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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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さあ、泣いても笑っても明日がH30イーグルス最後の戦いです。
二日に渡って、まさに、青空の青空杯に呼んでいただいて本当によかった。
イーグルス最後を飾るにこの上ない環境です。

舞台は整いました。
あとは、やるだけ。
やるなら今しかねえ、です。

明日で6年生はイーグルスを引退します。
思えばいろんなことがありました。

今日見事なホームランを打った泣き虫ルイ。
センターをそつなくこなし、肩を見せたサムライ、ヒロヤ。
腰が痛いといいながらも、なんとか試合を、作ったエース、ハルヤ。
良くも悪くもチームを盛り上げ、CoCo壱番で打つヨウスケ。
鈍足ながらセーフティを試みるアウト。ヒットを打ってもライトゴロのタケル。
そして、すぐにアップアップなりながらも精一杯のプレーを積み上げていくキャプテン、コウノスケ。
コウノスケは、よくぞこの個性派集団をまとめ上げました。
このバラバラの抑えのきかないボンクラども。
当初は、この中でだれがチームをまとめられるかを考えたとき、「チームの理性」として、コウノスケを選びました。
ここにきて、その選択でよかったとつくづくおもいます。
確かにプレーは上手くいかないときもあります。
でも、それをみんなでカバーしていく。
ここが今年のイーグルスです。
今日もそのエラーをみんなで防ぎきった。
ミスっても下を見ることなく、切り替えて次のプレーに集中する。
厳しく指摘されても、腐らず、謙虚に前に進んでいこうとするその気概。
これが、今の世の中には必要です。
だからこそ、今年のイーグルスのキャプテンは、コウノスケなんです。
チームを調子づける危険なアクセルがヨウスケだとすれば、コウノスケはハンドルとブレーキ。
きっちり目的地に連れて行ってくれるのは、やはりコウノスケなんです。 

そんなコウノスケ世代も明日が最後。
応援もプレーも上向きになっています。
控えのベンチの雰囲気もいい。 

さて、明日どこまでやってくれるのか
楽しみです。
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高田中駅伝部が東北大会を制覇しました。
これはとんでもない快挙です。
片田舎の小さな中学校の大きな挑戦。
何年も何年も挑み続けた大きな、大きな壁。
その壁を今日ぶち破った。
空を飛びたいと願った恐竜が、始祖鳥となり青空に羽ばたいた。それが今日だった。

悲願といっていいでしょう。
来る日も来る日も毎朝走り抜いた。
ただ走り抜いたのではなく、本気で走り抜いた。
空のプールに一滴一滴ずつスポイトで水を垂らす、気の遠くなるような作業。
作業はいつしか、目標となり、生きがいとなった。
そして東北大会の今日、そのプールの水はついにあふれ出した。
補欠の選手も含めみんなで頑張りました。
指導してくれた先生方、それを支えた保護者、みんなが注いできた一滴一滴が大きなうねりとなり、壁をやぶった。

優勝した瞬間。
その知らせを聞いた瞬間。
その瞬間を見ていませんが、なぜか泣けてくる。
みんなの頑張る姿が目に浮かびます。
苦痛に顔をゆがめつつも、歯を食いしばってタスキを繋ぐ。
髪を振り乱して、必死に応援するお父さん、お母さん。
うなづく先生方。歓喜。
みんなが一滴一滴を、注いできたプールがあふれ出た。
劇的な瞬間がイメージできます。
いままでの努力が、苦労が、すべてが報われる時。
止められない、止めどなく流れる涙。
美しい涙。うれし涙。限りなく美しい涙。
そんな涙は、何回流してもいい。
すげえ、すげえ、すげえ。
手放しで賞賛します。

それにしても、高田中駅伝部の環境はすごい。
教職がブラック、ブラックといわれる昨今。
毎日毎日の朝7:00からの朝練。
それを根気強く継続していく。
毎毎日の朝早くの出勤は、多くのことを犠牲にしてきたはずです。特に自分の家族に対して。
その意味で、指導者の家族のみなさんも紛れなく、功労者です。

いろんな人の支えがあって、彼らが走る環境が整ってきました。
そんな中、競い合ってタイムを縮めてくる選手たち。
よくぞ、ついてきてきてくれた。
先生方のその気にさせて覚醒させてしまう、その手腕はお見事です。

今日くらいはゆっくり休んで、美味い食事、美味いお酒で乾杯してください。

あらためて、高田中駅伝部おめでとう!



やはりアウトコース対策でした。
この前の民友杯新人戦。
打たれたのはアウトコース、高め。
引きつけて、コースに逆らわない打撃。
それが長瀬さんはできていました。
いずれもライト、右中間に運ばれる。
中継の練習はしていたので、スムーズに返球はありました。
なんとか、サードで止めるもピッチャー、キャッチャーのバッテリーが踏ん張れない。
反対に、長瀬さんのキャッチャーは、抜ければ得点される難しいワイルドピッチをことごとく捕ります。
体をいれるブロックではなく、手だけのグローブさばきのみで捕っている。あのバウンドに慣れてますね。
あれには参りました。

来年の展望をみるに、いまはコントロールなどに課題がありりつも、春になると化けてくる。
強敵そろいです。
イーグルスが生き残るためには、ピッチャーの養成もそうですが、アウトコースをどう打つかに限ります。
いいピッチャーは、アウトコースが生命線。
その生命線を絶つ!打撃。
その意味で、この前の練習はよかった。
ツーストライクから1回のみの挑戦では、効率が悪いので、5回くらいチャンスをやって目や体を慣れさせる。
その前に、アウトコース打ちの理論も落とし込まないといけない。
何回かやってるんですけどね。
なかなか腑に落ちてこない。
だからこそ難しいんでしょうね。
頭でわかって、目や体でも覚える。
冬の練習の課題も見えました。

私たち指導者が考えるべきは、その練習をやれば、いつの間にかうてるようになっている練習法。
それを考えます。


すべては大きな勘違いでした。
ゆめまぼろし。
この前の柳津で激闘を演じたヤングイーグルスの姿はどこにもなかった。
ことごとく、長瀬さんのペースで進む試合。
面白いところは何もなく、盛り上がらない。
打てないので、なにも策も練れない。
これで県大会にいくなんて、ちゃんちゃらおかしい。
自分たちの実力を見誤っていました。

俺たちは弱い。

弱いなら弱いなりの必死さ、ひたむきさがなかった。
はなからなめてかかってましたね。
私自身も含め、たかをくくっていた。
気合いをいれて、相手を飲み込もうとすることと、たかをくくることは違う。
ほおのきさんにリベンジするところではありませんね。
足下にも及ばない。
指導者からして、俺たちは強いと勘違いしてました。
ピッチャーの調子が良くないことをいち早く見抜いて、交換させるべきだった。
打てないなら、バントで揺さぶるなり方針展開をするべきだった。
今となっては、すべてが後手。
あれで、すべてを出し切ったなんて、おこがましてくてく言えません。

再戦の場はありません。

さて、どうやってたてなおしていくか。
この10月のナイター。イーグルスは週3回。
たいへんですよね。
せめて、週2にすればよかった。
自分でも反省しています。
この課題は来年にいかします。
ですが、試合機会が多くなって、経験値は着実に増えていることを実感します。

昨日のタイセイとレントのホームランは見事。
タイセイは、速い球にも遅い球にも体が開きません。
ボールの飛ぶ方向がセンターを中心にしている。
レントはインコースの難しい球を引っ張りながらもインサイドアウトで強打。
ボールがフェードしていました。
この打ち方ならば、新人戦のトップクラスのピッチャーからも打てる!

そして、このところ良くなってきてるのか走塁です。
相手のスキをついて、次の塁を狙っている。
やはり試合形式なので、実戦です。
そこで、あれこれ試すことができている。
そして、ああこうやればいいんだと少しずつ自信をつけていく。
それが、公式戦で発揮されています。
ユウキ、レンのスライディングのうまいこと。
スピードを落とさず、塁を陥れ、すかさず立ちあがる。
あのスライディングはかっこいいです。
「ああ、こいつできるな!」と思わせます。
寒い中、ナイターをやる意味はあります。
その成果を出す機会。
民友杯と下郷さんの大会で、爆発させます!

シーズンも終盤にきています。
土のグランドでソフトボールができるのももう少し。
ナイター練習が寒くなってきています。
そんな中、みんなが上手くなっていることに気づきます。
ユナの打席での構え、ハルヤのコントロールの安定性、コウノスケのランナータッチの上達など。
その中で、昨日のナイター練習試合。
レンの打席でのひとこま。
高田さんのキャッチャーのマスクが落ちているのをみて、レンがそれを拾い、アゴの部分を拭いてから手渡しました。
前に1回教えたことを忠実に再現している。
その癖、しっかりサインをみて、こちらからは目を離さない。
そのさりげないこと。
雑にやるでもなく、これみよがしにやるでもない。
実にさまになっている。
この相手を思いやる動作を、レンはすでにものにしています。
こういう細かい動作。
野球をわかっているなあと思わせてくれます。
見ていて気持ちがいい。
レンの他にも、前々からこの動作をやっているユウキ(元々キャッチーなので、拾ってくれる気持ちがありがたいことをわかっています。)などがいます。
なぜその動作をするのか?
私からすれば、そんなの当たり前のことです。
ですが、こういう気持ちは、ヨウスケ、ケンタ、ほかのイーグルスの面々にも、そのあたりにはわからないでしょう。
言われたからやるのではない。
やらなきゃいけないではありません。
やりたいからやる。

打席たつとき、心に余裕のある証拠です。
相手を思いやる余裕がある。
広く分析する余裕があります。

プレーの上手さだけではありません。
そのさりげない、マスクを拾う動作。
このしぐさだけではありません。
道具の砂をはらう。
ベースをきれいにしておく。
グランドのゴミや小石をひろう。
誰にいわれるのではなく、自分で気づいて動く。
そういう人間になってほしい。
その片鱗をレンに見た時、
ああわかってくれてんだなぁと寒さも吹き飛ぶくらい、嬉しくなりました。
また明日から、そういう動作を探していこうと思います。
日曜日のカレーがおいしかったこと。
イーグルスで、練習試合にきていただいたスポ少さんに何かをふるまうのは初めての事です。
それも前日の段取り。
協力していただいた保護者の皆さんに、特にお母さん方に感謝です。
美味しいカレーありがとうございました。

この前のBBQ、豚汁など保護者の皆さんの協力、連携がすごい。
ありがたいです。
この前もこんな一面がありました。
練習試合が、終わって、さぁて体育館とトイレの掃除でもしようかなと思っていると、すでに終わっていました。
そのお心遣いがありがたい。
こちらからお願いしなくても、気がついて、すでに行動に移している。
なかなかできないことだと思います。
いままで宮川小で練習試合をやったときに、何回かありました。
そのさりげなさに、「ああ、助けてもらってるな。」と思いました。
他にも、お父さん方が率先して練習に参加していただいている。
アイスなどの差し入れをいただいたこともありました。
そして、子供たちはのびのびとソフトボールに集中できる環境がある。
お互いの感謝でこのスポ少は成り立っているなと思いました。
昔もそうでしたが、いまのイーグルスにも、そういうところがある。
自分のこどもだけではなく、スポ少のこどもみんなを支えていただいています。
子供も大人もみんなが協力をしている。
こういうチームが、強くならないはずがありません。
今週日曜日の民友杯新人戦と美里6年生連合の戦いで、悔し涙ではなく、嬉し涙を流せるように親子でがっちりタッグを組んで臨みます!



会津の6年生選抜の第1回目の合同練習がありました。
高田、新鶴、柳津、そしてイーグルスの4チーム、15名の登録になります。

守備、バッティング、ピッチングをみてみる。
敵としては手強いですが、味方としてみると、こんなにも心強いんですね。
ほれぼれします。
ここにこういう選手がいてくれたらなあと思うところに、適材がいてくれる。
柳津さんの5人は、みんなうまい。
ピッチャーの球の速いこと。
このメンバーで、誰がどこを守るか?
適材適所が難しい。

勝負ごとですから、一切の妥協はありません。
勝つために、うまいやつが試合に出る。
これがあたりまえです。
そうするとレギュラーになれない選手も出てくる。
そこで、どうするか?
ここが大事なところです。
試合に出れないから、いいやと腐るのか、全力で自分のできることを探してサポートするのか?
今後の生き方に影響してくるでしょう。
試合に出れなくても、できることはあるはずです。
レギュラーがどうやったら、気持ちよく試合に集中できるか?
そうするためにはなにをやればいいか?
イーグルスの6年生は、控えやサポートに回ることが多くなるでしょう。
もちろん、試合に出たときのために準備もしておかなくてはならない。
自分が試合にでてなくても、チームがいい結果をのこせたら、それはみんなの勝利です。
県内のエース、4番ばかりを相手に今年の会津選抜はどこまでいけるか?
そこも楽しみです。

だんだん寒くなってきました。
ナイターも寒い。
ネックウォーマーが手放せなくなります。
プロ野球もクライマックスシリーズに入り、野球全体が佳境に入っています。

最近、打てない息子の振りをみて、できる人と比べてみます。
小さくても球威のある球をはじき返すには、それなりのバットスピードがあることに気づきました。
それも一定のスピードではなく、インパクトの瞬間にその人のマックスのスピードになっているか?
ここですね。
筋力がなくて振りが遅くても、その振り、ムチのような「しなり」がある選手は、打っている。
ただ単にチカラで振り回してるだけでは、スピードに対応できていません。
それは打った後の弾道にも影響します。
この前の大東さんの大会のTKヤンキース戦で、センターオーバーを放った、タカの打球はぐんぐん伸びていました。
彼の振りもしなりのあるいいスイングだと思います。
スイングは基本、円運動です。
ドアスイングは、正円。
ユウキがアウトコースの球をよく芯でとらえますが、いまいち伸びていかないのはここです。
どこで当たっても同じチカラ。

それに対して、しなりのある振りは楕円。
前の大きな楕円になります。
これは当たった瞬間、インパクトの瞬間にマックスのチカラがかかる。
イーグルスでできているのは、何人かいますが、どれも帯に短したすきに長し。
ヨウスケに腰の回転があれば…
ソウゴに安定したスタンスがあれば…

めざすべきは、山田哲人、柳田、藤原恭太選手のようなしなりある振り。

美しいスイングは、見ていて気持ちいい。
タイセイの豪快なスイングはきもちいいです。
間合いの取り方もすでに自分でつかんでいる。
ヒロヤもタイセイのような静かな動作から一気に加速させていくスイングをしようとしています。

ともあれ、スイング、タイミングは自分で考えて、いろいろ試して会得していくもの。
指導者があーやこーや言っても、打てばいいんです。
ただ、自分の振りに根拠と自信が欲しい。
それは毎日の素振りや探求によって生まれるもの。やらない、人には永遠に訪れない瞬間。
「ああ、これか、この振りか!」と腑に落ちる瞬間がきてくれることを願います。













美里の6年生連合で、戦ってきた大東さんの大会。

海千山千があつまると、いい出汁がでるようです。
イーグルス単独とはまた違った雰囲気。
何事もプラスにとらえる高田さんと同じチームメイトになる。
そこに、新鶴スポ少の唯一の6年生のシュウも重なる。
お互いのいいところが、相乗効果で倍増していきます。
「ああ、この光景は近い将来の高田中野球部になっていくんだなぁ。」
と思いました。
まぁ、野球を選ばない子もいるし、新鶴は別の中学なんですけと、これはいいチームなります。
イーグルスの6年にないものを、補ってくれている。

甲高い声と闘志あふれるセンスのあるプレーでチームをひっぱるタカ。
ほどよくみんなのつっこみをもらいながらも、いい雰囲気になります。
これは、みんな楽しくなってしまう。
人数も10人。控えはなく、DP、FPを使うので出番のない選手はいません。全員が毎回戦っている。
いわば、全員が主役。
そのなかで、ソフトボールが楽しくて仕方がないという雰囲気。
エラーをしたとしても、すぐに前向きになります。
指導者が怒る暇もないくらい、まわりからドンマイの声。
その雰囲気が、体をリラックスさせて、いつも以上の実力を発揮させます。
私はヨウスケがあんなにかっ飛ばすところをみたことがありません。
あれ以上のドンピシャはみたことがない。
さがっていたレフトの遙か上空を流星のごとく抜けていった。本人もびっくり。
あの感触は気持ち良くて忘れることができないでしょう。
他に何個もエラーをして、さんざんチームをピンチに陥れますが、みんながカバーしてしまう。
ランナーを背負っても高田のルイがバンバン三振をとってくる。
頼りがいのあるエースです。
みんながみんなのびのびやっていました。
これがチームプレー。
このまま優勝してしまうと思ってました。
それほど、このチームがどこまでいくかを見届けたくなる。
いいチームでした。
今回は、優勝を逃しましたがチャンスはもう一回あります。
次戦は10/28(日)、民友杯とダブルで優勝を勝ちとることを祈って、練習をしていきます。

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