イーグルスの割り当ては3人。3/9です。
タカヤ、マナヤ、マナト。
順当な選抜だと思います。
野球の知識、状況判断力、洞察力、パワー、スピード、肩、キャプテンシー、取り組む姿勢。
いろんな要素から判断して、この三人はやはり上位にいるといえます。
選ばれたからには、全力でサポートしていきます。
一方でで選ばれなかった選手。
勝負の世界は厳しいものです。
この3人に、どれかひとつで勝っていたとしても、総合力で劣ればそれは仕方のないということ。
しかし、現時点での話です。
数年後、どうなってるかは誰にもわからない。
体も成長していくでしょう。
こころの持ち方、取り組み方もかわってくる。
将来的なビジョンを持っている人は強いと思います。
この先どうすればいいかが分かっている。
どんな練習をしていけばいいか分かっている。
プロ野球選手にそのお手本はあると思います。
自分の特性をわかって、自分がどんな選手になりたいか?
それを考えてみるのもいいかも知れません。
それと、技術が上手いだけではそれだけの選手になってしまいます。
自分のできることでチームに貢献しようという姿勢も大事です。
リーダーシップがなくても、声はだせます。
ひたむきさとは違うかもしれませんが、そういう懸命さは人の心を打ちます。
こころもいさぎよい野球人であってほしい。
選ばれた三人は、みんなのためにベストを尽くせ!
平日にグランドでできることはありがたいです。
あれもやりたい。これもやりたいとおもいますが、これがなかなか。
人数が多くて見切れません。
それでも6年生がいるので、何班かにわけてなるべく密度の濃い練習をしようと思っています。
今、私が思い描いているのは、「守備のチーム」
5年生の2枚看板の投手を中心に、少ない得点を守りきるチーム。
この冬は守備力の向上を目標にメニューを組んでいきたいと思います。
新しいチームは上級生が少ない、若いチーム。
6年生が主力だったために、試合経験も少ない。
いろんな「動き」が分からない。
まずは、その動きを覚えてもらう。
これは何回も何回も言い続けなくてはいけない。
理屈もそうですが、こういう時はこう動くと体に染み込ませるレベルにならないと本当に強いチームとは戦えません。
ノックをやってて思います。
まだまだ自分の考えで動いていません。
全体の流れ、アウトカウント、点差、ストライクカウント、打順、打力、今日のピッチャーの出来、キャッチャーの配給、風、太陽。
いろんな要素が複雑に絡み合っている。
それを読みながら、自分で予想をたてて、準備をする。
全部は出来ないでしょうがひとつひとつをやっていく。
これからは厳しいことばも飛び交うでしょう。
楽しいことばかりではない。
昨日の練習でも、こちらが強要しないかぎり声がでてこなかった。
これも慣れの問題でしょう。
自らを鼓舞し、チーム全体を鼓舞する。
この前に県大会の白坂さん、高田さんのようなチーム。
そのためには、かったるい5年生のケツをたたいていかないと。
投打の中心の5年生。まだまだ自分だけのプレーに目がいきがちです。
チーム全体を見渡して、自分の役割にきづくように、一皮向けてくれることを祈ります。
喜多方組は、飯塚病院杯。
田島組は、田島きずなカップ。
曲がりなりにも2チームを試合に送りこむことができる人数がありがたい。
スポ少は勝負ごとですが、この時期にそれは優先事項ではないと思います。
そのレベルに達していないこともそうです。
みんな試合にレギュラーとして先発メンバーになれる。
そこだけでうれしい。
賛否両論あるとは思いますが、ここは監督権限。
試合経験を多くつませることがこの時期に必要なことだという私の判断から二方面に分かれていただきました。
そしてここで、どれだけ自分たちができないかを悟る。
だいたいは、いったんここで面白くなくなります。
でれば、うまくいかない。勝てない、みんなの目線が怖くなる。
でれば負ける。
今年の6年生のチームもそこを乗り越えてきました。
今回も喜多方組が、本郷さん、ほおのきさんに2-4、1-4で負ける。
田島組も、米さんに0-13。
我慢の時。
体格もそうですが、まだまだ実力もたりない。
がんがんご飯をたべて、大きくなってほしいと思います。
6年生は明らかに試合感が鈍っています。振りも鈍い。
4年生以下は試合というものにまだ慣れていない。
わけがわからないけど、ポジションを任されている。
試合に出られることで満足しているよう。
そんな下級生をみながら、いままで6年生と一緒に戦ってきた5年生は、どう指導したらいいのかわからない。
そんな三者三様のからみ。
私も混乱してしまいます。
私からすれば、もうちょっと6年生に動いてほしい。
高田の6年生を見るとなおさらそう思いました。
みんながベンチにそろって、動きに不安のある下級生に声をかけている。
その時のイーグルスの6年生は、外野でバッティング。
あぁ↓。
こいつら下級生に関心がない。
いないならいないで、仕方ないと思えますが、高田スポ少のサポートぶりをみると・・・
ないものねだりか・・・
仕方ないので、動きのわからない下級生にマンツーマンでくっつきながら指導させました。
ポジションの位置。
ボールが飛んだときの、動きのバリエーション。
教えるべきことはたくさんありますが、下級生にとって一人で守るよりはさびしくはないはずです。
守護霊のように声をかけてくれる。
私の目が全てに行き届かない以上、6年生の力を借りるしかない。
個人の技量をあげつつ、チームとしての動きもあげていく。
ただ、あまりにも幼いチームです。
「ちょっとセカンドいって」
「かんとく、セカンドってどこ?」
「いまカウントは?」
「カウントってなに?」
ひとつひとつ失敗しながら覚えていくしかない。
明日は新人戦です。
さて、やりますか。
ジャイアンツのクライマックスシリーズ、終わってしまいました。
たしかにヨコハマは強かった。
しかし、ジャイアンツにも勝機がないわけではなかった。
その一端。
3-3同点の9回裏。
手負いの村田が激走してもぎ取った内野安打。
代走は、足のスペシャリスト鈴木。
100%盗塁の場面です。
今シーズンの成功率も100%。
その絶対の信頼の中に油断があったのかもしれない。
牽制死。
人である以上、絶対はないんですね。
どんなに押していても、どんなに有利であっても、最後の最後に決めきれないと勝機は逃げていってしまう。
イーグルスのしきみ戦を思い出しました。
いい場面は作っているのに攻めきれない。
その裏にピンチを招いて、抑えないといけない場面で、ぶち破られる。
誰もが本気で戦っています。
それは分かっている。
それでも、「あの時こうやっていれば・・・」と思わざるをえない。
今回のクライマックスシリーズも結果論とはいえ、いろいろ責められています。
打順をいじる必要があったのか?
私も最後の最後も大会にきて、変えました。
そう思うに足る自信があったからです。
でもそうはならなかった。
今回のジャイアンツも勝ったら勝ったで、打順の組み換えが功を奏したとか言われたでしょう。
でもそうはならなかった。
いろんなことにいえますが、思うようにいかなくて難しい。
そのはがゆさ。
それは昨日のサッカー日本代表も同じこと。
どうすればいいのでしょう。
おそらく答えはない。
全力でもがくしかない。
結果がどうあれ、やるだけ。
その原点に立ち返ろうと思います。
たくさんいます。ここから20名。半分は選ばれないでしょう。
7チームのから2、3人ずつでの20人。
それでも、こうやっていままで敵同士だったチームが集まって一緒に練習をすることに意義があると他の指導者の方がいっていました。
まったくその通りだと思います。
キョロキョロ回りをうかがいながらも、新しい出会いの機械を得る。
もう既に昔からの仲間のように溶け込んでしまう。
いろんなタイプがいます。
社会にでて、10何年たちました。
必要なのは、情報分析能力と自分にあったコミュニケーション能力だと思います。
まず状況を読む。自分たちに、自分に何が求められているか?
相手がどう思って、自分の思いをどう伝えるか?
それを感じ取ったり、行動で示すことができること。
ここに段取りのよさ。空気の読み取りなどいろいろありますが、お互いを分かり合える能力、これが大事だとつくづく思います。
これって往々にして、生きてきた環境にあると思います。
大人になってから身につけようとするとなかなか苦労すると思います。
そうでなくとも、なかなか気苦労の多い現代人。精神的に安定する上でも、その練習はしておいたほうがいい。
その意味でチームスポーツは、小さいころからその練習になります。
年齢も違うし、性格も、性別も違う人の集団。
その人たちが協力しながら、ぶつかり合いながらもひとつの目標に向って努力していく。
社会の縮図といってもいい。
その中で、自分の居場所を確保できるか?
自分がいきいきしていると思えるポジションをつかみ取れるか?
その人によってちがいます。
花形のレギュラーの中心選手としてでもいい。
自分にできることでチームを支えようとする補欠でもいい。
全員が選手登録されないし、登録されたとしても、レギュラーになって試合にでれるかどうかは分からない。
むしろレギュラーになれないほうが多い。
その時の自分の心の持ち方。
「どうせ、俺なんか登録されないし、試合にもでれない。面白くないから、どうでもいい。」
と思うか?
正直なところ、みんなそう思うでしょう。全員が聖人君主ではない。そう不貞腐れて思っていい。
だけど、そこで終わってはなんか気持ち悪い。
世の中を斜めに見たままで終わって欲しくない。
そのもう一歩先の気持ちいい、いさぎいい世界にいって欲しいと思います。
「俺は選手に選ばれなかった。それは残念だ。だけども、選ばれた選手を応援する。サポートする。」
たとえ自分が表に出なくとも、ひのき舞台に建てなくても、裏方としてがんばる。
社会の多くは、そういう人たちによって支えられているんです。
プロ野球選手や映画俳優のような派手さはない。
一生懸命やっても特段評価されることもないかもしれない。
だけど、誰が見ていなくとも自分のポジションでベストをつくす。
選抜に選ばれずとも、そんないさぎよい、気持ちのいい男であってほしい。
そう思います。
選抜に選ばれた選手は、そういう支えてくれる仲間や家族がいることを胸に刻んで戦って欲しい。
上手いからえらばれたこともあるでしょうが、そういう支えてくれる仲間がいるからできる。
そこを忘れないでベストを尽くしてほしい、そう思います。
ヤフーのテキスト速報でみてますが、くぅ~、坂本が大車輪の活躍の模様。
攻めて地上波でやっとくれよー。
昨日は筒香にやられました。
ほんと、ここぞの場面で打ちますね。
それでこそ、チームの柱となるべき強打者。
最終回のロペスのホームランもききました。
完全にボールですが、もっと慎重に入るべきだったと終わってみた結果論からいえます。
8回にノーアウト2塁のチャンスをいかせなかった。
これが響いてます。
ここぞで、いい結果をひっぱてこれないと厳しい。
いかせないチャンスのあとにピンチあり。
そして、今日、逆転タイムリーを打ったのは長野ですが、その回の先頭でツーベースを打った坂本がすげぇ。
先頭打者の役割を分かった上できっちり果たすところがすごいです。
イーグルスも先頭打者が出たときは強い。
河東戦は先頭を出しながらも取れませんでしたが・・・
そして、きっちり送って、内野ゴロでも1点をとりにいく体勢をつくった。
そこで長野のタイムリー。
裏攻めなのも有利に働くでしょう。
一勝一敗の五分に持ち込んだ。
どちらもピッチャーの台所事情がくるしいでしょうが、ややジャイアンツ有利か。
また明日まで楽しみが増えました。
予報は雨でした。
2時間は練習できたのでよしとしましょう。
この5年生以下の練習。
あたりまえなんですが、6年生が抜けたあとはこの戦力でいくほかにない。
比べるのは酷な話ですが、ぜんぜんお話にならないレベル。
ひとりひとりの技術的なこともそうですが、精神的な成長もまだまだ。
まだまだお客様のレベルです。
やってもらってる感じ。やらされている感じ。
たとえ、1年であっても2年であっても、この部分を解消していかないと、面白さは分からない。
自分でやってやろうという気概がなくては面白さは追求できない。
そして、それが伴った動き。
思い出してみれば、それをやろうとしていた選手はめきめき上手くなっていった。
そこまでもっていけば、勝手にうまくなります。
自分で強くなろうとすることには何もかないません。
そうなれば普段の心がけ、行動から変わってきます。
プレーでだけではありません。
「つぎはこの練習だから、この道具を用意して、打つ順番はこうで、守備はこうで・・・」
練習メニューのだんどり、効率的な思考、行動規範。
こういうものも身につけていってほしい。
やれといわれたことだけやるのではなく、その一歩先を見越せるように。
それを求めるのは今の段階では酷な話でしょう。
何事も訓練、練習です。
「今日の練習は、これとこれとこれ。必要な道具は?どう動けばいい?」
私も全て段取るのではなくて、考えさせるような指示の出し方を工夫していきたいと思います。
まぁ、これがひどく手間がかかって、めんどくさいんです。
全部段取ってやったほうが簡単で速い。
それでも、長い目で見れば彼らが自分で考えて行動できたほうがいいに決まっています。
しばらくは辛抱が続くでしょう。
あえて手間がかかるほうを選ぶ。上手くいく保障もありません。
しかし、私はチームの勝敗がかかるようなギリギリの場面で、おどおどパニックになって何もできないような選手ではなく、緊張に押しつぶされそうになりながらも自分の可能性に全力を尽くせる選手になって欲しいという願いをこめて、この方針を貫いていこうと思います。
イラクにホームで、アディショナルタイム、ギリギリで。
いやー見ていてひやひや。
半ばもうあきらめていたけれども、最後の望みに賭けていた。
センターバックの吉田が相手ゴールラインまで攻めあがり、ねばってねばってセットプレーを勝ち取る。
蹴るのはこの試合を作ったといっていい清武。
おそらく、最後の攻撃になるであろう予感。
日本中が祈りに似た気持ちで見守る。
横からのカメラがいい角度で入っていくボールを追う。
クリアされるかぁーというところで、画面右端から救世主。
山口蛍。
右足一閃。
イラクの希望を切り裂く弾丸。
まさに暗闇に落ちかけた日本を照らすホタルのヒカリ。
ゴールネットを間違いなく突き刺した。
歓喜。
正直90%以上あきらめてきました。
それでもイチルの望みに賭けて見ていたい。
入る可能性は1%か2%くらいか。
画面を凝視せざるをえない。
見ててよかったぁ。
息子たちと勝利を分かち合って、いい酒を飲んでいます。
いつの間にか、実況していたんですね。
「このゴールは、タカヤのあのホームランに値する!」
ふと思い出してみて、
「そうなると、吉田のフリーキック獲得は、マナヤのセンター前に値する」
「みんなでつないで勝ったな!」
みんなが全力を尽くして、つないでつないだ結果がいい結果に転ぶ瞬間。
スポーツに魅了される瞬間でしょう。
最初はへたれでもいいんで、こういうやばい場面で輝く人材に育てたい。
そう思わせてくれるプレーでした。
やばい場面。
可能性は限りなく少ない。
相手も本気。
だけどやるしかねぇ。
応援してくれるみんなが同じ方向をみている。
ある意味みんなが疑似体験をしてします。
やばければやばい状況ほど、それを覆した時のよろこびは倍増します。
私はどうしても、あの試合を思い出してしまいます。
サッカー日本代表のこの一戦も絶対勝たなくてはいけない試合。
しかし、先制するもホームで追いつかれてしまう。
時間もない。プレーに焦りが見えてくる。
どうしようもない逆境に出会ったとき、この先もあの試合を思い出すでしょう。
みんなの夢と希望をボールに乗せる。
あのスローモーションにも似た瞬間。
神様が微笑んでくれた。
さぁ、次戦来週、オーストラリア戦です!
室内練習に切り替わって、主に基礎練習をやっています。
17:40ごろから、おにごっこ。
このおにごっこは、俊敏性のほかに判断力やタッチをよける体の使い方を目標としています。
これが結構おもしろい。
相手と対峙して、左右どちらにいくかを予想する。
トリッキーな動き、タッチのギリギリをかいくぐる難しい動き。
ただ、回りをみないとぶつかって怪我をするのでそこだけ注意です。
そして、キャッチボール。
すべての基本ですね。
現役を終えた6年生を横にならべて、新人と組ませるようにします。
そして20球をカウントしてのローテーション。
同じ人ずっとやらずに、いろんな人とキャッチボールをする。
やりやすい人、そうでない人、いろんな人がいます。
ただ、毎回相手が変わるのでそれなりに集中力がつきます。
あまりに基礎練習ゆえにあきが早い。
それを解消するためのプログラム。
はやく20をやろうとすることで、競争意識も芽生える。
ただ、距離がとれないので肩を強くするとかの練習にはむきません。
すばやい捕球、性格ですばやい返球。
大事なときに、いい球をすばやく投げるための練習です。
そして、バッティング。
重いサンドボール。
軽いプラボール。
バトミントンの羽。
小さいウレタンボール。
いろんな球を打ちます。
施設を壊さないように、ソフトなボールを使っています。
ここでも、気をつけるのはたた気持ちよくひっぱらないこと。
インサイドアウトでピッチャーから右方向。
バットを内側からだすことを意識して振る練習をしています。
最後にノック。
スペースが限られているので、効率よくやるために3-4のグループ分けします。
あまり左右にはふれないので、主に正面。
6年生に打たせて、何回連続で捕れるかを競います。
これが面白い。
競うことでめきめき上手くなっていきます。
そこに6年生を入れることがカンフル剤になっている。
速いボールをなんなく捕る6年生。
目の前にいいお手本がいます。
そんな彼らを見て、少しずつ上手くなっています。
スピード、強さなど慣れてきているといっていい。
その意味で、6年生と一緒の練習は効果があることを実感しました。
この新人をはやく独り立ちさせるには自分たちだけでやったほうがいい。
人数も多いし、この手狭なスペースでは怪我人ができる。
その判断から、「6年生はこなくていい。」といいましたが、誤りだったかなぁと思いはじめました。
ただ、クソ6年はわがままなので時折しめなくてはいけない。
めんどくせぇなぁといいながらもうしばらくは、6年生に頼ることにしましょう。