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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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物事や人を好きになるのに理由などない。

気づいたら夢中になっている。
理屈ではないのだ。

人を動かす動機として、これほど強いパワーはない。

「好きこそものの上手なれ」。ずばりこの通りである。

というように、いままでもそれを力説してきたが、どうやったら好きになってくれるか・・・思案に暮れる・・・

理屈ではないので、好きになる理由というのは千差万別。
しかしみんなに共通する突破口みたいなのはあると思う。

人が楽しいと思うとき。野球に置き換えれば、なにかが「できた」時ではないだろうか?
いままで、できなかったことができる。
自分に自信がつく。

なんでもそうだけど、好きになる理由のナンバーワンは、やっぱ、これなんじゃないだろうか。
その「できた」が多くなればなるほど、世界は変わっていくだろう。
そしてどうやったら、もっとできるかを目指す。知らずに、はまっていく。
逆に嫌いになっていくのは、思ったとおりにできないとき。

入団同時は設定レベルが低いために、みんななんなくクリアーして、最初は楽しいものだ。
ところが、ある程度になると、ちょっとやそっとではクリアできなくなる。
ボールが早くなったり、動きが複雑になったり、設問レベルが高くなる。

必ずみんなぶち当たる最初の壁だ。
クリアするには、努力と根気が必要になってくる。そうなると、楽しさは消え、つらさや苦しさのほうが勝ってしまう。
その時が、大事だ。
つらくとも継続することが大事。
そのためには、まわり仲間の励まし、指導陣の叱咤激励。家族のフォローが必要。
つらいなら、「やめちゃえば」なんて家族がいっちゃいけません。
そこまでやらせた責任がある。
いっしょに苦しむ義務があります。

そしてなんとか壁を越えたとき、前には見えなかったもっと大きな壁が目の前に立ちはだかる。
その繰り返しだ。
少しずつ自信と技術を身に付けていく。
成長ってやつだ。指導陣や保護者、家族もいっしょに成長していく。
みんなの期待にこたえる。試合で結果をだす。
仲間との信頼関係を築く。

好きにさせることのは難しいです。
途中で、才能があるにも関わらずいろんな事情でやめていった子どもも多く見てきました。
別に野球やソフトがすべてというわけじゃありませんが、成長という点からみてこれほどその子の生き方に帰依していくスポーツ、特にチームプレーの野球は最適だと私は信じています。

さて、今日も叱咤激励して子どもたちに野球を好きになってもらいます。
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