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時に笑い、時に苦しみ、時に涙する。すべてはグランドへ。 ソフトボールを通して成長していく小学生とその保護者、スタッフの物語。
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メジャーと日本のプロ野球を比べた場合、個性的な投球フォーム、バッティングフォームをする選手がどちらが多いか一目瞭然です。
どちらがいいかというのは別な話になると私は思います。
身体的に劣る日本人にとって、いわゆる型にはまったフォームをめざすのは効率よく力を発揮するということで理にかなっている。
プロ野球や子供たちの試合でもいいフォームだなぁと思うときは、どこかに理想にフォームがあり、それが体現されている状態を「いいフォーム」だなぁと思うのです。

そこからの話。
まったくやったことのないこどもに何も教えないで投げたり、打ったりする。
それは子供たちの体が、脳が、その時の最高の状態でやろうとするフォームだと思うんです。
まったく見当違いなフォームであっても、その子を活かす動作があると思うんです。
最初からきれいな子もいれば、その逆もある。
ただ、長年の習慣、経験をつんでいるからこそ、それを活かる場合と、
それが弊害になって型にはめて活かせない場合もあると思うんです。
ここが難しいし、面白いところでもあるんですが。
そこから、もっとこうしたほうがいい、ここはこうしたほうがいいとアドバイス。
ここが上手く伝えられて、実践に昇華できる指導者が名伯楽といわれるんでしょうね。

その子が実践してみて、実際に効果を確認して、いいほうを選択していく。
その積み重ねがその子のフォームとなっていく。

誰がなんと言おうと最後にそれを選択するのはその子。
指導者に言われて直したとしても、それを選んだのはその子。
野茂英雄は、プロ野球入団時近鉄と契約する時にフォームを直さないという条件をつけたそうです。自分のフォームにいかに自信をもっていたかがわかります。
そのトルネードがメジャーをビビらせたのはご承知のとおり。

その子のよさをいかせる投げ方、とり方、打ち方、走り方。
指導書なんかはめじるしにはなっても絶対ではないと思います。
答えのでない方程式。
ただ、上手くいったときの子供たちの笑顔がひとつの答えでしょう。
次も上手くいくとは限りませんが・・・
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