昨日は、自主練習でした。今週末の白獅子杯を見据えての打撃中心の練習。
何人かスイングを直したい子がいたので、バッティングフォームの確認をしながら、アドバイスをしました。
テーマは、「理にかなっていることを体現して、呑み込めるか?」
理想のスイングを頭でわかる。
実際に体をつかってやってみる。
そして、理論と動きを結びつけて、「あーこうするともっとよく打てるんだー!」と実感すること。
最終的には、無意識にそれができるようになること。
そうなってくれれば境地に達したといっていいでしょう。
そこまでは難しくても、いままでの自分のスイングと、指導をうけたスイングの違いを頭でわかることは大事だと思います。
そして、そこに近づけていくようにフォームを繰り返して練習する。
それが自分にあわなきゃ、そのアドバイスをきかなきゃいいんです。
ただ、我々としてもその子に、こうしたほうがもっと打てるという信念をもってやってるので、それが伝わるようにかみくだかないといけない。
これが難しい。
スイングの基本は安定した下半身主導です。そして軸がぶれないインサイドアウト、そこから大きくて綺麗なフォロースルー。
これができている子はスイングが綺麗ですし、やはり打てます。
もっているものは大体同じなんですから、それをどう使いこなすか?
これを突き詰めて考えている子はやはり上達も早いです。
いきあたりばったりの力任せなスイングでは役に立たない。
無為無策で戦うなというのは理由があるんです。次に繋がらない。上達しないということ。
ちょっとしたアドバイスで、「あーほんとだ。いつもより飛ぶようになった。」とか言われると、うれしくなります。
ただ、昨日の一日だけでは単なる付け焼刃。小手先はごまかせますが、本当の強者には通用しない。
自分の理想のスイングをもって、それに近づくように追求してほしいと思います。