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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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バレーは常に上を向くスポーツだ。

これもハイキュー。
2-2でフルセットにもちこんだ最終第5セット、お互いの意地と意地のぶつかり合いの中、絶対エースの全てをねじ伏せるスパイクで15-14で白鳥沢マッチポイント。
気力体力の限界をぶつけながらも相手に決められてしまう。
烏野に漂う重苦しい空気。
思わず、下を向いてしまうその瞬間に、烏野ベンチからのこの檄。
そして月島登場。
限界の中に再びともる闘志。

折れそうな心、折れた心。
それを引き戻す言葉。
そんな魔法の言葉はありません。
しかし、届こうが届くまいが、選手たちを奮い立たたせたい。
その思いの一身で叫びを発するのが指導者でしょう。
叫ばずにはいられない。

あの時もそうでした。
ソフトボールは、バレーとちがって常に上を向くスポーツではありません。
足が地に着いているか、確認するために下を向く時もある。
そして、どうしようもなく心がバッキバキに折れてどん底を見るときがあります。
折れた心をどう立て直すか?
ダムが決壊して、あふれ出す大水に立ち向かうのは馬鹿でしょう。
どうしようもないときもある。
しかし、その流れにあらがうバカがひとり、またひとり。
それが束になり、堤防になる。
そして逆流させるほどのうねりになる。

俺たちに失うものはない。
これ以上落ちることもない。
だったらやるしかねぇんだ。
おめぇらのチカラをみせてみろ。

天気も味方している。
必ずチャンスはくる。

あの円陣
からの全員の顔、そしてひとりひとりが打席に立つときの後姿。
一球一球のサインをみる真剣なまなざし。

私は忘れないでしょう。
ハイキューをみるたびに、あの時と重なります。
今年のチームもそういうぞくぞくするような試合ができたらいいなと思います。

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