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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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真田丸、佳境も佳境です。
やもすれば悲壮感漂うように仕向けられてきたこのストーリー。
歴史の結果はすでに分りきっている。
しかし、今回の三谷真田丸は、「もしかしたら、勝てるんじゃないか、なんかやってくれるんじゃないか」と思わせてくれます。
どんな逆境にあっても、いちるの望みを捨てない。
それまでに、いかなる状況にあろうともその時のベストを尽くす幸村の姿勢。
その誠実さと人間くささのある言動が人を引き付けます。
誰かがいってました。幸村の立場は今でいう課長級。対する家康は社長。
んーよくわかる。言えて妙。
社長はだいたいを意のままにあやつれるが、課長は意のままにならない。
与えられる権限も、使える人材もその差は歴然としている。
簡単に見れば、抗しきれるはずもない。
それともうひとつ。
戦術家と戦略家の違い。
真田丸という出城で勝利した幸村の局地戦。
和睦そののちに堀の埋め立て、出城の破壊という戦略で上回って見せた家康。
戦術家の限界を自分でもわかっていながら抗う。
瞳の奥に燃え盛る炎は消えない。
みんな大小差はあれ、逆境の中にあります。
そこに自分を重ね合わせることができて、感情移入ができるんだと思います。

そして、小道具もいい。
六文銭、赤備え、真田丸。
シンプルで強烈に人の印象に残るプレゼンテーション能力。
ひねりすぎてもだめですからね。
シンプルでいい。
それでいて、「かっこいい」と思わせる。
そのシンプルさをどういかすかをわきまえていたと思います。

私がもっとも共感できるのは、あきらめが悪いところ。
華々しく散ろうとか、いさぎよく砕けようとかそういうのがない。
最後の最後まで生き残り勝つことを考えている。
今日のNHKの真田丸の特集をみてなおさらそう思いました。
そこに悲壮感がない。演じる堺さんのひょうひょうぶりは見事としか言えません。
悲しさはあれど、暗さがない。たまに下をみても、いつの間にか前を向いている。
何回失敗してもいい。そのたびに立ち上がって立ち向かう。
その心意気に幸村の強さを感じます。
その心意気が家康をして「日本一の兵」と言わしめる。

私の勝手な解釈ですが、このあきらめの悪さがイーグルスと重なります。
今年はどんなに逆境でも悲壮感がない。あったとしてもそれを跳ね返す底力を見せてくれた。
あの時代の幸村も今の時代のイーグルスも思いは同じ。
もう今年はいろんなことをイーグルスに勝手に置き換えてしまう自分がいます。

その幸村も残すところあと1回。
まさかの主人公もナレ死・・・いやそれはないない。
いろんな漫画や小説や映画、ドラマで幸村の最期は見てきましたがさて今回はどうなることでしょう。
あさって最終回です。




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