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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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ソフトボール、野球というのは、なぜこんなにも人を魅了するのでしょうか?
私はこう思います。
強い者が勝つとは限らないから。
弱い者にもチャンスはある。
そして、それを者にできる可能性がある。
足が速くなくても、打てばいい。
肩が強くなくても、走って捕ればいい。
持ってる個性によって、伸ばすポイントが違う。
そして、それぞれの分野を極めれば、その道の職人になれる。
その可能性を自分だけではなく、チーム全体で高めることができる。
いろんな個性の組合せが絶妙なタイミングで発揮されたとき、無類の強さになる。
ここが、ソフトボール、野球の面白さだと思います。
プロ野球でもそう。前の年に、最下位の楽天イーグルス。今年は監督が代わって、個性を発揮する戦術が変わった。
同じ戦力でも、使い方が代われば強くも弱くもなる。

例えば、

100〓10×10
100〓13+12+13+16+10+8+7+4+7+10

答えは同じでも、中身、それまでのいきさつが違う。
7は10には、勝てない。
だけと、7は勝てないまでもゴロを打ってランナーを進めることはできる。
スコアリングポジションに置いて、その後の13に打ってもらう。
全員がヒットを打つ必要なんてない。
ようは、どれだけ効率よくランナー出して、進めて、点に結びつけるか?
こごぞの場面で、点を取ればいいんです。
そのここぞの場面で、そのバッターに何ができるか?
打たせるのか?バントなのか?
どういう意識で打たせるのか?
ここに戦術がでる。

野球もソフトも必ず一対一の場面があるスポーツ。
ピッチャーとバッターの一騎打ち。
バッターボックスに立ったら逃げるわけにはいきません。
やるしかねえ。
ただ、そこにいろんな援護、応援がある。
塁上にランナーがいるとき、例えばファーストにランナーがいると、盗塁を警戒して遅いチェンジアップは投げにくくなります。
同様に、打たれるとショート、セカンドがベースによっているので抜ける可能性が拡大する。
よって、インコースやバットの届くところには投げにくくなる。
となると、狙うはアウトコース。
ランナーがいてくれるだけで、バッターボックスの打者が打てる可能性が増える。
バッターボックスでは、一対一の戦いだけれども、チームとして掩護して、その個性がプラスに補正される。
「7」が「9」にも「14」にもなる瞬間です。
そうなれば、ヒットを打てる確率が増える。
塁に出られる確率が増える。
自分のもっている実力の限界を超える。
自分のカラを破る。
セミが脱皮する瞬間。
人が成長する瞬間。
この瞬間に立ち会えることの幸せ。
ここが指導者冥利に尽きるポイントです。
あぁ、上手くなったなぁ、と思える。
あんなに下手クソだったのに、手放しで、すげなぁと感心させられます。

彼らはそうやって自信をつけていく。
少しずつ、成長していく。
失敗しても、次は同じ場面で、どうやったら失敗しないようにできるか?
同じ轍は踏まない。
この訓練を毎回の練習でやっています。

失敗したら、どうしよう?
んなコトは、まったく考える必要などない。
チームのためをこうしようと、決めたならば、あとはそこに全力をつくせばいい。
そこがイーグルスの前提です。 

決勝のほおのき戦。
チームで2安打の全てを放ったユウキの盗塁。
あれはすべてノーサインです。 
いけたら、いけ、と言われて行くやつがいますか? 
普通、それでもサイン通りにやるでしょう。
それを無視して、やるやつがいますか?
いました、ヤツです。 
ヤツのすごいところは、それでもやりきってしまうところ。
新鶴さんの最終回の守りでも、躊躇なくファーストにランナーにけん制を入れて、アウトにしてしまう。
その洞察力と実行力。
「監督、いけますよ!」という言葉を有言実行にしてしまう。たいしたもんです。
この盗塁をきめたことで、イーグルスの選手全員に「オレたち、いけんじゃねえ?」と錯覚のプラス補正が加点されました。全員+2くらいアップした。それが、その後のテンカイの先制点を呼び込む盗塁につながっていきます。「いける!」という成功例を示した。1回見ている。テンカイの中で、「俺もいける!」という勇気が彼の背中を押したと思います。

私の人知を越えてくる選手がいます。
私が計算した以上の結果をひっぱってくる。
思うに、そこはイーグルスの雰囲気全体で、補正していると思います。
持ってる以上を引き出してくる何か。
失敗を恐れずに、やりきる覚悟。
それがイーグルスの強みだと私は思っています。
指導者も、保護者も「やれやれー!」┓( ̄∇ ̄;)┏の姿勢。
難しいことに挑戦することが、面白くて仕方ない。
山は高ければ高いほうがいい。
成功すれば良し、できなくても全力をつくせばそれで良し。
バレーボールのアニメ「ハイキュー!!」でもそういう場面があります。
成功率は低くても、より強いジャンピングサーブを選ぶ。マッチポイントで、ジャンピングサーブを失敗しても、誰ひとり責めない。
責めるどころか、ナイスサービス。次はいけるぜ!のかけ声。
これでしょう。
誰もがいつもの自分以上をだそうとする。
120%、150%、200%かもしれない。
「7」が「9」にも「14」にもなれる。
それがいまのイーグルスは11人。
この選手たちが、気持ち良くいつも以上のプレーができる。
その時、とんでもないことができると信じています。
ただ、この補正、マイナス補正もあるんです。
実力を発揮できなくなるパターンもある。
これが怖い。
ミスにミスを重ねる、チームの信頼関係が崩壊。
総崩れ、コールド負けで、敗北の歌を大合唱。
これも真実。
どんなに強くても、こうなるときはあります。
選抜で全国優勝したチームでさえ、地区予選でコールド負けを喫する。
これも野球の怖さです。

明日、雨の予報ながら久々に美里連盟の四チームが一同に会します。
いろんなことがありながらも、すぐに練習試合をくんでいただける、新鶴さん、本郷さん、高田さんに感謝です。
ここで、来年の動向などを探りつつ、新人も出しながら交流を深めたいと思います。
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白獅子、優勝の写真が福島民報、会津版に掲載されました。
いろんな方から、おめでとう!とお祝いの言葉をいただきます。
昔のOBのお父さんお母さん、かつてのライバルチームの方々、職場の同僚。
「ちょっと写真の監督の態度がでかすぎるなぁ。」と突っ込まれたりもしますが、総じて、よくやったな!
その度に、「あぁ、勝ったんだなあ。」とあの日の余韻に浸ります。
何度も何度も挑戦してきました。
今よりも戦力的には恵まれた世代もあった。
でも、白獅子旗には手が届かなかった。
そしてついに、その悲願を達成した。
やはり、あいつらはすげぇ。
私たちにこんな景色を見せてくれるとは!

そう思うと同時に、その先にある、さらなる高みが見えてきました。
県大会。
総体でもいきました。
白獅子でも、またいくことができる。
またあのゾクゾクするような試合ができる、楽しみでしかありません。
今のイーグルスの選手たち、保護者の大船団がどこまでいけるのか?
自分たちのチカラを試したくてしかたがない。
イーグルスの大航海時代。
航海の前には万全の準備が必要です。
いわきなので、泊まりです。前泊後泊。
あぁ、泊まりでスポ少の大会にいけるなんて、なんて幸せ。
段取りが大変です。 
ですが、幸せな段取り。
そのほか、車の手配、ユニフォーム洗濯のだんどりなどいろいろある。
保護者には、いろんな負担があるでしょう。
しかし、そこまでしても選手たちをあの舞台に立たせてやりたい。
この一心でしょう。
選手たちが、勝ち進むことによって、保護者も一段とまとまっていきます。
それはそうでしょう。
あの苦しい試合、あの絶体絶命の場面を何度もみんなで乗り切っている。
それが、我が子たちなんです。
まったく、よくぞ、同じ時代にこの子どもたちを、世に送り出していただきました。
あの打順、あの守備位置、あの連携プレー、あの盗塁、すべてのプレーがそうです。
誰ひとり欠けてはダメだったでしょう。
誰も事前にわかることなどできませんが、すべてがここに集約してくる奇跡。
どれだけの確率なのか?
そう考えると人と人との繫がり、縁の奇妙さが見えてきます。
これは、スポ少だけでなく、いろんな時に思います。
そして、この人たちと一緒にやれて良かったと思う。
このクルーでなければ、この新大陸は発見できなかった。
祝勝会の時に、心からの笑顔の選手たち、保護者をみてつくづくそう思います。
あー、よかったなあ、と。

我が子の野球部の試合に行かずに、こころよく!?送り出してくれた嫁さんにも感謝しなくてはいけない。
この優勝、いろいろな人に支えられての優勝だということを肝に銘じて、県大会までの準備をすることにしましょう。
準決勝、新鶴さんとの激闘を制したイーグルス。
体力的には、相当まいっていました。
一試合でしたが、内容が濃すぎる。
最初は、ボコボコにやられて、次第に盛り返して、最後はガチンコのかぶり四つをなんとか押し切る。
精神的には相当疲労がありました。
でもなぜか、すがすがしい。やりきった。

そんな後で、総体と同じようにほおのきさんを相手に決勝をむかえます。
競走馬であれば、絶対にかかってる状態。リベンジに燃えてるのかと思いきや、妙にチカラが抜けている。
激闘を切り抜けて、あとはやるだけだという達観にも似た気持ち。
ほおのきさんの強さは既にわかっています。
強大なエース、キャッチャーが君臨するバッテリーを中心とした小田原城のような堅い守りのチーム。
猪突猛進のイーグルスは、総体でこっぴどくやられています。
同じような戦い方ではまたしても返り討ち。
しかし、イーグルスも県大会にいってその猪突ぶりに磨きをかけてきました。
男子三日会わざれば、刮目して見よ!
あの頃のイーグルスではありません。
どうすれば、ほおのきさんに勝てるか?
その作戦成功のカギは、我らか総大将のユウキが握っていました。
ユウキは、本当に相手を見ています。
そしてよく分析している。
さらにそこから、どうやればいいかという対策も立てて、自ら実行する。
「監督、いけますよ!」
という、ふてぶてしい態度、ほんと味方で良かったです。
この決勝ほおのきさんで、イーグルスが放ったヒットは2本。
そのどちらもユウキが打っています。
当たりからすれば、ヒットというヒットではありません。
まねしろといってもあの打ち方はまねできないでしょう。ただ、ただ、アウトコースの強い球に食らいつく。
そして、根性でライト線に落とす。
ユウキはこれで、イーグルスの全てのヒットをたたき出しました。
新鶴さんとの1戦で疲労困憊のボロボロのイーグルスの中にあって、キラリと光る一個の剣。
ヤツの執念が見てとれます。

今回のイーグルスは、準決勝で新鶴さんに勝って、県大会を決めてもハイタッチを封印していました。
私はやったほうがいいよ、といいましたが小島コーチがかたくなに拒む。
そして、選手たちもやろうとしない。
もしかして、保護者もそうだったかもしれません。
みんな監督の意向に背く。
いい度胸です。
しかし、今回はそれで良かった。
勝ちはしましたが、その差はわずか数ミリ。
そんな状況で、新鶴さんの目の前でハイタッチをやる気には、私もなれませんでした。
それよりかは、その体力、精神力を決勝のほおのきさんにぶつける。
ノーハイタッチでいい。
やるのはほおのきさんに勝ってから、選手たち、保護者たちはそう決めました。
そこに決意があった。
その決意があったからか、イーグルスは思わぬかたちで先取点をもぎ取ります。
どんないいピッチャーでも、ファーボールは出してしまう。
しかし、こんなにいいピッチャーの球を見極めてファーボールを選ぶのは至難の業です。
まして、私はイチかバチかでいい、三振してもいいから全て振れというガンガンいこうぜの作戦。
その中で、ボールとストライクを見極めるのは、むしろ私の作戦を無視している。
それでも、悪い気はしません。
むしろ、その成長におどろいている。
奴らは奴らで考えて行動している。
県大会の長沼戦、中山戦を戦い抜いてきたイーグルスは、「速球の見極め」というスキルを習得しつつありました。
彼らは、見えてきた。
ほおのきさんのエースの球に、手を出さないではなく、ストライクとボールを見極めて、見逃している。
そして、選んだテンカイのファーボール。
これがこの試合の天下分け目になります。
テンカイは、5番。
ここから下位の打順になります。
得点力は落ちる。
普通に打たせてもまともに打たせてもらえるピッチャーではありません。
それでもなんとか当ててくれれば進塁打にはなる。
三振ではなく、ゴロを打ってくれ。
また見極めのスキルを発動しないレン、ソウゴ、三振で倒れます。
しかし、その間にパスボールで二塁に進んだテンカイ。
二死二塁で8番のユウゴ。彼はトップを早めにとろうという姿勢、彼なりの作戦が見てとれます。速球対策を自分であみ出している。
見極めスキルも開花しつつあります。
「見えてるのか?」とバッターボックスのユウゴに声をかけると、
「見えてます!」との回答。
その言葉通り、追い込まれながらもファーボールを選ぶ。ヒットと同じかそれ以上の価値があります。
下位打線でここまでしぶとくできれば御の字でしょう。
二死二塁一塁。打順は、新鶴戦のヒーローのユリア。
しかし、その彼をもってしても打てる気がしません。
さて、どうしたものか?
ん?あれ?ノー警戒だ。
二死で9番バッター、だから安心してるバッテリー。
悪いけど今回のユリアは打てる気がしない。
ここは、仕掛けるしかない。
と思った瞬間、テンカイと目が合いました。
目が合ったというか、彼は私をみてサインを確認していました。
ここだ!
すぅーっと出すサイン。
「いけるか、テンカイ!」
「監督!いけます!」
目で会話ができるまでになりました。
拈華微笑(「ねんげみしょう」、保護者に教えてもらいました。仏教用語ですね。しかし、これはいいすぎかも)。
以前はサインも見ず、ここでなぜ、このサインが出るのかの意図もわかっていなかった。
塁上で余裕がなかった。
そのテンカイも勝負の機微がわかるようになってきました。
静かなる忍者のようにすすすーとスタートを切るテンカイ。
十分な奇襲になりました。
キャッチャー、サードへ悪送球。
ボールが転がっている間にテンカイはホームイン。
貴重な、貴重な先取点をもぎ取りました。
しかも、下位打線でもぎ取った1点。
ツーアウトから奪った1点。
イーグルス全員を勇気づける大きな1点となりました。
この1点は大きかった。
相手ピッチャーが偉大であれば偉大であるほど、先制点がどちらに入るかが重要になります。
堅牢な城壁がさらに高くなるか、低くなるかが決まってくる。
この決勝の場面でのイーグルスの先制点。
ほおのきさんの牙城にたしかなくさびを入れました。
ここしかないという場面で、きちんと私を見て、私のサインを信頼して走ったテンカイ。
たいしたやつです。
こういうたいしたやつらの積み重ねがチームに勝利を持ってきます。
失敗を恐れたら何もできない。
だったら、可能性は薄いかもしれないけれど、その可能性に賭ける。
この決勝のほおのき戦では、その薄いところを何度も引いてきます。
これは、準決勝の勢いがイーグルスの背中を押してくれました。
勢いをくれた新鶴さんが押してくれた。
いい風が吹いてくれた。
ソウゴのサード強襲ライナーを横っ飛びのファンプレー。
センター、ユリアの下がり気味な絶妙なポジショニング。
いままでの、やらかした経験を次のプレーに活かしています。
あの失敗したプレーがあったからこそ、今のファンプレーがある。
それをこの決勝戦でやるあたり、やはりこいつらはたいしたもんです。

イーグルスは2:1でほおのきさんを破り、創部以来の初優勝。
ここで、ハイタッチを解放。
歓喜の渦。
まったく喜んでいい。
長い長い列のハイタッチでした。
それほどイーグルスを応援してくれている保護者、兄弟姉妹、祖父母、ライバルチームの高田スポ少さん、たくさんの応援があったことがここでわかりました。

うれし涙。
エース、レント号泣。打たれたら負け、緊迫した場面、苦しい戦いの連続。
大事なときにケガもあった。痛い背中。
それでもレントはよく投げきりました。
肩の荷が下りたことからくる安堵感。
家族の支えもあった。
ここは泣いていい。
私は、もらい泣きしてしまいました。
レントの苦労が報われた。
レントだけでなく、ユウキ、タイセイ、テンカイの6年生をはじめ全員の苦労が報われた。
よかった。

満身創痍ながら、イーグルスはやりきった。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。
身を捨てはしませんが、狙ってとりにいった優勝。
八月のいわき新舞子での県大会をたぐり寄せました。
このほおのきさんとの決勝戦もいい試合だった。
一戦一戦、間違いなく強くなっています。
やつらがどこまでいけるのか?
これは見届けなければいけない。

今シーズンも中盤にさしかかりました。
あと何回、ゾクゾクするような場面で、選手たちと目で会話ができるでしょうか?
毎晩、選手ひとりひとりのプレーを思い出しては晩酌の友としながら、美酒に杯を傾けます。

選手、保護者、ライバルチーム、審判団、大会関係者の皆様に感謝です。
ありがとうございました。


球児たちの夏、白獅子会津予選。
美里イーグルス、見事優勝しました!
決して楽な戦いではありませんでした。
むしろ、地獄を見て、地獄の底から這い上がってきたといった方がいい。

会津代表を決める準決勝、盟友の新鶴スポ少さんとの戦いは、まさに壮絶。
私のスポ少史にのこるベストバウトのひとつになりました。
4:3で結果的には勝ちましたが、終盤までは全くの新鶴さんのペース。
先頭バッターが長打で出塁し、こちらのエラーに乗じて逆転、さらにホームランで突き放し、ダブルプレーでイーグルスの勢いをシャットアウト。
イーグルスの強い当たりは真っ正面をつき、抜けたと思った当たりはことごとくファインプレーに阻まれる。
固く閉ざした堅牢な追手門。
何度も何度も突撃を試みるイーグルスは、ことごとくはじかれました。
途中、心が折れかけるエース、レントをひたむきに支えるキャッチャー、ユウキ。
こいつが折れたらイーグルスは崩壊です。
イーグルス最後の砦、真田丸を必死に守り抜きました。
そして、イーグルスの負けがだんだん近づいていることを察したサード、ソウゴもあふれる感情のダムが崩壊。サードの守備につきながらも泣いています。
私も「ああ、もうだめかもなあ。」と白旗をあげる準備をしていました。
静まりかえるベンチ、静観するしかない応援団。
それでも諦めず、自分たちのやるべきことをやっていこうとする選手たちがいました。
難しいファースト、ファールフライ。
そんなに広くはない守備範囲のケンタが必死に飛びつきながらもボールを落とさない。
抜ければ追加点を許してしまう強い打球が何度もショートのタイセイを襲います。
過去のエラーの経験から、大事に捕球し、なおかつ正確に送球する姿勢をみせます。
彼らの必死さが少しずつ、下を見ていたイーグルスの顔を上げさせます。

新鶴さんのワンアウト三塁の追加点のチャンス。
ファースト、フォースプレーからホームランタッチアウトのゲッツーで追加点と自分たちの折れそうな心、最後の真田丸を死守。
このあたりから、少しずつ流れがイーグルスに来はじめました。
堅牢な追手門にひびが入る。
2点のリード、裏攻めの絶対的有利なポジションの新鶴さんの歯車が少しずつ狂い始めます。
油断するなと相手ベンチ、保護者の応援団もハッパをかけます。
どちらも勝ちたい、負けたくない!
イーグルスと同じように新鶴さんも必死。

天から落ちるひとつぶの雨。
分水嶺に当たる時、どちらに流れをもってくるのでしょうか?固唾をのむ。

試合も後半戦、見えない最大の敵。
プレッシャーがひたひたと近づいていました。
この時点で、イーグルスはもうやるしかないと開き直っていた。
負けてはいますが、いいプレーも出始めてきました。
これで負けるなら仕方ない。
そのくらいの覚悟がチーム全体でできあがっていました。
あとひとまわりしかチャンスはこない。
最後の突撃、この打順にかけるしかない。
打たなければいけない。
塁にでなくてはいけない。
そうではないんです。
自分から追い込まれるのではない。
プレッシャーの籠には入らない。
むしろぶち壊す。
蟷螂の斧でもいい!
嬉々として立ち向かえ!
全力で挑戦する。
その後の結果なんてどうでもいいんです。
チームに貢献するために少ない可能性に立ち向かって、自分の全てを出し切る覚悟をもつ。
あとは、成功すればよし、できないとしても全力を尽くしたならばそれでいい。
たとえ失敗したとしても、チームために全力を尽くした者を責める者など誰ひとりいません。
終わった後でああだこうだ言わない。
みんなで背中を押し続ける。
イーグルスは終始一貫このスタンス。
相手が悪いことに、新鶴さんもイーグルスと同じ「いけいけどんどん」のスタイル。 
新鶴さんのベンチからも、「ピンチの時こそ。笑え!」と聞こえてきます。
それは高田さんも同じです。
だからやりづらい。

打たなければいけないではなく、全力を尽くさなければいけない、なんです。
相手エースが制球に苦しんで、ボール連発のあのツーアウト満塁の場面、初球からフルスイングしていくユリア。
確かに「ユリア、お前に任せた!」と言いました。
ですが、初球、初球ですよ。初球フルスイング。
普通は、ボールを待つ場面です。
やつは自分が打ってヒーローになることしか考えていなかったでしょう。
みじんも、ファーボールを狙うとか、三振した時のことなど考えなかった、と思います。
俺が打って決める!
その気持ちがあの場面でユリアを打たせた。
たいしたもんです。この打順に置いてよかった。
もしユリアがだめだっとしても、次に控えるはレント。
イーグルスはここにかけるしかなかった。
薄い可能性。もうダメだといところから、息を吹き返す。
そのものすごく薄いところを引いてくる。
お前ら佐賀北高校かい!
震えが止まりませんでした。
大人は普通は、震えません。
ただあの時は、たしかに魂が震えていました。
あれを見ていた、たくさんの人の魂を震わせた。

プレッシャーは見えません。
逆転を目指すイーグルスにもプレッシャーはあった。イーグルスも一歩まちがえれば即負けの場面が続いていた。
そのプレッシャーがイーグルス、新鶴さん、どちらの肩をたたいたか?
イーグルスも新鶴さんも死力を尽くしました。
全てを使い切りました。
ただ、少しだけイーグルスに傾きがあった。
わずか数ミリの差でしかないでしょう。
結果、イーグルスが2点差をひっくり返した。
その数ミリで勝利をもぎ取ったイーグルス。
その数ミリで勝利を逃がした新鶴さん。
その悔しさははかりしれません。
紙一重だった。
もしイーグルスがその立場だったら…。
だから、なんとも声をかけづらい。 
試合後、いつもはいい試合をありがとうございましたとあいさつにいきますが、この試合の後はできませんでした。
なんといっていいかわからない。
悔しくて仕方がないでしょう。
ただ、私が新鶴さんの立場だったら、そっとしておいて欲しいと思いました。
だから、あえて声をかけませんでした。
本気でぶつかり合ったからこその尊敬の念からでした。
試合後、新鶴スポ少さんの指導者のひとりからメールが届きました。
おめでとう、そしていい試合をありがとう、いい経験をさせてもらった、悔しいけど県大会がんばって!と。
この言葉を絞り出せるなんて、なんてすごいんでしょう!
絶対絶命の試合を逆転勝ちしてジーンときて、試合後にその対戦相手からのメールを読んでまた泣く。
大人になってそんなに泣きませんよ。
でもその涙が止められない。
昨日の祝賀会でも泣いている保護者さんがいましたね。
心がそんなにも揺れ動くことって、今の世の中、普通に生きていればそうそうありません。
いい涙だと私は思います。
フィクションではない。
それだけの体験、経験をさせてもらった。
それも親子ともどもで。
新鶴スポ少さん、良きライバルがいてくれたからこそ、こういう涙が流せます。
ありがとうございました。

こういう経験をして、育った子どもはどういう大人になるんでしょうね。
たとえ目の前に強力な敵がいても、最善の準備をして、ベストを尽くし、仲間を信じて、最後まであきらめない。
勝っても負けても胸を張って、前を見る。
敗者へのリスペクトも忘れない、いいやつになると私は思います。
そして、その子ども達もまたそういう親をみて育つ。
その子ども達もスポ少をやるでしょうね。
そういうサイクル。輪廻転生。
いいじゃないですか!

白獅子大会、会津予選、イーグルスは親子ともども、できうる限りの準備をして、最善を尽くして、いいライバルにも恵まれて、その上で優勝することができました。

イーグルスはじまって以来の初優勝!
しかも、総体でも県大会、白獅子でも県大会、ダブル県大会もイーグルス初です。
選手はもちろん、お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、いもうと、おとうと、みんながいい顔をしてました。
ひとまわり成長したイーグルス、次の舞台は強豪ひしめく県大会。
さらなる大空を目指します。
球児たちの夏。
それはなにも高校野球だけの特権ではありません。
それはソフトボールでも同じです。
白獅子会津予選。
真夏の柳津町で行われました。
真夏といってもそんなに暑くはない真夏。
しかし、心は煮えたぎるほど暑い。
今年のイーグルスもこの大会に賭けています。
総体の県大会にいって、つわものたちとの宴を経験してきた快感が忘れられません。
もう一度あのしのぎを削り合うゾクゾク感を味わいたい。
人はなんとも貪欲な生き物です。
しかし、のぞまなければ勝利はこない。
ただ、ただ勝ちたい!
貪欲で、強欲で、利欲でいい。

そんなチーム同士がぶつかり合うのが白獅子大会。
今日の1回戦は、磐梯スポ少さん。
好投手を擁し、バッテリーを中心とした守りのチームだとみました。
このピッチャーを打たなくてはイーグルスに道は開けない。
夏の高校野球でも強豪校が緒戦であっけなく負けています。
絶対に気を抜いてはいけない。
とうの本人たちは気を抜いている感覚はないのでしょうが、いつの間にかそうなってしまう状況。
野球の怖さだと思います。
実力を出し切れば勝てるとかいいますが、出せなければそれも実力なんです。
そうならないようなコンディションづくり、モチベーションづくりが大事になってきます。
初回を当たり前のように抑えて、まず安心する。
大事な先制点をきっちりとりにいく。
焦りをうまないような算段をとりましょう。
「大丈夫!オレたちは大丈夫!」
こうチーム全体で思えるようになれれば、しめたものです。
緒戦の磐梯スポ少戦では、イーグルスはそれができた。
ここが強さだといわれればそうなのかもしれません。
そのアタリはやはり、キャプテン、ユウキの手腕によるところが大きいです。
まず守備で安心するためには、バッテリー間が大事、そしてエース、レントのモチベーションをきちんとコントロールしている。
ピッチャーに気持ち良く投げさせることで、チームを安定させようとしている。
まさにイーグルスの精神的支柱、世界を支える大黒柱です。
これがまんまとはまった時は、間違いなく強さを発揮している。
エースが安定すれば、守備も安定する。
守備の時間も短くなり、体力的にも有利になる。
気持ちに余裕が生まれて、打撃に集中できる。
そして、打線が爆発する。
ユウキはほんとよく見ています。
今日の打順の変更だって、「監督、この白獅子の本番のタイミングで打順を替えるのはどうかと思うんですけど!」とズケズケ言ってくる。
監督に意見する選手…
いいじゃないですか!
意見を自信をもって言えると言うことは、ものすごく考えているということの裏返し。
むしろ、私はそれを待っています。
そういうスタンスでいままでやってきています。
選手がそう思うならそうなんでしょう。
でも、そういう考えもあるが、こういう考えもある。俺はこう思うから、これでいくという意図を共有することが大事だと思うんです。
ユウキの意見が正しいと思った場合はすぐにそうします。
現に過去にもそういう場面がありました。
ユウキの方がよく見ている場面もある。
だから私はユウキに全権を与えて監督兼選手としてチームを任せることができるんです。
ひとりひとりの良さを引き出す、自由かったつな雰囲気。これが今年のイーグルスの強さです。
今日の磐梯スポ少さん、本郷スポ少さんとの戦いはまさにこれです。
磐梯さんに8:0、本郷さんに16:1で勝ちました。
そして明日はいよいよ、準決勝。
相手は、先の総体でも代表枠を競い合った美里連盟の盟友の新鶴さんです。
今日のイーグルスのいけいけどんどんには簡単にはさせてくれない強いチームです。
メンバーも指導者も保護者もかって知ったる中なので、若干やりづらい。
それは新鶴さんも同じでしょうが、これは勝負の世界。
勝っても負けても恨みっこなしです。
意地と意地のぶつかり合いになるでしょう。
どっちが勝つかはやってみないとわからない。
しかし、やる以上は勝つ気でいきます。
きょうのオールスター戦をみて、ほどほどに晩酌をして早めに寝るとしましょう!
日本三田植えのひとつ、高田のお田植え祭りに参加してきました。
大学を卒業して、社会人になるために会津に戻ってきてから、ずっと参加しています。
ということは、スポ少と同じ歴史が私の中にある。
20年くらいか、よくぞ、続いていますね。
最初は、ものすごく疲れるから、参加するのがおっくうでした。
あの飲み会にいって調子こかなければ、神社の警防組に入ることはなかったでしょうね。
お酒が繋いだ人の縁。
こういうの結構ある。
それも悪くないと思えるようになってきました。
やってるうちに慣れてくるんですね。
そして、ふと思った。
もしかして、このお祭りに参加することで、どっかで自分はもちろん、家族だったり、スポ少だったりにご利益があったかもしれない。

絶体絶命の六点差をひっくり返したあの雨の試合。
あれよあれよと勝ち進んで、全国にいったあの時。
なんか神がかっていました。
そう神様がかってるんです。
まさに神様が加わっているかのごとき快進撃。
これも神様との取引か?
これはよこしまな考え方なでしょうね。
でも、そうかもしれないと思う場面が、多々あります。
神様の御利益だけではないでしょう。
もちろんみんなの努力もあってしかるべき。
神頼みだけでは勝てないし、根本のところは自分で、自分たちでなんとかするしかない。

それでも、試合に勝ったり、上手くいったりする場面。
そんな場面が、数値化できたとしたら、目に見えない「神様の御利益」っていうのがあるかもしれない。
それを狙ってます。
ほんと、よこしまですね。
でも、それでもいいじゃないですか?
誰かの明日の笑顔、家族の明日の笑顔のために、スポ少のみんな笑顔のほんの少しでも役にたてるなら、それでいい。
まぁ私が勝手に思ってるだけなんですがね。
伊佐須美神社の神様に祭りの中で何度も何度もお願いしてきました。
イーグルスと高田中野球部を勝たせてくださいと。
返事はもちろんありません。
なくていいんです。
勝利はみんなで勝ちとるもの。
後は、私たち自身にかかっているんです。
いろんなことが準備不足。
これで、大丈夫、万全ですとのぞむことなどできません。
それでも、イーグルスは高田中野球部は、試合の中でこそ成長していってくれるでしょう。
それを期待します。
明日が楽しみです!
白獅子前の最後のナイター。
貴重な実戦経験の場。

より実戦形式に近づけるべく、毎回ノーアウト1塁の場面の設定から始まります。
攻撃側は、このノーアウトのランナーを活かさなくてはいけない。
守備側は、このノーアウトのランナーをホームに帰してはいけない。
ランナーを進める手段は、幾通りもあります。
それにいかに守備が対応できるか?
それが、高田さん、イーグルスに交互にやってくる。
打順でも、戦略、戦術も変わってきます。
いかに効率よく、攻めるか?
ここは、バントなのか?それとも強行でいかせるのか?
実戦でもよくある場面です。
このナイター練習試合が、いいシミュレーションになっています。
いざ、本番の白獅子になって、
「あぁこの場面は、この前経験してる場面だなあ。」
といくらかの余裕をもってのぞむことができるでしょう。
ギリギリの勝負の場面で、この少しの余裕が大事になります。
びびって何もできないか?
少しでも対処方法が頭にあるか?では、ぜんぜん違ってくる。
練習試合でも、その場面を1回経験してるというのは、でかいんです。
だから、実戦形式の練習試合は大事なんです。
白獅子前の最後のナイター。
結果は、高田さんにコテンパンにやられました。
あちらは、自信をもって大会にのぞむことができるでしょう。
ひるがえって、イーグルスは、直すべきところがポロポロでてくる。
ランナーを背負ってのケースバイケースの守備、送球の選択。
守備位置のとり方、などなど指摘するポイントが高度化しています。
それをつぎにいかさねばならない。
そうでなければ、イーグルスとしての進化はありません。
今週末までの修正なんて到底無理です。
ですが、やろうすることに遅いと言うことはありません。 
白獅子までは、間に合わないけどもその次に活きてきます。
修正すべき点を、少しでも直す。
強くなると言うことは、こういうことだと思うんです。

さて、また週末は雨の予報。
どうか、試合ができますように!

監督、バックネット改良しておきました!
保護者会長からの報告でした。
前々から、バックネットのおおいを越えてファールボールになる球がありました。
バッティングピッチャーの球が速ければ速いほど、打ち損じが多くなり、どうしてもファールボールになってしまう。
自然、バックネットを越えていくボール。
このボールが、駐車してある一般の人の車に当たることがたびたびありました。
そのたびに、練習を中断して、車の持ち主に謝りにいきました。
そして、保険を適用して修繕をおこない、賠償をしてきました。
その手続き何回やったか、わかりません。
結構な手間がかかるうえ、当たった人にも悪いし、当ててしまったバッターやその保護者も恐縮してしまう悪循環。
そうならないためのバックネットの改良です。
いままで、そう思いつつ、やってこなかった。
それをいまの保護者会のみなさんでやっていただいた。
その実行力に頭が下がります。
本当に助かります。
これで、大部分のファールボールは防げます。
車に当たらなくなる。
ありがとうございました。

なにより、こうして欲しいという提案に賛同していただいて、すぐにやってしまう実行力。
子どもたちのためを思ってのことなんでしょうが、なかなかできることではありません。
まさに有言実行の保護者会。
頼りになります。
子どもたちのために親も全力でサポートする。
これは強くなりますよ。
がっちり、二人三脚。
こんなイーグルスが弱いわけがない。
たとえ、雨で試合ができなくとも、このサポートがあればやっていけます。

あらためて、イーグルスのお母さん、お父さんに感謝です。
ありがとうございました!
白獅子前の最後の練習試合、雨でできませんでした。あー、残念。
試合勘ってやつ、完全に遠ざかってます。
特に昼間の試合。
ナイターは毎週やってるんですが、昼間とはぜんぜん感覚が違います。
試合勘が戻る前に、炎上したら…、調子が上がる前に先制されたら…
マイナス思考が、湧き出てしまいます。

白獅子の第1戦、磐梯スポ少さん。
この1戦が大事になってきます。
あーなんか今から緊張してきたなぁ。
一戦目の初回の攻防をどうやって制するか?
イーグルスの1番がどうやって、塁にでるか?
磐梯さんの1番をどうやって抑えるか?

先頭バッターを打ち取って、まずワンアウトでチーム全体で落ち着く。
イメージを作っていましょう。
そのイメージ通りに、狙ってクリアしていく。
チーム全体で、この選手はアウトコースを引っかけさせて、セカンドゴロでアウトをとる。
具体的に、こうやるというイメージを共有する。
それを積み重ねることが、勝利への王道でしょう。

悪送球したらどうしよう、
エラーしたらどうしよう、
ファーボール連発したらどうしょう。
大丈夫です。
なんとかなる。
なんとかなるし、なんとかするし。
ある程度のミス、エラーは計算のうちです。
今のイーグルスには、ある程度は持ちこたえるだけの器量がある。
そう私は信じています。
イーグルスも修羅場をくぐっている。
県大会、あのノーアウト満塁を切り抜けた。
エラー、悪送球、ファーボール連発。
苦しい展開もあるでしょう。
ソフトボールは、上手くいくばかりではありません。
失敗したっていいんです。
問題は、その時どうするか?

あきらめる、逃げる、右往左往する。
そういう対応もある、しかし、そうはならない。
今の自分にできる限りのことをやろうとする。
その健気さ。
どんなに負けていても、逆境でも自分は自分だと信じることができるか?
ここに人としての価値があります。
イーグルスの存在価値がある。
その気持ちを忘れない限り、どこに行ってもやっていけます。
今週末は、いよいよ最後の県大会へのチャレンジ。
ロード、トゥ、新舞子。
見せましょう、イーグルスの真価を!
長渕剛が好きです。
小学校4年のときから。
親子ゲーム、親子ゲームジグザグ。
とんぼ。

いまテレビでやってる、とんぼ同窓会。
たまたまつけたらやってました。
これも縁だなぁ。
もう一杯、芋焼酎炭酸割りを作ってしまいました。
いい。いい、長渕はいいなぁ。

思い出の曲を聴くと、あの頃が一瞬でよみがえる。
友だちから借りたカセット。
勝ったばっかりのダブルラジカセ、ソニーのドデカホーン。
ダビングの仕方がわからず、借りたカセットテープに録音してしまう失敗。
彼の長渕のテープの最初には、私の「あれ、なんだ、音なんねえぁな。コンコンコン(たたく音。)」が入っている。
彼はその後から、カセットテープのつめを折って貸すようになりました。
ゴメンな、みっくん。

話を戻して、長渕。
いつも聞いてました。
全ての歌詞を覚えるほど。
1番聞いたのは、なんでしょう。
ライセンス、昭和、このあたり。
多感な時期に長渕。
わかる人にはわかるでしょう。
その他にはわかんなくていい。
オレたちだけわかればいい。
それでいいんです。
友人の結婚式には、
乾杯。今、君は人生の大きな大きな舞台に立ち、遙か長い道のりを歩き始めた君に幸あれ!
これを熱唱。
何回、歌ったでしょう。
いつも、風呂でも歌っています。

ああそうだ、これはイーグルスも勝ったときには歌わなければいけない。

イーグルスに幸あれ!
あーーーれ!
あーーーーーーーれ!
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