時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。
ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
台風一過の蒸し暑い土曜日。
先の大会でも用具などの面でお世話になった磐梯スポ少さんの主催大会に参加させていただきました。
会津で最大規模の大会を主催されている磐梯スポ少さん。
組織力、実行力ともにすごいなぁと思います。
そのような大会に毎年参加させていただいて、ただただ感謝です。ありがとうございます。
この大会は、当日抽選なので会場にいって抽選するまでは、どこのチームとあたるかわからないのでドキドキです。
準備の遅い我がチームは、先駆け第一。朝早くいって練習場所を確保し、他のチームがわんさか来る前にフリーバッティングまでやらねばなりません。
我がチームの前に到着していたのは2チーム。
むむむ、我がチームより早いとは敵もさるもの引っ掻くもの。
しかし場所を確保し、なんとか混む前にフリーバッティングまでやれました。
そして抽選。我がチームは第2試合から。一番したのトーナメントからの戦いです。 2日目に生き残るには、3試合を勝ち抜かなくてはなりません。
来たのは三番目ですが、抽選は一番に引きました。
第1試合は、翁島スポ少さん。県大会3位の高田スポ少さんに会津予選の際に負けはしましたがタイブレーカーまで持ち込んだチームです。
相手にとって不足なし。全力でぶつかるのみです。
初回、足の速そうな1番打者、2番打者を打ち取り2アウト。
立ち上がりは上々かと思いきや3番打者にレフトライン際にホームラン。追い込んで甘く入ったところを強振されました。つづく4番。堂々とした体躯と構え、シャープなスイング、みるからに打ちそうです。甘く入ったなら、どこまでもとんでいくだろうと思っていたら、パキーン。センターへ弾丸ライナー。サトルが追いつきそうだったのですが、一瞬躊躇スタートが遅れました。グローブのわずか先を抜けていくホームラン。3,4番に連続ホームランで2点のビハインドです。
あれを体をはってでもとめる気概を強くもってほしい。やさしいだけでは勝てません。やるときはやらないと。笑ってごまかせない場面もあるんです。
2点のリードを許したまま最終回へ。今日のリュウは調子はあまりよくなかったですが、悪いなりにストライクを稼いでいます。守備も大きなミスもなくバッテリーを援護。最終回まで良く我慢しました。
打線は散発ですが、ねばりのない下位打線にあってマサヤの粘りがひかりました。おいこまれてもファールで粘って四球を選んでの出塁。
ひとりでも多く塁にでることで、次のバッターにつながりチャンスを呼びこむことになります。
長打を打つ人、バントが上手い人、足が早い人、守備がうまい人、それぞれ自分の役割を理解し、全力でこなすことでチームになります。ピッチャーや4番バッターのような雛形ではないにしろ、 そういったチームを支える役割をこなす人が多いチームは強いです。
下位打線がそんなふうにしぶとく、強く、麦のようにそだってくれることを期待します。
さて、最終回。我慢に我慢を重ねての最後の攻撃。
先頭は2番ヒロト。いい打順です。
あまりプレッシャーを感じないタイプなので、先頭が必ずでなくてはいけないこういった場面ではうってつけです。しかし、空気を読めないので初球で凡打する危険性もありますが、ファールで粘って四球で出塁。
つづくヨシヒサが粘ってレフト前に。
ボールに手を出して凡打が多かったのですが、ここはきっちり仕事をしました。
4番リュウヤ。小細工はありません、っていうかできません。
ここは打たせるのみ。ですが、ボールを慎重にえらんで四球で、ノーアウト満塁。
いっきにたたみこむチャンスです。
マサハルがやすみで五番に昇格したサトル。
朝のフリーバッティングで上から強くたたくことを意識付けしていました。
強く振りぬいた打球は三遊間へ。翁島のショート、好捕。しかし、バックホームでキャッチャーがポロリ。
1点もぎとりました。
相手投手に不安の表情、野手へのプレッシャーも相当なものです。絶対ミスできない場面。
そう思えば思うほど、体がこわばります。
6番ユキノリが、良くボールをみて四球で出塁。またも満塁。
ワンヒットで逆転場面から相手ピッチャーが踏ん張ります。
7番カイト、8番スズキを連続三振。気合がのってました。
ボールに手をだしてしまう。相手を復活させてしまいました。
そして、9番ユウタ。でかい構え、ちょっとは威圧感があるのかもしれません。
ワンスリーから、ストライクを意地でとりにくる。
ファーボールねらいでは、気迫におされて打てません。
ここで、迷わない不動心を自ら信じることのできる人は強い人でしょう。
最後の球は、ボールともストライクとも判定の難しい球。
主審はボールとコール。
サヨナラ押し出しで、勝利しました。
試合後、笑顔の我がチームとは対象的に泣きじゃくる翁島のピッチャー。
勝ちはしましたが、泣くほどくやしい相手チームの想いをうけとったことになります。
その想いを次の試合にきちんともっていかなくては。
彼らの想いを無駄にしてはなりません。そんな気遣いのできる人間になってほしいです。
経験したことのないプレッシャーの中でたたかった彼はまた一番と大きくなって立ちはだかるでしょう。
この一勝は、大きな一勝です。
いつも勝てそうで勝てない試合を落としていた我がチームに自信をあたえてくれました。
やればできる。やろうとしないからできない。
小さな自信を積み重ねて、くずれたらまたつみなおす。結果はすぐにはでません。失敗も多いでしょう。負けも多いでしょう。ものすごく、面倒で無駄の多いことかもしれません。
だけど、信じて進む勇気を自分の中に育てること。無駄だと思ってやっても、身にはつきません。
やらされてやっている、ただやっているレベルでは本気でやっているやつらには勝てません。
負けはしましたが、2回戦の河東スポ少戦。1番ジュンヤのヘッドスライディング。2番ヒロトも、飛び込んだこともないのにヘッドスライディング。すこしずつではありますが、彼らの中にそれを見つけることが出来る場面がでてきました。
いい顔になってきました。
6年生はのこり3大会。
やるならいましかねぇ。
先の大会でも用具などの面でお世話になった磐梯スポ少さんの主催大会に参加させていただきました。
会津で最大規模の大会を主催されている磐梯スポ少さん。
組織力、実行力ともにすごいなぁと思います。
そのような大会に毎年参加させていただいて、ただただ感謝です。ありがとうございます。
この大会は、当日抽選なので会場にいって抽選するまでは、どこのチームとあたるかわからないのでドキドキです。
準備の遅い我がチームは、先駆け第一。朝早くいって練習場所を確保し、他のチームがわんさか来る前にフリーバッティングまでやらねばなりません。
我がチームの前に到着していたのは2チーム。
むむむ、我がチームより早いとは敵もさるもの引っ掻くもの。
しかし場所を確保し、なんとか混む前にフリーバッティングまでやれました。
そして抽選。我がチームは第2試合から。一番したのトーナメントからの戦いです。 2日目に生き残るには、3試合を勝ち抜かなくてはなりません。
来たのは三番目ですが、抽選は一番に引きました。
第1試合は、翁島スポ少さん。県大会3位の高田スポ少さんに会津予選の際に負けはしましたがタイブレーカーまで持ち込んだチームです。
相手にとって不足なし。全力でぶつかるのみです。
初回、足の速そうな1番打者、2番打者を打ち取り2アウト。
立ち上がりは上々かと思いきや3番打者にレフトライン際にホームラン。追い込んで甘く入ったところを強振されました。つづく4番。堂々とした体躯と構え、シャープなスイング、みるからに打ちそうです。甘く入ったなら、どこまでもとんでいくだろうと思っていたら、パキーン。センターへ弾丸ライナー。サトルが追いつきそうだったのですが、一瞬躊躇スタートが遅れました。グローブのわずか先を抜けていくホームラン。3,4番に連続ホームランで2点のビハインドです。
あれを体をはってでもとめる気概を強くもってほしい。やさしいだけでは勝てません。やるときはやらないと。笑ってごまかせない場面もあるんです。
2点のリードを許したまま最終回へ。今日のリュウは調子はあまりよくなかったですが、悪いなりにストライクを稼いでいます。守備も大きなミスもなくバッテリーを援護。最終回まで良く我慢しました。
打線は散発ですが、ねばりのない下位打線にあってマサヤの粘りがひかりました。おいこまれてもファールで粘って四球を選んでの出塁。
ひとりでも多く塁にでることで、次のバッターにつながりチャンスを呼びこむことになります。
長打を打つ人、バントが上手い人、足が早い人、守備がうまい人、それぞれ自分の役割を理解し、全力でこなすことでチームになります。ピッチャーや4番バッターのような雛形ではないにしろ、 そういったチームを支える役割をこなす人が多いチームは強いです。
下位打線がそんなふうにしぶとく、強く、麦のようにそだってくれることを期待します。
さて、最終回。我慢に我慢を重ねての最後の攻撃。
先頭は2番ヒロト。いい打順です。
あまりプレッシャーを感じないタイプなので、先頭が必ずでなくてはいけないこういった場面ではうってつけです。しかし、空気を読めないので初球で凡打する危険性もありますが、ファールで粘って四球で出塁。
つづくヨシヒサが粘ってレフト前に。
ボールに手を出して凡打が多かったのですが、ここはきっちり仕事をしました。
4番リュウヤ。小細工はありません、っていうかできません。
ここは打たせるのみ。ですが、ボールを慎重にえらんで四球で、ノーアウト満塁。
いっきにたたみこむチャンスです。
マサハルがやすみで五番に昇格したサトル。
朝のフリーバッティングで上から強くたたくことを意識付けしていました。
強く振りぬいた打球は三遊間へ。翁島のショート、好捕。しかし、バックホームでキャッチャーがポロリ。
1点もぎとりました。
相手投手に不安の表情、野手へのプレッシャーも相当なものです。絶対ミスできない場面。
そう思えば思うほど、体がこわばります。
6番ユキノリが、良くボールをみて四球で出塁。またも満塁。
ワンヒットで逆転場面から相手ピッチャーが踏ん張ります。
7番カイト、8番スズキを連続三振。気合がのってました。
ボールに手をだしてしまう。相手を復活させてしまいました。
そして、9番ユウタ。でかい構え、ちょっとは威圧感があるのかもしれません。
ワンスリーから、ストライクを意地でとりにくる。
ファーボールねらいでは、気迫におされて打てません。
ここで、迷わない不動心を自ら信じることのできる人は強い人でしょう。
最後の球は、ボールともストライクとも判定の難しい球。
主審はボールとコール。
サヨナラ押し出しで、勝利しました。
試合後、笑顔の我がチームとは対象的に泣きじゃくる翁島のピッチャー。
勝ちはしましたが、泣くほどくやしい相手チームの想いをうけとったことになります。
その想いを次の試合にきちんともっていかなくては。
彼らの想いを無駄にしてはなりません。そんな気遣いのできる人間になってほしいです。
経験したことのないプレッシャーの中でたたかった彼はまた一番と大きくなって立ちはだかるでしょう。
この一勝は、大きな一勝です。
いつも勝てそうで勝てない試合を落としていた我がチームに自信をあたえてくれました。
やればできる。やろうとしないからできない。
小さな自信を積み重ねて、くずれたらまたつみなおす。結果はすぐにはでません。失敗も多いでしょう。負けも多いでしょう。ものすごく、面倒で無駄の多いことかもしれません。
だけど、信じて進む勇気を自分の中に育てること。無駄だと思ってやっても、身にはつきません。
やらされてやっている、ただやっているレベルでは本気でやっているやつらには勝てません。
負けはしましたが、2回戦の河東スポ少戦。1番ジュンヤのヘッドスライディング。2番ヒロトも、飛び込んだこともないのにヘッドスライディング。すこしずつではありますが、彼らの中にそれを見つけることが出来る場面がでてきました。
いい顔になってきました。
6年生はのこり3大会。
やるならいましかねぇ。
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