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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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8.29関柴スポ少さん主催の大仏杯記念大会。

優勝しましたぁ~↑。

永井野旭、藤川時代を通しての初参加で初優勝。

この子達の初のビックタイトルです。

力はあるといわれて、私たちもそう信じてきましたが、なかなか芽が出ない。

強いのか、弱いのかわからな試合展開をする。

負けた試合の多くは、自滅でした。

シーズンも終盤にさしかかったこの時期に、彼らはやってくれました。
しかも、ドラマをつくって。

家の事情で、私は第3試合準決勝からの参加です。
それまでの経過をきけば・・・
第1試合、白獅子会津第2代表の上三宮スポ少さん。
初回の猛攻で勝つことはかったのですが、ここでアクシデント発生。
4番でサードの中軸がホーム突入時に、左指を骨折。離脱を余儀なくされます。
打線の重みの一番大事なところを失ったことになりますが、そこはみんなでカバー。
変わりにでた控えの選手も奮起したようです。

第2試合は、白獅子会津第1代表の坂下スポ少さん。
ここは打線が爆発してくれたようです。
だが、終盤に追い上げをくらうつめの甘い展開。
ともあれ、ここまで会津の二つの代表を倒しての準決勝進出です。

ここでつく加えなくてはなりません。
第1第2試合は、成長著しい新エースの投球が冴え渡っていたようです。
やっとここにきて開花したかと指導陣は溜飲を下げます。


第3試合は、会津のさくらスポ少さん。
拙攻、拙攻、拙攻。
初球打ちしかも打ち損ね、ボール球に手を出すなど拙攻のオンパレード。
相手ピッチャーを打ち崩せない悪い流れのまま回は終盤へ。
やばい抽選かと思われたそのとき、左の主砲打棒一閃。
からくも1-0で勝利をもぎ取りました。
くるしい試合でも流れを打破する底力を見せてくれました。

骨折した強打者もこの試合を見ていました。
つらさを前面に押し出しながら。
出れないつらさ、打てないつらさ、守れないつらさ、みんなのためにプレーでがんばれないつらさ。
自分が出ていなくても、勝っていくチームを見守るのは複雑な気持ちでしょう。
折れた左手の白い包帯が、日焼けした肌にぜんぜん似合いません。
本当はサードを守り、4番を打つのが彼の仕事。
そのくやしさを押し込めてチームを応援する。
彼はひとつ成長するでしょう。そう願わずにいられません。

さぁそして決勝。相手は郡山のさくらスポ少さん。
四球がらみで先制、中押し、左主砲のホームランでダメ押しと理想的な得点で主導権をにぎるも、ピッチャーの疲れが見えじめた(すぐ顔に出るんです)最終回、ツーランを浴び、動揺し制球難におちいる。

自力で立て直す強さはまだ持ち合わせていないようです。
泣いた時点で降板。左のエースがぴしゃりとシャットアウトでゲームセット。

4番を欠いた大穴をみんなで埋めての優勝。そこに価値があります。
みな4番の存在の大きさを知ったでしょう。
4番もみなの大きさ、暖かさが身にしみたでしょう。

ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために。

みんな疲れて、ユニホームはきったなく、汗臭いですが、いい笑顔でした。

私たちは、これを見るために感じるために日々練習をがんばってきました。
がんばった成果。やれるんだという自信。仲間との連帯感。
すべてグランドにあります。

応援のおとうさん、おかあさんもいい笑顔でした。

ひさしぶりに、勝って得るものが大きな大会でした。

関柴スポ少さん、対戦相手のスポ少さん、大会関係者各位、保護者、そして子どもたちに感謝です。

さぁ、もっと美酒をのませておくれ!

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