この日は入団式でした。
大きく変わったことがひとつ。これまでイーグルスを引っ張り、子供たちを導いてきた監督が第一線から退き、代表兼コーチに就任しました。
そうなるとエスカレーター式にひとつ繰り上がることに。
なんとも変な感じですが、私が監督をやることになりました。
永井野旭と藤川が合併して早8年。監督とふたりで歩んできました。
全国の扉を開いたのも監督あってからこそでした。
その監督から、突然の告白。
なんていっていいかわからなかったです。
のっぴきならない事情なんです。
誰もが通る道、かくいう私もいつかそういう日がくるんでしょうね。
またそうでないといけない。私も来るべき時がきたら、信頼する後進に託したいと思います。
そういう後進もいてくれる心強さ。
おりしも今日はH28新生イーグルスの入団式でした。
ソフトボールが結ぶ人の縁。いいじゃないですか。こういうところを大事にしていきたいし、スポ少を通してそういう人になってほしいと思います。
私が尊敬するひとりの指導者がいます。ソフトとバレーで道は違うんですけど。
私が指導者の道に入ったのはその方の影響も大きい。
その人は、大きいことは言いません。勝ち負けなんて二の次。
一生懸命にやって、楽しけりゃそれでいいんじゃない。
それがわかれば子供たちは勝手にうまくなっていくよ。
至極シンプルだけどものすごく奥が深い。子供の可能性を信じ切っているからこそ出る言葉です。
またこうして監督になった以上はその道の高みを目指したいと思います。
ただ、ひとつ言えることは今までやってきたことが目に見える結果になってきてくれていること。
そのひとつが昨年から正式加入のふたりのコーチたちです。大きなことが言えませんが、私がそうであったように、あのふたりにもなにがしかの影響を与えることができている。
これは大きい。自分のやってきたことが間違いではなかったと思わせてくれます。
思い切り私の背中を押してくれています。
そしてそれがまた次世代の子供たちのためにもなっている。
野球の人を育てていく力、人を繋げていく力を感じずにはいられません。
この前、あるOBに言われました。
「俺もいつか指導者になって戻ってきたい。」
ものすごく感動しました。その子は、キャッチボールする下級生を不思議と上手にさせてしまう才能の持ち主で、なにげに「お前とキャッチボールするやつはみんな上手くなるなぁ。指導者向き、教育者向きだぞ!」といったことを真に受けたようでした。
不思議とではなく、その子は下級生の捕りやすいところ、捕りやすい速さのボールを投げて、なおかつ声でも相手を鼓舞する。相手をその気にさせるのが上手い。そうやっていくうちに自然と上手くなっていってしまうんですね。
そこに気づいて一声かける。こういうことがその子の道を開いていく。結構重要な役目なんですね。二人のコーチが入ってきてなおさら実感がわきます。
そうやって前監督と歩んできた道。その道はまだまだ続くでしょうがここでひとつの区切り。
お疲れ様でした。
そして今後ともコーチとしてご支援をお願いします。
今週末も忙しかった。
4/9土曜は練習、4/10は午前中練習試合、午後入団式。
これで今年やっていくぞというひとつの区切りがつきました。
あとは前のめりでいくのみ。
その意味で、この練習試合をやる意義はありました。
グランドを3面もつくっていただいた柳津スポ少さんをはじめ一同に会したスポ少のみなさんありがとうございました。
さて、初戦は只見さん。動きのいいショート、体の大きなファースト、人数は少ないながらバランスのとれたチームだと見ました。打撃にしろ、構えがいい。スイングも振れている。
特に先頭から中軸は振り切ってくるので注意が必要です。
この練習試合の最大のプレーは初回の最初の遊撃手マナヤの好プレーでした。
あの難しい早く勢いのいいショートバウンド。
これをさばいたのは大きかった。あそこで先頭バッターを出したとしたら、すべての歯車が狂ったでしょう。いっきに崩れていたのは間違いありません。
年度初めでいきなり大敗は、思い切り出鼻をくじかれることを意味します。
アウトはたったひとつですが、とんでもなく大きく意味のあるプレーだったと思います。
4番の大飛球をとったコウセイもよかった。あそこでツーアウトであの飛球だった。
それをきっちりとって相手の勢いをそいでおいたのがよかった。
こちらの得点も相手のミスがらみですが、その虎の子の1点を守りきった。
この一戦に今年の進むべき道のイメージができました。
我慢して削られながら進みきる。
この我慢ができるかどうかに、今後の進退が決まってくるでしょう。
ピッチャー3枚もなんとかなる見通しがついた。
打撃陣も少しずつ振れている子が出てきた。
角度は小さいですが、右肩あがりな感じがでてきた。
あとはブースターをつけて、爆裂的に進めるかどうか?
全員が覚醒しないと倒せないチームも確認できました。
さぁ、いけるところまでいってやろうじゃないの!
まだ渡しきれていない人がいますが、これで全員にユニフォームがいきわたります。
なんとなく野球少年、ソフトボール少年になったような気がします。
はじめてもらったユニフォームのことを思い出します。
小学校4年の秋の新人戦、旭スポーツ少年団。
センドをまかされました。4番。
かっこいいとはいえなかったですが、あの集団の一員になれたような気がしてなんかほこらしかった。
戦闘力で言えば500はアップしたような気がします。
中身はかわらないんですけどね。
おんなじような気持ちを今あの子たちは味わっている。
自分が試合にでれることに不安よりもわくわく感が勝っている状態。
その後恐怖に変わるんですけどね。
まさに未来しか見えず、右肩あがりの自分しか想像できない状態。
いいなぁ、いい。
モチベーションはMAXでしょう。
そのMAXを私たちは大事にしていきたいです。
新しい舞台にしり込みせず、挑戦していく勇気。
失敗したっていいんです。前に前に進む。
彼らは彼らなりに、6年生たちをまねして円陣くんだりして、自分たちのやり方を模索しています。それが、なんとか形になろうとして素人くさくて、わらっちゃいます。
彼らのティーボールの試合は技術うんぬんよりも楽しそう。
まずはこれだけでいいじゃないですか。
それを大きな気持ちで送り出すスポ少でありたい。
がんばれ!ちび野球少年たち!
いろんな立場環境の変化がある季節です。
イーグルスのOBも東京の大学にいって、キャンパスに一人で乗り込んでいくのに「ビビる」といっています。
変化に対応することで成長は生まれます。
変化を許容できないと生物の世界では生き残れません。
ひとつのことを継続することも大事ですが、変化していくことも大事です。
その意味でイーグルスも変わらないといけない。
9人いる5年生も6年生になります。
最上学年の自覚をもたないといけない。
下に範をたれる。模範となる。目標とされる人。
全てにおいて完璧となれとはいいません。ただ下のものから見られているという意識を持つことは大事です。
バントだったらヒカル君、
バッティングだったらタカヤ君、
つっこみだったらユウヘイ君、
デッドボールだったらヤマト君、
華麗な守備だったらマナヤ君、
練習のバッティングだったらユウト君、
声と行動でみんなを鼓舞するコウセイ君、
左右にスイッチできるフミヤ君、
エースで俊足のマナト君
というように自分の得意分野でがんばればいいと思います。
それぞれいいところを持っている。そこは自信をもっていいところ。
美里イーグルスをひとつの料理だと見立てるとどんな料理になるでしょう。
この人たちが材料。
そうなるとシュフは我々指導者と保護者でしょうか?
カレー?、すき焼き?、麻婆豆腐?
秋口には泣くほどうまい絶品の料理にして見せます!
「こいつの球捕りづらいなぁ。」と
キャッチボールしてて思うこと。
その筆頭は、左の航大でしたが、いまのチームにも捕りづらい選手がいます。
捕りづらいもいろいろあって、雑で捕りづらいの一番がユウヘイ。
体の動きで投げる方向はある程度予測できるんですが、まったく違うところにくる。
また下手にパワーがあるのでそこそこのスピードでくる。
しかも至近距離であってもおかまいなし。
昨日なんか3メートルくらいから思い切りわき腹にあたりましたよ。
「クイズ、やさしいね!」とか言ってるのに全然やさしくありません。
ゴムボールだったからいいようなものの、あれが2号ボールだったら・・・
本人はいたって本気でやってるんですが、そのあたりの配慮に欠けます。
「雑さ」は短所の部類にあつかわれることが多いですが、長所になる時もあります。
雑さは全てを粉砕する場合があります。
緻密な計算に基づく相手の作戦をぶっつぶす時がある。
その意味ではチームの「勢い」担当になると思いますが、裏目にでることも多い。
前の突っ込みは得意なんですが、左右の振り、後ろががら空きになっている。
こういう似たような奴は他にもいます。
ユウト、ヨウスケ、タケル、ハルヤ・・・フミヤもかな・・・
吉とでるか凶とでるかわからない大ばくち軍団。
下手をすると味方の足をひっぱりますが、いい方向にでるとチームを勢いづかせる。
諸刃の剣。使いどころが難しいんですよね。
こうなって欲しいときに計算しづらいし。計算できないから、すごいことも出来るんですけど。
こいつらのいいところは自分を雑だとわかっていても、あえてその道を進むところ。
そこは潔い。
ただ世間の評価は分かれるところでしょうから、人として最低限なところは守る必要があります。
そこが守れないと傍若無人な本当のアホになってしまいます。
我々の共通言語は野球。これを通してそのあたりもわかっていってほしい。
愛すべき猪突軍団。
今シーズン活躍してくれることを祈ります。
プロ野球が開幕しました。
ここちいい春の風の中で熱い戦いが始まります。
さて、4月の大会の案内がちらほら届いているようです。
一番近いのは4/17の三春遠征、23にはタクシー杯、それと中通からもお誘いがあるようなので、もしかしたら分けていく可能性があります。
なんといっても5月の一周には全国大会の第一歩となる会津予選があります。
あと一ヶ月である程度計算できるようにしておきたい。
そうはいっても、いままでも計算できたためしはないんですけどね。
計算できないなかで、なんとか形になっていくさまがいいんですが、ある程度の骨組みはほしい。
秋の新人を考えながら、そいつらも育てながら、実戦でつかっていきながら現有戦力のUPも測る。これは難しい。
そうなると6年生の誰かを下げなくてはいけない。
このまわし方が難しくなってくると思います。
いまの戦力も心配ですが、その後も心配です。チームになるのかが心配。
まぁそのあたりのことは監督が考えてくださっているでしょうからそこはお任せします。
さて、4月もがんばるぞ!
あったかい。
美里連盟のチームの中にも既に大会に参加しているといううわさが・・・
もう実戦モード突入か?
我がイーグルスも大会でどこまでいけるか試してみたいところ。
ただ、今の状況では実力で上にいくことはできないと思います。
不安定なピッチャー、守備、打撃。
部分的には信頼にたるポジション、打順はありますがそうではない部分が多い。
大事な場面でそこにおはちが回ってきたときに、役割をこなせるかどうか?
そんな場面を練習試合で経験させていくほかないでしょう。
私は思うんです。
いきない想定していない状況になるのと、ある程度想定していてヤバイ状況になるのとでは対応に差がでると。
天才は対応できる人。
凡人は深慮遠謀、考えに考え貫いて、すばやく決断し対応しなくては天才には勝てない。
その事前に考える部分においては、天才も凡人もないと思っています。
この前の試合でも、初めてのポジションについたとき。
みんな借りてきた猫のように自信なさそうに立っています。
文字通り、立って、いるだけの状態。
なにも考えられない状態。
ここから抜け出さないといけない。
自分のところに、ゴロがきたら、フライがきたら、ライナーがきたらどうする。
ランナーはどこにいる。アウトカウントは?点差は、風は?太陽は?
状況を分析して、自分がどううごくかをシミュレートして置く。
これっておもすごく大事です。
どんな場面でも役に立ちます。
ある程度は慣れなんでしょうが、人に言われるだけでは成長しません。
それと経験だけでは体得するのに時間が掛かりすぎる。
1回失敗してから学ぶのでは遅すぎる。
だから、自分のポジションだけではなく、他の仲間のポジション、敵のポジションなどあらゆる場面で
「自分だったらどう動くか?そしてそう動く理由はなぜか?」
これを考えてほしいと思います。
このフレーズ、どっかで聞いたことありませんか?
場面を自分に置き換える。
この手法は読書感想文を書くときにも使えます。
本の中の話はどうあれ、自分に置き換えることで、ぜんぜん違う話にすることもできます。
ピッチャー四球炎上、守備エラーで崩壊、打撃ブンブン丸、3回コールド負け。
こんなような悪い結末も変えることができる。
他のチームが戦っている時、「あそこだったら自分はこうする。」と考える。
いざそうなったときに対応する余裕が生まれるでしょう。
スポ少のストーリーもそうあってほしいものです。
火曜の練習のヒトコマ
この前の練習試合で、とんでもなくバットを振れていなかったわがチームの打撃陣。
なんでこんなにふりきれないんだろうと考えていた矢先にその事件は起こりました。
バッティング練習。
5年生が積極的に動いていればこんなことにはならなかった。
怒られるだけの前兆はあった。
たるんだ空気。
この前の練習試合のミスや失敗はもう過去のことになっている。
やけにヘラヘラしてるなぁという空気。
だんだんむかついてきました。
そこに来て、練習の機会があるにも係らず、積極的に動かないアホな5年連中。
バッティングの順番が空いているにも係らず、誰も打とうとしない。
ここで切れました。
指示待ちの人間が、積極果敢に動く人間に勝てるわけがない。
右往左往してどう動いていいかわからない。
簡単です。
「俺が打つから、お前投げて!」
こういえばいい。
空いてるから打てといっても誰もバッティング練習をしようとしない。
こんなチームが全国にいくだなんて、ちゃんちゃらおかしいです。
会津大会もいけないでしょう。このままでは。
大事な時にミスがでて意気消沈。ない実力もだせないまま沈む。
見えてますね。
みんながバラバラな方向を向いている。なんかちぐはぐな感じ。
新しいユニフォームが泣いています。
じっくり話し合う必要があるのかもしれません。
この前の日曜日に今シーズン初めての練習試合を行いました。
対戦相手は、新鶴さんと柳津さん。
新鶴小学校におじゃましての対戦となりました。
勝敗は別にして、どの程度の仕上がりかを確認することが目的でしたが、あまりにもひどかった。
まず、バットが全然振れていません。ものすごく思い切りが悪い。
新鶴さんと柳津さんは振り切ってくる。
ストライクゾーンのぎりぎりの見極めができていません。
おいこまれて迷うような球がくると、中途半端な手だけのスイング、ハーフスイング、見逃しのオンパレード。
自分のスイング、ストライクゾーンに自信がない証拠です。
これでは戦えない。
それと状況をわかっていない行動が多々みられた。
野球は状況判断のスポーツです。
めまぐるしく変わるケースバイケースにどれだけ対応できるか?
あらゆるパターンを想定して、次にどう動くかを考えておかないと機先は制せない。
あまりにいきあたりばったりな対応が多かった。
その中でカバーのことについて試合前に確認しました。
カバーはあんまり近くにいっても意味をなさないから4メートル以上離れろよと!
さぁ、実際にそういう場面が回ってきました。
ファーストランナーが走る。セカンド入る。キャッチャー送球。送球それる。
カバーがいる・・・近すぎる・・・後逸・・・ランナー生還。
あーこの一連の流れ。最悪です。
この試合は1点差で負けました。
たらればの世界の話ですが、ここでも1点をくいとめることができた。
あの時、「なにしてんだー、カバーっていったべこの野郎!」と汚い言葉を発してしまいましたが、ものすごくがっかりしたり、ものすごくあたまに来ました。
ただ、怒りに任せて汚い言葉をはいたことは配慮に欠けていたと反省します。
カバーには上手いも下手もありません。
ただ一点。心遣い。
ボールが逸れないかもしれない。だけど、逸れたときの1%の可能性のために全力を尽くす。
ここにカバーの美点があると私は思います。
そこをないがしろにして、へらへらしてるやつにものすごい怒りを覚えた。
よっぽど感情をあらわにしたので、次から後ろ目にカバーにはいるようになったのはいいことでしょう。
練習試合でこういう細かいミスがでてよかった。
これが本番だったら目も当てられません。
私は、いつもカチコチに緊張していろとはいいません。
「張り詰めた弓はいつかゆるむ」
これが楽しいとは思えません。
普段はちゃらんぽらんでもやるときは全力を尽くす。このぐらいのスタンスでいいと思います。
そのやると決めたときぐらいは全身全霊を傾けて欲しい。
それが出来たときチーム全体で本当の勝利を掴み取ることができると思います。
まずは今日の練習試合は第一歩。わるいところを全部出す。
ビシビシ行きたいと思います。
太陽が助けてくれて、日差しがあって、風もなかったので気持ちよくできました。結果オーライ。
それにしてもいつもよりずいぶん早い始動です。
2年生はインフルで学級閉鎖だったので、全員欠席ながら、なんとか試合形式ができる人数が練習に参加しています。
1年生が頼もしいです。あ、来年新2年生です。
わけがわかんないながら、なんとかついて行っている感じ。
こうやった覚えていくんですよね。
マナヤあたりにやさしく教わったやつは、下にもそうするでしょうが、
ユウヘイやユウトあたりに、威圧して理不尽に教わったやつは下にもそうするんでしょうね。
そうなると野球の楽しさがわかる前に嫌いになるので、あとでしっかり締めておきたいと思います。
さて、約1時間の試合形式。
主な目的はピッチャーの仕上がりの程度を見極めるためです。
マナヤは負傷中なので、マナトとユウト。
どちらに制球に難がまだありますが、なんとか試合は作れるレベル。
自責点でいえば、マナトが3ー5点、ユウトが5-7点レベルでしょうか。
マナトは昨シーズン、秋口比べてみてもフォームにダイナミックさが加わり、威力のあるストレートを投げ込みます。躍動感のあるフォームになりましたが、全力投球型なんで夏場にスタミナが持つのかが気になります。
スキを与えるつもりはないとしても、全力で投げるべき打者と8割あたりに抑えて緩急やコースなどで抑えるテクニックも必要になってきます。
MAXでなくて、8割で伸びのある威力のある球、指にかかった球を投げ込めること。
これが今後のマナトの課題になってくると思います。
もうひとり投げたピッチャー、ユウト。マウンドのたたずまいは既にエース級ですが、いかんせん余裕がない。投げ急ぐ。大飛球のファールの後など周りの守備位置などを確認する余裕がほしいです。ピンチの時に今以上にアップアップになってしまう。
負けん気が強いところはピッチャー向きだと思いますが、ここに節度のある言動と行動が伴えばみんなからも一目をおかれると思います。
この秋口には名実ともにチームを引っ張る存在。
意識を変えていくことをのぞみます。
打撃で気になったのは、振込が足りてないやつがたくさんいること。
あきらかに差し込まれています。
「捉えた!」と思っても、体が、スイングがついていってないので5-10センチくらいポイントが後ろにずれる。これを差し込まれるといいます。
春先に対して球威もない球がパンパン右方向にフライになるのはあまりよくない傾向です。
5月の大会を目標にするならば1日最低100スイングは必要でしょう。
ただこの中でも「んっ!いいなぁ。」と思ったのは
フクダやレツ。
フクダは長打力はありませんが非常にコンパクトなスイングをします。
速球に対して有効なスイング。あとは試合経験をつませて、おどおどしないように慣れさせることが必要です。
こうなると外野の勢力図が変わる可能性もあります。
そして、昨シーズンの秋に加入の新5年生のレツ。運動神経の塊のようなバネがあるやつです。
そしてキャッチボールの相手としてユウヘイに選ばれている。
あいつの球はとりずらいです。投げ方が雑。自分本位。その球をよく捕っている。
レツにとって、やさしい相手ではありませんが、それが功を奏している。
捕りづらい球で練習することで、メキメキ上手くなっています。
そして、グランドを打たせてみましたが、ボールに対してのアジャスト能力が高い。
野球は総合力が求められるスポーツです。
足が速いのは有利ですが、それだけでもだめ。逆に遅くてもヒットを打てれば主力打者になれる。誰しもが自分の長所を発揮できれば、生き残っていけるチャンスがあります。
その意味で、いきなり打たせたにしては良く打てている。
ボールをバットで、ヒットゾーンで捉えるために必要なのは、動体視力と思ったとおりの起動にバットを振る体全体の動きです。
これが難しい。初めての場合、視ることは出来ますが、思ったところに振ることが難しい。
レツはそれがある程度できていました。
5年生なので、バットの重さに負けない筋力も備わっていることも幸いしています。
足も速いので、実戦でルールやテクを備えていけばこの秋の新人戦には、ここに主砲のリョウを加えて5年3人衆が活躍する時代もくるかもしれません。
いずれにしろ、この春の立ち上がりが大事です。
今週末も外で練習をやりたいところ。時間を早めて眺めの練習時間をとることを監督に提案したいと思います。