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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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野球において、個人的に好きなのは1番だが、一番意味のある打順は4番だと思う。
その人がそこに座るだけで、厚みが増すというか、重厚になるというか、たよりになる存在。
4番とはそういう打順だと思う。(個人的には3番最強説。)

10/5 ほおのき杯 2回戦。対須賀川牡丹戦。1回の表 二死三塁においての4番郁弥の打撃。
しびれました。
初球からフルスイング。が、しかし簡単に追い込まれてしまう。
そこから、ボールを振らせようとする相手ピッチャーのコースをつく投球をしっかり見極めます。
ぎりぎりのコースをついてきますが、いきおいでストライクをとったりせず、きわどいながら主審もきっちり見てくれています。
なんとか、3ボール2ストライクのタイにもちこみ、そこから5,6球ファールで粘ります。
いつもなら腰砕けで空振りするところですが、今日は違いました。
くらいついていこうとする気迫が見えました。
この先制しなくてはいけない状況で回ってきた好機。
ここで1点とれれば、30%くらい勝機が傾く。
ましてホームランならば50%勝てる、(打てないと思うけど・・・)
そんなことをいっていたら、とどろく快音と鋭い打球。

牡丹さんの鍛えられている外野、左中間をまっぷたつに割りました。
ツーランホームラン!
歓喜、まさに歓喜。
ここぞという場面で、きっちり4番の仕事をしてくれました。
しびれました。
ダイヤモンドをまわる郁弥が、またいい顔をしている。
馬鹿騒ぎするタイプじゃないので、真剣に走っていますが、やったぞ!打ったぞ!という充実感にあふれています。
打撃に悩んだ時期もあったでしょう。でもそれがあったからこそ今がある。
いい過去も、悪い過去も全て今の糧にしていけばいいんです。
そういう麦のような精神的な強さも育てていって欲しいと思います。
監督もそう思っているはずです。

ベンチもお祭り騒ぎ。こういうのが面白いんです。
この連帯感。全員でやったぜと思えること。大好きです。

でもまだ試合は終わっていません。
できすぎです。できすぎだ。怖くてかえってタズナをしめなくちゃと自戒しました。
がしかし、裏にあっさり逆転されます。
簡単にツーアウトを取ったのにここから連続四球。
その後二死満塁3B2Sからファールで粘られて、右中間真っ二つ。
しっかりお返しをされた上に、逆転されました。

順風満帆の流れを、無風にして、逆風になった感じです。
あの連続四球はいただけなかった。初回を抑えていたら展開は違ったはずですが、タラレバはありません。
いいカタチの先制攻撃を活かせないチームの未熟さがもろに出ました。
ふんばりどころで踏ん張れない。
勝ち上がるにはこの分水嶺で勝たなくてはなりません。

負けは負けですが、次に繋がる負けだと思います。
いやーしかし、あの郁弥のホームランはかっこよかった。
あれぞ4番です。

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