時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
悪送球したミソラ。
あーあ、またかあ、とボール取りに行く私を全力で追い越して取りに行くミソラ。
おぉ!今日はどうした?
機嫌がいいのか?
昨日の練習での一コマです。
こうなったのはいきさつがあります。
いつも、悪送球をすると
「アホ!捕ってこい!」とがっとばしていました。
そうなると、
「そんなの監督がとんねえのが悪い!取りになんていなかい!」
こんなやりとりがいつもでした。
昨日の練習では、またこんなやりとりが続くんだろうなぁと思っていました。
それは、低学年むけの優しいノックをやる前の遊びの最中でした。
遊びでそれたボールをミソラが取りに行く。
私にボールを返す。
コントロールされたいいボールが返ってきました。なんだいい球なげんじゃねぇか。
思わず、「ナイスボール!」と、うなってしまった。
いいボールを投げ込んだミソラは、してやったり、気持ちよさそうでした。
何かが変わった瞬間でした。
このナイスボール!が、ミソラのやる気スイッチを押しました。
いや、押したと思います。
自分が投げた悪送球ばかりでなく、チームメイトが投げた悪送球まで全力で取りに行く。
おかげで、練習の効率が良くなりました。
なにより、なんだこのヤローと、ブーたれることがなくなり、お互いに気持ち良く練習ができる。
お互いにそっぽ向くよりも、協力し合ったほうが、断然早く上手くなる。
全力で悪送球を追いかけるミソラが、それを教えてくれました。私に気づかせてくれた。
はっと思いました。
テレビや映画でいう、360°の回りから全景が映し出されるあの景色。
「我、天啓を得たり」ってやつです。
スポ少をやっていると、時折くるこの感覚。
今回も来ました。
誉めた方がいい。
誉めるというか、相手を認める。
お互いに認め合うということ。
これが今回は、できた。
私たちの間にあったわだかまりが解けた。
「ちゃとなげろよな!」という怒り。
「ちゃととれよな!」という怒り。
怒りに怒りでは、何も解決しない。
ここでも思い出しました。
スポ少は「北風と太陽」だと、常々思ってやってきました。
世の中を変えていくのは、厳しい北風ではなく、おおらかで懐の深い温かい太陽。
太陽であろうとしているのに、北風になっていました。
それをミソラが教えてくれました。
昨日の練習は、実に気持ち良くできた。
それは私だけではないでしょう。
入ったばかりの三年生以下の子ども達。
まだまだ簡単な練習ばかりです。
ワンバンドキャッチボール、とったらワンポイントで、先に3ポイントとった人が勝ち。
練習に競争性を持たせてメリハリをつける。
同じことの繰り返しが、少しでも楽しくなるならばそれでいい。
太陽のような温かいまなざし、…といおうと思いましたが、それだけじゃあ面白くねえ。
北風の厳しさも必要でしょう!
世の中は厳しく、不条理な場面もあります。
勝負の世界の厳しさ、そこにチーム一丸となって立ち向かうことの苦しさと、楽しさ。
目の前にある高い壁を乗り越えたからこその、その先にあるごほうび。
ソフトボール、野球は、楽しいばかりではない。
厳しさ、苦しさ、負けそうなやばさ。
その逆境を乗り越えてこその、晴れ間。
その晴れ間に、新しく入った子ども達も笑顔でいてほしい。
昨日の練習は、大事なことを子ども達にあらためて教わった一日でした。
あーあ、またかあ、とボール取りに行く私を全力で追い越して取りに行くミソラ。
おぉ!今日はどうした?
機嫌がいいのか?
昨日の練習での一コマです。
こうなったのはいきさつがあります。
いつも、悪送球をすると
「アホ!捕ってこい!」とがっとばしていました。
そうなると、
「そんなの監督がとんねえのが悪い!取りになんていなかい!」
こんなやりとりがいつもでした。
昨日の練習では、またこんなやりとりが続くんだろうなぁと思っていました。
それは、低学年むけの優しいノックをやる前の遊びの最中でした。
遊びでそれたボールをミソラが取りに行く。
私にボールを返す。
コントロールされたいいボールが返ってきました。なんだいい球なげんじゃねぇか。
思わず、「ナイスボール!」と、うなってしまった。
いいボールを投げ込んだミソラは、してやったり、気持ちよさそうでした。
何かが変わった瞬間でした。
このナイスボール!が、ミソラのやる気スイッチを押しました。
いや、押したと思います。
自分が投げた悪送球ばかりでなく、チームメイトが投げた悪送球まで全力で取りに行く。
おかげで、練習の効率が良くなりました。
なにより、なんだこのヤローと、ブーたれることがなくなり、お互いに気持ち良く練習ができる。
お互いにそっぽ向くよりも、協力し合ったほうが、断然早く上手くなる。
全力で悪送球を追いかけるミソラが、それを教えてくれました。私に気づかせてくれた。
はっと思いました。
テレビや映画でいう、360°の回りから全景が映し出されるあの景色。
「我、天啓を得たり」ってやつです。
スポ少をやっていると、時折くるこの感覚。
今回も来ました。
誉めた方がいい。
誉めるというか、相手を認める。
お互いに認め合うということ。
これが今回は、できた。
私たちの間にあったわだかまりが解けた。
「ちゃとなげろよな!」という怒り。
「ちゃととれよな!」という怒り。
怒りに怒りでは、何も解決しない。
ここでも思い出しました。
スポ少は「北風と太陽」だと、常々思ってやってきました。
世の中を変えていくのは、厳しい北風ではなく、おおらかで懐の深い温かい太陽。
太陽であろうとしているのに、北風になっていました。
それをミソラが教えてくれました。
昨日の練習は、実に気持ち良くできた。
それは私だけではないでしょう。
入ったばかりの三年生以下の子ども達。
まだまだ簡単な練習ばかりです。
ワンバンドキャッチボール、とったらワンポイントで、先に3ポイントとった人が勝ち。
練習に競争性を持たせてメリハリをつける。
同じことの繰り返しが、少しでも楽しくなるならばそれでいい。
太陽のような温かいまなざし、…といおうと思いましたが、それだけじゃあ面白くねえ。
北風の厳しさも必要でしょう!
世の中は厳しく、不条理な場面もあります。
勝負の世界の厳しさ、そこにチーム一丸となって立ち向かうことの苦しさと、楽しさ。
目の前にある高い壁を乗り越えたからこその、その先にあるごほうび。
ソフトボール、野球は、楽しいばかりではない。
厳しさ、苦しさ、負けそうなやばさ。
その逆境を乗り越えてこその、晴れ間。
その晴れ間に、新しく入った子ども達も笑顔でいてほしい。
昨日の練習は、大事なことを子ども達にあらためて教わった一日でした。
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