました。
いつもいうように、プレーに迷いがあってはいけません。
迷いがあるならば、タイムをかけてでも監督にその意図を確認しなければいけない。
それが作戦であり、チームとして戦っている目的であります。
この次に同じようなミスをやらない方法として、事前に監督と打ち合わせをしておくことを進めます。
そうすることで、意思の疎通がはかれて、お互いに不安になることもない。
後ろをもってくれているので、思い切りのいいプレーができるでしょう。
同じ轍は踏まない。肝に銘じておくべきです。

いつもはこのままずるずると押し切られてしまうのですが、今日のイーグルスハ一味違いました。その意味では、いいゲームだったのでしょう。
ここで私の記憶障害が・・・
フミヤがいい当たりをして、ピッチャー強襲で出塁。
タカヤがここ一番でお手本のようなセンター返しで出塁。
ダイトが故意四球。
ヤマトが値千金の2点タイムリー。
タカヤが故意四球。
最後はヒカリが三振。
断片的に覚えていますが、どうやって追いついたかが思い出せない。
おそらくタカヤのセンター返しが同点タイムリーだったと思います。
追いついたあとで、いい場面で4番マナト。三振か内野ゴロで、二死2、3塁。
この場面で、こういうここ一番の場面で回ってくる最近下降気味のヤマト。
長打は期待できないながらも、なんとか繋ぐバッティングに徹してほしいと思っていましたが、振り遅れたのが幸いして1、2塁間を破る2点タイムリー。よくぞ、打った。
ここで勝利を確信しましたが、そう甘くはなかった。
次の回に、先頭打者を四球で歩かせてまさかのホームラン。
すぐに追いつかれます。なおも制球が定まらず、ランナーを背負う苦しい展開。
しかし、今日のダイトは崩れなかった。
ボールが先行しても、粘り強く打者を打ち取って後続を断つ。
だんだん思い出してきました。
最終回は、先頭のフミヤがでる。ここでピッチャー強襲ですね。
ユウヘイ、ヒカル倒れて、タヤカに故意四球。
ヒカリとの勝負を選んできました。
ここは、思う存分うって欲しかった・・・相手の気力が勝りました。三振。
そして、抽選で負けてしまった。
こういった展開だったと思います。
追いつき、逆転し、そしてまた追いつかれる。まさに一喜一憂。
最後は、勝ちきってほしかったなぁ。
それでも、随所に次に繋がるプレーはありました。
また、今日から練習がんばりましょう。
昨年何度も激闘を繰り広げた信夫第一さんのお誘いで、大会に参加させていただきました。
お互いに全力を出し切って戦ったという財産は何にも変えがたいです。
お誘い本当にありがとうございました。
今年の信夫さんの大型捕手。本当に大きかった。
イーグルスは1回戦で負けてしまったので、その後の活躍を見ることはありませんでした。
こういう財産を元に、イーグルスも大会をやりたいなぁなんて勝手に思ってしまいます。

さて、その負けた1回戦。棚倉町と左腕に刺繍がある、高野スポ少さんとの対戦です。
高野さんは、エースで4番でキャプテンが攻守ともにイーグルの前に立ちはだかります。
後攻をとった初回の守り。
崩れるのは、いつもここからなので細心の注意を払うように指示します。
立ち上がりに致命傷を食らわないように・・・お願い・・・
その祈りもむなしく、振り逃げ2回で1点を献上。
いつものようにノーヒットで、味方のミスにより簡単に点をあげてしまいます。
あとで考えてみれば、そのグランドは野球場のレフトのフィールド。
もともど黒土でやわらかい下地に、昨晩からの雨でボールが弾みにくい状況が出来上がっていました。
保護者会長からも指摘を受けましたが、キャッチャーのヒカリの位置も後ろ過ぎた。
そこに低目をとってくれる主審。
追い込んでからのいいコースの低め。空振りしてくれるのはいいんですが、ベースのすぐ後ろでバウンドし、キャッチャーの取りづらいボールに。
後から気づくんじゃ遅いんですよ。
私の状況判断の目が鈍っていました。
それにしても、パスボールのあとのファースト送球がきちんといっていれば0で抑えられた場面。
慎重に行き過ぎて、一塁送球の際に腕が振れていなかった分、右にそれてしまいました。
そこにきてファーストやまともランナーとの交錯を恐れるあまり、右にそれてくる送球に、ベースから離れない。
結果、捕球ができず、ランナーが進んでしまう。
とってさえいれば、セーフになっても進塁は許しませんでした。
二人のミスが重なって、いきなりのピンチを背負います。
なんとかしのいでくれという願いもむなしく、パスボールで簡単に1点を献上です。
悪い流れです。
しかし、エース、ダイトと守備陣が踏ん張り、その後の追加点を許しません。
ここはよかったところ。

さて、攻撃ですが堂々とした体躯の相手エース。
ややあれ気味ですが、アウトコース中心の伸びのあるストレートを投げ込みます。
スピードはダイトと同じくらい。
エンジンがかかったら手がつけられないタイプ。
初回の先制点が悔やまれます。とって、2点か?
打てる選手はこちらも限られてくるでしょう。
初回は抑えられますが、1番に入ったタカヤがアウトになりはしましたが、芯をとらえている。
ランナーを溜めて、回せばチャンスありだという光明が見えてきました。

その後は両エースが踏ん張り0更新。
こうなると簡単にくれたあの1点が大きくのしかかります。

さてどうやって攻略するか?

続きは後日。
朝方、はっきりと寒くなってきました。風呂上りにパンツ一丁は危険な季節になってきました。
もっとも、私は寒がりなのですでにはんてんを着ています。
家族から白い目でめられても、この着慣れた感触がいいんです。
昨日もいいましたが、つくづくコンディショニングは大事です。
体調が悪く、思い切りできないとかは勘弁してほしいです。

さて、スポ少を10何年やってきましたが、長峰監督と組んでからも7年。
ついに、私より下のしたっぱができましたよ。
そんな言い方はないですね。
どちらも私の教え子です。
イーグルスの前身、永井野旭スポ少時代の先輩後輩の間柄です。
小島コーチと齋藤コーチの2人を得て、指導体制の強化を図ります。
4人体制、なんて充実しているんでしょう。
やはり育成に重きを置くに当たって、いままでの2人ではちとつらいなぁとつねづね思っていました。
はいったばかりの下級生とバリバリレギュラーの上学年では、メニューも指導法もぜんぜん違います。
安全面に配慮しなくてはいけませんし、モチベーションも保たなければならない。
ここを分業制にできれば、どんなにいいだろうかと前々から思っていました。
やはり、複数コーチがいるのといないのとでは成長速度に大きく影響してくると思います。
子どもたちもいろんな人間性に触れるという意味でも選択肢が増えるということはいいと思います。
小島コーチひとりには任せられないけど、齋藤コーチとならば任せられる。
こどもの頃からの野球に対する姿勢や考え方、人間性、申し分ありません。
こういう子が育ってくれることを願っていたんです。
他にも、「こいつが戻ってきてくれて指導者をやってくれたらいいだろうなぁ。」と思った奴はいましたが、だいたいが会津に就職するとは限らない。
その意味で、この二人はまさにうってつけです。しかも若い。
私も就職してすぐに指導者になりましたが、まず誰に何を聞いていいかもわからない手探り状態からのスタートでした。
しかし、この二人には、長峰監督と私がいます。
ある程度の筋道をつけることができる。その意味では効率的です。
だいたいを学んでから、独自性を出していけばいいと思います。
教え子のふたりと一緒に今のこどもたちを指導できる。これは私の一つの夢でした。
それが実現していることに、自分がやってきたことは間違っていなかったと思わせてくれます。
次の世代が育ってきてくれている。
人はなんかのバトンをもって生きていると思うんです。
そのバトンを渡せる相手がいるってことは心強い。
これからも4人体制でバシバシいくんで、そこんとこよろしく!
秋ですねぇ。
いったことはないですが、秋風といえば五丈原でしょう。
三国志、諸葛孔明の最後の地ですね。
なんとなく寂寥感を感じてしまう。
6年生もおわりが見えてきた・・・

10月から練習が室内に切り替わりました。
グランドとは違う感覚ですが、体力づくりを中心に進めていきます。
となると、基本は走ること。
はっきりいって面白くはないでしょう。
それをどうやってモチベーションをあげていくか?
腕の見せ所です。

かくして宇津木杯、2回戦でイーグルスは敗れました。
いいところと悪いところがありましたが、次のつながる材料もあった。
6年生の大会は、今週の信夫さんの大会と釜子さんの大会、それと選抜チームの3大会のみ。
なかなかいい結果がついてきてくれませんが、やりきって終焉を迎えて欲しいと思います。
今シーズン、なかなか会心の試合ができていない。
ベストゲームと呼べるぎりぎりの試合がぱっと思い出せません。
いつも自ら崩れて崩壊していくさまを、見させられる展開。
でるのは、ため息のみ。
相手も本気でしょうから、なかなか上手くいかないのはわかっていますが、つまらないミスで崩れるのではなく、がっぷり四つに組んだ試合が見たいですなぁ。

この秋口の怪我はシーズンの終わりを意味するので充分に注意が必要です。
それとコンデシショニング。
ベストの体調で試合にのぞめるようにしないと。
季節の変わり目はなかなかこれが難しいんですよね。

さて、今日も練習です。
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