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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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やってるひとはやっています。
何がって?
グローブとの会話です。
いつも傍らにいて、自分を支えてくれる道具たち。
バットもそう、ユニフォームも、バッティンググローブも。
いろんな道具が自分を支えてくれています。
その中でも、「グローブに油を塗る」こと、これは道具たちとの「会話」だと思います。

俺「今日も危ないシングルキャッチ、落とさず捕ってくれてありがとう!」

ミズノのグローブ「いえいえ、あれは君のスタートも良かったからだよ。」

俺「んじゃ、あのプレーは俺たちのファインプレーだね。」

ミズノのグローブ「そういうことにしてこうね!」

スポーツ選手であれば、誰もが大事にしている道具たちとする会話。
こういう会話を日々重ねていきます。

この時間は、けっこう幸せな時間です。
親のすねをかじって買ってもらった道具ですが、なじめば何よりも頼りになります。

エラーもミスもありますが、チームの危機を救うプレーをしたときは、
「よっしゃぁー!」
その時間は、グローブと私の俺たちの時間。

チャンスで打ったとき、自分の努力もそうですが、親に買ってもらった高くていいバットのおかげでもある。
バットにも愛着がわいてきます。

その労をねぎらう。
ここは大事にせなあかん。
モノを友達のように大事にする。
ここが、日本人でしょう。

そうやって、好きなメーカー、タイプが自分なりにできあがっていく。
必ずしも人気のあるブランドではなく、玄人好みに偏っていく。
ミズノも好きですが、シュアプレー、ワールドペガサス、BENもいい。
自分なりのグローブ、バットを見つけて欲しい。

大事にされたグローブの美しい光沢。
何年も何年も、毎日毎日、グローブオイルを塗りながら持ち主との会話をしてきている。
それは地層、樹木の年輪のごとく、幾重にも積み重なっていく自分たちだけの美しさです。

道具を見れば、その人が分かる。
私もまだまだですが、願わくばイーグルスの子供たちはそうやって道具を大事に美しく使い続ける人になって欲しいと思います。






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