時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
「小さなことができなくて、大きなことはできない。」
私は、基礎基本の少しずつの積み重ねが上達への近道だと確信している。
王道に近道なし。
一発逆転をねらっても、基礎ができていなければむなしい蟷螂の斧に終わる。
基礎をとばしての、高度な練習など無意味。土台のない家をつくることと同じだ。
だから練習メニューにも順番がある。
3分間走でしっかり、徐々に体を、筋肉をあたため、準備体操、柔軟で間接や腱、筋を伸ばす。からだ全体の可動域を広げ、ケガを防止する。
バッティングについても、いきなりフリーバッティングではなく、本来ならば、
素振り←スウィングの確認、
ティーバッティング(ロングティー)←動きのない(動きの少ない)ボールをきちんと捕らえる。
山なりスローボール・ライト方向打ち←ゆるいボールをしっかりとひきつけ、体が開かないようにコントロールしながら狙った方向(右)へ打つ。
そして最後にフリーバッティング。
この段階をしっかり踏んで、徐々にハードルを高くしていく。
ステップアップしながら確実に課題をクリアしていく。
その中に“打つ”“投げる”“捕る”などのコツをつかむチャンスが転がっている。
その「自分なりのコツ」をより多く、確実につかんでいくことが自信につながり、その自信が上達へと導く。
いきなりは上手くならない。毎日の積み重ねの中にある、「なんのためにこの練習をするのか?という目的意識をしっかり植え付けること。そして、それができたときのよろこびと、なんでそれができたかを考える。
考えなければ、凡人は天才には勝てない。追いつけない。
頭の良さは関係ない。行動をおこすまえに、気づくか、気づかないか。準備の問題だ。
準備はだれでもできる。上手い下手はない。結果がついてくるとは限らないが、近づく努力をすることが大事。それが積み重なってこそ「できる」ようになっていく。
徹底するためには、練習を中断してでも、彼らにその意義を説かなければならない。
なぜ、そうするのか?そのためにはどうしたらいいのか?できなくても考えよう。考える努力をしよう。
今年めざすものは、「準備するソフト、考えるソフト」。これで立ち向かっていく。
これが自分たちでできるように、どたんばでもできるようにしていく努力をいていこう!
と、自分にいいきかせている。
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