時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
白獅子会津の組み合わせ決まりました!
イーグルスは、第一試合で磐梯スポ少さんと激突します。
ここ最近は対戦がありません。
ノーデータで戦いますが、全力で戦うのみです。
白獅子会津大会。
蜃気楼が浮かぶ真夏のグランド。
砂埃まうマウンド。
したたり落ちる汗。
うるさいくらいの蝉の声。
心臓が飛び出るくらいのピンチ。
これぞ、ソフトボール。
どのチームもこの夏場に照準を合わせてきます。
野望渦巻く柳津。
どんなドラマが待ち受けているのでしょうか?
白獅子といえば、思い出すのが3年前の新鶴吹上グランド。
降りしきる雨。
4回を終わって、0-6のビハインド。
後一点でコールド負けのピンチ。
グランドは最悪のビチャビチャ。
そこからイーグルスは信じられないくらいのキセキの大逆転。
あの試合は忘れられません。
あの試合があったからこそ、どんな逆境でも全力を尽くす。
あの時も勝ち負けよりも、全力を尽くすことだけを考えていました。
それは、今も同じ。
突き詰めて行けば、勝ち負けなんてどうでもいい。
まずは、最大限に準備をする。
その時に挑戦したか、しないか?
そこでしょう。
私は本気でそう思ってます。
結果は後からついていくる。
勝ったら勝ったで、負けたら負けたでいい。
どちらにしてもソフトボールをやってすがすがしい気持ちになれば、それでいいんじゃないですかね。
みんなの思いが、ぶつかり合う白獅子会津大会。
舞台は整いました。
イーグルスは、第一試合で磐梯スポ少さんと激突します。
ここ最近は対戦がありません。
ノーデータで戦いますが、全力で戦うのみです。
白獅子会津大会。
蜃気楼が浮かぶ真夏のグランド。
砂埃まうマウンド。
したたり落ちる汗。
うるさいくらいの蝉の声。
心臓が飛び出るくらいのピンチ。
これぞ、ソフトボール。
どのチームもこの夏場に照準を合わせてきます。
野望渦巻く柳津。
どんなドラマが待ち受けているのでしょうか?
白獅子といえば、思い出すのが3年前の新鶴吹上グランド。
降りしきる雨。
4回を終わって、0-6のビハインド。
後一点でコールド負けのピンチ。
グランドは最悪のビチャビチャ。
そこからイーグルスは信じられないくらいのキセキの大逆転。
あの試合は忘れられません。
あの試合があったからこそ、どんな逆境でも全力を尽くす。
あの時も勝ち負けよりも、全力を尽くすことだけを考えていました。
それは、今も同じ。
突き詰めて行けば、勝ち負けなんてどうでもいい。
まずは、最大限に準備をする。
その時に挑戦したか、しないか?
そこでしょう。
私は本気でそう思ってます。
結果は後からついていくる。
勝ったら勝ったで、負けたら負けたでいい。
どちらにしてもソフトボールをやってすがすがしい気持ちになれば、それでいいんじゃないですかね。
みんなの思いが、ぶつかり合う白獅子会津大会。
舞台は整いました。
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当たりました!
オリンピックのチケットが。
サッカー、バレー、ソフトボール、野球、たくさん申し込んだんですが、当たったのは「野球」のみ。あづま球場のオープニング試合です。
今から楽しみです。
さて、当たったと言えば、イーグルスも。
中畑清杯当たりました。
第1試合で、中島村会場でなめつさんと当たります。
ただ、この日は白獅子県大会とぶつかっています。
会津予選もまだ終わっていませんから、気が早いといわれればそうなんですが、そっちもがんばらないと。
ひめさゆり大会が雨で流れたので、今シーズンの大会がまたひとつ減りました。
喫緊の大会が、その白獅子会津予選、イーグルスの対戦相手は、今日の抽選会で決まります。抽選といっても第二シードなのでくじは引きません。
どこのチームがきても全力で戦うのみです。
県大会の勢いそのままにいけるかどうか?
実戦から遠ざかっています。
練習試合を組んで、上り調子にしていかないと。
さて、今晩運命の抽選です!
オリンピックのチケットが。
サッカー、バレー、ソフトボール、野球、たくさん申し込んだんですが、当たったのは「野球」のみ。あづま球場のオープニング試合です。
今から楽しみです。
さて、当たったと言えば、イーグルスも。
中畑清杯当たりました。
第1試合で、中島村会場でなめつさんと当たります。
ただ、この日は白獅子県大会とぶつかっています。
会津予選もまだ終わっていませんから、気が早いといわれればそうなんですが、そっちもがんばらないと。
ひめさゆり大会が雨で流れたので、今シーズンの大会がまたひとつ減りました。
喫緊の大会が、その白獅子会津予選、イーグルスの対戦相手は、今日の抽選会で決まります。抽選といっても第二シードなのでくじは引きません。
どこのチームがきても全力で戦うのみです。
県大会の勢いそのままにいけるかどうか?
実戦から遠ざかっています。
練習試合を組んで、上り調子にしていかないと。
さて、今晩運命の抽選です!
悪送球したミソラ。
あーあ、またかあ、とボール取りに行く私を全力で追い越して取りに行くミソラ。
おぉ!今日はどうした?
機嫌がいいのか?
昨日の練習での一コマです。
こうなったのはいきさつがあります。
いつも、悪送球をすると
「アホ!捕ってこい!」とがっとばしていました。
そうなると、
「そんなの監督がとんねえのが悪い!取りになんていなかい!」
こんなやりとりがいつもでした。
昨日の練習では、またこんなやりとりが続くんだろうなぁと思っていました。
それは、低学年むけの優しいノックをやる前の遊びの最中でした。
遊びでそれたボールをミソラが取りに行く。
私にボールを返す。
コントロールされたいいボールが返ってきました。なんだいい球なげんじゃねぇか。
思わず、「ナイスボール!」と、うなってしまった。
いいボールを投げ込んだミソラは、してやったり、気持ちよさそうでした。
何かが変わった瞬間でした。
このナイスボール!が、ミソラのやる気スイッチを押しました。
いや、押したと思います。
自分が投げた悪送球ばかりでなく、チームメイトが投げた悪送球まで全力で取りに行く。
おかげで、練習の効率が良くなりました。
なにより、なんだこのヤローと、ブーたれることがなくなり、お互いに気持ち良く練習ができる。
お互いにそっぽ向くよりも、協力し合ったほうが、断然早く上手くなる。
全力で悪送球を追いかけるミソラが、それを教えてくれました。私に気づかせてくれた。
はっと思いました。
テレビや映画でいう、360°の回りから全景が映し出されるあの景色。
「我、天啓を得たり」ってやつです。
スポ少をやっていると、時折くるこの感覚。
今回も来ました。
誉めた方がいい。
誉めるというか、相手を認める。
お互いに認め合うということ。
これが今回は、できた。
私たちの間にあったわだかまりが解けた。
「ちゃとなげろよな!」という怒り。
「ちゃととれよな!」という怒り。
怒りに怒りでは、何も解決しない。
ここでも思い出しました。
スポ少は「北風と太陽」だと、常々思ってやってきました。
世の中を変えていくのは、厳しい北風ではなく、おおらかで懐の深い温かい太陽。
太陽であろうとしているのに、北風になっていました。
それをミソラが教えてくれました。
昨日の練習は、実に気持ち良くできた。
それは私だけではないでしょう。
入ったばかりの三年生以下の子ども達。
まだまだ簡単な練習ばかりです。
ワンバンドキャッチボール、とったらワンポイントで、先に3ポイントとった人が勝ち。
練習に競争性を持たせてメリハリをつける。
同じことの繰り返しが、少しでも楽しくなるならばそれでいい。
太陽のような温かいまなざし、…といおうと思いましたが、それだけじゃあ面白くねえ。
北風の厳しさも必要でしょう!
世の中は厳しく、不条理な場面もあります。
勝負の世界の厳しさ、そこにチーム一丸となって立ち向かうことの苦しさと、楽しさ。
目の前にある高い壁を乗り越えたからこその、その先にあるごほうび。
ソフトボール、野球は、楽しいばかりではない。
厳しさ、苦しさ、負けそうなやばさ。
その逆境を乗り越えてこその、晴れ間。
その晴れ間に、新しく入った子ども達も笑顔でいてほしい。
昨日の練習は、大事なことを子ども達にあらためて教わった一日でした。
あーあ、またかあ、とボール取りに行く私を全力で追い越して取りに行くミソラ。
おぉ!今日はどうした?
機嫌がいいのか?
昨日の練習での一コマです。
こうなったのはいきさつがあります。
いつも、悪送球をすると
「アホ!捕ってこい!」とがっとばしていました。
そうなると、
「そんなの監督がとんねえのが悪い!取りになんていなかい!」
こんなやりとりがいつもでした。
昨日の練習では、またこんなやりとりが続くんだろうなぁと思っていました。
それは、低学年むけの優しいノックをやる前の遊びの最中でした。
遊びでそれたボールをミソラが取りに行く。
私にボールを返す。
コントロールされたいいボールが返ってきました。なんだいい球なげんじゃねぇか。
思わず、「ナイスボール!」と、うなってしまった。
いいボールを投げ込んだミソラは、してやったり、気持ちよさそうでした。
何かが変わった瞬間でした。
このナイスボール!が、ミソラのやる気スイッチを押しました。
いや、押したと思います。
自分が投げた悪送球ばかりでなく、チームメイトが投げた悪送球まで全力で取りに行く。
おかげで、練習の効率が良くなりました。
なにより、なんだこのヤローと、ブーたれることがなくなり、お互いに気持ち良く練習ができる。
お互いにそっぽ向くよりも、協力し合ったほうが、断然早く上手くなる。
全力で悪送球を追いかけるミソラが、それを教えてくれました。私に気づかせてくれた。
はっと思いました。
テレビや映画でいう、360°の回りから全景が映し出されるあの景色。
「我、天啓を得たり」ってやつです。
スポ少をやっていると、時折くるこの感覚。
今回も来ました。
誉めた方がいい。
誉めるというか、相手を認める。
お互いに認め合うということ。
これが今回は、できた。
私たちの間にあったわだかまりが解けた。
「ちゃとなげろよな!」という怒り。
「ちゃととれよな!」という怒り。
怒りに怒りでは、何も解決しない。
ここでも思い出しました。
スポ少は「北風と太陽」だと、常々思ってやってきました。
世の中を変えていくのは、厳しい北風ではなく、おおらかで懐の深い温かい太陽。
太陽であろうとしているのに、北風になっていました。
それをミソラが教えてくれました。
昨日の練習は、実に気持ち良くできた。
それは私だけではないでしょう。
入ったばかりの三年生以下の子ども達。
まだまだ簡単な練習ばかりです。
ワンバンドキャッチボール、とったらワンポイントで、先に3ポイントとった人が勝ち。
練習に競争性を持たせてメリハリをつける。
同じことの繰り返しが、少しでも楽しくなるならばそれでいい。
太陽のような温かいまなざし、…といおうと思いましたが、それだけじゃあ面白くねえ。
北風の厳しさも必要でしょう!
世の中は厳しく、不条理な場面もあります。
勝負の世界の厳しさ、そこにチーム一丸となって立ち向かうことの苦しさと、楽しさ。
目の前にある高い壁を乗り越えたからこその、その先にあるごほうび。
ソフトボール、野球は、楽しいばかりではない。
厳しさ、苦しさ、負けそうなやばさ。
その逆境を乗り越えてこその、晴れ間。
その晴れ間に、新しく入った子ども達も笑顔でいてほしい。
昨日の練習は、大事なことを子ども達にあらためて教わった一日でした。
春先に巣を作ったと思ったつがいのツバメ。
そのくちばしの黄色いヒヨッコたちが、いつの間にかいなくなっていました。
巣の下にうん〇をたっぷりの置き土産。
巣立ちの季節です。
イーグルスは新入団員を迎えました。くちばしの黄色いイーグルスジュニアの方々。
ああまた0からの積み重ねの日々です。
とんな選手も最初は0から始まる。
その意味では、責任重大です。
ここで、ソフトボールが好きになるか、嫌いになるかが分かれる。
最初に出会った指導者によるところが大きい。
右も左もわからない、ヒヨッコたちを相手にどう指導するか?
まさに責任重大でしょう。
そして、腕の見せどろでしょう!
理論を語ってもダメ、がっとばしてもダメ。
ケガをしないように、飽きさせないように、試行錯誤しながら少しずつ前に進む。
これしかありません。
いきなりは上手くならない。
そして、やる気スイッチが入った子はいいですが、そうでなくなかなかスイッチが入らない子は、そのスイッチを探しながら、やる気になるように教えていかないといけない。
ここで、ソフトボールの楽しさを「教える」ではなく、「気づいて」もらう。
気づくというか、いつの間にか、楽しくて仕方がないという状況になる。
これが望ましいんですが、なかなか難しい。
教科書どおりにいくことなんてないので、毎日が手探りです。
さらに、平行して上学年のレギュラー組も指導していかなければならない。
はっきりいって、同時にやるのは無理です。
だから、日頃来てくれる保護者、指導者OBの協力が不可欠になってきます。
どうあっても、実力の違う者を同時にはみれない。どのチームもそうでしょうが、少ない指導者でやる場合、そこも悩みどころだと思います。
いまのメンバーの戦力アップも大事だけど、将来のメンバーの育成もしなくちゃいけない。
この秋から試合に出さなくてはいけないかもしれない。
どちらも大事。
となると、やはり分けてやるしかない。
それだけ、指導者がいるかという話になります。
幸いにも、イーグルスは分けてやれるだけの指導者がなんとかいてくれます。
このイーグルスの将来を背負って立つメンバー。
あー、今回も個性が豊かすぎるメンバーみたいです。
まず、言うことをきかない。
集中力がない。
ドヘタソク。
まず最初はこんなもんでしょう。
元気よくスポ少に来てくれるだけでいい。
それでいいじゃないですか!
気分はブレーメンの音楽隊の気分です。
活発な子、おっとりしてる子、いつも踊ってる子、自己主張が強い子、見て見てが強い子。
個性があふれています。
いまはてんで、バラバラでも。
やり方によっては、化ける。
どの子もその可能性はもってます。
それを伸ばしていくのは、指導者もそうですが、既存のメンバー、保護者も一蓮托生です。
保護者もどんどんグランドに入って来て下さい。
密度の濃い育成ができるはずです。
おねがいすることはたくさんあります。
子ども達はチーム全体で育てていく。
今後もそんなイーグルスでいきます!
そのくちばしの黄色いヒヨッコたちが、いつの間にかいなくなっていました。
巣の下にうん〇をたっぷりの置き土産。
巣立ちの季節です。
イーグルスは新入団員を迎えました。くちばしの黄色いイーグルスジュニアの方々。
ああまた0からの積み重ねの日々です。
とんな選手も最初は0から始まる。
その意味では、責任重大です。
ここで、ソフトボールが好きになるか、嫌いになるかが分かれる。
最初に出会った指導者によるところが大きい。
右も左もわからない、ヒヨッコたちを相手にどう指導するか?
まさに責任重大でしょう。
そして、腕の見せどろでしょう!
理論を語ってもダメ、がっとばしてもダメ。
ケガをしないように、飽きさせないように、試行錯誤しながら少しずつ前に進む。
これしかありません。
いきなりは上手くならない。
そして、やる気スイッチが入った子はいいですが、そうでなくなかなかスイッチが入らない子は、そのスイッチを探しながら、やる気になるように教えていかないといけない。
ここで、ソフトボールの楽しさを「教える」ではなく、「気づいて」もらう。
気づくというか、いつの間にか、楽しくて仕方がないという状況になる。
これが望ましいんですが、なかなか難しい。
教科書どおりにいくことなんてないので、毎日が手探りです。
さらに、平行して上学年のレギュラー組も指導していかなければならない。
はっきりいって、同時にやるのは無理です。
だから、日頃来てくれる保護者、指導者OBの協力が不可欠になってきます。
どうあっても、実力の違う者を同時にはみれない。どのチームもそうでしょうが、少ない指導者でやる場合、そこも悩みどころだと思います。
いまのメンバーの戦力アップも大事だけど、将来のメンバーの育成もしなくちゃいけない。
この秋から試合に出さなくてはいけないかもしれない。
どちらも大事。
となると、やはり分けてやるしかない。
それだけ、指導者がいるかという話になります。
幸いにも、イーグルスは分けてやれるだけの指導者がなんとかいてくれます。
このイーグルスの将来を背負って立つメンバー。
あー、今回も個性が豊かすぎるメンバーみたいです。
まず、言うことをきかない。
集中力がない。
ドヘタソク。
まず最初はこんなもんでしょう。
元気よくスポ少に来てくれるだけでいい。
それでいいじゃないですか!
気分はブレーメンの音楽隊の気分です。
活発な子、おっとりしてる子、いつも踊ってる子、自己主張が強い子、見て見てが強い子。
個性があふれています。
いまはてんで、バラバラでも。
やり方によっては、化ける。
どの子もその可能性はもってます。
それを伸ばしていくのは、指導者もそうですが、既存のメンバー、保護者も一蓮托生です。
保護者もどんどんグランドに入って来て下さい。
密度の濃い育成ができるはずです。
おねがいすることはたくさんあります。
子ども達はチーム全体で育てていく。
今後もそんなイーグルスでいきます!
雨の週末でした。
総体の県大会ベスト4も流れ、ひめさゆり大会も流れた。
こればっかりはしょうがない。
ただ、調子に乗ってきた今、試合をやっておきたかったというのがあります。
はぁ~というため息しかでない。
さて、何をやるかな?と考える。
何も予定がない週末なんて久しぶりです。
雨と言いつつ、時折の晴れものぞく。
昨日の段階で、ひめさゆり大会が中止になっていたので思い切り飲めました。
よって二日酔い。朝起きられなかった。
朝ラーメンを食べに行くとか、映画に行くとかの予定はすべておじゃん。
ただ、ダラダラ過ごす。
これはこれでいいなあと思いましたが、何かが足りない。
もし、晴れていたら優勝めざして、ひめさゆり大会の激戦を戦っていたかもしれない。
今のイーグルスのチカラを試してたくてウズウズしている。
暇なら暇で、勝負を求める。
多忙は多忙で、暇を求める。
どっちに転んでも、満足できない。
ただ、この雨がもたらしてくれたたまにの休日。
娘との釣り糸を垂らして、緑に囲まれるのもいいでしょう。
そして、ふと思う。
俺ってスポ少やってなかったら、どうだったんだろう?と。
こうやって、家族と過ごす時間がたくさんあったんだろうかと。
今の自分を形作っているのは、成功も失敗もいろんな経験や積み重ねによるものです。
スポ少もその成分のひとつ。
かなりのウエイトをしめているでしょう。
それなりに歴史がある。
嫁さんからは、「だんだんいいんじゃないの?」と催促。だいぶやったんだから、家族に集中しろという意味だと思います。それもわかる。
わかっていて、いままで甘えてきています。
他のスポ少の監督さんの引き際はどうしてるんでしょうね。
興味があります。
暇があると余計なことを考えてしまう。
水面のウキを見つめながら、今日の総体はどこが勝ったかなあとか、この後のイーグルスの打順を考えてしまう。
釣りをやっていても、考えてしまう。
スポ少というやつの魅力は恐ろしい。
あー、また出てきます。
今年も中畑清杯、オオタキマル杯、どっちも当たってくれないかなあ。
あーでも、白獅子の県大会とぶつかるからなあ。
かってな想像は尽きず、エサはとられっぱなしの釣りとなりました。
総体の県大会ベスト4も流れ、ひめさゆり大会も流れた。
こればっかりはしょうがない。
ただ、調子に乗ってきた今、試合をやっておきたかったというのがあります。
はぁ~というため息しかでない。
さて、何をやるかな?と考える。
何も予定がない週末なんて久しぶりです。
雨と言いつつ、時折の晴れものぞく。
昨日の段階で、ひめさゆり大会が中止になっていたので思い切り飲めました。
よって二日酔い。朝起きられなかった。
朝ラーメンを食べに行くとか、映画に行くとかの予定はすべておじゃん。
ただ、ダラダラ過ごす。
これはこれでいいなあと思いましたが、何かが足りない。
もし、晴れていたら優勝めざして、ひめさゆり大会の激戦を戦っていたかもしれない。
今のイーグルスのチカラを試してたくてウズウズしている。
暇なら暇で、勝負を求める。
多忙は多忙で、暇を求める。
どっちに転んでも、満足できない。
ただ、この雨がもたらしてくれたたまにの休日。
娘との釣り糸を垂らして、緑に囲まれるのもいいでしょう。
そして、ふと思う。
俺ってスポ少やってなかったら、どうだったんだろう?と。
こうやって、家族と過ごす時間がたくさんあったんだろうかと。
今の自分を形作っているのは、成功も失敗もいろんな経験や積み重ねによるものです。
スポ少もその成分のひとつ。
かなりのウエイトをしめているでしょう。
それなりに歴史がある。
嫁さんからは、「だんだんいいんじゃないの?」と催促。だいぶやったんだから、家族に集中しろという意味だと思います。それもわかる。
わかっていて、いままで甘えてきています。
他のスポ少の監督さんの引き際はどうしてるんでしょうね。
興味があります。
暇があると余計なことを考えてしまう。
水面のウキを見つめながら、今日の総体はどこが勝ったかなあとか、この後のイーグルスの打順を考えてしまう。
釣りをやっていても、考えてしまう。
スポ少というやつの魅力は恐ろしい。
あー、また出てきます。
今年も中畑清杯、オオタキマル杯、どっちも当たってくれないかなあ。
あーでも、白獅子の県大会とぶつかるからなあ。
かってな想像は尽きず、エサはとられっぱなしの釣りとなりました。
雨。
今日は福島県のソフトボールスポ少の頂点を決める戦いが須賀川で行われています。
薫橘さん、三神さん、桜さん、中山さんのベスト4。
どのチームが頂点に立ってもおかしくない。
どのチームも鍛え上げられている。
ここまでくると、どうなんでしょうね。
やはり、ミスをせず、先手を打って自分たちのペースにいかにして持ち込むか?
ここにかかってくると思います。
ただ、あの緊張感と高揚感、あの幸せな時間をまだ過ごしているのかと思うとうらやましすぎる。
シーズンも半分くらいはすぎたでしょうか?
イーグルスも大きな手応えを掴みましたが、それを実証する場が欲しい。
明日のひめさゆり杯は、まさにその絶好の機会でしょう。
雨やめてくれないかなあ。
乗りに乗ってるイーグルスに試合をさせて下さい。
さて、てるてる坊主をあげるとしますか!
今日は福島県のソフトボールスポ少の頂点を決める戦いが須賀川で行われています。
薫橘さん、三神さん、桜さん、中山さんのベスト4。
どのチームが頂点に立ってもおかしくない。
どのチームも鍛え上げられている。
ここまでくると、どうなんでしょうね。
やはり、ミスをせず、先手を打って自分たちのペースにいかにして持ち込むか?
ここにかかってくると思います。
ただ、あの緊張感と高揚感、あの幸せな時間をまだ過ごしているのかと思うとうらやましすぎる。
シーズンも半分くらいはすぎたでしょうか?
イーグルスも大きな手応えを掴みましたが、それを実証する場が欲しい。
明日のひめさゆり杯は、まさにその絶好の機会でしょう。
雨やめてくれないかなあ。
乗りに乗ってるイーグルスに試合をさせて下さい。
さて、てるてる坊主をあげるとしますか!
県大会にきてからではないんですが、スポ少をやっていると思います。
強い弱いもある。勝ち負けもある。
舞台の大きさもある。
ファインプレー、ヒット、ホームランのいい場面ばかりではありません。
滅多打ち、エラー連発、ボロクソの場面もある。
いろんな場面があるといえ、小学生のうちに、こんなにも貴重な経験を、親子でできるスポ少っていうのは、やはりすごいな、と。
ノーアウト満塁の場面。
普通の人生にない言葉でしょう。
あの緊張感、やばさ、逃げ出したさ。
あれくらいの状況って他にありますか?
大人になってもないでしょう。
いや、あーありますね。プロポーズの時とか、相手の家にあいさつにいくときとか、それに匹敵する時もある。
ですが、スポ少でのドキドキの場面は、他に置き換えられない経験です。
お金をいくら払ってもできない。
まさにプライスレス。
あの心臓が飛びでるほどの緊張感を味わったら、その後のどんな場面でも大丈夫だと思えるでしょう。
人はココロで生きている生き物。
ココロって、いろんな経験をして育っていくものだと思います。
楽しいこと、うれしいこと。
人に愛されること、人を好きになること。
反対に憎んだり、妬んだり、怒ったり、恨んだりもする。
お母さんお父さん、お兄ちゃんや妹、じいさん、ばあさん、ネコとのふれあいなど家庭で経験すること。
友だち、先生、先輩後輩など学校で経験すること、いろんなことを経験していきます。
これだけでも充分ですが、ここにスポ少がある。
こんなにもココロを大きく、広く、深く育ててくれるスポ少ってやつはたいしたもんです。
見た目は普通の小学生でも、全国大会クラスのエースピッチャーからヒットを打ったという自信がみなぎっている。
一瞬でも、五分と五分をはれたという自信。
スポ少での経験がまぎれもなく子ども達の血となり肉となっています。
誰に言われるでもなく、家で素振りをする。
筋肉をつけるために、たくさんご飯を食べる。
着る服が野球のメーカーに偏る。
会社のシフトと大会が重なっていないかをまず確認する。
夏休みは大会でどこにもいけない。
ふだんの生活に少しずつソフトボールの影響が大きくなっていく。
何気ない行動が、少しずつ変わってくる。
もしスポ少をやってなかったらと想像してみて下さい。
どんな場面が想像できたでしょうか?
それもまた真実でしょう。
そっちの世界にいくという選択肢もあった。
でも、いかなかった。
スポ少を選んだ。
大きな決断だったと思います。よくぞ決断した。
スポ少は、なかなかハードルが高い。それも知っています。
ですが、スポ少をやっている子供たち、保護者は新しい世界を経験してしまった。
その扉は開けなくてもよかったんです。
土日に朝こっぱやくから、仕事で疲れてるのに、遠くに遠征することもなかった。
くそ暑い日に、立ちっぱの審判をやって、微妙なジャッジにドギマギする必要もなかった。
毎回毎回、汚れたユニフォームをゴシゴシ洗うこともなかった。
いろんなことを犠牲にしているんじゃないかとふと思うときもあるでしょう。
ただ、そのスポ少の扉を開けなかったら、ヒットを打って、ファーストで誇らしげにガッツポーズする我が子に会えなかったでしょう。
チームを救うファインプレーをやり遂げてドヤ顔で、ベンチに引き上げてくる子ども達を大歓声で迎え入れることもなかったでしょう。
ライバルチームに、勝利して保護者みんなでうれし涙を流すこともなかった。
こんなにも成長していく子ども達とそれを支える保護者に出会うこともなかった。
まだまだシーズンの途中ですが、目に見えて、自分に自信をもっていく子どもたちを毎日見ています。
上手いに越したことはありませんが、そんなのは二の次でしょう。
保護者も子供たちがスポ少を通して、ソフトボールを通してがんばってる姿、成長する姿を確かめている。
保護者もそうですが、指導者もまた成長しています。
人との接し方、まわりの支えがよく見える。
それは感謝に繫がっていきます。
どうってことはない、たかがスポ少なんです。
なにもやる必要もない。
ですがどうでしょう。
こんなにも近い距離で、自分の子どももそうですが、わが子以外の子ども達を本気で応援する機会がこの先あるでしょうか?
この期間はまちがいなく、子ども達と二人三脚をしています。
遠征の帰り、ふと横を見ると全力を出し切ってよだれを垂らして寝ている子ども達。
すぐ横をみるとがんばっている愛すべきイーグルスの子ども達。
そしてその内にイーグルス以外の子ども達、その保護者さえも仲間だと思えてくるから不思議です。
スポ少という大きな船にのって、大海原を進んでいることに気がつくでしょう。
子ども達と過ごすそんな濃密な時間。
私たちは今、そのかけがえのない濃密な時間を過ごしています。
毎日のお酒、ただでも美味しいですが、スポ少の後は格別にうまい!
こんなうまいお酒を飲ませてくれる、子ども達と保護者に感謝です。
そしてまた、今日ももう一杯おかわりを楽しむとしましょう!
強い弱いもある。勝ち負けもある。
舞台の大きさもある。
ファインプレー、ヒット、ホームランのいい場面ばかりではありません。
滅多打ち、エラー連発、ボロクソの場面もある。
いろんな場面があるといえ、小学生のうちに、こんなにも貴重な経験を、親子でできるスポ少っていうのは、やはりすごいな、と。
ノーアウト満塁の場面。
普通の人生にない言葉でしょう。
あの緊張感、やばさ、逃げ出したさ。
あれくらいの状況って他にありますか?
大人になってもないでしょう。
いや、あーありますね。プロポーズの時とか、相手の家にあいさつにいくときとか、それに匹敵する時もある。
ですが、スポ少でのドキドキの場面は、他に置き換えられない経験です。
お金をいくら払ってもできない。
まさにプライスレス。
あの心臓が飛びでるほどの緊張感を味わったら、その後のどんな場面でも大丈夫だと思えるでしょう。
人はココロで生きている生き物。
ココロって、いろんな経験をして育っていくものだと思います。
楽しいこと、うれしいこと。
人に愛されること、人を好きになること。
反対に憎んだり、妬んだり、怒ったり、恨んだりもする。
お母さんお父さん、お兄ちゃんや妹、じいさん、ばあさん、ネコとのふれあいなど家庭で経験すること。
友だち、先生、先輩後輩など学校で経験すること、いろんなことを経験していきます。
これだけでも充分ですが、ここにスポ少がある。
こんなにもココロを大きく、広く、深く育ててくれるスポ少ってやつはたいしたもんです。
見た目は普通の小学生でも、全国大会クラスのエースピッチャーからヒットを打ったという自信がみなぎっている。
一瞬でも、五分と五分をはれたという自信。
スポ少での経験がまぎれもなく子ども達の血となり肉となっています。
誰に言われるでもなく、家で素振りをする。
筋肉をつけるために、たくさんご飯を食べる。
着る服が野球のメーカーに偏る。
会社のシフトと大会が重なっていないかをまず確認する。
夏休みは大会でどこにもいけない。
ふだんの生活に少しずつソフトボールの影響が大きくなっていく。
何気ない行動が、少しずつ変わってくる。
もしスポ少をやってなかったらと想像してみて下さい。
どんな場面が想像できたでしょうか?
それもまた真実でしょう。
そっちの世界にいくという選択肢もあった。
でも、いかなかった。
スポ少を選んだ。
大きな決断だったと思います。よくぞ決断した。
スポ少は、なかなかハードルが高い。それも知っています。
ですが、スポ少をやっている子供たち、保護者は新しい世界を経験してしまった。
その扉は開けなくてもよかったんです。
土日に朝こっぱやくから、仕事で疲れてるのに、遠くに遠征することもなかった。
くそ暑い日に、立ちっぱの審判をやって、微妙なジャッジにドギマギする必要もなかった。
毎回毎回、汚れたユニフォームをゴシゴシ洗うこともなかった。
いろんなことを犠牲にしているんじゃないかとふと思うときもあるでしょう。
ただ、そのスポ少の扉を開けなかったら、ヒットを打って、ファーストで誇らしげにガッツポーズする我が子に会えなかったでしょう。
チームを救うファインプレーをやり遂げてドヤ顔で、ベンチに引き上げてくる子ども達を大歓声で迎え入れることもなかったでしょう。
ライバルチームに、勝利して保護者みんなでうれし涙を流すこともなかった。
こんなにも成長していく子ども達とそれを支える保護者に出会うこともなかった。
まだまだシーズンの途中ですが、目に見えて、自分に自信をもっていく子どもたちを毎日見ています。
上手いに越したことはありませんが、そんなのは二の次でしょう。
保護者も子供たちがスポ少を通して、ソフトボールを通してがんばってる姿、成長する姿を確かめている。
保護者もそうですが、指導者もまた成長しています。
人との接し方、まわりの支えがよく見える。
それは感謝に繫がっていきます。
どうってことはない、たかがスポ少なんです。
なにもやる必要もない。
ですがどうでしょう。
こんなにも近い距離で、自分の子どももそうですが、わが子以外の子ども達を本気で応援する機会がこの先あるでしょうか?
この期間はまちがいなく、子ども達と二人三脚をしています。
遠征の帰り、ふと横を見ると全力を出し切ってよだれを垂らして寝ている子ども達。
すぐ横をみるとがんばっている愛すべきイーグルスの子ども達。
そしてその内にイーグルス以外の子ども達、その保護者さえも仲間だと思えてくるから不思議です。
スポ少という大きな船にのって、大海原を進んでいることに気がつくでしょう。
子ども達と過ごすそんな濃密な時間。
私たちは今、そのかけがえのない濃密な時間を過ごしています。
毎日のお酒、ただでも美味しいですが、スポ少の後は格別にうまい!
こんなうまいお酒を飲ませてくれる、子ども達と保護者に感謝です。
そしてまた、今日ももう一杯おかわりを楽しむとしましょう!
1回戦で、長沼さんも辛くも振り切ったイーグルス。次の相手は、全国大会準優勝のいわきの雄、中山スポ少さんです。
絶対的エース、バッテリーを中心としながらも、強力な打撃もあると見ました。
矛と盾。両方もっているなんて、ずるい。
まあそんなことを言っても仕方ありません。
持てる戦力で、やるしかない。
その中山スポ少さんとの天王山。
結果からいえば、2:6で負けました。完敗でした。
イーグルスの県大会は終わりました。
感想はというと、
「行って良かった!」
これは誰もがそう感じたと思います。
俺たちは通用する!
俺たちはやれる!
県内の強豪チームを相手に、確かな手応えを掴みました。
それは、錯覚でもいいんです。
まずココロが動いて、その後に実力がついてくる。やる気にさせる。やる気を植え付ける。
そうなれば、本当の実力になります。
あのエラーがなければ、あのミスがなければ、あそこで打っていれば…。
もし、全部できていれば、勝っていた、という妄想。大いにやりましょう。
そうです、そうです、それは負け惜しみなんです。
それでもいい。
ほんとに強いチームは、エラーしません、ミスしません、良いところで打ちます。
だから強いんです。
それが、今のイーグルスはできなかった。
だから、負けたんです。
中山さんとの試合の後のミーティングでいいました。
試合中はいいませんが、終わった後はいいます。
自分がやったエラーを、ミスを、打てなかったことを忘れるな!
中山戦の初回、イーグルスはエラー絡みで4点を献上しました。
実質、試合はあそこで決まっていました。
ショート後方、レフト前方のポテンヒット、その後のフォローのまずさ。
センターフライ、落球。
初回が終わってベンチに返ってきた面々は、泣きそうなくらいにココロが折れていました。
あそこで、俺が捕っていれば、俺が打っていれば、勝てたかもしれないとこの先も自問自答し続けろ。
そう言いました。
それは、この先同じような場面がきたら、全力でふたたび挑めと言う意味です。
びびって失敗しちまった前回を越えろ!また同じように悔しい思いをしないように、準備しろと。
何回失敗してもいいんです。
大事なのは、びびって逃げ出さないこと。諦めないこと。成功するまで挑み続けることです。
この気持ちがあれば、どんなところでもやっていけます。
そして、それを自分だけでなく、仲間にも温かい気持ちを持ち続ける。
一生懸命チャレンジする自分を、仲間を応援しましょう。
失敗しても、「ドンマイ」と応援し続ける。
そういうチームは、強くなります。
だからイーグルスは強くなっていると私は思います。失敗を恐れない。
イーグルスには、三振してもがっかりして戻ってくる選手はいません。泣いたとしてもそれは悔し涙。
チームメイトや指導者に謝る必要など全くありません。
チャレンジしたうえでの失敗。それは何回やってもいい。そこはいっさい責めない。そこを責めてしまっては、次の挑戦の時の足かせになります。
「失敗したら、怒られる、どうしよう?」
そんなことを思う暇があったら、次どうするかが大事です。
あいつらは、アウトになった瞬間から、「次は、どうやってやるか?」を考え始めます。
中山戦で見事なバントヒットを決めたレンは、いつも打席が終わると私に確認してきます。
「監督、あのやり方でいいですか?」
私「うん、いいんじゃねえか。ヘッドは下がってないし、角度もよかった。」
レンなりに研究しています。レンを見てると、ああこいつはほんとに野球が好きなんだなぁと思わせてくれます。
県大会前の練習試合で全打席バントなどの特訓をやってきましたが、失敗ばかりで、どうもいい結果が出なかった。バント嫌だなあと、バントに対して苦手意識がうまれていたことでしょう。
なのに、この本番で警戒されている中で、あざやかにバントヒットを決める。
警戒中のバントというスキルを習得したことでしょう。
全国の中山さんのエースから決めたあのバンドは自信になったことでしょう。
バントの苦手意識さえも消し去り、バントが得意になっていく瞬間です。
レンのたゆまぬソフトボールへの探究心の勝利です。
この県大会という大舞台でチャレンジしていくのがイーグルス。強ければ、強いほどチャレンジのしがいがある。
そして、成功したときの見返りも大きい。
中山戦の途中、正直、強すぎて、あーこりゃこのままいけば負けるなあ、であれば、この場は勝ち負け関係なしに、チャレンジの場としていいんじゃねえか?と思いました。
負けてもしょうがねえ。開き直っていこう!
「勝ち負けなんてどうでもいい。思い切りチャレンジしていこうぜ!」と私がいうと、
「いや、そんなこといっちゃだめでしょ!勝ちにいきますよ!」と小島コーチが私をたしなめます。
それでも私は、これだけ強い相手に思い切りチャレンジしていくことが面白くて仕方がなかった。
全力でぶつけても、受けきったうえで、中山さんは、まだまだ余力がある。ほんとに強い。
レントが完璧にとらえた打球も、極端なシフトをしいた、その網に、からめ取られる。よく計算されています。
どんだけ奥行きがあんだよーと、あきれるくらいのキャパシティ。
それでも、相手が強いからこそ、挑戦のしがいがありました。
そこが面白い。安心して全力で挑める。
試すことが面白くて仕方がない。
そうこうやっているうちに、イーグルスにも対応力が生まれてきます。慣れってやつですね。
初回の4点からしばらくはゼロで抑える。
こちらの攻撃も少しずつ当たりが見えてくる。
暗雲に差し込むわずかな光明。
俺たちもやれるんじゃねぇか?という自信が生まれてくる。
根拠のない自信というものは怖いですね。
思い込みのプラシーボ効果(使い方あってる?)。
それが少しずつ選手に伝染していきます。
ユウキのセンター前、ソウゴのライト前、レンのバントヒット、レントのライナー。
前の試合、長沼さんの時は勝っているのに負けてるような押され方。
それが今度は、逆になります。
確かに負けてはいますが、勝っているような雰囲気。
強者を恐れず、自分たちを信じてチャレンジしていくことが楽しくて仕方がないという雰囲気。
ノーアウト満塁のチャンスから2点をもぎ取ります。ゼロで終わらなかった。
全力チャレンジ。
イーグルスの強さは、ここにあると私は思います。
だって負けてても面白いんですもの。
相手が強いほど、チャレンジすることが面白い。
これでいいんじゃないですか!
それで、勝てればよし!
負けたら、それもよし!
これでいいでしょう。
初回は、お通夜のように全員がガッカリしていました。みんな顔面蒼白、ユリアは泣いてましたね。そのままいけば、間違いなくコールド負けの空気。
たれこめる負けの分厚い暗雲。
どうすんべなぁと思案に暮れる。
ですが、選手が全力チャレンジを繰り返していくことで、少しずつ晴れていきます。
ベンチも努めて明るく振る舞う。
保護者の応援団も切羽詰まって、浮き足立つことなく、応援してくださる。巨人に立ち向かう小さな勇者たちを、いけいけと鼓舞する悲愴感のない応援でした。
いつの間にか、一点の曇りもない快晴。
ひいき目にみていいとすれば(ひいき目に見させください)、あの中山さんとほんの少しの時間帯ですが五分っていました(そう思わせて下さい)。
それでも負けは負けです。完敗でした。
それはそれは、楽しい、幸せな時間でした。
県大会のこの舞台にこなければ、体験できないものでした。この場に来ることができて良かった。
この経験は間違いなくイーグルスにとってプラスにのなるでしょう!
たった一日、たった一日ではありますが、「精神と時の部屋」に、入った悟空のごとく、別人のように飛躍していると思います。
それをこれからの試合に活かしていく。
活かしていかなければいけない。
そうじゃないと面白くない。
それができてこそ、今年のイーグルスが本当の空に飛翔するということでしょう。
あと何回イーグルス旋風を巻き起こせるか?
俺たちはそれが見たい。
以上、イーグルス県大会見聞録でした。
絶対的エース、バッテリーを中心としながらも、強力な打撃もあると見ました。
矛と盾。両方もっているなんて、ずるい。
まあそんなことを言っても仕方ありません。
持てる戦力で、やるしかない。
その中山スポ少さんとの天王山。
結果からいえば、2:6で負けました。完敗でした。
イーグルスの県大会は終わりました。
感想はというと、
「行って良かった!」
これは誰もがそう感じたと思います。
俺たちは通用する!
俺たちはやれる!
県内の強豪チームを相手に、確かな手応えを掴みました。
それは、錯覚でもいいんです。
まずココロが動いて、その後に実力がついてくる。やる気にさせる。やる気を植え付ける。
そうなれば、本当の実力になります。
あのエラーがなければ、あのミスがなければ、あそこで打っていれば…。
もし、全部できていれば、勝っていた、という妄想。大いにやりましょう。
そうです、そうです、それは負け惜しみなんです。
それでもいい。
ほんとに強いチームは、エラーしません、ミスしません、良いところで打ちます。
だから強いんです。
それが、今のイーグルスはできなかった。
だから、負けたんです。
中山さんとの試合の後のミーティングでいいました。
試合中はいいませんが、終わった後はいいます。
自分がやったエラーを、ミスを、打てなかったことを忘れるな!
中山戦の初回、イーグルスはエラー絡みで4点を献上しました。
実質、試合はあそこで決まっていました。
ショート後方、レフト前方のポテンヒット、その後のフォローのまずさ。
センターフライ、落球。
初回が終わってベンチに返ってきた面々は、泣きそうなくらいにココロが折れていました。
あそこで、俺が捕っていれば、俺が打っていれば、勝てたかもしれないとこの先も自問自答し続けろ。
そう言いました。
それは、この先同じような場面がきたら、全力でふたたび挑めと言う意味です。
びびって失敗しちまった前回を越えろ!また同じように悔しい思いをしないように、準備しろと。
何回失敗してもいいんです。
大事なのは、びびって逃げ出さないこと。諦めないこと。成功するまで挑み続けることです。
この気持ちがあれば、どんなところでもやっていけます。
そして、それを自分だけでなく、仲間にも温かい気持ちを持ち続ける。
一生懸命チャレンジする自分を、仲間を応援しましょう。
失敗しても、「ドンマイ」と応援し続ける。
そういうチームは、強くなります。
だからイーグルスは強くなっていると私は思います。失敗を恐れない。
イーグルスには、三振してもがっかりして戻ってくる選手はいません。泣いたとしてもそれは悔し涙。
チームメイトや指導者に謝る必要など全くありません。
チャレンジしたうえでの失敗。それは何回やってもいい。そこはいっさい責めない。そこを責めてしまっては、次の挑戦の時の足かせになります。
「失敗したら、怒られる、どうしよう?」
そんなことを思う暇があったら、次どうするかが大事です。
あいつらは、アウトになった瞬間から、「次は、どうやってやるか?」を考え始めます。
中山戦で見事なバントヒットを決めたレンは、いつも打席が終わると私に確認してきます。
「監督、あのやり方でいいですか?」
私「うん、いいんじゃねえか。ヘッドは下がってないし、角度もよかった。」
レンなりに研究しています。レンを見てると、ああこいつはほんとに野球が好きなんだなぁと思わせてくれます。
県大会前の練習試合で全打席バントなどの特訓をやってきましたが、失敗ばかりで、どうもいい結果が出なかった。バント嫌だなあと、バントに対して苦手意識がうまれていたことでしょう。
なのに、この本番で警戒されている中で、あざやかにバントヒットを決める。
警戒中のバントというスキルを習得したことでしょう。
全国の中山さんのエースから決めたあのバンドは自信になったことでしょう。
バントの苦手意識さえも消し去り、バントが得意になっていく瞬間です。
レンのたゆまぬソフトボールへの探究心の勝利です。
この県大会という大舞台でチャレンジしていくのがイーグルス。強ければ、強いほどチャレンジのしがいがある。
そして、成功したときの見返りも大きい。
中山戦の途中、正直、強すぎて、あーこりゃこのままいけば負けるなあ、であれば、この場は勝ち負け関係なしに、チャレンジの場としていいんじゃねえか?と思いました。
負けてもしょうがねえ。開き直っていこう!
「勝ち負けなんてどうでもいい。思い切りチャレンジしていこうぜ!」と私がいうと、
「いや、そんなこといっちゃだめでしょ!勝ちにいきますよ!」と小島コーチが私をたしなめます。
それでも私は、これだけ強い相手に思い切りチャレンジしていくことが面白くて仕方がなかった。
全力でぶつけても、受けきったうえで、中山さんは、まだまだ余力がある。ほんとに強い。
レントが完璧にとらえた打球も、極端なシフトをしいた、その網に、からめ取られる。よく計算されています。
どんだけ奥行きがあんだよーと、あきれるくらいのキャパシティ。
それでも、相手が強いからこそ、挑戦のしがいがありました。
そこが面白い。安心して全力で挑める。
試すことが面白くて仕方がない。
そうこうやっているうちに、イーグルスにも対応力が生まれてきます。慣れってやつですね。
初回の4点からしばらくはゼロで抑える。
こちらの攻撃も少しずつ当たりが見えてくる。
暗雲に差し込むわずかな光明。
俺たちもやれるんじゃねぇか?という自信が生まれてくる。
根拠のない自信というものは怖いですね。
思い込みのプラシーボ効果(使い方あってる?)。
それが少しずつ選手に伝染していきます。
ユウキのセンター前、ソウゴのライト前、レンのバントヒット、レントのライナー。
前の試合、長沼さんの時は勝っているのに負けてるような押され方。
それが今度は、逆になります。
確かに負けてはいますが、勝っているような雰囲気。
強者を恐れず、自分たちを信じてチャレンジしていくことが楽しくて仕方がないという雰囲気。
ノーアウト満塁のチャンスから2点をもぎ取ります。ゼロで終わらなかった。
全力チャレンジ。
イーグルスの強さは、ここにあると私は思います。
だって負けてても面白いんですもの。
相手が強いほど、チャレンジすることが面白い。
これでいいんじゃないですか!
それで、勝てればよし!
負けたら、それもよし!
これでいいでしょう。
初回は、お通夜のように全員がガッカリしていました。みんな顔面蒼白、ユリアは泣いてましたね。そのままいけば、間違いなくコールド負けの空気。
たれこめる負けの分厚い暗雲。
どうすんべなぁと思案に暮れる。
ですが、選手が全力チャレンジを繰り返していくことで、少しずつ晴れていきます。
ベンチも努めて明るく振る舞う。
保護者の応援団も切羽詰まって、浮き足立つことなく、応援してくださる。巨人に立ち向かう小さな勇者たちを、いけいけと鼓舞する悲愴感のない応援でした。
いつの間にか、一点の曇りもない快晴。
ひいき目にみていいとすれば(ひいき目に見させください)、あの中山さんとほんの少しの時間帯ですが五分っていました(そう思わせて下さい)。
それでも負けは負けです。完敗でした。
それはそれは、楽しい、幸せな時間でした。
県大会のこの舞台にこなければ、体験できないものでした。この場に来ることができて良かった。
この経験は間違いなくイーグルスにとってプラスにのなるでしょう!
たった一日、たった一日ではありますが、「精神と時の部屋」に、入った悟空のごとく、別人のように飛躍していると思います。
それをこれからの試合に活かしていく。
活かしていかなければいけない。
そうじゃないと面白くない。
それができてこそ、今年のイーグルスが本当の空に飛翔するということでしょう。
あと何回イーグルス旋風を巻き起こせるか?
俺たちはそれが見たい。
以上、イーグルス県大会見聞録でした。
初回に4点をあげて勢いに乗ることができたイーグルス。
これで、なんとかなると、選手も保護者もそう思ったと思います。
私が1番心配したのは、この県大会の雰囲気にのまれること。そうなると本来の実力を発揮するどころではありません。
おれ達は通用する!
鍛えてきた打撃、昨年の渡部コーチからの走塁の意識、お父さんたちの生きた打球のノックなど、全てがここに集約されていきます。
ソウゴの走塁はまさにその成果。
この初回で主導権をとりました。
あとは、レント、ユウキのバッテリーが抑えるだけなんですが、何でしょう?
中盤から球がこない。
ボールが先行する。
それでもだましだまし、かわしてきましたが、とうとう陥落します。
長沼さんに1点、2点とにじみよられる。
勝っているのに負けているような感じ。
徐々にイーグルスに暗雲が立ちこめる。
不快な違和感を感じ取りました。
2者連続ファーボールの場面。大惨事がイメージされたので、ケンタにチェンジします。
小学生のピンチの時ほど、ピッチャー交代のタイミングが難しいものはありません。
セオリーは、回の途中からではなく、そうなる前の回の頭から交代が基本です。ピンチの場面で、出てきて、そのプレッシャーからココロの整理がつかないことが多い。
ですが、ここは背に腹はかえられません。回の途中で、ランナーを背負っての場面で、投入できるキモのすわったピッチャーはケンタしかいません。こういう場面のケンタは、頼りになります。
ですが、そのケンタもこういうピンチでこっぴどく打たれている。あのほおのきせんの逆転ホームラン、あれは忘れません。ケンタも修羅場をくぐってきている。大丈夫!ここはケンタが後続を切って、なんとか抑えます。
終盤にきて、差し切れない。圧倒できない。
6:3と勝っているのに、ヤバイ空気。それを断ち切れない。
長沼さんの執念が、イーグルスをのみ込み返している。
その悪い空気の中で、火消しのケンタを回をまたぎながら続投させます。前の回は、打者ひとり、ほんの数球、体力も握力もまだまだ大丈夫だという判断です。
ところが、その思惑がまったくハズレます。
三者連続ファーボールで無死満塁。
さて、どうする?
その前の段階から、小島コーチが
「レントを戻したほうがいいんじゃないですか?」との進言がありました。と言いながらも
「まあ、最後に決めるのは監督ですから!」
えー、それは卑怯な言い方だなあ、と思いながらも、ここは間違いなく試合の勝敗を分ける分岐点になると思いました。
ケンタの調子、立ち直る可能性、長沼さんの打順とこの後の作戦の見込みと対策、得点差、考えられる要素から答えを導き出す。
動くか、動かないのか?
私の勘ピューターの答えは、「不動」。
ケンタでいく。
その理由は、ここでレントを戻して、押し出しや打たれたとき、イーグルスの背骨とココロは間違いなく折れます。ケンタに戻すことはできません。その後を投げられる、心臓に毛の生えたピッチャーはまだ育っていません。
むしろ、こんなやばいところで出したら、そのピッチャーの今後に恐怖心を植え付けることになる。
いろんな状況を天秤にかけた答えは、ケンタで切り抜ける!
「心中」という言葉使いません。なぜなら、必ず生き残るから。
3点のリードがある。3点まではくれてもいい。
腹を決めました。
タイムという魔法も使いません。
イーグルス、長沼さんの選手も保護者も心臓バクバクの展開。
ここで一気に流れが変わる可能性があります。
逆転されるかもしれないノーアウト満塁で、長沼さんのクリーンアップを迎える。やべぇーなあと思う一方で、あーおもしろぇーなあとこの緊迫を楽しんでいる自分がいます。
その根底には、こいつらなら大丈夫!と信じる思いがあるからです。
それだけこいつらを練習で鍛え上げてきた。
その自負がある。
これで、だめなら仕方ねえ。
そん時は全部オレのせいだ。
イーグルスナインも腹をくくったようです。
レフト強襲されるも、そこにはレント。
傾いた流れが少しずつイーグルスに戻ってくる。
相変わらず、コントロールが定まりませんが、なんとか抑えるケンタ。
長沼さんもこの緊迫した場面なので、ボール球に手が出てしまう。
お互いに選手を信じるしかない。
ここにも、意地と意地とのぶつかり合い。
ただ、そういう中にも冷静に動いているやつがいます。
ショートのタイセイです。
ユウキのグローブ、配球、バッターの打力に合わせて、あらかじめ守備位置を変えています。
「インコースだな。あーもうちょっとショート、三遊間つめてほしい。」と思っていると、その通りに動いている。それは、次の中山戦でもそうでした。
守備の打球予測スキル。
これを習得している。
サードにランナーがいるときも、キャッチャーユウキとの打ち合わせ無しでのサードカバー。
相手がせっかくサードまで送ったランナーを刺します。
やつらは、アイコンタクトっていってました。
ここまで、成長してるんですね。いいショート。
他にも成長が見える人たち。
外野のテンカイ、ユリア、ユウゴも状況に応じて位置を変えています。こういう、結果に表れにくいところで、チームへの貢献ができるようになってきた。
こいつらは自分で考えて動いている。
私たち指導者が、信じるに足る選手たちです。
あとは、任せるしかない。
何が良かったかわかりません。
過分に運の要素もあったでしょう。
ノーアウト満塁のピンチをなんとか切り抜けた。
大きな山を越えました。
まさに「江夏の21球」を地で行く展開。
※「江夏の21球」を知らない人はググって下さい。
わずか数ミリの戦いを制した。
その安堵感から、「ふぅーっ」とイーグルス全員のため息が聞こえてくる。
この展開になれば、負けはしません。
勝負の砂時計は、既につきようとしています。
幸いにもイーグルスは、後攻。
ほんとに後攻でよかった。
これが先攻だったらと考えると、もしかしたら逆の展開になっていたかもしれない。
ケンタでいくという決断。
もし、打たれたり、押し出しをしていたら…んなこと考えるのはやめましょう。あのピンチをおさえたという事実、結果オーライでしょう。信じてよかった。
こういうギリギリの戦いを制した。
これはイーグルスにとって、大きな自信になる。この先もこんなピンチに比べたら大丈夫!と思える。
「俺たちは勝った!」
それは、飛躍的な成長をもたらします。
あいつらの顔がまぶしい。いい顔してます。
指導者にとっても、保護者にとってもそれが何よりのごほうび。
6:3
長沼さんの粘りに屈することなく、かくしてイーグルスは、1回戦を突破しました。
次はいよいよ、ラスボスの中山スポ少さんです。
いままでで、イーグルスが戦ったことがない強い相手。なんせ全国大会準優勝。大阪桐蔭と戦う気分です。
果たしてどこまで、通用するのか?
次回!
これで、なんとかなると、選手も保護者もそう思ったと思います。
私が1番心配したのは、この県大会の雰囲気にのまれること。そうなると本来の実力を発揮するどころではありません。
おれ達は通用する!
鍛えてきた打撃、昨年の渡部コーチからの走塁の意識、お父さんたちの生きた打球のノックなど、全てがここに集約されていきます。
ソウゴの走塁はまさにその成果。
この初回で主導権をとりました。
あとは、レント、ユウキのバッテリーが抑えるだけなんですが、何でしょう?
中盤から球がこない。
ボールが先行する。
それでもだましだまし、かわしてきましたが、とうとう陥落します。
長沼さんに1点、2点とにじみよられる。
勝っているのに負けているような感じ。
徐々にイーグルスに暗雲が立ちこめる。
不快な違和感を感じ取りました。
2者連続ファーボールの場面。大惨事がイメージされたので、ケンタにチェンジします。
小学生のピンチの時ほど、ピッチャー交代のタイミングが難しいものはありません。
セオリーは、回の途中からではなく、そうなる前の回の頭から交代が基本です。ピンチの場面で、出てきて、そのプレッシャーからココロの整理がつかないことが多い。
ですが、ここは背に腹はかえられません。回の途中で、ランナーを背負っての場面で、投入できるキモのすわったピッチャーはケンタしかいません。こういう場面のケンタは、頼りになります。
ですが、そのケンタもこういうピンチでこっぴどく打たれている。あのほおのきせんの逆転ホームラン、あれは忘れません。ケンタも修羅場をくぐってきている。大丈夫!ここはケンタが後続を切って、なんとか抑えます。
終盤にきて、差し切れない。圧倒できない。
6:3と勝っているのに、ヤバイ空気。それを断ち切れない。
長沼さんの執念が、イーグルスをのみ込み返している。
その悪い空気の中で、火消しのケンタを回をまたぎながら続投させます。前の回は、打者ひとり、ほんの数球、体力も握力もまだまだ大丈夫だという判断です。
ところが、その思惑がまったくハズレます。
三者連続ファーボールで無死満塁。
さて、どうする?
その前の段階から、小島コーチが
「レントを戻したほうがいいんじゃないですか?」との進言がありました。と言いながらも
「まあ、最後に決めるのは監督ですから!」
えー、それは卑怯な言い方だなあ、と思いながらも、ここは間違いなく試合の勝敗を分ける分岐点になると思いました。
ケンタの調子、立ち直る可能性、長沼さんの打順とこの後の作戦の見込みと対策、得点差、考えられる要素から答えを導き出す。
動くか、動かないのか?
私の勘ピューターの答えは、「不動」。
ケンタでいく。
その理由は、ここでレントを戻して、押し出しや打たれたとき、イーグルスの背骨とココロは間違いなく折れます。ケンタに戻すことはできません。その後を投げられる、心臓に毛の生えたピッチャーはまだ育っていません。
むしろ、こんなやばいところで出したら、そのピッチャーの今後に恐怖心を植え付けることになる。
いろんな状況を天秤にかけた答えは、ケンタで切り抜ける!
「心中」という言葉使いません。なぜなら、必ず生き残るから。
3点のリードがある。3点まではくれてもいい。
腹を決めました。
タイムという魔法も使いません。
イーグルス、長沼さんの選手も保護者も心臓バクバクの展開。
ここで一気に流れが変わる可能性があります。
逆転されるかもしれないノーアウト満塁で、長沼さんのクリーンアップを迎える。やべぇーなあと思う一方で、あーおもしろぇーなあとこの緊迫を楽しんでいる自分がいます。
その根底には、こいつらなら大丈夫!と信じる思いがあるからです。
それだけこいつらを練習で鍛え上げてきた。
その自負がある。
これで、だめなら仕方ねえ。
そん時は全部オレのせいだ。
イーグルスナインも腹をくくったようです。
レフト強襲されるも、そこにはレント。
傾いた流れが少しずつイーグルスに戻ってくる。
相変わらず、コントロールが定まりませんが、なんとか抑えるケンタ。
長沼さんもこの緊迫した場面なので、ボール球に手が出てしまう。
お互いに選手を信じるしかない。
ここにも、意地と意地とのぶつかり合い。
ただ、そういう中にも冷静に動いているやつがいます。
ショートのタイセイです。
ユウキのグローブ、配球、バッターの打力に合わせて、あらかじめ守備位置を変えています。
「インコースだな。あーもうちょっとショート、三遊間つめてほしい。」と思っていると、その通りに動いている。それは、次の中山戦でもそうでした。
守備の打球予測スキル。
これを習得している。
サードにランナーがいるときも、キャッチャーユウキとの打ち合わせ無しでのサードカバー。
相手がせっかくサードまで送ったランナーを刺します。
やつらは、アイコンタクトっていってました。
ここまで、成長してるんですね。いいショート。
他にも成長が見える人たち。
外野のテンカイ、ユリア、ユウゴも状況に応じて位置を変えています。こういう、結果に表れにくいところで、チームへの貢献ができるようになってきた。
こいつらは自分で考えて動いている。
私たち指導者が、信じるに足る選手たちです。
あとは、任せるしかない。
何が良かったかわかりません。
過分に運の要素もあったでしょう。
ノーアウト満塁のピンチをなんとか切り抜けた。
大きな山を越えました。
まさに「江夏の21球」を地で行く展開。
※「江夏の21球」を知らない人はググって下さい。
わずか数ミリの戦いを制した。
その安堵感から、「ふぅーっ」とイーグルス全員のため息が聞こえてくる。
この展開になれば、負けはしません。
勝負の砂時計は、既につきようとしています。
幸いにもイーグルスは、後攻。
ほんとに後攻でよかった。
これが先攻だったらと考えると、もしかしたら逆の展開になっていたかもしれない。
ケンタでいくという決断。
もし、打たれたり、押し出しをしていたら…んなこと考えるのはやめましょう。あのピンチをおさえたという事実、結果オーライでしょう。信じてよかった。
こういうギリギリの戦いを制した。
これはイーグルスにとって、大きな自信になる。この先もこんなピンチに比べたら大丈夫!と思える。
「俺たちは勝った!」
それは、飛躍的な成長をもたらします。
あいつらの顔がまぶしい。いい顔してます。
指導者にとっても、保護者にとってもそれが何よりのごほうび。
6:3
長沼さんの粘りに屈することなく、かくしてイーグルスは、1回戦を突破しました。
次はいよいよ、ラスボスの中山スポ少さんです。
いままでで、イーグルスが戦ったことがない強い相手。なんせ全国大会準優勝。大阪桐蔭と戦う気分です。
果たしてどこまで、通用するのか?
次回!
全くデータがないと言いつつ、昨年、長沼さんとは戦っています。聞くところによると、昨年は6年生なしの五年生以下のチーム編成だったそうです。
その若武者軍団を鍛え上げて、ここまできた。
ということは経験値は今年のイーグルスよりも上でしょう。であるならば、なおさら先手をとらねばならない。
先攻後攻の選択は、キャプテンユウキにまかせます。選んだのは後攻。
まずは守備で長沼さんをゼロに抑えて、リズムをつくることを選びました。
その目論見どおり、先頭バッターを三振に打ち取り、次もサードゴロ、簡単にツーアウトを取ります。そして、どのチームも1番の好打者を置く3番を迎えます。ここを打ち取れば、最初のいい波がイーグルスに来てくれるでしょう。
なおかつ、相手チームに「むむ、イーグルスもやるもんだ!」と心理的に有利に立てますが、ボール先行でファーボール。このあたり、チームを勢いづけるピッチングがもう少し足りません。
ただ、ここはキャッチャーのユウキのサイン通り、アウトコースを攻めて、今日の審判の見極めとここで長打=ホームランを警戒しての、あえてせめてのファーボールだとしたら、それはバッテリーの戦略なので責めはしません。
セオリーで考えれば、ツーアウトランナーなしなので長打でもホームランでない限り得点はない。だから、ここは思い切ってアウトを取りに行くべきでしたが結果的にファーボール。
迎えるのは、見るからに長打のある4番。
バッテリーは慎重に攻めてショートゴロに打ち取ります。
この回は80点と言うところでしょうか。
初回表をゼロ封して、その裏、ここで得点できれば主導権はやってきます。
先頭のレントがでればイーグルスの自慢の大砲に球が装填されたことになりますが、ピーゴロ。
んー、あかんかあ。そりゃ敵さんも最大限に警戒してるしなあ、まぁ仕方ない。
続くバッターは、ユウキ。この県大会で打順を上げました。というよりは、確実性のある良いバッター攻撃力を一点に集中したということです。
それと2番最強説。最強と言うよりは、何でも屋さんを2番に置いておくとなにかと使い勝手が良いんです。1番が倒れても、その時はまた1番の役割を果たす。送るときは送り、得点圏の時はスラッガーにもなれる。そのユーティリティさ、重宝します。
こういうところをわかってるのがユウキです。ラッキーもありました、打ち取られながらもライト前にポテンヒット。この県大会、イーグルスの最初のランナーです。
1番が倒れましたが、すかさず2番が塁にでる。
誰かが倒れても誰かがすぐにカバーする。
良い流れです。
ここで迎えるは、イーグルスの主砲、タイセイ。
ここはランナーユウキ、セカンドに行かせてから、打ちの体勢をとりたい。
県大会レベルのキャッチャーの肩はいい。
盗塁死のリスクもあるので、カウントが整うのを待ちます。
ただ、好球必打がイーグルスの基本。初球からガンガンいく姿勢が基本です。打ちの姿勢を取りながらヒットがでれば、それで良しの二兎を追う作戦。
ツーボール、ワンストライクとカウントが整ったところで仕掛けます。エンドラン。
塁上のユウキ、バッターのタイセイ、ベンチの私のネットワークは完璧です。こいつらならば、サインミスとかを心配する必要がない。
ファールになりましたが、仕掛けた上での結果ですから何の問題もない。
ツーストライクと追い込まれた場面、盗塁に切り替えます。
自然と常にエンドランの体制。
スタートを切るユウキ、甘く入ったインコースを見逃しません。レフト強襲の弾丸ライナー。
ただ、正面すぎる。捕られるかぁ?と思われましたが、タイセイの執念とイーグルスの選手、応援する保護者の思いが勝りました。
グローブをはじいてファールゾーンにボールは転々とします。
スタートを切っていたユウキは三塁を蹴ってホームへ。タイセイのツーベースヒット。
理想的な形で先制します。しかもまだスコアリングポジションにランナーを残している。
大砲に球がリローデッドされています。
次のバッターは、イーグルスのおかわりドスコイ、ケンタ。類い希なる打撃センスを有します。
攻めにくいでしょうね。振りも速い。もっていかれるコースがいくつもある。
きわどいコースをついてスリーボール。バッテリーミスがあってタイセイは三塁に。
待球に切り替える選択肢はケンタにはありません。好球必打。
しかし長沼さんバッテリーも甘いコースには投げてくれません。さすがです。
ファール、ファール、ファール、ファール、ファール。五球連続でファール。
後から試合を振り返ると、この試合の前半の分岐点はここでした。
お互いの意地と意地がぶつかり合う勝負所。
ここをどちらが取るかでその後の流れが変わってくる。
それがまさにこの時でした。
こういうところで、打つのがケンタ!
ねばって、ねばって、センター前に運びます。
状況に応じての大振りしない単打狙い。しかもゴロを意識しての打球。まさに1点をもぎ取る。その勝負強さ、さすがです。
タイセイが返って2点目。
1点で終わらず、初回に2点。
長沼さんバッテリーが全力で抑えに来たところを見事に迎撃したイーグルスのクリーンアップはたいしたもんです。
そして、1塁にはまだケンタが残ります。ワンアウト。1塁。
次の矢は、静かに燃える炎テンカイ。
構えがすでに右狙い、おそらくゴロ、ゴロ、ゴロとゴロも意識してると思います。
自分の役割をよくわかっている。
あわよくば抜けろと気持ちのこもったスイング、これが進塁打になります。ダムの水もいきなりはあふれない。
こういうきっちり仕事することが次に繫がります。ケンタがセカンドへ。ツーアウト。
次の矢は、ソウゴ。
会津大会では、2番を打っていましたが、この県大会では6番に置きました。
その理由は、打線の繫がりを強化するために2番に選択肢の多くなるユウキを置くことを選択しました。
スピードボールにめっぽう強いソウゴは、クリーンアップの最後に置いて残存ランナーを返す役割を課しました。
コースに逆らわずライトへ。ややフライ気味でしたが、エラーを誘います。一三塁になります。
ここで8番の長打力のあるユウゴ。
得意なコースにくれば、一発が期待できます。
早打ち好球必打の原則は変わらずです。
一三塁の走塁は、何度も訓練したので、ソウゴはスキをみてセカンドへ。
ここで、三塁コーチャーの小島コーチが相手のキャッチャーをよく見ていました。
アウトコースの低めの捕球に難がある。パスボールがあるかもしれない。
あれば、突っ込むと決めていたそうです。
その目論見どおり、パスボール。
ケンタが返ります、と同時にすぐ後ろにソウゴがいました。これは走塁のファインプレー。
相手の守備位置を見ながらかなり大きくリードをとっていたようです。
私もそこまでは気づきませんでした。
1塁コーチャーの長峰代表、三塁コーチャーの小島コーチ、ケンタ、ソウゴ、全員のファインプレーです。
私が言わなくても、こういう走塁ができるようになってきたんですね。
そりゃ強くなっているはずです。
ランナーがきれいになったところで、もう一回作りたかったですが、ここのユウゴは抑えられます。
初回の裏、一挙4点をもぎとり、試合の主導権をがっちり掴みます。
さぁ、あとは長沼さん打線を抑えるだけ。
ストライクを先行させて、いかに打ち損じを多くさせるか?レント、ユウキのバッテリー、イーグルスの守備の見せどころです。
中盤までは、エース、レントも安定していましたが、少しずつほころびが見え始めました。
抑えにいった要所要所で、チカラのある球がこない。
「ん?」と思ってしばらくは流していましたが、とうとう捕まる場面がやってきます。
襲いかかる長沼さん打線。
どうなるイーグルス!
次回!
その若武者軍団を鍛え上げて、ここまできた。
ということは経験値は今年のイーグルスよりも上でしょう。であるならば、なおさら先手をとらねばならない。
先攻後攻の選択は、キャプテンユウキにまかせます。選んだのは後攻。
まずは守備で長沼さんをゼロに抑えて、リズムをつくることを選びました。
その目論見どおり、先頭バッターを三振に打ち取り、次もサードゴロ、簡単にツーアウトを取ります。そして、どのチームも1番の好打者を置く3番を迎えます。ここを打ち取れば、最初のいい波がイーグルスに来てくれるでしょう。
なおかつ、相手チームに「むむ、イーグルスもやるもんだ!」と心理的に有利に立てますが、ボール先行でファーボール。このあたり、チームを勢いづけるピッチングがもう少し足りません。
ただ、ここはキャッチャーのユウキのサイン通り、アウトコースを攻めて、今日の審判の見極めとここで長打=ホームランを警戒しての、あえてせめてのファーボールだとしたら、それはバッテリーの戦略なので責めはしません。
セオリーで考えれば、ツーアウトランナーなしなので長打でもホームランでない限り得点はない。だから、ここは思い切ってアウトを取りに行くべきでしたが結果的にファーボール。
迎えるのは、見るからに長打のある4番。
バッテリーは慎重に攻めてショートゴロに打ち取ります。
この回は80点と言うところでしょうか。
初回表をゼロ封して、その裏、ここで得点できれば主導権はやってきます。
先頭のレントがでればイーグルスの自慢の大砲に球が装填されたことになりますが、ピーゴロ。
んー、あかんかあ。そりゃ敵さんも最大限に警戒してるしなあ、まぁ仕方ない。
続くバッターは、ユウキ。この県大会で打順を上げました。というよりは、確実性のある良いバッター攻撃力を一点に集中したということです。
それと2番最強説。最強と言うよりは、何でも屋さんを2番に置いておくとなにかと使い勝手が良いんです。1番が倒れても、その時はまた1番の役割を果たす。送るときは送り、得点圏の時はスラッガーにもなれる。そのユーティリティさ、重宝します。
こういうところをわかってるのがユウキです。ラッキーもありました、打ち取られながらもライト前にポテンヒット。この県大会、イーグルスの最初のランナーです。
1番が倒れましたが、すかさず2番が塁にでる。
誰かが倒れても誰かがすぐにカバーする。
良い流れです。
ここで迎えるは、イーグルスの主砲、タイセイ。
ここはランナーユウキ、セカンドに行かせてから、打ちの体勢をとりたい。
県大会レベルのキャッチャーの肩はいい。
盗塁死のリスクもあるので、カウントが整うのを待ちます。
ただ、好球必打がイーグルスの基本。初球からガンガンいく姿勢が基本です。打ちの姿勢を取りながらヒットがでれば、それで良しの二兎を追う作戦。
ツーボール、ワンストライクとカウントが整ったところで仕掛けます。エンドラン。
塁上のユウキ、バッターのタイセイ、ベンチの私のネットワークは完璧です。こいつらならば、サインミスとかを心配する必要がない。
ファールになりましたが、仕掛けた上での結果ですから何の問題もない。
ツーストライクと追い込まれた場面、盗塁に切り替えます。
自然と常にエンドランの体制。
スタートを切るユウキ、甘く入ったインコースを見逃しません。レフト強襲の弾丸ライナー。
ただ、正面すぎる。捕られるかぁ?と思われましたが、タイセイの執念とイーグルスの選手、応援する保護者の思いが勝りました。
グローブをはじいてファールゾーンにボールは転々とします。
スタートを切っていたユウキは三塁を蹴ってホームへ。タイセイのツーベースヒット。
理想的な形で先制します。しかもまだスコアリングポジションにランナーを残している。
大砲に球がリローデッドされています。
次のバッターは、イーグルスのおかわりドスコイ、ケンタ。類い希なる打撃センスを有します。
攻めにくいでしょうね。振りも速い。もっていかれるコースがいくつもある。
きわどいコースをついてスリーボール。バッテリーミスがあってタイセイは三塁に。
待球に切り替える選択肢はケンタにはありません。好球必打。
しかし長沼さんバッテリーも甘いコースには投げてくれません。さすがです。
ファール、ファール、ファール、ファール、ファール。五球連続でファール。
後から試合を振り返ると、この試合の前半の分岐点はここでした。
お互いの意地と意地がぶつかり合う勝負所。
ここをどちらが取るかでその後の流れが変わってくる。
それがまさにこの時でした。
こういうところで、打つのがケンタ!
ねばって、ねばって、センター前に運びます。
状況に応じての大振りしない単打狙い。しかもゴロを意識しての打球。まさに1点をもぎ取る。その勝負強さ、さすがです。
タイセイが返って2点目。
1点で終わらず、初回に2点。
長沼さんバッテリーが全力で抑えに来たところを見事に迎撃したイーグルスのクリーンアップはたいしたもんです。
そして、1塁にはまだケンタが残ります。ワンアウト。1塁。
次の矢は、静かに燃える炎テンカイ。
構えがすでに右狙い、おそらくゴロ、ゴロ、ゴロとゴロも意識してると思います。
自分の役割をよくわかっている。
あわよくば抜けろと気持ちのこもったスイング、これが進塁打になります。ダムの水もいきなりはあふれない。
こういうきっちり仕事することが次に繫がります。ケンタがセカンドへ。ツーアウト。
次の矢は、ソウゴ。
会津大会では、2番を打っていましたが、この県大会では6番に置きました。
その理由は、打線の繫がりを強化するために2番に選択肢の多くなるユウキを置くことを選択しました。
スピードボールにめっぽう強いソウゴは、クリーンアップの最後に置いて残存ランナーを返す役割を課しました。
コースに逆らわずライトへ。ややフライ気味でしたが、エラーを誘います。一三塁になります。
ここで8番の長打力のあるユウゴ。
得意なコースにくれば、一発が期待できます。
早打ち好球必打の原則は変わらずです。
一三塁の走塁は、何度も訓練したので、ソウゴはスキをみてセカンドへ。
ここで、三塁コーチャーの小島コーチが相手のキャッチャーをよく見ていました。
アウトコースの低めの捕球に難がある。パスボールがあるかもしれない。
あれば、突っ込むと決めていたそうです。
その目論見どおり、パスボール。
ケンタが返ります、と同時にすぐ後ろにソウゴがいました。これは走塁のファインプレー。
相手の守備位置を見ながらかなり大きくリードをとっていたようです。
私もそこまでは気づきませんでした。
1塁コーチャーの長峰代表、三塁コーチャーの小島コーチ、ケンタ、ソウゴ、全員のファインプレーです。
私が言わなくても、こういう走塁ができるようになってきたんですね。
そりゃ強くなっているはずです。
ランナーがきれいになったところで、もう一回作りたかったですが、ここのユウゴは抑えられます。
初回の裏、一挙4点をもぎとり、試合の主導権をがっちり掴みます。
さぁ、あとは長沼さん打線を抑えるだけ。
ストライクを先行させて、いかに打ち損じを多くさせるか?レント、ユウキのバッテリー、イーグルスの守備の見せどころです。
中盤までは、エース、レントも安定していましたが、少しずつほころびが見え始めました。
抑えにいった要所要所で、チカラのある球がこない。
「ん?」と思ってしばらくは流していましたが、とうとう捕まる場面がやってきます。
襲いかかる長沼さん打線。
どうなるイーグルス!
次回!
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